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24/25シーズンプログラムチェックの続きです。まずバンベルク響。首席のフルシャは私のイチオシの1人で、将来を非常に期待しています。9月にファウストをソリストに迎えてドボコンと運命。続いてハーンとガベッタによるブラームスのドッペルコンチェルト。11月はトリフォノフをソリストに迎えてドボコンとベト4。12月には名誉指揮者のブロムシュテットが登場してベト2にブラ4です。キャンセルのリスクがありますが、これは聴いてみたいです。年明けはチョ・ソンジンによる皇帝にマルティヌーの4番。2月にはエッシェンバ
シカゴ交響楽団の次期音楽監督にクラウス・マケラが選出されたそうです。任期は2027年から5年間。彼は現在、オスロフィルとパリ管の音楽監督を務めていますが、2027年まではこの2つのオケに専念して、それからシカゴとコンセルトヘボウ管の首席指揮者に就任するそうです。マケラはこれまで実演で4回聴いています。実演の前に映像でフランクフルト放送響を振ったショスタコの7番、オスロフィルを振ったブラームスの4番などを観ていましたが、今一つなぜこの若者が注目されているのかよくわかりませんでした。実演の最初はB
(昨夏の旅行記の続き)素晴らしかったモーツァルト・マチネ!そして、この日はザルツブルク音楽祭名物のトリプルヘッダー。ヤクブ・フルシャ/グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のマーラー9番のコンサートを聴きに行きました!SALZBURGERFESTSPIELEGustavMahlerJugendorchester・Hrusa(Felsenreitschule)GustavMahlerJugendorchesterConductor:JakubHrůšaGU
昨夜はここ3年くらいで私の中で評価急上昇中のフルシャを追いかけて?バンベルクまで遠征してきました。フルシャは2016年からここバンベルク響の首席指揮者を務めています。昨シーズンはミュンヘンでこのコンビでブル9を聴きました。今回のプログラムは前半にエロイカ、メインに英雄の生涯という贅沢なプログラム。来日公演みたいですね。まず前半のエロイカ。12型の対抗配置でした。一楽章のテンポは意外と平均的あるいは若干遅いくらい。終楽章は逆に若干速いという解釈でした。今流行りの?HIPとは距離をとった正攻法の演
ルツェルン音楽祭2023ヤクブ・フルシャ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を、KKLルツェルン・コンサートホールにて(9月6日)。ヤナーチェク:「利口な女狐の物語」組曲(サー・チャールズ・マッケラスがヴァーツラフ・ターリヒによる組曲に基づいて編集)スメタナ:モルダウラフマニノフ:交響的舞曲(アンコール)J・シュトラウスのポルカ前日に続いてウィーン・フィル。前日のプログラムは来日公演になっても不思議でないくらいの名曲プロだったのに対して、この日は来日公演プログラム
ルツェルン音楽祭2023ヤクブ・フルシャ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を、KKLルツェルン・コンサートホールにて(9月5日)。ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83(ピアノ:イゴール・レヴィット)(ソリスト・アンコール)ブラームス:3つの間奏曲Op.117〜第1番変ホ長調ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88(アンコール)ポルカ今や飛ぶ鳥を落とす勢いのチェコ出身の指揮者ヤクブ・フルシャ、現在42歳である。2010年〜2017年、都響首席
昨日街の中心部に出かけた際に久しぶりにCDショップに立ち寄ってみました。ここミュンヘン、いやドイツではCDショップは壊滅的で、辛うじて大都市に数軒残っている程度です。TowerやHMVやVirginといったチェーン店は無く、家電量販店に申し訳程度にDVDやブルーレイの一角にCDが置いてあるという状況です。この点日本はCDが売れなくなったとはいえまだまだ豊富に店舗がありますし、中古マーケットも活発ですよね。一時帰国する度にあちこち回って買い漁るのが楽しみです。かくいう私もほとんどはダウンロードで
