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6年生のクラスでの読み聞かせでした。まもなく卒業する子どもたちです。選んだ絵本は「ぼくは川のように話す」ぼくは川のように話す[ジョーダン・スコット]楽天市場1,760円最初に表紙を見たとき、その美しさにドキッとした。水しぶきの上がる川の中の少年が背中に光を受けている。どんなドラマなのだろう。興味津々に開きました。読み進めて泣きそうになった。少年は吃音に苦しんでいる。思いはあふれるのに言葉はつっか
絵本に限らず本は膨大な数が出版されています。海のようだ好きな作家や好きな傾向、何となく手にするものなどチョイスの仕方は様々です。私は絵本セラピストになりたての頃、絵本に囲まれることが嬉しくて本屋に立ち寄っては新しいものを購入していました。1,000円前後のものが多い。しかし、何冊もとなると結構な値段になるのです。仲間内ではこの現象を絵本貧乏と称していましたそこで、ブックオフやアマゾン、フリマなどで購入することも覚え、新古合わせて持つようになり
大人のみなさんへの絵本講座でした。講座では毎回5冊の絵本を用意します。最初の1冊はアイスブレーキングになるものを読みます。今日のワクワク1冊目はコチラ。「みたいみたいみてみたい」いしばしひろやす作皆さんがニンマリしている様子が楽しい普通ではあり得ないことも、絵本だったら自由にのびのびと想像できるんです金魚鉢で泳ぐクジラとかプリンみたいな富士山とかネ読み終えてもゲラゲラ笑い合いましたそこで質問!見た
自分の短所はいっぱい見つかるのに長所となればさっぱりわからない。学生たちに授業の中で問いかけると決まってそんな答えが返ってきます。きっと彼らには心にブレーキがかかっていて、長所と言っても人は認めてくれないのではないか。自分は大した人間じゃないし。これって長所なのかな。そもそも自分に自信がない・・・それこそ短所だ・・と臆病になっている気配を感じます。自分を認めることが苦手な若者が多いような気がします。自分という個性を見つめな
日本中が寒波に見舞われ、いたるところでトラブルも発生しているようです。昨日、夫は職場から帰る道路が混んでいて通常より5倍の時間をかけて帰宅しました。職場が近くて良かったけれど雪の凍結でスリップしていないかと心配しました。無事に帰宅できてホッ皆様のところは大丈夫でしょうか?お大事にお過ごしください。知り合いから一足早く早春の画像が届きました。寒いのは春の準備をしてるからでしょうね。水仙の清潔感に春を先取りした気持ちになりました。
小学校の読み聞かせチームのママ友から勧められた絵本です。へぇ、そんな絵本があるのね。と軽く答えながら何となく気になり購入しました。「ヤクーバとライオンⅠ勇気」ティエリー・テデュー作柳田邦男訳インパクトの強い表紙ですね。アフリカの奥地。少年たちは成長の証としてたくましい勇気があることを示さなければならない。いわゆる通過儀礼ということでしょう。勇気のある者は村人に認められ大事な仕事を与えられる。勇気のない者はいくじなしとして
大相撲初場所!ご覧になってますか?私は若隆景と貴景勝を応援しています。時間があれば食いついています(笑)若隆景はイケメンだし、あの肩の筋肉に見とれてしまいます。貴景勝のガッツには応援に力が入っちゃう。千秋楽に向けて白熱してますね!さて、先日の絵本講座で読んだ「はっきよい畑場所」かがくいひろし作には大笑いでした。野菜たちがお相撲取るのがなんとも可愛くて面白い土俵にあがる時の呼び出しは節をつけて読みました。ひ
ご紹介するのはこちらの絵本、「王さまと王さま」女王様から結婚を急かされた王子様はたくさんのお姫様と会うけれど何故かしっくりきません。胸ときめく人に出会ったのは!!なんと~~王さまと王さま[リンダ・ハーン/スターン・ナイランド]絵本講座で読んだ本でとても印象深いお話です。その時のテーマは「価値観の違い」でした。オランダで生まれすでに9言語で出版されています。LGBTQへの理解は説明が難しい部分もありますが
今日は愛媛県ユニセフ協会さん主催の「心を育む絵本セラピー」でした。しっかり準備して臨みましたよ。初めてお会いする方、いつも講座に来てくれる人もいてとっても賑やかでした。テーマは「新しい年一歩前へ」用意した絵本は5冊です。①しあわせなら手をたたこう②やさいさん③わたしはあかねこ④カクレンボジャクソン⑤わたしのとくべつな場所読み聞かせだけではなく、絵本を読み終えて簡単な質問ワークをします。自分の感想だけではなく人の感じ方を伺うのも面
先日、バレエの発表会を観覧してとても感動しました。バレエダンサーにとって踊ることは自己表現であり自己肯定の最たるものかもしれない。その時の投稿はコチラです。ご紹介するのは豊福まきこ作「おどりたいの」BL出版おどりたいの[豊福まきこ]楽天市場1,540円ちいさなうさぎがバレエのレッスンをのぞいています。優しく迎えられレッスンに参加します。小さな手足を伸ばす様子が微笑ましい。美しいバレエを踊ることに憧れるうさぎたち。満月
愛のカタチは様々ありますよね。穏やかで美しい愛もあれば、身を引き裂かれるような激しい愛もあるわけで。恋愛もあれば家族や友人、世界へ向ける愛もある。ご紹介するのは甲斐みのり作「ふたり」福田利之絵ミルブックスふたり[甲斐みのり]出会いの奇跡を経て、なんでもない毎日を積み重ねてあたり前のような奇跡そう。私たちの日々は愛という奇跡に包まれている。この本は美しい画と詩で綴られています。絵本から受け取るメ
今年最初の大人のための絵本講座、とても温かなムードでしたよ。先の投稿の続きです。4冊目に読んだのはコチラ↓④シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる(絵本・こどものひろば)[おくはらゆめ]タイトルからしてぞわぞわする。表紙の色も暗い。うふ♪いたずら心で声のトーンを落として読む受講生たちが絵本に集中してるのがわかる。シルクハット族が夜中にやってきてすることは・・・なんだかほっこりささやかな見守りなのね。読後、話は横道に進んで、夜中の1時
先日の愛媛新聞社カルチャーでの絵本講座では新しいメンバーもご参加くださいました。さらに賑やかになりそうです。新しい方は何と!以前別の会場での絵本講座を受けてくださっていた方でした。すっかり忘れていて失礼しました七夕を控えていたこともありテーマは「夜・星」にしました。たくさんの絵本の中からプログラムを作るのは楽しいし面白い発見もあります。最後に読んだ「くじらの歌ごえ」をご紹介します。初めてこの本を図書館で手に取った時、内容