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モスクワ音楽院の寮で近所に住んでいた(大学院で同級生でもあった)クラリネット奏者、RuzaliiaKasimova(ルザリヤ・カシモヴァ)さんが編曲したメトネルのヴァイオリンソナタ第1番第1楽章のクラリネット版が素晴らしいので、シェアします。メトネル好きな方(あるいはクラリネットファン、奏者の方)にぜひ聴いてほしい。NikolayMedtner-ViolinSonataNo.1,Op.211mvt.KasimovaRuzaliia-clarinetIgorA
ブログ記事投稿はやや久しぶりですが、気がつけば地元春日井市ネタが続いています。数日前に、春日井市如意申町の素敵なホール「ファンタジーアンプロンプチュ」で、ロシアで10年間学ばれたピアニスト、吉永哲道さんのコンサートを聴きました。ピアニスト吉永哲道公式ホームページ|プロフィールwww.tetsumichi.jpオールチャイコフスキープログラム。吉永さんは、2002年のチャイコフスキー国際コンクールにも出場されたそうです。コンサートの概要については、ご本人のブログを引用させて
◯箏曲宮城道雄全国演奏会東京国際フォーラム令和6年4月20日ホーセイ堂接骨院市川式骨盤調整の施術所に貼りました。□□出張骨盤調整をお受けになられている箏曲の先生がいらっしゃいます。96歳その先生の箏曲は国際的にも高く評価され1957年モスクワの友好祭で日本代表として選ばれ金賞を受賞されました。ご高齢ですが、2024年(令和6年)4/20(土)東京国際フォーラムホールA宮城道雄会全国演奏会で箏曲(琴)を演奏されるそうです。箏曲全国演奏会-宮城道雄生誕13
続き。今までの常識が覆された!身体の使い方、5つ目。⑤鍵盤に手を置いている状態がデフォルトである。鍵盤についた反動で上がる腕。✂️鍵盤についた反動で上がる腕。34seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"今までの常識が覆された!弾きやすくなった!ピアノ上達に欠かせない!?身体の使い方5選【アーニャピアニズム(仮)】"byピアノ弾きアーニャちゃんねる*山口紺碧youtube.com手を鍵盤に置いた状態がデフォルトで重さを転がす。✂️
続き。今までの常識が覆された身体の使い方の4つ目。④鍵盤を縦に使っていい。鍵盤を縦に使う。アーニャさんの手の動きはバレエのタンジュそのものです。✂️鍵盤を縦に使う。24seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"今までの常識が覆された!弾きやすくなった!ピアノ上達に欠かせない!?身体の使い方5選【アーニャピアニズム(仮)】"byピアノ弾きアーニャちゃんねる*山口紺碧youtube.comこれも転がりの話です。手が転がっていれば自然と
最近、これまでの演奏歴についてまとめなければいけないことがあったのですが、意外とプログラムの詳細を思い出せなかったり、中には記憶が薄れかけているコンサートもあったり…自分のサイト上にチラシデータと一緒にまとめておこうかなと思い、少しずつアーカイブに入れています。せっかくなのでブログにも残しておこうかなと思います。日本の学生時代終了後あたりから、順不同ですが地道に各コンサートを振り返っていきます。今日はこれ↓斎藤ももピアノリサイタルPianist.Pianoteacher.Mus
日本に帰ってきて早3ヶ月。実は、今年いっぱいが最後のロシア生活になる予定だったのですが、通年滞在できるビザがこれ以上は出ないことになり、当初2ヶ月間の一時帰国のつもりだったのに完全帰国になってしまいました。とは言っても、旅行ビザを取って渡航し残っている試験を受けに行ったりする必要はあり、今年も合計数ヶ月間はロシア滞在することになります。ピアノを入れたアパートに他のピアニストと一緒に住んでいたので、アパートもそのまんま・荷物もそのまんまです。ということで、今年はもう日本にいる期間のほう
先日、と言ってももうちょうど1ヶ月も経ってしまったんですね。最近の日本のクラシック業界では、トーク付きコンサートがもはや主流になりつつあるような気がします。私もこれまでに色々な場所でトーク付きコンサートに出演してきましたが、「あまり難しいことは話さないで」「詳しすぎない解説で」というルールが存在することもよくあります。もちろん、そういうライトなおしゃべり付きコンサートも好きなのですが、やはり今回のように本格的なレクチャーコンサートはやりがいがあって、「今後もこういうのをやっていきたい!
