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群馬県桐生市・吾妻山とその周辺で、これまでに撮影した写真を掲載します。吾妻山山頂までは桐生駅から徒歩で行けます。吾妻山の山腹は人工林が多く、フモトミズナラ林は山麓と山頂南側に多いです。フモトミズナラは、桐生市内では足尾山地(特に吾妻山山系に多い)と八王子丘陵に分布し、生育標高は150~500mほどのようです(※①②)。鳴神山は標高980mなので、ミズナラ林になっていると思います。【水道山公園】樹高15mほどのフモトミズナラの大木(2022年4月23日撮影)。ある程度土壌が肥沃な場所
和名:フモトミズナラ(麓水楢)別名:モンゴリナラ(旧称・仮称)、ミズナラ類似植物(仮称)学名:Quercusmongolicavar.mongolicoides分布:本州(栃木・群馬・長野・岐阜・愛知・三重県)。日本固有種。樹高:10~15m直径:40cm落葉高木陽樹東海地方と北関東に隔離分布し、丘陵や低山の二次林に自生する。砂礫層地帯の痩せ地や花崗岩地帯の尾根部に多く、コナラやアカマツと混生する。場所によっては優占種になる。ミズナラに似ているが、ミズナラが山地帯(冷温
和名:ミズナラ(水楢)別名:オオナラ学名:Quercuscrispula分布:北海道・本州・四国・九州(壱岐を含む。鹿児島県高隈山が南限)。南樺太、南千島、朝鮮、中国東北部。樹高:15~30m直径:150cm落葉高木陽樹冷温帯の落葉広葉樹林の代表種で、山地から亜高山にかけて生える。ブナと混生することが多く、二次林では優占種になる。関東では標高約600m以上に生育するが、北の地域ほど生育標高は低くなる。渡島半島以北の北海道の低地から低山では、トドマツなどの針葉樹と混生すること
群馬県富岡市の神成山(富岡アルプス)のフモトミズナラを見に行きました。ここもフモトミズナラの観察で何度も訪ねている山です。神農原駅~南蛇井駅を結ぶコースで、3時間20分以上あれば十分に観察できると思います。今回は神農原駅から南蛇井駅へ歩きました。見晴台姫天狗からの眺め。フモトミズナラ・コナラ・アカマツ・リョウブ・ツツジ類などが混生しています。岩盤が剥き出しになっており、土壌は浅いです。足尾山地や東海の自生地よりも林の構成種が少ないです。神成山のフモトミズナラは、樹皮がミズナラに似ています(2
栃木県足利市の行道山に行きました。事前に地形図を見た限りでは針葉樹林の記号が多かったため、あまり期待していなかったのですが、実際に行ってみると天然林が多く、フモトミズナラが多数見られたため、記事を書くことにします。足利市駅または足利駅からバスに乗り、行道山で下車。行道山浄因寺を過ぎるとフモトミズナラが優占する天然林になります。北関東で時々見られる葉の切れ込みが深い個体。ハゴロモガシワ(カシワの園芸品種)のような個体も時々あります。行道山北の林。フモトミズナラが優占し、コナラ・アカマツ・
大沼湖畔の森に囲まれたカッパはんの家には、さまざまな樹木があります。その一つがこれ、ミズナラです。森林の貯水槽、とも呼ばれているミズナラさん。少なくとも5年以上前には倒れたであろう幹を、チェーンソーで切ってみると、いまだにみずみずしい事に驚きます。そんなミズナラはどんぐりをいっぱい落とします。これがどんぐり。実はこの四年間ずっと違和感しかないんです。もう少しアップで見ても、このイボイボだらけの帽子。ずんぐりむっくりな本体。こんなのミズナラじゃなくない?実は毎年手にとって眺め、いろいろ調べて
今年も北関東のフモトミズナラを訪ねました。【8/28群馬県富岡市神成山】神成山はフモトミズナラ林が広域に広がります。どんぐりはチョッキリが切り落としたものはあるものの、成熟したものは少なく、枝にもあまり成っていませんでした。やや不作といった感じです。【9/4群馬県桐生市吾妻山】山腹は人工林も多く、フモトミズナラ林は山麓と山頂南側に多いです。どんぐりは並作~豊作でした。桐生が岡公園で撮影。まだ青いどんぐりもありました。吾妻山で採集したどんぐり。左上・中上のどんぐりはモンゴリ
次回の花さんぽは「どんぐりをさがそう」を、テーマに、道慈山観音寺あたりをうろつきたいと思います。小原地区に、ある、どんぐりは①ツクバネガシ②シラカシ③アラカシ④アカガシこれらは、ヒトが手を加えなければ、極相林を作る木。極相林とは、まあ、原生林のこと。⑤コナラ⑥アベマキ⑦モンゴリナラこれらは、ヒトが増やし、シイタケの原木や薪として、利用してきた木。⑧スダジイ⑨マテバシイ⑩カシワこれらは、ここには自生しないが、誰かが植えた木。