2月19日、少しの頭痛を感じながらN響の公演に行ってきました。指揮:ヤクブ・フルシャピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ管弦楽:NHK交響楽団ドヴォルザーク:序曲「フス教徒」作品67シマノフスキ:交響曲第4番作品60「協奏交響曲」ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98ソリストアンコールバッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825より第4曲サラバンド指揮のフルシャさんは初めてですが、指
今日は、NHK交響楽団定期演奏会(愛知県芸術劇場シリーズ)、テレビで拝見しているN響を生で聴く年に1度のチャンスです。指揮:ヤクブ・フルシャピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ管弦楽:NHK交響楽団ドヴォルザーク:序曲「フス教徒」作品67シマノフスキ:交響曲第4番作品60「協奏交響曲」ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98指揮のヤクブ・フルシャは指揮棒を使わず、両手の平を広げ、オケに語り掛ける、体で伝えるような指揮をされる方でした。チェコ出身の方で、チ
昨夜はサントリーで、フルシャN響のBプロを聴きました。コンマスは白井さん。曲目はドヴォ《フス教徒》、シマ4《協奏交》(w/アンデルシェフスキ)、ブラ4。滅茶楽しかった!(前半)ドヴォ《フス教徒》は、チェコ民族精神を高らかに謳う曲。言ってみれば、チェコ版《フィンランディア》。異端者フスとフス派は一度歴史から忘れられ、その後の民族自立運動の中でシンボルとして復活。かつての異端者が民族の英雄になるという、歴史の巡り合わせ。それはともかく、昨夜の演奏は共
今夜はサントリーで、N響Bプロ2日目を聴く予定です。フルシャ指揮で、ドヴォ《フス教徒》、シマ4《協奏交響曲》、ブラ4。ドヴォの曲名にある、「フス教徒」(英語ではHussite)。宗教改革の先駆者(ルターより100年早い)で火刑に処せられた、ヤン・フスの支持者のこと。「フス派」と呼ぶのが普通で、「フス教徒」という呼び方には違和感。ルター派とは言っても、ルター教徒とは言わないのと同じ。フス派の教徒を略したものと考えることにします。さて、ドヴォ《フス教徒》の音
久しぶりのN響。サントリーホールのS席の年齢層の高さにビックリ。NHKホールだったらフロア名に反して階段が延々と続く3階席、東京文化だったら階段でしか登れない5階席、芸劇だったら途中から階段になる3階席と、日ごろ体力を要する席での鑑賞が多いのでおのずと客層が違います。そして、男性トイレが大行列。まさかオルガンの裏までぐるりと並ぶのに驚きました。プログラムはドヴォルザークでスタート。一曲目にもかかわらず華やかなクライマックス。いきなりアクセル全開の直後は打って変わってクリアな響きに引き込
NHK交響楽団第1979回定期公演Bプログラム1日目を、サントリーホールにて。指揮:ヤクブ・フルシャピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ*ドヴォルザーク/序曲「フス教徒」作品67シマノフスキ/交響曲第4番作品60「協奏交響曲」*(アンコール)シマノフスキ:20のマズルカ 作品50 第3曲ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98バンベルク交響楽団首席指揮者にして、2025/2026シーズンから英国ロイヤル・オペラの音楽監督に就任する俊英ヤクブ・フルシャ、20
2月5日(水)、N響第1979回定期公演(2月Bプロ定期初日)を聴きにサントリーホールへ。指揮は、先日のCプロ定期に続いてヤクブ・フルシャ。『N響第1978回定期公演』2月10日(金)、雪から雨に変わった中を、tenki.jp@tenkijp【東京23区「大雪警報」解除都心の雪はこのあと雨やみぞれへ路面状況悪化注意】…ameblo.jpNHK交響楽団NHKSymphonyOrchestra,Tokyo@NHKSO_Tokyo【N響2023年2月定期公演プログラムについて
今週はレアな曲目を聴ける、大変楽しみな週。特に、フローラン・シュミットとシマノフスキが書いた2つの協奏交。どちらも「協奏交響曲」というレアなジャンルの作品。シュミットの協奏交を演奏するのは、阪田さんとトルトゥリエ都響。正式な曲名は、管弦楽とピアノのための協奏交響曲。生で聴ける機会は本当に貴重。これが如何に貴重な機会かは、阪田さんが語ってくれてます。また、阪田さんはシマノフスキの協奏交についても言及しています。阪田さんによれば、シマの協奏交はPfが
