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ムーディーブルースのオリジナルメンバーで1964年のデビューから70年代の末まで在籍していたキーボード及びメロトロン奏者のマイク・ピンダーが4月24日(これを書いている時点では昨日)亡くなったそうです。享年、82歳。ロックに最も早くメロトロンを導入した一人として知られ、グループも引っ張られる様にビートバンドからプログレッシヴな方向に舵を取って行きました。ご冥福をお祈りします。MoodyBluesーGoNowhttps://www.youtube.com/watch?v=V2
RainbowTheatre/FantasyOfHorsesレインボー・シアター/ファンタジー・オブ・ホーシズ1976年リリース◆多彩な弦楽器や金管楽器を擁した重厚なシンフォニックオペラ◆マルチプレイヤーであるジュリアン・ブラウニングが中心となって結成されたオーストラリアのプログレッシヴロックグループ、レインボー・シアターのセカンドアルバム。前作のキング・クリムゾンを思わせるメロトロンやギター、金管楽器のみならず、今回はさらにオーボエやクラリネット、ヴァイオリン、チェロが加
1971年リリース。ジャケットはKeef。プロデューサーはGusDudgeonメロトロン奏者が3人いるということで、プログレッシャーの間では少し話題になった。Spring-ThePrisoner(EightByTen)SpringwereaBritishbandthatrepresentedtheearly1970sprogressiverockmovement.Aone-shotband,itrecordedonlyonealbum
LaserPace/Granfalloonレーザー・ペース/グランファルーン1974年リリース◆エレクトロ二ック・ジャングルと言わしめた奇妙な魅力を持ったファンク系プログレ◆1959年にジョン・フェイヒーとエド・デンソンが共同設立し、伝説のプリミティヴなギターやフォークをメインとしたアメリカのTakomaレコードが、唯一カタログに載せたプログレッシヴロック作品として知られるレーザー・ペースの唯一のアルバム。そのアルバムはモーリーン・オコナーのソウルフルで幅広いヴォーカルをはじめ
TheMoodyBlues/OnTheThresholdOfADreamザ・ムーディー・ブルース/夢幻1969年リリース◆その美しい旋律が恍惚感を誘う完成度の高いトータルアルバム◆ロック界において最古参に位置し、プログレッシヴロックの草分け的存在であるザ・ムーディー・ブルースの4枚目にあたるスタジオアルバム。セカンドアルバムの『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』ではオーケストラと共演し、サードアルバムの『失われたコードを求めて』では精神世界の探求をテーマにしたコン
Ruphus/Ranshartルーファス/ランシャート1974年リリース◆北欧らしい洗練された音世界を構築したノルウェー産シンフォニックロック◆1970年代のノルウェーを代表するプログレッシヴロックグループ、ルーファスのセカンドアルバム。ファーストアルバムはハード色とジャズロック色を内包したヘヴィプログレを展開していたが、本アルバムはメロトロンをはじめとする多彩なキーボードやフルートを織り交ぜた幻想的なシンフォニックロックになっており、親しみあふれるキャッチーなメロディや卓越した
■一攫千金を狙う発明家。バイロトロンがロック界に激震を走らせる。1975年12月1日THEMORNINGRECORDよりヒルサイド・レーンにある質素な平屋建ての両親の家の裏庭にあるガレージに併設された、雑然とした暖房の効かない部屋に座っているデビッド・バイロは、発明家というよりは、電子機器リサイクルショップのファンキーなオーナーのように見える。ミニムーグ、エレクトリック・クラビネット、数台のアンプ、多数の電気部品、サウンド・テープ、900ポンドのオーク材のオルガンが散乱し、ドアを
