ヨコハマBJブルース

ヨコハマBJブルース（1981）松田優作が、前回レビューしました『ロング・グッドバイ』に大いなる影響を受け、自ら企画し、これも松田優作たっての希望で監督に工藤栄一を迎え制作した1981年作品。ヨコハマのバーでブルースシンガーをしている、BJ（松田優作）のもう一つの顔は私立探偵。ある日、母親から失踪した息子の捜索を依頼されたBJは、その依頼を受け捜査を始める。ほどなく、息子の所在は判明したのだが、彼は犯罪グループの男娼として飼われている状態であり、また、彼の意向も考慮

人間てのは歳が関係ないなぁと私は思っています自分よりも歳が若いのに人間的に見習いたいというのもいるし歳上だけどもよろしくない人もいますねなので私は歳下だからといって人間をナメて掛からないようにしています子供だとしてもそれは相手が幼稚園児だとか子供相手でもそうです※借画像🙏店舗なんかで子供に一人で歩くなって言ってるだろがよ～！と怒鳴っている親御さんを見掛けたりしますこれ自分だったら絶対にできないなぁと思ってしまいます相手は人間ですから怒

雨ふる街をかさもささずに酔いにまかせてひとりたたずむふりむけば紅いルージュのお前が泣いている明日が見えない灰色の街なんだよ酒場でブルース聞いてみたけど何かが足りないさめて酔えない色あせた古い写真もときめきが続かない明日が見えない灰色の街なんだよいつもの店でいつものように壁にもたれてジンをあおればなつかしい顔がうかんで涙がとまらない明日が見えない灰色の街なんだよ昔むかし。私が物書きで禄を食んでいた頃原稿につまるとこの曲をエンドレスで繰り返し流

高校生になり、青春ドラマのような時間を、怏々として謳歌し、地歩を固めて受験に立ち向かい、毎日の充実を図り、そして生きてゆくんだろう同級生たちを遠い星に住む、自分とは違った種類の生物として認知し、不健全で不健康で、とっても歪んだ、そしてねじれ切った時間軸の渦の中で、静かに静かに溺れていた自分がいる。ある日、珍しく外に出た。４月の暖かい昼。歩道を歩いていて後ろから来たおじさんの自転車にぶつかられた。「真ん中、歩いてんじゃないよ！」そう罵倒された。ここは歩道だ。道路の真ん中を、力強く疾

シネマヴェーラ渋谷キャメラを抱いて走れ！撮影監督仙元誠三より製作：東映セントラルフィルム監督：工藤栄一脚本：丸山昇一原案：松田優作撮影：仙元誠三美術：山崎秀満音楽：クリエイション出演：松田優作辺見マリ蟹江敬三田中浩二山田辰夫山西道広鹿沼えり岡本麗財津一郎内田裕也１９８１年４月２５日公開元刑事で売れないブルースシンガーのBJ（松田優作）は、生活のために、私立探偵の仕事も兼ねています。彼は近藤かずえ（馬渕晴子）から家出した息子の明

「ヨコハマBJブルース」「ヨコハマBJブルース」予告編1981年4月25日公開。松田優作原案の異色作。売れない歌手兼私立探偵の松田優作がカッコいい。原案：松田優作：脚本：丸山昇一監督：工藤栄一主題歌・挿入歌：松田優作キャスト：BJ：松田優作椋民子：辺見マリ蟻鉄雄：蟹江敬三近藤明：田中浩二ヨシヲ：山田辰夫紅谷悟志：山西道広林ミドリ：鹿沼えり腰川-清水宏日向和美：岡本麗牛宅麻：財津一郎安永：安岡力也堀功：殿山泰司木下-友金

松田優作、公開当時32歳。40代半ばの貫禄というか、圧がある。なんで、こんなにこの若さで説得力があるんだろうか。前髪うっとうしそうだったけど、かっこいい。この映画、松田優作が持ち込んだ企画で、売れないブルース歌手の設定になっている。だから、松田優作のうたが、聴ける。これが、かっこいい。主題歌の「灰色の街」は、魂でうたっている感じがあって、かっこいいねんなぁ。ほんま、いい俳優やった。売れないブルース歌手が、副業で私立探偵的なことをし、うっかりヤクザの闇に首をつっこんでしまい、命を狙われ