2023年2月11日N響定期公演NHKホール(Cプログラム)指揮;ヤクブ・フルシャバーンスタイン/『ウェスト・サイド・ストーリー』からシンフォニック・ダンスラフマニノフ/交響的舞曲作品45プレコンサートでチャイコフスキーの弦楽六重奏曲ニ短調作品70『フィレンツェの思い出』第一楽章の演奏があった。写真上中央がその演奏終了後のようす。写真右下の6人の方たちが演奏したメンバーである。なんかアンコールの先取りみたいな感じでしたね。お目当ては指揮のヤクブ・フルシャ。
2月10日(金)、雪から雨に変わった中を、tenki.jp@tenkijp【東京23区「大雪警報」解除都心の雪はこのあと雨やみぞれへ路面状況悪化注意】https://t.co/YrCKmgYWqn今日10日(金)14時前に、東京23区に発表されていた「大雪警報」が解除されまし..2023年02月10日14:11N響第1978回定期公演(2月Cプロ定期初日)を聴きにNHKホールへ。NHK交響楽団NHKSymphonyOrchestra,Tokyo@NHKSO_Tokyo
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは25歳という若さでこの世を去った今再評価されている作曲家の1人であるハンス・ロットの交響曲第1番を取り上げていきます。マーラーの交響曲を聴くのであればハンス・ロットの交響曲第1番は必ずと言っても良いくらいに聴くであろう作品の一つで、近年録音が盛んに行われている曲です。そんな今回はヤクブ・フルシャとバンベルク交響楽団による演奏で、カップリングにはハンス・ロットとの関係性が高いマーラーの「花の章」、ブルックナーの「交響的前奏曲」をみていきます。「ヤクブ・
今夜は同じバイエルン州のバンベルク響の公演でした。プログラムは前半にメンデルスゾーンのVnコンチェルト、メインはブルックナーの交響曲第9番でした。指揮は首席のフルシャです。メンコンのソリストはGomyo。どこの国の人?と思ったら日系でした。五明さんらしい。出だしの音程が危なっかしかったですが徐々にのってきて安定しました。ちょっと線が細いですが。目当てのメインはフルシャとブルックナーがイマイチ結び付かなかったので興味津々でしたが、よくまとまっててとても良かったです。ブル9はヴァントの伝
午後にロッシーニ/セビリアの理髪師を楽しんだ後、夜には今回の夏の旅行の中で、最も楽しみにしていたオペラを観に行きました。ヤナーチェクのオペラ、カーチャ・カバノヴァーです!SalzburgerFestspieleLeošJanáčekKáťaKabanová(Felsenreitschule)Conductor:JakubHrůšaDirector:BarrieKoskySets:RufusDidwiszusCostumes:VictoriaBeh
来週4/22のシティ定期は、高関さん指揮でブル4《ロマンティック》。今回使用するスコアは、コーストヴェット版第2稿(1878/80)。高関さんによれば、「コーストヴェットは第4交響曲の全ての稿を出版することになっていて、第3稿(1888)は既に出版され、今回第2稿(1878/80)が新しく出版された。いずれ第1稿(1874)も出版されて3つ全部揃う予定」とのこと。ただ、コーストヴェット版第1稿も昨年出版された筈。フルシャバンベルク響がブル4をコーストヴェット版の3つ
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの来日公演予定の記事を先日書いて思い出したのだが(その記事はこちら)、彼の新しい演奏動画が少し前にアップされたのだった。動画はこちら(アカウント作成しログインすれば無料で全曲視聴可)。→https://www.medici.tv/en/concerts/jakub-hrusa-conducts-mahler-symphony-9/2022年1月16日フィラルモニ・ド・パリ(フランス)
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの来日公演予定について、2021年のものを下記リブログ元の記事に書いていたが(結局中止になってしまったが)、今回は2023年のものについて書きたい。彼の演奏会予定は以下の通り。1.2023年2月10日(金)開演19:302023年2月11日(土祝)開演14:00NHKホール(東京)NHK交響楽団バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」からシンフォニック・ダ