Ragnarok/Ragnarokラグナロク/ファースト1975年リリース◆壮大なメロトロンと哀愁のギターによる浮遊感のあるシンフォニックロック◆北欧神話の世界における終末の日を表す「ラグナロク」を名にした、ニュージーランドのプログレッシヴロックグループのデビューアルバム。そのアルバムはニュージーランドのロックグループとしては初となるメロトロンを大々的に使用し、英国のプログレに影響を受けたと思われる哀愁のメロディと、モーグシンセサイザーを利用した浮遊感のあるサイケデリックな要素の
ムーディー・ブルース-フランスTVスペシャル(TVBroadcast,1968)TheMoodyBlues-FrenchTVSpecial1968(TVBroadcast,1968):TheMoodyBlues-FullConcert-FrenchTVSpecial1968(Remastered)AudioandVideoRemasteredbyBrunoSamppa-http://ko-fi.com/brunosamp
Machiavel/TheJesterマキャヴェル/ジェスター1977年リリース◆華やかなキーボードとギターで彩った気品あふれるシンフォニックロック◆中期ジェネシス、または英国のポップグループであるパイロットを彷彿とさせるベルギーのプログレッシヴロックグループ、マキャヴェルのセカンドアルバム。そのサウンドはメロトロンやシンセサイザーを駆使した彩りのあるキーボードと、リリシズムあふれるギター、手数の多いドラミング、そして劇的なヴォーカルなど、キャッチーなメロディによるポップ性とダ
先行Singleだよね。心もよう作詞と作曲は井上陽水さんで、アレンジャーは星勝さんエレクトリックバスは細野晴臣さんDrumsは林立夫さんアコースティックギターは安田裕美さんと井上陽水さんシンセサイザー、メロトロン、エレクトリックハープシコードは深町純さんSteelGuitarは大江俊幸さんViolinは谷岡としおさんSingleで初のトップ10入りして、最高位が7位。1974年の年間39位だからねぇ
前回、プログレの話題が出たので、もう少し…。私の中ではプログレと言えば、イタリアです。イタリアからは数多くのプログレッシブ・ロック・バンドが輩出されました。ひとつひとつ挙げているときりがないで辞めますが、その中で最も印象深いアルバム、、、いや、今でもちょくちょくCD棚から取り出して聴くアルバムにこちらがあります。ラッテ・エ・ミエーレっていうグループです。LPからどんどんCDに切り替わって行く時代に、たまたまレコード店で見つけたCDで、もう買って少なくとも35年以上
Rustichelli&Bordini/OperaPrimaルスティケッリ&ボルディーニ/オペラ・プリマ1973年リリース◆重厚なメロトロンとシンセによって構成された2人の手による怒涛のロックシンフォニー◆キーボーディストのパオロ・ルスティケッリとドラムスのカルロ・ボルディーニのデュオによるイタリアのプログレッシヴロックグループ、ルスティケッリ&ボルディーニの唯一のアルバム。そのサウンドは英国のキース・エマーソンやリック・ウェイクマン、オランダのリック・ヴァン・ダー・リンデ
というフレコミのCD('15発売)がWorldDisqueさんに入荷して、「WorldDisque特典CD-R」まで付いているというので、今度はちゃんと予約しました。バンド名は「Meganuron」といいます。「WorldDisque店長ブログ」の「Meganuron」の紹介ページ(ここから「購入ページ」に飛べます)http://worlddisque.blog42.fc2.com/blog-entry-5149.htmlMeganuron/IBloomFa
今回の”HOG”ライブですが、ゲストに、プログレ・バンド”内核の波(ないかくのわ)”でもフルート奏者として活躍されている鈴木和美さんを迎えた演奏を数曲披露致します。いつもとは異なる”HOG”の表情が垣間見れるかもしれません。そして、大阪から水空戦艦エレトラ号で、“ElectricTravelers”(操縦士トミオ+テルミンC.Aフェイ・ターン)がやって来ます。こちらにはゲストで”HOG”のドラマーである高橋克典氏が乗り込むことが決まりました。きっと楽しい電器音楽旅行にな
