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シーズン2「“家畜”それは遺伝子の共進化」-ヒューマニエンスQ(クエスト)今回は、人類が初めて自然に手を加えた1つ「家畜」。自らの都合で野生動物を作りかえ利用する試みは、実は、自分たち人類の遺伝子をも変えていく驚くべき実験でもあった。ブタやヤギ、ウシやウマ。「家畜」は、狩猟採集で暮らしていた人類に大転換をもたらした。肉やミルクだけでなく、衣服や道具も生み出せる。人間の都合で自然に手を加え、遺伝子を変えた結果だ。しかし家畜化が起…www.nhk.jp上記の番組を観ていたら予想
私は心理カウンセリングを100回以上に亘って受けてきた。初対面だったカウンセラーに親友にも明かしたことのない心の奥底を語ることが出来たのは、信頼を感じられたからに他ならない。自身がカウンセラーになるつもりはないのだが、先日関心があって見ていた放送大学の心理カウンセリング序説の「秘密保持と記録」は心理士の特殊性について語られていた。だが、社会人経験の少ない若い人にとってこれがどこまで伝わるのか不安にも感じた。そんな心理士を目指す人に是非読んで頂きたいと思い記す。心理カウンセリング序説(’21)|
正義と公正の心理学|放送大学東北大学名誉教授・大渕憲一による講義。古来、正義や公正は普遍的道徳原理として論じられ、その正義の実現をめざして文明社会と法制度が整えられてきた。しかし一方でいかなる法律や社会制度も一般市民の価値観と乖離しては存在しえない。この視点で各時代の人々の「公正と不公正」を考察する「正義と公正の心理学」について伝える。bangumi.ouj.ac.jpテレビは予約録画して視聴しているのだが、先日の放送大学のこの番組はタイトルに引っ掛かって予約していたのであった。正義と公正
相変わらず週5のバイトで余裕が無くブログの更新が遅れている。頻度が下がる分それなりの内容を書きたいのだが、それがまとまらずに益々遅れてしまうのだ。私にとってブログは生活のペースメイカーとしたいので、内容にこだわり過ぎるのも問題なのである。今回は持ちネタから書いてみる。『決して侮れない健忘マイスリー』今回は私が6年もの間ブログを中断することになった原因を述べたい。それは睡眠導入剤マイスリーによる副作用「健忘」だ。この表記は医学上に普通に使われているものだが…ameblo.jp上記に詳しいが
「どうなる離婚後の子育て子どもの幸せのために」-NHKクローズアップ現代全記録【NHK】年間およそ18万組をこえる離婚。家族の形が多様化する今、離婚後の子育てに関わる議論が国の法制審議会で行われています。父母双方を親権者とする「共同親権」を導入か、一方のみの「単独親権」維持かです。今回、離婚家庭の父母や子どもの声を徹底取材。さらに海外の最新事情もルポし、離婚後も両親が子育てに関わるという考えが浸透しているオーストラリアでそのヒントを探…www.nhk.or.jp先日のクローズアッ
相変わらず週5のバイトの出勤日数に疲れている。そのしわ寄せがブログの更新に響いているようだ。今回は通っている精神科デイケアでの先日の話題からこころの余裕というものについて考えてみたい。『難治性鬱と耐性とバッドエンド』私はバッドエンドの映画が好きだ。と言うか、リアリティの無いハッピーエンドには興味が無い。私の現実はしばしばバッドエンドであり、リアリティに重きを置く私としては…ameblo.jp上記のブログでも取り上げた究極のバッドエンド映画「ミスト」を公認心理士のスタッフさんとそれを目指し
病み上がりと言うか寛解してもやはり障害者故なのか、疲れ易い私には週5日のバイトはちょっと負荷が多くブログの更新にも影響している。そこで何か書けないかと観た映画が「マンディンゴ」だった。https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B4-DVD-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%A4%