２月２０日、ＤＶＤで。松田優作の自意識過剰感満載だけど、それでも格好いいと思ってしまうのは彼ならでは。タイトルに「ヨコハマ」と付いていて、実際、横浜の陰の名所（？）が出てくるのだけど、なんだか、そこではないどこかな雰囲気が漂う映像でした。いろんなとこからの影響（？オマージュ？パクリ？）もあるようですが、こういうハードボイルドさは、この監督、この役者じゃないとなかなか出てこないですよね。軽くない『探偵物語』（←ＴＶドラマの方）、といった感じで面白かった。

松田優作はアクション映画の白眉『蘇る金狼』（1979年）でアクションスターとしてのアイコンを完成させるが次作『野獣しすべし』（1980年）でそれを放棄するという大胆な生き様を見せている。無駄なものをそり落とした演技で以前のギラギラした野獣のような肉体美を駆使したアクションから距離を置き始めている。また音楽活動も俳優と並行して始めており、この作品では渋い大人のブルースを挿入歌として聴かせてくれている。ゲイの要素が入っているため、くせのある映像だが、工藤栄一監督も仙元誠三カメラマンも優

いい天気がただただ続く☀️最近は毎日玄米を主食にしています🍚だから体調がいいのかな。昨夜、松田優作主演「ヨコハマBJブルース」（‘81）を観ました。前回観たのはもう30年くらい前だと思う。懐かしいというか、ほとんど覚えていなくて初めて観る作品のようでした！ヨコハマBJブルース:作品情報-映画.comヨコハマBJブルースの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。生活のために私立探偵をやる元刑事で売れないブルース・シンガーの活躍を描く。脚本は「翔んだカップル」の丸山昇一

ヨコハマＢＪブルース1981年4月25日(土)公開あらすじ元刑事で売れないブルース・シンガーのＢＪは、生活のために、仕事の合い間に私立探偵をやっている。その日も家出少年、近藤明を捜して、横浜を支配するファミリーのボス牛のところに来ていた。明はＢＪに「もう捜さないでくれ」と伝えてくれと話す。翌日、ＢＪはかつての仲間、刑事の椋圭介とゴルフ場で会った。椋は部下の紅屋、ＢＪの前で、何者かに狙撃された。圭介の妻、民子はかつて、ＢＪの恋人で、紅屋は彼女をとられた腹いせに、誰かに狙らわせたのだろうとＢＪ

工藤栄一（くどう・えいいいち）映画監督・脚本家・俳優。昭和四年（1929年）七月十七日北海道生まれ。平成十二年（2000年）九月二十三日死去。映画『十三人の刺客』『十三人の刺客昭和三十八年十二月七日公開工藤栄一監督作品』（一）』http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-11664791307.html『十三人の刺客（二）侍の道」http://ameblo.jp/ameblojp-blog777/entry-11

今日はお彼岸でしたね。春休み。娘たちも卒業を迎え、無事就職も決まりましたわ。ホント、よかった。一人は地元鹿児島に、もう一人はそのまま東京で就職が決まり、無事卒業。私の周辺もまたまた変わりそうです。流浪に流浪を重ね生きてるような人生でござんす。。いいのか、わるいのか。。。（＾＾；それじゃあ、本日も行きましょう！松田優作フォーエバー！「ヨコハマBJブルース」！1981年公開。東映セントラル

昨日の土曜日に、やっとBLACKRAINを観た↑これ書いてから６年経って、やっと観た１９８９年に封切られた１ヶ月後に逝っちゃうんだよね享年４０歳でその流れで、途中まで見かけてた１９７９年の↓これも観た岩城滉一、めっちゃ若いしこの映画の後、『蘇る金狼』撮って公開終、直ぐに『探偵物語』（27話）松田優作、めっちゃ、働きもんですそれから、１９８１年の↓これも観てギター弾いてんのは竹田和夫！まるっとクリエーションかな？日本のブルースはべちゃっとしてて、好きく

『ヨコハマBJブルース』（よこはまビージェイブルース）は、1981年に公開された日本映画。松田優作自ら原案を手がけ、主演のみならず主題歌と挿入歌まで歌い、さらに松田たっての希望から『十三人の刺客』の工藤栄一監督がメガホンを取った、ハードボイルドアクション。東映セントラルフィルム製作で、松田優作主演の作品としては、『最も危険な遊戯』から数えて5作目である。悪い＾＾；松田優作、松田Ｃ作だな、こりゃ。ヨコハマＢＪブルース300円Amazon最も危険な遊戯300

