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前回紹介したMatinMatka(マティン・マトカ:マッティ/マットの旅)シリーズ。「チルドレン・セット」として紹介されているシリーズであり、マグ、ボウル、プレートの3点が基本です。ライヤ・ウオシッキネンらしい、可愛らしいモチーフは以前からとても気に入っていたのですが、子ども用食器ということで、状態の良いものが少なかった上に、自宅での使用イメージがわきにくかったことから、何となく購入を見送っていました。今回、状態の良いマグが、お得な価格であったということで、購入に至ったわけですが、実は、Mat
大物を購入したり、円安だったり…というときに限って、出会いがちな掘り出し物。今回、Kosmosもありましたが、もうひとつ。MatinMatka(マティン・マトカ:マッティの旅)のマグカップです。子ども用の食器セットの一部で、他にプレートやボウルなどもあります。デコレーションを手掛けたのは、絵を見ればすぐわかる、ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)。おとぎ話のようなデコレーションを、ぐるっと回しながら見ていきましょう。まず、「マッティの旅」という名前だけに「マッ
Coboltiという大物を購入したので、今回は打ち止め…と思っていたのですが、Coboltiを購入したお店で、期間限定でテーブルウェアの30%OFFのセールをやっていたので、前々から気になっていた一品を購入してしまいました…。ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)のSinilintu(シニリントゥ)のモーニングカップです。Sinilintu(=青い鳥)の名前そのままのデコレーションです。存在感たっぷり、容量もたっぷり。コーヒーはもちろん、スープくらいがちょうど
ヴィンテージのエミリアを整理していたら、まだこのブログで紹介していなかったものがいろいろと出てきました。こちらもそのひとつ(ふたつ?)。種まきと市場で花を売る少女です。いずれもミニプレートと同じモチーフです。サイズ感からすると、ミニプレートよりも一回り大きめです。同じモチーフ同士で並べてみました。こうして並べてみると、モチーフ自体の大きさは同じくらいですね。ウオシッキネンのミニプレートはノベルティ的に作られた節がありますが、どの
アラビアのエミリアシリーズ復刻にあわせてヴィンテージ版の確認をしていたところ、このブログで取り上げていないアイテムがいくつか出てきました。全部紹介する必要もないのですが、蚤の市やアンティークショップを訪ねた際「これ持っていたっけ?」となることの多い私にとって、ブログは出先でのコレクション確認においてなくてはならないツールとなっています。そういった意味で、「これ持ってたっけ?」となる頻度がダントツNo.1のアイテムが、ライヤ・ウオシッキネンのミニプレート。第
復刻版エミリア第6弾は、~元ネタ持っていません編~。アイテムはピッチャーです。オリジナル(ヴィンテージ)に相当するアイテムがないこともあり、個人的には最も期待していました。元ネタは大きめサイズのカップ&ソーサ―。所持していないため比較写真をお見せできないのですが、モーニングカップ、ココアカップなどとして紹介されることの多い、XBモデルのカップ&ソーサーです。ピッチャーに描かれているのは、魚釣りをしている男性とお茶をしながら雑誌を読む女性の姿です。
エミリア復刻版第5弾は24cmプレート!エミリアらしい華やかさのある絵柄です。こちらの元ネタはTVセットのソーサー部分。24cmプレートの下部分に空白があるのは元ネタが四角形であるからこそ?絵柄がギュッと凝縮されているイメージのTVセットの場合と比較すると、24cmのプレートはゆったりした印象です。ちなみにTVセットはソーサーだけでなくカップも復刻版の絵柄に採用されています。0.4L(400ml)カップの絵柄です。そういった意味ではT
エミリア復刻勝手に応援シリーズ第4弾!大きめサイズが嬉しいカップ0.4L!縦長なデザインが多いカップにあって、幅のあるタイプ。コーヒーや紅茶など飲み物はもちろん、スープやヨーグルト、オートミールなど多用途で活躍してくれそうです。こちらの元ネタは、各種カップ群。コーヒーカップ&ソーサ―、ティーカップ&ソーサ―、TVセットのカップです。こちらはコーヒーカップ&ソーサ―。TVセット(台形タイプ)のカップTVセット(ラウンドタイプ)のカッ
復刻版エミリア第3弾はボウル。直径13cmサイズ。高さは6cm弱くらい。内側(というより底?)に絵柄があるので、食べ終わってみると…という、ささやかな楽しみを味わうことができます。こちらの元ネタは、蓋付のジャー。こちらのジャー、高さはほぼ同じくらい。直径は10.5cmと一回り小さめです。ジャーについての過去記事はこちらです。円形のフォルムを最大限活かしたデザイン。黒猫を膝にのせつつロッキングチェアに座り、紅茶を片手に、寛ぐ姿が描かれています。
復刻版エミリア、勝手に応援シリーズ。第2弾は、19cmプレート。8月の渡芬の際は、現地では欠品中。…ということで、こちらは日本で購入。(scopeさん)現地で買うよりお高めではありますが、日本のショップさんによる検品という名のクオリティ・コントロールが入っている、という安心感があります。細々と進めていこうと思っていた復刻版とオリジナルの比較も、scopeさんのサイトに掲載されたので「もういいかな…」とも思いましたが、個人的な整理として少しずつアップします