「命を諦めるということ~トリアージを決断した医師の1.17~」過去の放送|テレメンタリー|テレビ朝日テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作するドキュメンタリー番組www.tv-asahi.co.jp1月17日で阪神大震災から28年となった。いまでは普通に聞く言葉となったトリアージはこのときに必要に迫られたものであった。次から次へと運ばれてくる重症患者を限られた医療態勢で対応するためには命に優先順位をつけなければならない。心臓マッサージを一定時間続けても蘇生の徴候が無ければ、諦めて次の患者の処
「光れ!泥だんご」-にんげんドキュメント子どもの遊びを研究する加用教授は、光る泥だんごに心奪われ、簡単に作れる方法を編み出した。光る泥だんごに魅せられた心理学者と子どもたちを見つめる(2001年放送)www.nhk.jp22年ぶりの再会である。先日(1月6日)2001年6月に放送されたこの番組がBSで再放送されていたのだ。前置きが長くなるが、この当時私は最初の鬱を拗らせていた。いまなら自分の脳のワーキングメモリを確保するべく一人になりたかったと分析出来ているのだが、あの頃はとりあえず一
私はバッドエンドの映画が好きだ。と言うか、リアリティの無いハッピーエンドには興味が無い。私の現実はしばしばバッドエンドであり、リアリティに重きを置く私としてはそちらに傾くという理屈なのだ。だが世の中の作品の圧倒的多数はハッピーエンドである。これは多くの人がハッピーエンドばかり経験しているという訳ではないだろう。メンタルを病み易い私よりは少なそうだが、不運は誰にもそこそこ公平に訪れるものだからだ。にもかかわらず、バッドエンドが好まれないのは快感に繋がらないからではないだろうか。「そんなこと当
バックナンバー|朝まで生テレビ!|テレビ朝日『朝まで生テレビ!』田原総一朗司会1987年開始から月末最終金曜深夜に激論!ニッポンと日本人を熱く論じ、昭和・平成・令和をまたぐ唯一無二の深夜討論番組。政治経済・天皇・憲法・安全保障・外交から原発・ジェンダー・メディア論等様々なテーマに挑戦し多くの「朝生文化人」も輩出。毎年大晦日は恒例新春SPとして放送。www.tv-asahi.co.jp掃除夫も商業施設がお休みなので正月は休みだ。録画してあった「朝まで生テレビ」を観てみた。相変わらずのテーマ
このところブログの更新が遅くなっている。実は掃除夫のバイトの同僚が1人辞めたので、それを補うべくシフトが詰まったのである。具体的には週4日勤務だったものが週5日になった。月4~5日休みが減った訳だが、これがメランコリー親和型性格という疲れ易い者には少なからぬ影響があったのだ。いや、ブログ以外には影響は特に無い。バイトは日数は増えたが一日一日は変わりないクオリティとスピードは保っているし、一日350gの野菜を含んだ自炊もそのままだ。この間、何かをサボったという感覚は無いのである。これはつまり
『寛解はしたけれどメランコリー親和型は快感依存症である』ユリイカ‼私は発見した。別のネタを書こうとしていたが、そんなものは霞んでしまった。私はプロフィール欄でも書いている通り典型的なメランコリー親和型性格である。…ameblo.jp以前書いた上記ブログを主治医にも読んで頂いたのだが、感想をくださったのでそれへの回答をここに記しておく。読者には主治医との対話の一例として参考にしていただければ幸いである。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~R先生。拙文を熟
名著125「中井久夫スペシャル」-100分de名著www.nhk.jp今回は、今年8月に亡くなった精神科医中井久夫氏の著作の紹介である。中井氏は統合失調症の権威らしい。メランコリー親和型の私には直接の関係は無いのだが、多様な精神疾患をスペクトラムと捉える認識を取り入れてからは俄然関心の持てるテーマとなってきた。つまり、ここからここまでは統合失調症…というようにカテゴライズするのではなく、鬱と隣り合う双極性障害はどこが同じでどこが違ってくるのかという認識の仕方である。興味のある方は過去
『受動意識仮説「私」が錯覚の産物であるならば』YouTubeを見ていたら面白いものを見つけた。意識(私)とは何かという話なのだが、それが整合性を求めての後付けの錯覚みたいなものだと言うのである。詳しくは動…ameblo.jp2か月前の当ブログでも取り上げた受動意識仮説は、私にとっては一過性のブームではなかった。あれ以来ずっとアタマに常駐して思考の枠組みとなっている。おさらいすると、意識とは行動を後付けで解釈したものの集積だということで、行動そのものは経験に基づく無意識によって意識に先行し