先日、父方の祖母と親戚に会いに新潟県まで行ってきました。父親の家は山形寄りの日本海側にあり交通アクセスが良くないので、頻繁には行けません。実は私の本籍地も新潟なのですが…なんと今回が人生でやっと4回目の新潟訪問でした。あまり直接会ったことがないのに、優しくおもてなしてくださった親戚の皆様に感謝です。滞在2日目には、新潟駅で友達と会いました。新潟を拠点に活躍するピアニスト、渡部乃亜さんです。彼女は私よりも若いのですが、モスクワ音楽院に留学した年が同じで、アンサンブルの授業でピアノデュ
クラシックの迷宮https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/491_3158.html#radiruこんばんは☆いつもご訪問頂きありがとうございます。はじめましての方、ご縁を頂きありがとうございます。今夜のこの時間は…こちらです↓~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~クラシックの迷宮▽混迷の時代の“雪解けクラシック”初回放送日:2
愛知県立芸術大学でのレクチャーコンサートまで、一週間を切りました。facebookとInstagramで書いた文章のコピペですが、来週の講座の案内を再掲します。↓↓↓2月13日(火)18:30~、母校である愛知県立芸術大学内の室内楽ホールにて、レクチャーコンサート【ロシアのクラシック音楽におけるロシア正教の影響】を行います。私は2017-2020年と2021-2023年にモスクワ音楽院へ留学をしました。2回目の留学は、日露青年交流センターからの研究者派遣という形で実現したものでしたが
先日行われたニコライ・サラトフスキーマスタークラス盛況のうちに無事終えることができましたこのようなイベント企画開催が初めてで関係者の皆様には不慣れな点ばかりだったこと反省材料ばかりです皆さまにお助けいただいての開催でした本当にありがとうございました今回海外ピアニストのマスタークラスでは異例の一般のピアノ愛好家の子供達へのレッスン枠をお願いしました午前中は大人の方のレッスン午後からは子供達へのレッスン本当にさまざ
時々、YouTubeで、ピアノのレッスンに関する動画を探して見ます。12月頃、セルダリークのレッスン動画を見ました。このセルダリークはくらしき作陽大学の関係者が作成しているようで、モスクワ音楽院の先生がレッスンをしている様子を一部、公開して見せてくれます。音楽について10分、ずっと語り続ける先生もいます。12月に見たときは、基礎練習の一つのやり方についての動画でした。指は5本あるのですが、なかなか均等に動かすことは難しく、弱い3、4、5の指を使えるようにすることは大切だなと日々、感じてい
2024年2月13日(火)に、母校である愛知県立芸術大学でレクチャーコンサートをします。情報が解禁されたので、取り急ぎこのブログでもシェアします。ご来場お待ちしております。イベントページへのリンクはこちら🔗芸術講座レクチャー・コンサートロシアのクラシック音楽におけるロシア正教の影響|イベント|愛知県立芸術大学|愛知県立芸術大学愛知県立芸術大学のイベント「芸術講座レクチャー・コンサートロシアのクラシック音楽におけるロシア正教の影響」についてご案内します。www.aichi-f
一つ前の記事に書いたロシア🇷🇺のティモフェイ・ドーリャとはまた別のタイプの個性で印象に残ったプレゼン動画は、カザフスタン🇰🇿のエラマン・エルヌール。二人とも同じモスクワ音楽院の出身ですが、ユーモアがありリラックスした雰囲気の前者の映像に対して、後者のはいい意味で「素顔が100%は見えきれない」、どこまでも芸術的なショートフィルムに仕上がっています。別分野(建築)への興味が大きくなり、モスクワ音楽院の大学院入学を辞退しようと思った時の話、詩を詠んだり作曲をすることが好きだということなど、プ