このところ復刻ラッシュのarabia。個人的には「真打登場!」といった感もあるライヤ・ウオシッキネンのEmiliaシリーズ。レア感の高いアイテムでいてほしかった気もしますが、極めて繊細なつくりとレア感とで、普段使いにするにはしのびなかったものを、ガンガン使える仕様で復刻してくださったことで、日々の生活の中に新たな彩りが加わりました。まだ、コンプリートはしていませんが、一つひとつのアイテムをご紹介。今日は、ミニプレート。折角なので、ヴィンテージのミニプレートも引
このところ人気ヴィンテージの復刻が続くiittala&Arabia。当初、エステリ・トムラの作品に焦点が当たっていましたが、このところライヤ・ウオシッキネン作品も復刻されています。心惹かれるアイテムも数多くありますが、食器があまりにも増えすぎたため、このところは静観していました。…が、そうもいっていられない事態が起こりました。何と!Emiliaの復刻です!Arabiaとしても、創業150周年の記念アイテムとして、かなり力が入っている様子です。夏にフィンランドを訪れた際に
昨日は、端午の節句ということで、柏餅を頂きました。器は、ArabiaのNyyrikki(ニューリッキ)。ニューリッキと書くべきか、ニュユリッキと書くべきか、いつも日本語表記に悩む一品です。デコレーションはライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)。手彩色で描かれた青と緑の模様のにじみがとても美しいアイテムは、新緑の季節になると出番が増えます。カップ&ソーサーは、リム部分が青。かつてプレートがすべて青というタイプも見たことがあるのですが、如何
朝ごはんは、ほぼ毎日パン。特に、食パンが好きということもあり、そのまま頂いたり、トーストしたりして頂いていますが、時には気分を変えたいときも。ということで、プルアパートブレッドをつくってみました。といっても、「つくった」などと言えるものではなく、格子状の切り込みを入れて、バターを塗り、軽く炒めたベーコンと、チーズ、プチトマト、イタリアンパセリを挟んでオーブンで焼いただけ…という代物です。ビジュアル的に可愛く仕上がるところがとっても嬉しいのですが、未だ、「ち
いつになく自宅ご飯の比率が高い日々が続いています。今日のごはんは、カンネッリ・マルキッジャーニと茄子とひき肉のアラビアータ。チーズとイタリアンパセリを添えてみました。お皿は、ArabiaのSotka(ソトゥカ)。カモ科の鳥の名前が冠されています。デコレータは、ライヤ・ウオシッキネン。サラダは、iittalaのTeemaのオリーブグリーンのシリアルボウルに。りんご酢ドリンクは、同じくiittalaのKartioのコバルトブルーのタンブラーに。カトラリーは、iitt
在宅時間が増えたことで、しばらく手付かずだったコレクションの整理が進みます。ブログに照らしながら、まだ取り上げていないものを探したところ、いくつか出てきました。こちらもその一つ。ライヤ・ウオシッキネンの母子(女性)がモチーフとなったコーヒーカップ&ソーサーです。絵柄を見てみると…ベンチに腰を掛け子どもをあやしている女性二人、ベビーカーに乗せた子どもをあやす母親(と思しき人)、二人の女の子(一人はぬいぐるみを抱えています)、母子と思しき3人
しばらくリビングボードの中をほったらかしにしていたら……うっすら、ホコリがなので手始めに、カップを順番に取り出して洗ってからお茶でも飲もうかなあって。(このやり方でぜんぶきれいになるのかは不明だけど)ティッティ(テュッティ・Tytti)のカップ&ソーサー。これもアラビアです。ハートのような模様は植物をモチーフにしたものだそう。カワイイ、カワイイ他にもイエローやブルーなどがあるようです。でもこのレッドが華
シリーズものが続いているので、少し毛色の違うシリーズものをもうひとつ。ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)のRitari(リタリ:騎士)シリーズののボウルです。なかなか見つからなかった最小サイズのボウルが、ようやく見つかりました!裏面には、同シリーズの他のアイテムと同様、アラビアのバックスタンプとともに、ライヤ・ウオシッキネンのサインが記されています。Ritariシリーズは、Arabiaのギフトラインとして発表されたもので、・ボウ
年に一度…など、ある程度規則性のある絵皿シリーズがある一方、そういう括りでは説明できないシリーズも…。同じフォルムに、白地に黒という基本的に統一されたフォーマット。シリーズのような、シリーズでないような、いつ頃、そして、全部で何種類あるのか、よくわからない。謎だらけのアイテムと言えば、こちら。ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)のミニプレート。ミニプレートといっても、クリスマス・カードプレートや四季プレートなどよりもさらに小さいサイズです。
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)の総括していない絵皿シリーズ第二弾(にして最終回)は、クリスマス・カード・シリーズ(瑞・Julkort)。サイズ的には、前回紹介した四季シリーズと同じサイズです。上段左からMotif1&2&3、下段左からMotif4&5。こちらは、シリーズとして最初に入手した1と5は、こちらの記事で既に紹介済です。おそらく、1979年1年しか製造されなかったシリーズです。(「ない」という証明は難しいので…「おそらく」
