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来年公開作品を先行試写で一足お先にツイート転載家と一族の記憶/宿痾を映画/芸術で昇華。ヨアキム監督の選曲やっぱ好きだなあ。賞レースに強いしこれから公開され絶賛増えていきそうな作品ですが正直ノットフォーミーでした。ちなみに前作は大好きです
今日の北欧ニュースは、「ノルウェー」から!ノルウェーのヨアキム・トリアー監督作がグランプリを受賞!第78回カンヌ国際映画祭5月13日から24日まで、フランスのカンヌにて開催された第78回カンヌ国際映画祭。コンペティション部門に正式出品されていたノルウェーのヨアキム・トリアー監督の最新作『SentimentalValue』(2025年/ノルウェー・フランス・デンマーク・ドイツ合作)が、最高賞のパルム・ドールに次ぐグランプリを受賞した。主演は、『わたしは最悪。』(2021年)をはじめ、トリ
◆パルム・ドール★ItWasJustanAccident(ジャファル・パナヒ監督)◆グランプリ★SentimentalValue(ヨアキム・トリアー監督)◆監督賞★クレベール・メンドンサ・フィリオ『TheSecretAgent』◆男優賞★ワグネル・モウラ『TheSecretAgent』◆女優賞★ナディア・メリッティ『TheLittleSister』◆脚本賞★TheYoungMother'sHome(ジャン=ピエール・ダルデンヌ
ヨアキム・トリアー監督のオスロ3部作の第3作「わたしは最悪。」を見た。自由に感覚的に生きてきたユリア(レナーテ・レインスヴェ)は、アート漫画を描く年上のアクセル(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)と出会い、恋に落ちる。しかし、付き合っていくうちに、理論づくで考えてすべてを説明しようとする彼に違和感を覚えるようになる。パーティで出会ったアイヴィン(ヘルベルト・ノルドルム)と付き合う。アイヴィンとの安らかな日々が続くが、ある時些細なことで喧嘩になってしまう。そんなとき、自身の妊
監督/ヨアキム・トリアー原題/TheWorstPersonintheWorld2021年/128分ノルウェー・フランス・スウェーデン・デンマーク合作〈理想の未来〉と〈シビアな現実〉の間で揺れながらも自分に正直に人生を選択していくユリヤの恋と失敗と成長の物語STORY学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人ア
北欧映画というと必ずあがってくるタイトルなので……2022年、2時間10分(-2分)の長編ですね。30歳という節目を迎えたユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)は人生の方向性が定まらず、これまでさまざまな才能を無駄にしてきた。一方、年上の恋人アクセルはグラフィックノベル作家として成功し、最近しきりに身を固めたがっている。ある夜、招待されていないパーティーに紛れ込んだ彼女は、若く魅力的な青年アイヴィンと惹かれ合う。その後アクセルと別れ、新たな恋に踏みだしたユリヤは、その恋に人生の新たな展望を見
年間301目(5月34本目)2015年公開洋画43位全168本中通算邦画9,061本洋画7,269本合計16,330本2015年1月~2月に開催の<トーキョーノーザンライツフェスティバル2015>のみ上映。ヨーロッパ(で特に北欧)での陰気で内省的な映画で映画=エンターテイメントではない、「楽しくない」日常を淡々と描くので一般公開しなかったのは仕方ないタイプの映画。麻薬依存症で施設に入っていて自殺希望で、外出許可で友人たちにあうそうなるとルイ・マルの「鬼
有名な戦場カメラマンである母親が突然の交通事故によって命を落とす。残された父親と二人の息子はそれぞれの喪失感を抱え込んでしまい関係がぎくしゃくする。悲劇に見舞われた家族のあり方を時間軸を交錯させながら描いていく。「私は最悪。」で注目されているヨアキム・トリアー監督の2015年製作作品。AmazonPrimeにて配信中。紛争は国家や民族、宗教の違いで起きる惨状である。家族という最小の共同体における感情の衝突もまた紛争であり、互いの信頼を失ってしまう不自由が生活の破綻へと向かっていく。そこ
世界のホラー映画が元気!嬉しいね。「ミーガン」に「パール」、そして「イノセンツ」!ホラーというジャンルではなく、スリラーと言った方がいいかもしれないが、オススメの「イノセンツ」。じわじわと心理的にやられるヤツ。静けさが怖い!のだ。ノルウェー他北欧の合作映画。近年、北欧ホラーは俄然注目されてる。まずは、2008年スウェーデンの「ぼくのエリ~200歳の少女」の登場が大きかった。この映画の興行的成功と多くの評価により、北欧ホラーが注目を浴びた。最近だと、アリ・アスターの「ミッドサマ
ヨアキム・トリアー監督(フランス)「わたしは最悪。」軽快に生々しい本音を描写。これだけ地に足がついてるからなのか人間が不意に夢想するイメージまでも隔たりなく追体験させてくれる。主人公ユリヤの人生を並走した気分。後悔なく正直に生きなきゃね。