精神科デイケアのプログラムに園芸がある。小さな庭に花や野菜を植えているのだが、そこへ行くには70センチ程の落差のある道路からの方が行きやすいのだ。そこで三段の階段を木工で作ることになったのである。スタッフさんとしてはプログラムとして多くの利用者の参加を目論んでいたようだが、それはちょっと無理な話だ。そう思った私はほぼ一人での実行を申し出たのであった。私は美大卒で大道具の経験もある。だが、そうでない普通の人にとって三段とは言え一抱え以上ある階段を作るハードルはかなり高い筈なのだ。ノコギリやカ
「なぜ?あなたの周りの“謎ルール”」-あさイチこれ、一体何のためにあるの?というルール、通称「謎ルール」あなたのまわりにもありませんか?「会社を休んだら菓子折り&お詫び状が必要」「保育園の使用済みおむつは持ち帰らないといけない」など、誰が決めたか知らないけど、変だな~というルールに迫ります。▽いまオシ!「ジャム@長野・軽井沢町」「手掘りごぼう@岡山・井原市」▽みんな!ゴハンだよ【ゲスト】YOU・山口智充…www.nhk.jp眠れない夜を過すことの多い私は(最近はかなり減ったが)この「
私はメランコリー親和型性格で、しつこい鬱によって障害年金を頂いている身である。現在はほぼ寛解状態にあるのだが、性格由来の鬱なので受給資格を返上しようかどうかを決めかねている。また、精神科デイケアにも通っているが、そこで少し深い話を聞くことが出来た利用者さんの中には親兄弟にも何らかの精神的疾患があると言う人もいる。つまり先天的にか後天的にかは定かで無いが、障害が遺伝するようなことがあるわけだ。私の血縁者に障害年金を受けた者はいないのだが(甥が鬱だったという話は聞いたことがあるが)、メランコリ
私は美大出身だ。もちろん描くことは好きだし、写実的に描くこともそれなりに出来たつもりである。だが、それだけでは日曜画家になってしまう。クソがいっぱいつくほどの真面目な私は美術史という試行錯誤の歴史を無視したまま、好きと言うだけでそんな絵を描くことは出来なかった。真面目な美大生とはそんなものだと思う。そして、絵を描くことより社会人になってみるべきだとして現在に至っているのである。そんな美術史の文脈を読んでしまう私にとってアールブリュット(生の芸術の意)は、美術作品としては認識していない。アウ
第31回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品(制作:フジテレビジョン)-フジテレビ「近所付き合いナシ」「親戚関係は希薄」「子育ては夫婦だけ」が当たり前となっている今、「家族」という集合体はより親密になっている。さらに新型コロナにより再考させられる家族との時間。一方で虐待やDV...www.fujitv.co.jp先日の深夜にやっていたドキュメンタリー「”拡張”する家族のカタチ」を観た。「拡張家族」とは単身者をメインとしたシェアハウスと違って、夫婦以上のユーザーによるより家族に近い生
選「脳を切る悪魔の手術ロボトミー」-フランケンシュタインの誘惑科学史闇の事件簿科学史に埋もれた闇に迫る。今回取り上げるのは悪魔の手術「ロボトミー」!精神疾患患者の脳の一部を切除し「おとなしくさせる」手術だ。現在では人間性を剥奪する「史上最悪の外科手術」とされているが、1950年代まで「奇跡の手術」として日本を含め世界中で盛んに行われていた。なぜロボトミーは生まれ世界に広まったのか?ロボトミーの普及と改良に生涯を捧げ3500人の脳を切…www.nhk.jpだいぶ以前の番組なの
Amazon.co.jp:日本的ナルシシズムの罪(新潮新書):堀有伸:JapaneseBooksAmazon.co.jp:日本的ナルシシズムの罪(新潮新書):堀有伸:JapaneseBookswww.amazon.co.jp確か「メランコリー親和型」(注、鬱になり易い病前性格)で検索していて見つけたのが、この「日本的ナルシシズムの罪堀有伸著」であった。著者は1972年生まれの東大医学部卒の精神科医。日本人論ではあるがメランコリー親和型の鬱についても章を裂