【70点】1981年。監督：工藤栄一優作、カッコいい！……いや、少しカッコつけすぎ、かな。原案：松田優作、脚本：丸山昇一元刑事で売れないブルース・シンガーのBJ(松田優作)。生活のために、仕事の合い間に私立探偵をやっている……ストーリーは、知り合いの刑事の殺害に、港ヤクザがからんでの裏切り、少年の夢と挫折と死、そして刑事は生きていた……詰め込みすぎた、ありきたりな脚本です。松田優作の、キャラクターの魅力だけで成り立っている映画と言ってよいでしょう。優作の歌が、心に響き

今回、池袋新文芸坐で松田優作の作品を観ていて、それで思い出して聞いた。シンガー松田優作の追悼ベスト盤。『ブラザーズ・ソング』が『ヨコハマＢＪブルース』のイメージと上板東映での１０代の思い出があって一番好き。(/_;)

今日もなーんもテレビないなーって思ってカンテレかけてたの。時々『タカラモノ』と『歓喜の舞台』が流れるので何もない時はカンテレです(笑)そしたらさっいきなりのトシちゃんに可愛い～ってなってそのあとなんとなんと松田優作さま～えっなんでなんで突然の事でパニックですよ。しかも録画なんてしてないしゴールデンの番組で流してくれるなんて…しばらく放心涙出てくるし…あんな30歳いません違う意味で少年な34歳はいますが(笑)あんなカッコいい渋い30歳

大岡越前天一坊事件（四）昭和四十五年九月十四日放映加藤泰脚本作品工藤栄一（くどう・えいいいち）映画監督・脚本家。昭和四年七月十七日北海道生まれ。平成十二年九月二十三日死去。昭和四十五年九月十四・二十一日TBS系放送のテレビドラマ『大岡越前』「天一坊事件」「天一坊事件後篇」は永遠の傑作です。合掌

レッドホットガンボライブ・スケジュール2018年1月24日21時～江古田倶楽部1月30日20時15分～阿佐ヶ谷チェッカーボード昨日は池袋の名画座？でヨコハマBJブルース観ました。1981年の公開だそうです。封切り当時観たのかなぁ？ストーリーには覚えがなかったなぁ。でも、あのパクってきたトイレットペーパーを夜明けの街で散らかすシーンは覚えあるんだよなぁ。優作さんが音楽活動始めた頃の作品。映画の中でもクリエイション&エディ藩という豪華なメンツをバックに歌ってました。でもやっぱ80

いつまで続く松田優作祭り。昔見た記憶あるが、ほとんど忘れている。確かに後半のターミネーター的な展開には、驚いたが、そのほかは、あまり驚きもなく、そして松田優作がもがいて、無表情なキャラにしたのだろうが今一つ響かない。テレビの「探偵物語」でデビューした小池要之助監督を本編初監督作にするという優作らしい華向けなのだが、意見が対立して降板。そして松田優作監督に。勝新太郎の「警視K」「顔役」のようになってしまっているのは、偶然の一致か？台詞は、少なくなり、演技がしているとは思えない、聞き取れない。ポー

今月のWOWOW特集・・・日本映画コレクション：蘇える松田優作ってなお題なんです(￣▽￣)松田優作さん主演映画、全10作品。既に見たことがある作品や、まだ見てないから、これから放送される番組を楽しみにしてる作品など、いろいろありますが・・・1970年代後半〜80年までの映画ですので、時代背景や演出、出演者さんなどアレな部分もございます。けど松田優作さんって人の存在は、古くなりませんね。だいたい40歳から歳とってないんだからズルいし〜(T^T)我々世代のスーパーヒーローの一人

ＷＯＷＯＷで放送中の松田優作特集を追いかけている…先週は「蘇える金狼」「野獣死すべし」なんかも放送され、エアチェック（「蘇える金狼」は日本映画専門チャンネルの無料放送でも過去に録画した気が…）してあるんだけど、どちらも過去に何度か鑑賞経験があるので、とりあえず後回しに。作品の存在だけは知っていたが、今まで見る機会がなかった「ヨコハマBJブルース」という作品を先に鑑賞してしまうことに。優作が売れないブルース歌手兼探偵に扮したハードボイルドで、レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」を下敷き

本日2008年9月23日は、映画監督工藤栄一氏の九回忌の御命日に当たります。工藤氏は1929年生まれ。1952年、東映に入社され、1959年の監督昇進以降、数多くの時代劇を演出されました。1963年に演出された『十三人の刺客』は集団抗争時代劇の傑作でした。無慈悲で暴虐の限りを尽くす若殿の暗殺を命じられた武士とその仲間達の苦闘を描きます。主演片岡千恵蔵御大と好敵手を演じた内田良平氏の大詰めでの激突が、圧巻です。19