僕はネットも携帯もない時代に育った。僕の世界は多くが消えてしまった。例を出すと買い物が、そうだ。レコード店によく行ったよ。市電で中心街へ行き、古本のコミックを立ち読みする。今も貸しビデオ店が目に浮かぶよ。形のある“物”の文化の中で育ったからかもしれない。直接触れ合えたからこそ、そういうものに惹かれるのかも。そうやって過ごすことで今の僕ができた。
(C)2021OSLOPICTURES-MKPRODUCTIONS-FILMIVAST-SNOWGLOBE-B-Reel–ARTEFRANCECINEMA🎬🎬🎬(5段階評価)映画賞で話題になっていたり、ユニークなタイトルで惹きつけれた作品ですが、話は12章に別れており、それにそってテンポよく展開が切り取られている。作家として成功した彼と付き合う主人公の女性。だけど、そんな中、新たな男性に心惹かれていく。気持ちが揺れている時は相手の事が悪く見えてしま
レナーテ・レインスヴェ主演他。人生は選択―時々、運命。アート系に才能のきらめきを見せながら、決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)。そんな彼女に漫画家として成功した年上の恋人アクセル(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)は、妻や母といったポジションを勧めてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィン(ハーバート・ノードラム)に出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ人生の主役に躍り出ようとするのだが
公開当時、劇場で観るつもりだったのに、何だかんだで流れてしまったヨアキム・トリアー『わたしは最悪。』をやっとこさ。まだこなれていなくて、何だかこの作品について書くことが難しく…ちょこちょこ修正しに戻って来るかもです。映画『わたしは最悪。』公式サイト7月1日(金)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他全国順次ロードショーgaga.ne.jp私がヨアキムに対して勝手に暗い先入観を持っていたせいか、落ち着きのないコメディタ
今週はややこしい男女関係がテーマの映画紹介特集週間。二日目はノルウェー映画。「わたしは最悪。」ヨアキム・トリアー監督第94回アカデミー賞国際長編映画賞&脚本賞ノミネート作品。ヨキアム監督は2015年の(母の残像)以来です。さてどうでしょうか?主人公は30歳という節目を迎えた女性。未だに人生の方向性が定まらなく、過去にいくつもの才能を無駄にしてきました。同棲する年上の恋人はグラフィックノベル作家として成功し、しきりに身を固めたがっている状態
別に話だけを振り返ってみたら特別面白くはないのに、何故か最後まで魅了された一作ああ、またものすごい間があいてしまいました。が、今更のレビューをしていこうと思います。「わたしは最悪。」は「オスロ、8月31日」などのヨアキム・トリアー監督による恋愛映画。アカデミー賞の外国語映画賞と脚本賞にノミネートされた。レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ハーバート・ノードラムらが出演している。ストーリー:ユリヤは漫画家として成功しているアクセルを恋人に、日々大きな不満もな
監督:ヨアキム・トリアー出演:レナーテ・レインスヴェアンデルシュ・ダニエルセン・リー一人の女性の「圧倒的リアル」な日常を描き、一大ムーブメントを起こしたノルウェー映画。30歳になったユリヤはいまだ人生の方向性が定まらない。年上の恋人アクセルは作家として成功し、家族を築きたいと考えているが、ユリヤは母親になる覚悟ができずにいた。ある夜、潜り込んだパーティで若く魅力的なアイヴィンに出会い、新しい恋愛に身を委ねたユリヤは、そこに人生の新たな展望を見いだそうとする。カンヌ国際映画祭コンペティショ
2021年ノルウェーヨアキム・トリアー監督作品今のところ、今年一番のお薦めです「わたしは最悪」と思ったことが一度でもある人であればきっと素晴らしい映画体験になると思います人生はトライ・アンド・エラー。思ったようには行かないし、幸せな時間も辛い時間も永遠には続かない。自分も含めて、人の心は常に変化している。変化しない人間なんて、いない。だから、どんな選択をしても正解・不正解はなくて当たり前。そして一行目に戻るの繰り返し。そんなこと、頭ではわかっているし言葉にする
おかげさまで、ここのところ忙しくて、まったく映画館に行けてません。それに、かなり前に観た映画の感想もブログに書いてないという・・・。ビジネスなら「申し訳ありません」と謝罪するところですが、今は自分のためだけに書いてるようなものなので、まぁ良いかって感じです。富山県では既にどころか、かなり前に上映終了した2作品の感想をば。『君を想い、バスに乗る』(富山県内上映終了)公式サイト:https://kimibus-movie.jp/最愛の妻メアリーに先立たれた老人トム・ハーパーが