「“疲労”捉えにくい生体アラーム」-ヒューマニエンス40億年のたくらみ“過労死”はなぜ起きるのか。実際の「疲労」と「疲労感」にズレが生じ、正しく把握できないからと専門家は考えている。わかってきた「疲労」の正体は、オーバーワークによる細胞の炎症で、放置すると細胞死に至る。だが進化したヒトの脳は、気持ちが高揚すると「疲労感」をマスキングし、感じにくくなってしまう。栄養剤もこの脳の“誤解”を加速させる可能性が…。「疲労」が捉えにくい…www.nhk.jp先日の「ヒューマニエンス(NHK
脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説前野隆司著https://www.amazon.co.jp/-/en/%E5%89%8D%E9%87%8E-%E9%9A%86%E5%8F%B8/dp/4480427767/ref=sr_1_3?crid=5SP0HOPN6INF&keywords=%E5%89%8D%E9%87%8E%E9%9A%86%E5%8F%B8&qid=1664295249&qu=eyJxc2MiOiI1LjMyIiwicXNhIjo
Amazon.co.jp:脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説(ちくま文庫):前野隆司:JapaneseBooksAmazon.co.jp:脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説(ちくま文庫):前野隆司:JapaneseBookswww.amazon.co.jp上記の著書を読み進めている。タイトルにもある通りエピソード記憶が「私」という意識をつくったという話だ。記憶(宣言的記憶)には意味記憶とエピソード記憶がある。前者は例え
Amazon.co.jp:脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説(ちくま文庫):前野隆司:JapaneseBooksAmazon.co.jp:脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説(ちくま文庫):前野隆司:JapaneseBookswww.amazon.co.jp前回に引き続き受動意識仮説である。上記の著書も読み始めたが、精神科デイケアの臨床心理士のスタッフさんに尋ねてみた結果、防衛機制に関わる問題かもしれないとの返答を得たの
YouTubeを見ていたら面白いものを見つけた。意識(私)とは何かという話なのだが、それが整合性を求めての後付けの錯覚みたいなものだと言うのである。詳しくは動画を見てもらう方が早いが、脳波を調べると本人の意思決定がなされる以前に「無意識」領域の何かによって決定が始まっているらしいのだ。「私」という意識は、その無意識が決定したことによる現実を追認して整合的な解釈をしようとする。その結果として「私が意思決定したから」という理由を見つける、そんな感じだろうか。【ゆっくり解説】人間に「意識」が存在
ひらめさんのブログひらめさんさんのブログです。最近の記事は「メランコリー親和型が読む「躁鬱大学」私とは何か?」です。ameblo.jpAmazon.co.jp:躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―eBook:坂口恭平:JapaneseBooksAmazon.co.jp:躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―eBook:坂口恭平:JapaneseBookswww.amazon.co.jp今回で「躁鬱大学」は最
ひらめさんのブログひらめさんさんのブログです。最近の記事は「メランコリー親和型が読む「躁鬱大学」本論」です。ameblo.jpAmazon.co.jp:躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―eBook:坂口恭平:JapaneseBooksAmazon.co.jp:躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―eBook:坂口恭平:JapaneseBookswww.amazon.co.jp「躁鬱大学」3回目。今回のテー