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの新譜が発売された。曲目は、ブルックナーの交響曲第4番である(NML/AppleMusic/CD)。詳細は以下の通り。フルシャ&バンベルク響、ブルックナー『ロマンティック』を3つの版で録音!ブルックナーの交響曲にはいくつかの「稿」が存在することはよく知られています。ここに収録されている第4番『ロマンティック』もそうした作品のひとつです。今回、ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団は長
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの来日公演予定について、2019年のものを下記リブログ元の記事に書いていたが、今回は2021年夏のものについて書きたい。なお、彼は下記リブログ元の記事の公演の後、2020年12月に都響を振ってドヴォルザークの交響詩集やチャイコフスキーの「悲愴」を演奏する予定であったが、コロナ禍のため来日できなかった。彼の演奏会予定は以下の通り。1.2021年6月20日(日)開演14:00愛知県芸術劇
今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの新しい演奏動画がアップされた。動画はこちら。2020年10月16日ヨーゼフ・カイルベルト・ザール(バンベルク)ヤクブ・フルシャ(指揮)、バンベルク交響楽団R.シュトラウス:アルプス交響曲op.64R.シュトラウスのアルプス交響曲で私の好きな録音は●フルシャ指揮都響2013年6月26日東京ライヴ盤(NML/AppleMusic/CD)あたりである。
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの新譜が本年3月に発売予定となっている。曲目は、マーラーの交響曲第4番である(NML/AppleMusic/CD)。発売前だが、NMLおよびAppleMusicではもうすでに聴けるため、さっそく聴いてみた。詳細は以下の通り。2020年7月録音フルシャ&バンベルク響によるマーラー第4番。コロナ禍に美しく響く『天上の生活』2020年1月、ヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団がマ
今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。「一人レコード・アカデミー賞」のシリーズである(その記事はこちら)。本家のレコード・アカデミー賞(こちらのページを参照)とはまた別に、自分一人で勝手に2020年発売の名盤を選んでみようと思う。一部門につき5つの名盤を挙げ、そこからさらに一つ選びたい。今回は声楽曲部門。順序は、発売日の早い順である。ドヴォルザーク:レクィエム、テ・デウム、聖書の歌ヤクブ・フルシャ、イエジ・ビエロフラーヴェク、チェコ・フィル、プラハ・
今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの新しい演奏動画がアップされた。チェコのホラジヂョヴィツェという町で行われている、シェフチーク・アカデミー(あるいはセヴシック・アカデミー)という音楽教育プログラム&音楽祭は、本年2020年で第2回を数えるそうなのだが、そこでの子供たちによる合奏に、なんとフルシャがゲストコンダクターとして呼ばれたようなのだ。演奏動画はこちら。動画には詳しい情報が付記されていないが、以下の演奏会である可能性が考えられる。
今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。好きな指揮者、ヤクブ・フルシャの新しい演奏音源がアップされた。演奏音源はこちら。スメタナ:連作交響詩「わが祖国」00:24-第1曲高い城00:32-第2曲モルダウ16:07-第3曲シャールカ28:21-第4曲ボヘミアの森と草原から38:20-第5曲ターボル51:16-第6曲ブラニーク1:04:26-フェスタサマーミューザKAWASAKI20172017年7月26日(水)ミューザ川崎シンフォ