映画「わたしは最悪。」2021ヨアキム・トリアー監督(シアタスにて鑑賞)★★★★★そもそも医者を目指していたのに。頭も良く男性も選び放題の恵まれた環境ならではの迷い、選択がとても面白い。「もしかしたらこっちの方が向いてるかも」誰もが思い当たるだろうけど、決めた事をきちんと責任を持って完結させる事も大切。でも人生は一度きり。好きに生きることもひとつ。と、頭の中が堂々巡りになった。
本日の“2本立て”記事は、伏見ミリオン座で連続鑑賞した新作映画2本。会員更新の無料招待券と、10ポイント獲得の無料鑑賞を利用し、私はまったくの無料でこの両作品を鑑賞しました。いずれも魅力的な作品ですから、ぜひご覧になってください。1本目の映画『わたしは最悪。』は、『母の残像』『テルマ』などで注目されるデンマークのヨアキム・トリアー監督の新作。主演のレナーテ・レインスヴェが第74回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞しています。そして2本目の映画『リコリス・ピザ』は、ポール・トーマス・アンダーソン
今回は3本。現代、70年代、第二次世界大戦直後と、3つの時代の物語です。場所もさまざまですね。『わたしは最悪。』★★★★(現代)ラースの息子ヨアキム・トリアー監督作品。こじらせ女史の物語なので、やや鑑賞に躊躇しましたが、落としどころに納得の秀作。最悪なのは、自分の人生に覚悟をもって臨めないことなんだよね。全文はコチラ→biglobe「キネマのマ」『WANDA/ワンダ』★★★☆(70年代)バーバラ・ローデン監督・脚本・主演の1970年作品。今回が日本初公開。最後に主人公が死んだ
監督ヨアキム・トリアーおいおい、妻殺すなよ。笑買い物も出来ないの!?子供の使いだな全く。なかなかタコスが買えない。笑そんな、夢の中の事にまで責任持てないよ!チャットで言えば良いのに。「学校で乱射とかしないよな?」もう万引きを心配する時代じゃないのね。ね、なかなか才能あるよね!この場合、不倫相手の方が仕事を理解してくれてそう。吐かせるの好きだな、この監督。舞台はアメリカだけど、完全にフランス映画でした。笑【公式/正規品】【映画ポスター】わたしは最悪。グッズ
映画「わたしは最悪。」2022(令和4)年7月1日公開★★★★★(ノルウェー語;字幕翻訳吉川美奈子)(序章)成績優秀なユリヤは、医大に進んだものの、自分が興味あるのはこれじゃない・・・と授業中も集中できずにいました。「医大の実習は切り刻むばかりで、こんな大工仕事がやりたかったんじゃない」「私が興味あるのは人間の肉体じゃなくて魂なのよ!」そして、あっさり心理学に転向してやり直し。でも、ここもやっぱりつめこみ教育で、またうんざり。「これじゃない!」「私は『視
監督ヨアキム・トリアー何で親に知られたくないの?むしろ聞かないとダメでしょ。「僅かな知識で偉ぶるな」正論だけど、そんな言い方しなくても。💦若い時は皆そんなものでしょ。「こいつバカだな・・・」の顔。笑パパごめん、これは見下しても良いよね?あと二つくらい言えない事してるけど・・・。「人は皆飲み過ぎる」ぎくっ!検査のシーン、チカチカするからあんまり観られなかった。ポケモンショック思い出した。引き寄せの法則の末路みたいな。そもそものストレスは何だったんだろう?○がうるさか
わたしは最悪。『テルマ』などのヨアキム・トリアー監督がメガホンを取り、第94回アカデミー賞の脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされたラブストーリーです。30歳を迎え恋愛、キャリア共に思い通りにいかない女性が、現実にもがきながら自分を見つめ直す。ヒロインをトリアー監督作『オスロ、8月31日』などのレナーテ・レインスヴェが演じ、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を獲得した。ノルウェーを舞台とした作品です。北欧って、洗練されたイメージですが,映
7月にはいって10日ほど経ちました。恒例の本記事のアップも遅れ気味ですが・・・さて、『リコリス・ピザ』は、70年代を舞台にしたポール・トーマス・アンダーソン監督最新作。青春映画。わたしの青春時代も70~80年代なので、ある種のなつかしさを観る前から感じています。『わたしは最悪。』は、ラースの息子ヨアキム・トリアー監督作品。こじらせ系女史の物語っぽいのだけれど、どうなのかしらん?こじらせ系映画は、苦手なんです。『マルケータ・ラザロヴァー』は、66年製作のチェコ映画史上最高傑作と
あらすじ学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。感想「テルマ」のヨアキム・トリアー監督の最新
主人公ユリヤが最終的に選んだ道は…という結末に向けて、彼女があっちに行ったりこっちに行ったりジタバタするお話。よかったです。ユリヤを演じたレナーテ・レインスヴェ(名前が覚えられない^^;)がカンヌで女優賞を受賞しています。最初に、いくら自分探しの過程とはいえ、医学や心理学の道をあっさり捨ててしまう姿にナンダコノヒト?的な感想を持ってしまった私ですが、よく考えたら、彼女は自由に行動しているようでいて、それほどぶっ飛んでいるわけでもなく、モラトリアムしていたい気持ちもなんかちょっ