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)の絵皿シリーズの総括をしていて、各シリーズについて、総括していないものがあることに気づきました。というころで、総括漏れ(?)のシリーズを整理します。トップバッターは四季シリーズ。ミニプレートでありながら、ディテールまでこだわり、密度の濃い描写が印象的で、大好きなシリーズの一つです。ライヤ・ウオシッキネンの絵皿として、最初に購入したのも、このシリーズの夏(Kesä)でした。裏面の表記が、4言語表記(芬・瑞・
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)には、シリーズものの絵皿がたくさんあります。その中で、1年に1種、あるいは同時に複数種発売されたシリーズもの、という括りで、年代順に絵皿をまとめてみました。扱うシリーズは、1)TurunVerkatehdasOyクリスマス・イヤー・プレート:1958-1960年?2)KYMARNOOyクリスマス・イヤー・プレート:1962-1965年?3)地方シリーズ:不明(1964-1971年のバックスタンプ)4)ARABIA
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)モノを集める中で感じている難しさ&面白さは、全貌が良くわからないシリーズものが多い、ということです。(アイテム自体も多いのですが…)その点、Maakuntasarja(地方シリーズ)は、まだ想像ができるシリーズ、と言えるかもしれません。いわゆる伝統州(historiallisetmaakunnat)単位、ということで、全体像が分かるからです。ちなみに、Maakunta(マークンタ)は、現代の区分では1
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)の地方シリーズ(Maakuntasarja:マークンタ・サルヤ)の第6弾は、Savo(サヴォ)です。上段には、オラヴィ城(Oravinlinna)。サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバルの会場としても知られています。サイマー湖畔にたたずむ美しいお城です。中段は、木造のお家でしょうか。裏面には、フィンランド語表記(SAVO)と、スウェーデン語表記(SAVOLAX)が。Savoは、東部寄りの内陸部です。
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)の地方シリーズ(Maakuntasarja:マークンタ・サルヤ)の第5弾は、Pohjanmaa(ポフヤンマー)です。上段には、倉庫のような建物が並び、中段には邸宅のような家が描かれています。知識不足のため、どのような文化を基盤として、イメージが描かれているのかピンとこなかったので、ポフヤンマーの古い家を調べてみました。たしかに、ポフヤンマーにある古いマナーハウスが、ちょうどこの絵のような感じでした。(例え
ちょっと朝から偏頭痛…季節の変わり目はやっぱり痛むことが多いですねおさまってから、遅めの朝食にしました少し軽めにトーストとコーヒー、スープで。シラスとチーズをのせましたなんら凝ったところがない朝ごはんです。あまり数は持っていませんが、こういうプレートにカップがのっているタイプが好きなんですよね。スナックセット、TVセットと言われるものですね。これはアラビアの「コロナ」シリーズ。フォルムデザインはカイ・フランク。デコレーションデザインはライヤ・ウオシッキネンです。絵柄はハ
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)の地方シリーズ(Maakuntasarja:マークンタ・サルヤ)の第4弾は、Lappi(ラッピ)です。フィンランドでは珍しい山や、トナカイ、サーミの伝統的な衣装を身にまとった人々が描かれています。ついつい、可愛らしい赤ちゃんに目が向きます。裏面には、LAPPI(芬:ラッピ)とLAPPLAND(瑞)の表記。ラップランドのことです。伝統州/県としてのラッピは、フィンランド北部の地域です。イナリやキッティ
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)の地方シリーズ(Maakuntasarja:マークンタ・サルヤ)の第3弾は、Karjala(カルヤラ)です。『カレワラ』ともゆかりの深いこの地域らしく、カレワラの登場人物として出てきそうな人物が描かれていたり、(正確には、ウオシッキネンのカレワラ・プレートの登場人物のような人物)カンテレ、カレリア刺繍のようなモチーフ、木造建築など、この地域の伝統文化が、しっかりと描かれています。裏面にも、Karjala(カル
ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)の地方シリーズ(Maakuntasarja:マークンタ・サルヤ)の第2弾は、Häme(ハメ)(瑞:Tavastland)です。ハメ地域というと、「ハメの城(リンナ)」の名が冠されたハメーンリンナ、ユバスキュラ、ラハティなどを含む地域です。出典:Wikipedia描かれている風景のうち、左端の教会は、おそらく、ハメーンリンナ(Hämeenlinna)にあるヴァナヤ教会(Vanajankirkko:ヴ
シリーズものの多い、ライヤ・ウオシッキネン(RaijaUosikkinen)。そのひとつが、地方シリーズ(Maakuntasarja:マークンタ・サルヤ)です。日本語では「伝統州」や「伝統県」などと呼ばれることの多い「historiallisetmaakunnat」(ヒストリアライセット・マアクンナット)ごとに、その土地の風景や文化が描かれています。そのひとつが、自治領のオーランドです。船やお魚が描かれていることからも推測できるかもしれませんが、フィンランドと