今年も東海のフモトミズナラを見に行きました。東海地方はシデコブシ、ハナノキ、ヒトツバタゴ、マメナシ、フモトミズナラなどの地域固有・準固有の植物(東海丘陵要素植物)が多く生育しており、植物地理学的にも興味深い地域です。まず向かったのは、愛知県豊田市の愛知工業大学です。フモトミズナラがあると聞いたのですが、ここには殆どありませんでした。しかし、キャンパス内の湿地でサクラバハンノキを見ることができました。サクラバハンノキです。図鑑にもあまり掲載されていないマイナーな樹種で、私は2016年に
青春18きっぷで行く夏のどんぐり旅・第4弾。今回訪問するのは、群馬県桐生市吾妻山周辺と安中市碓水峠です。吾妻山とその周辺にはフモトミズナラが多数生えています。水道山公園のフモトミズナラ。殻斗は沢山落ちているものの、熟したどんぐりは殆ど見つかりません。今年は不作なのでしょうか?不作年のどんぐりは、未熟のうちに落ちてしまったり、シイナであることも多いです。枝にどんぐりをつけた木がありました。まだ少し早いから、熟したどんぐりが落ちていないのでしょうか?例年だと8月下旬~9月上旬に来れば沢山
青春18切符で行く、「夏のどんぐり旅」第3弾。今回は栃木県足利市の「石尊山・深高山のフモトミズナラ群落」です。栃木県レッドデータブックにも掲載されています。標高は石尊山が486m、深高山が506mです。両毛線小俣駅から北へ3.6kmほど行った、石尊神社の脇に登山口があります。バスだと最寄りのバス停は石尊下です。案内板には「アラカシ・ツクバネガシ」の文字がありますが、アラカシの若木はあったものの、ツクバネガシはありませんでした。初めはスギの植林帯ですが、途中から天然林になり、フモト
野川公園にミズナラに混じって1本だけあるフモトミズナラ。そろそろ、どんぐりも落ちているだろうと思い、見に行きました。しかし、そこにはいつもとは違う衝撃的な光景が広がっていました。葉が枯れている!?根元には木くずが…。そうです。ナラ枯れの被害を受けてしまったのです。ナラ枯れは、本州の日本海側地域を中心に発生していますが、東京で見るのは私は初めてです。まだ生きている枝もありますが、時間の問題でしょう。枯死寸前ながらも、どんぐりは落ちていました。今後、枯死・伐採されるものと思われるため、
フモトミズナラのどんぐりを拾いに、愛知県へ行ってきました。その前に、名古屋市守山区の蛭池にマメナシを見に行きました。マメナシは、本州(愛知県・岐阜県・三重県)、朝鮮半島中部、中国大陸中南部、ベトナム北部に分布するバラ科ナシ属の落葉小高木で、三重県伊勢地方ではイヌナシと呼ばれるようです。里山や溜池周辺などの湧水のある場所に自生し、名古屋市守山区が分布の中心となっています。絶滅危惧IB類(EN)に指定されており、愛知県では最高ランクの絶滅危惧IA類(CR)、日本での自生株数は460程度と推
群馬県桐生市の吾妻山を再訪した。6月の訪問時には桐生駅から吾妻山に向かったが、今回は自然観察の森→吾妻山→桐生駅というコースを歩くことにした。自然観察の森~吾妻山山頂は殆どがスギ・ヒノキの植林地帯であったが、フモトミズナラと少数のカシワも混じっていた。吾妻山山頂のコナラ(左)とフモトミズナラ(右)。フモトミズナラは岩盤の剥き出しになった痩せ地に多い。東海・北関東ともに土壌が殆どない土地である(東海では湿地の周辺で見られることも)。吾妻山ではコナラ、アカマツ、リョウブ、ツツジ
東京都の野川公園には、ミズナラが多数植栽されているのだが、その中に1本だけフモトミズナラが紛れている。フモトミズナラは、園内北西部の「武蔵野の森」エリアにある。野川公園のフモトミズナラの葉。ミズナラよりも鋸歯は丸みを帯びる。野川公園のミズナラの葉。鋸歯は鋭い。フモトミズナラのどんぐり。殻斗は厚く、鱗片が突起状になる。園内のミズナラが8月下旬~9月下旬に落ちるのに対し、フモトミズナラは8月中旬~9月上旬に落ちる。フモトミズナラの樹皮。ミズナラよりもコナラに似ている。私が野川公
フモトミズナラを見に、群馬県の桐生に行ってきた。桐生駅でレンタサイクルを借り、まずは茶臼山へ。電動アシスト自転車が無料で借りれるのは有難い。八王子神社から茶臼山山頂を歩いたが、茶臼山山頂の急傾斜地以外はフモトミズナラは少なかった。そこで、茶臼山から桐生駅方面へ引き返し、フモトミズナラの多い吾妻公園・水道山公園へ向かった。吾妻公園・水道山公園は、フモトミズナラが優占種になっている。吾妻公園北側の道路沿いにもフモトミズナラが多く見られた。葉が大きいため、遠くからでもよく目立つ。
群馬県桐生市の吾妻山を訪れた。吾妻山にはフモトミズナラ(モンゴリナラ)の観察の為、過去にも訪問しているが、今回再訪するのはこの山にアベマキが30本ほど生育していることを知った為である。過去の訪問時には山頂まで行かなかったが、今回は山頂まで行き、アベマキがあるという村松沢へ向かった。まずはフモトミズナラ。吾妻山には多数のフモトミズナラが生育している。吾妻山や富岡市神成山で見たフモトミズナラは、愛知県で見たものよりも樹高が高く、大きなものは15mくらいありそうだった。ところで、北関東のフ