それなのに、またご覧頂きまして、どうもありがとうございます。2月に「3組出演して3組とも素晴らしかった」というライブを観覧して感激したので、リポートを打ってこのブログにUPしようと、アメブロの「アプリ」のログインページを開いて必要事項を入力して「ログイン」をタップしたところ、「必要事項を入力する前のログインページ」が表示されました。何度やっても同じでした。アメブロの「HP」でもやってみたのですが同じでした。こういう場合、原因は、フツーは「端末」に
ピュルサー-終着の浜辺(Kingdom,1976)ピュルサーPulsar-終着の浜辺TheStrandsOfFuture(Kingdom,1976):PulsarTheStrandsofFuture1976RemasterTheStrandsoftheFutureisthesecondalbumbyFrenchprogressiverockbandPulsar.WikipediaArtist:PulsarReleas
LeOrme/UomoDiPezzaレ・オルメ/包帯の男1972年リリース◆クラシカルなキーボードを中心とした独特の詩世界と音が交錯する名盤◆イタリアのEL&Pとも称されるキーボードをフィーチャーしたプログレッシヴロックトリオ、レ・オルメの4枚目のアルバム。前作からシンフォニック路線にシフトチェンジし、クラシカルなキーボードのアンサンブルに乗って、時にハードなアップテンポのパートや時に抒情的な人懐っこいメロディによるヴォーカルパートがあるなど、イタリアらしい特徴を活かした心
お聴きいただきありがとうございました!!うちの町の子どもたちからとある案件を依頼された関係で(太鼓関係)、今日は小学校に電話して打ち合わせをしていました。6年生は今日から修学旅行だそうで、いい天気に恵まれましたねって。子どもたち、楽しんでるだろうなぁー。今度のお祭りの日にみやげ話を聞こうかな。本日のコラムTheBeatlesのコーナーでは『メロトロン』についてお話ししました。メロトロンは鍵盤を押さえて他の楽器の音を出す楽器ですが、シンセサイザーではなくサンプラーの祖先のような考え方の
ロック以外のレコードがたくさん入荷しました。その内クラシックの除いた一例です。最初の2枚は、HIPGNOSISANDJOEPETAGNOIIIジャケですよ。どちらのマニアも必見!THEKING'SSINGERS/OUTOFTHEBLUEEMI[EMC3023]1974UK盤REDLOGOBROWNLABELVERSIONINSHRINKWRAPDESIGNEDBYHIPGNOSISANDJOEPETAGNOIIITHEKING
PatrickMorazがMoodyBluesの正式メンバーとして在籍していた1978年~1991年。彼の興味深いインタビュー記事がブロ友さんのブログにあった。1980年に『LongDistanceVoyager』をレコーディングしたとき、私は彼らと2年ほど一緒にいた。このアルバムは全米チャートで数週間1位をキープし、彼らのキャリアの中で素晴らしい躍進を遂げた。そのおかげで、今後のレコーディングやライブコンサートも、とても安心できるものになった。私はいつもキーボードやマシンを完
■何故『海洋地形学の物語』のメロトロンの音は『危機』と違うのか「ダブルメロトロン」をご存知でしょうか。イエスのプロダクション・マネージャーだったマイケル・テイトが、リックのために2台のメロトロンを改造して制作したのが「ダブルメロトロン」です。運搬によるトラブルを無くすために、頑丈なキャビネットとフレームを作って、テープのピッチも異なっていました。歴史的なキーボードをレストアしているエキスパートのクリス・デールさんが「イエス・ミュージック・ポッドキャスト」にゲストとして登場し、詳しく解説し
HereticのPastinFuture(1996)が、CuneiformRecords(U.S.)より再発となりました。https://cuneiformrecords.bandcamp.com/album/past-in-future1996年に関係者だけに限定リリースした『弥生幻想』と『ドラギング・フォー・M』のデモとスタジオ・ライブでした。今回、リマスター処理とボーナス・トラックを追加して再発しました。又、メロトロンの音も、聴けるので、愛好家の方も是非、ご検討下さい。