もう半年くらい経ってしまいましたが、チャイコフスキーコンクールの話題をぶり返します。近年、メジャーな国際コンクールにおいては、必ずと言っていいほどコンテスタントのプレゼン動画が公開されるようになりました。会場入りしてからコンクールスタッフが撮ったり、本人がセルフ撮影して事前に提出したりとやり方は色々です。コンクール側が製作してくれるものの方がもちろんクオリティは高いのですが、セルフ撮影の方が個性が出てより楽しめるような気がします。中には、スマホで自撮りしただけ…?のような人もいますが、そ
私が初めて学会発表をしたのは2019年6月で、当時はモスクワ音楽院の大学院ピアノ科の1年生でした。会場はРоссийскаягосударственнаяспециализированнаяакадемияискусств(ロシア国立専門芸術アカデミー)という大学でした。当たり前ですが、モスクワ市内にはモスクワ音楽院以外にもいくつもの芸術系の大学があります。Российскаягосударственнаяспециализированнаяакадемияискусс
今繋がった日本のわらべ歌リフレクションズ♫零下18℃の寒さに見舞われたロシアの北の都サンクト・ペテルブルクで10年目を迎えたロシア最大の打楽器コンクール”DrumWave"に参加するためウラル音楽学校からレオニード・クミーシェ門下のキリール、イゴール、ザハールの”ウラル打楽器トリオ”(キリル君自称)が到着いよいよ本選に入りました、その模様をお届けしますね。前日に時差2時間あるウラルから現地入りした3人は、会場で楽器と対面し練習、翌日から
フェドセーエフを観にいきたかったのだけれど、ご高齢なので仕方がないであろう。指揮者変更があった。非常に残念だ。毎年、12月にやっていた「仲間」とのN響定期鑑賞会。4年ぶりにNHKホールを訪れた。新型コロナよ、さようなら。前回は2019年12月、鈴木優人の指揮でメンデルスゾーン:交響曲第5番《宗教改革》ほか、であった。もう、NHKはシャルル・デュトワを復帰させるつもりがないようだ。その分、サイトウ・キネンや新日フィルなどに客演していただけるならありがたい。我々もわざわざN
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調作品47キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1968,新世界)ビクターが販売していた新世界レーベル。ソヴィエトのメロディア・レーベルの音源を輸入していた。やっぱ、これだよな、と思わせる演奏。外向的な音色で周囲を沈黙させる。先日聞いたヤンソンスの来日公演のものよりも数倍感動した。いや、本当はそうではなく、ヤンソンスの演奏にだって、そこにしかない感動が存在する。コンドラシンを聴いて、逆に「ヤンソンス、すげ
今年の夏は初めて日本に帰らずこちらで過ごしてみて、その快適さに驚きました。気温としては30度くらいまで上がる時もあるのですが、湿気がないので、嫌なジトジト汗をかいたり髪やメイクがダメになることが全然ない。そして、日が長い!21時半くらいまでは明るいので、自然と行動範囲が広がります。しかしその夏も終わり、9月もあっという間に後半です。今日の日の出は6時8分、日の入りは18時37分。気温も昼間は20度を超えているため、まだまだ快適なのですが、それでもふとした瞬間になんとなく切ない気持ち
ピアノ仲間から、こんな催しがあるよ!と誘ってもらって、いってきました群馬交響楽団は、群馬県高崎市を拠点とするプロオケで、私は子どもの頃から、お世話になっています。田舎でありながら、群響のおかげで、わりとオーケストラを聞く機会が多かったのです。群響は、私が子供のころから、こういった、子どもたちにクラシック音楽を演奏してくれる活動をしてくれていて群馬県のこどもたちに貴重な経験をさせてくれています。今回は、客席の一階には県内の高校生、二階には一般客とい
演奏順が決まったら、今度はピアノメーカー選びです。今回ステージで使われたのはスタインウェイ、ヤマハ、カワイ、長江の4つ。一人につき40分が与えられ、時間内に全てのメーカーを試弾して、今大会の相棒を決めます。(ただし、毎ステージごとにメーカーを変えるのはOKです。)自分で弾いている感触と、遠くからの聴こえ方もまた少し違うもの。ということで、だいたいは自分の先生や友達にも来てもらって、アドバイスをもらいながら決めていきます。中国の長江ピアノは、コンテスタントにプレゼント(GODIVAのチ
開会式の2日前、6月17日にはモスクワ音楽院の大ホールにてピアノ部門の演奏順くじ引きが行われました。コンクールの結果にも影響を与える、演奏順。人数が少ないステージ(ファイナルとか)では、何番目に弾こうがさほど関係なさそうですが、一次予選においてはけっこう気になります。なんたって、3日間審査が続きますからね。印象というのはどうしても時間とともに薄らぎ、あとの記憶に上書きされてしまうものなので、最初のほうに弾くのはやや損で、逆に最後の方は得だと一般的には言われています。ステージ上に小さな
今回、出場者と審査員の公表がかなり遅く、「本当に開催されるのか」「ドタキャン延期(もしくは中止)なのでは」という噂も囁かれていたチャイコン。出場者が公式サイト上に発表されたのは6月15日を過ぎてから(だったと思いますが正確な日にちは忘れました)、審査員にいたっては6月19日の開会式の場でやっと発表でした。例えば前回大会の場合、4月中には出場メンバーは公表されていたようです。ということは、本人たちはそれよりももっと早く知らされていたでしょう。つまり、おそらく3ヶ月はチャイコンの準備に専念す
前回の更新からちょうど2ヶ月も経ってしまいました。この間、ブログへのログインも一度もせず…それなのに、ちょっとフォロワーさんが増えていて、嬉しいやら申し訳ないやらです。長らくブログは書けませんでしたが、その間にネタはたくさん集まりました。また少しずつ書いていければと思います。さて、6月にモスクワとサンクトペテルブルクで行われた、第17回チャイコフスキー国際コンクール。前回(2019年)もすでに留学中で現地で聴けたのですが、4年後の今大会にはモスクワ音楽院で一緒に学んだ仲間も出ていたの
介護旅行・終活・世界遺産のことはお任せ!小田原のアラベラです。今日は私のお気に入りのロシア(正確にはウクライナ出身)の作曲家、ピアニストの<ニコライ・カプースチン>について書きます。このカプースチンは、1937年ウクライナ生まれのピアニストで、有名なモスクワ音楽院で学んだ人です。残念ながら、2020年に亡くなりました。モスクワ音楽院の卒業生の顔ぶれは実に多彩で、例えば、ラフマニノフ、ハチャトゥリアン、カバレフスキー、スクリャービンなどがいます。1866年創
1903年5月24日-1978年5月1日アラム・ハチャトゥリアン-Wikipediaja.wikipedia.orgロシア帝国の支配下にあったグルジア(ジョージア)出身アルメニア人として育てられた。5人兄弟の末っ子。父は製本店の経営者だった。グネシン専門学校からモスクワ音楽院へ。音楽に進むきっかけは、長男がモスクワ芸術劇場の舞台監督をしていたため、兄を頼ってモスクワに移住。グネーシン音楽院に学び始めた頃は、同時にモスクワ州立大学に通い生物学を学ん
まだ記事数が少ない&筆者自身がそこまで広く宣伝していないこのブログ(読者の皆様によるシェアやリブログ大歓迎です!)、記事を書かない日が続くとアクセス数も非常に少ないのですが、チャイコフスキーコンクールの開催決定について書いた記事だけには、毎日ある一定数以上の訪問者がいらっしゃいます。『チャイコフスキーコンクール2023年開催決定』世界三大コンクールのうちの一つに数えられる、チャイコフスキー国際音楽コンクール。国際音楽コンクール世界連盟からも除名され、さすがにこの情勢で今年開催はできない…a
1週間に2-3回は更新しようと自分に誓ってブログを始めたのに、前回の投稿から少し間が空いてしまいました。昨日今日とロシアは大変寒く、最低気温0度、最高気温9度。私は気づきませんでしたが、昨晩は雪もちらついたようです。なぜか急に冬に逆戻りしてしまいましたが、4月後半から5月初めにかけては大変暖かく、毎日外を歩くのがとても楽しかったです。日もかなり長くなり、例えば今日なら日の出は4時34分、日没は20時19分といったところです。日照時間の長さは、メンタルにかなり影響します。私だけではな