Welcome/You'reWelcomeウエルカム/ユー・アー・ウエルカム1979年リリース◆前作の作風をさらに洗練、荘厳化した完成度の高いシンフォニックロック◆スイスのイエスと呼ばれたプログレッシヴロックグループ、ウェルカムのセカンドアルバムで最終作。そのアルバムは17分を越える大曲を含む前作の作風をさらに洗練させた意欲作となっており、ギター兼ベース、キーボード、ドラムスという変則的なトリオ編成で作られたとは思えないファンの度肝を抜く完成度の高いシンフォニックロックとなって
BarclayJamesHarvest/OnceAgainバークレイ・ジェームス・ハーヴェスト/ワンス・アゲイン1971年リリース◆牧歌的なメロディをオーケストラアレンジで包んだ極上のシンフォニックアルバム◆英国きっての抒情派シンフォニックロックグループの代表格、バークレイ・ジェームス・ハーヴェストのセカンドアルバム。デビュー作同様にロバート・ジョン・ゴドフリー指揮のオーケストラが加わっており、気品あるメロトロンや抒情的なギターなど、英国らしい牧歌的なフレーズと合わさった秀
Earth&Fire/SongOfTheMarchingChildrenアース&ファイアー/アムステルダムの少年兵1971年リリース◆泣きのギターに柔らかなフルート、そしてメロトロン溢れるダークで荘厳な名作◆ヒッピー・カルチャーに触発されたビートポップグループから、オランダを代表するシンフォニックロックグループにのし上がったアース&ファイアーのセカンドアルバム。そのアルバムは泣きのギターや柔らかなフルート、本作で初めて使用された美しいメロトロンが舞う典雅なメロディが漂った
7/15PM10NHKアナザーストーリーYMOの軌跡から引用と訂正です。YMOが使っていたシンセサイザーをKorgと書いてしまいましたが、記憶違いでMoogでした。そうして操作員と書いていたのは、4人目のYMOメンバーと言われていた「松武秀樹」さんでした。Moogはあの「世界の富田」マイケル・ジャクソンが日本ツアーで来日時に会いに行ったという冨田勲さんもお使いのとおそらく同じですね。実際に松武さんは富田さんのお弟子さんと知りました。Moogシンセサイザーはまるで航空機のコックピッ
◾️リック・ウェイクマンの失敗事業バイロトロン(Birotron)は、アメリカのミュージシャンで発明家であるデイヴ・バイロ(DaveBiro)が考案したテープ・リプレイ・キーボードです。メロトロンに似ていますが、メロトロンが8秒しかテープ再生できないのに対し、8トラックのカートリッジ・テープを使って、テープをループさせ制限を無くしました。またサステイン機能やピッチ・コントロールをつけたり、筐体を大幅に小型化するなど色々改良して、メロトロンの後継機を狙っていました。デイヴ・バイロは197
BoHansson/AtticThoughtsボ・ハンソン/屋根裏部屋の夢想1975年リリース◆シンセとアコースティック楽器による独特の夢空間を描いた幻想サウンド◆後のニューエイジ・ミュージックやフュージョンに影響を与えたスウェーデンのマルチ・ミュージシャン、ボ・ハンソンのサードソロアルバム。『指輪物語』、『魔法使いの帽子』に続く、フェアリーテール三部作の最終作となっており、モーグシンセサイザーやメロトロン、そして温かみのあるアコースティックギターを中心に夢想的でファンタジッ
CherryFive/CherryFiveチェリー・ファイヴ/白鳥の殺意1976年リリース◆天空に突き抜けるような爽快感のあるテクニカルシンフォニックロックの名盤◆後に映画『サスペリア』のサウンドトラックで一躍有名となるゴブリンの前身グループ、チェリー・ファイヴの唯一作。そのサウンドはイエス的な構築性の中でジェントル・ジャイアントのような唐突さと緩急のある展開が、凄まじいダイナミズムを作り出したテクニカルシンフォニックロックになっている。ブリティッシュプログレの影響が色濃く出