ブログ記事14件
この本読んだ。不安があっても否定せずに。不安は不安のまま。認知を変えて不安を軽減させようとせず。
朝、布団で目が覚め、微睡の中「ぐるぐる」と「思考」が回ってる事に気がついた。意識を指に移動。なぜか「ずいずいずっころばし」の形にして、そこを左手右手左手と意識を移動させた。今度も頭のぐるぐるが始まったら体のどこかに意識を集中させよう。メタ認知的な反芻しないってやつかな。DM。反省というか反芻は気分が悪くなるだけだもんね。
うつ病の人が知っておきたい療法お久しぶりです。ヒデです。本日は、うつ病の人が楽になるヒントについてお話します。メタ認知療法(MCT)という心理療法を知っていますか?うつ病の人やうつ病を予防したい人にとって、メタ認知療法(MCT)について知っておくと、少しお得になるかもしれません。メタ認知療法は、英語でmetacognitivetherapy:MCTと言います。認知行動療法(CBT)なら知っている人も多いかと思われますが、メタ認知療法も認知療法の一種です。20年ぐらい前か
本日もご覧いただきまして、ありがとうございます心飾り師のまゆみんこと、齋藤真由美です昨日、ふとしたことでズトンと落ち込んでしまいました朝起きてもスッキリせず、イライラ。そうなると、自分のダメな部分が目についてしまったり、幸せそうな人に攻撃したくなってしまったり、暴飲暴食に走りがち。心が、「気分転換」する事を求めるのが分かります。その心の赴くまま、沢山食べてしまったりすると…更に、腸の調子が悪くなり、ずど~んと、気分が更に落ち込んで、負のループに進んでしまいま
こんばんは最近、発達障害以外のことを書き過ぎて、コンセプトがブレブレなブログになっています。笑本日は、2週間に一度の心療内科受診の日。この日だけは、自分が障害者である、という自覚を持つ数少ない時間の一つ。主治医の先生に、あまり家族以外には話さない障害についての話をすると、『あぁ、自分はやっぱり障害と共に生きているんだなぁ』と実感します。他の皆さんが、定期的な受診をどのように利用しているのかは知りません。でも、少なくとも僕は、この時間を、①自分を客観視するための時間や、②日々の困りごと
今回は、前回の『M子さんは何を捕まえたのか?(1)』の続きです。過去ログ:“手動瞑想は回避手段にあらず”で詳しく説明しましたが、手動瞑想の本当の効果は、毎日習慣化されて、サラサラと気楽に継続することで得られるものです。急場しのぎ(不安が強いときなど)にやっても、それは単なる気そらしです。一生懸命掃除をしたり、音楽を聴いたりするのと変わりはありません。気そらしによって、嫌な思考をストップさせ、心配や後悔と言った不快な感情から離れることができるだけです。質のいい逃避(私もいろいろやって
認知行動療法と言う用語は、CognitiveandBehavioralTherapiesを訳したもので、略して、CBTと表します。認知(cognition)と言う用語は一般人には聞きなれない言葉です。最近では、“認知症”という用語がポピュラーなので、認知という用語の説明をせずに<○○さんの認知のスタイルが問題なんだよ>とでも言おうものなら、「私のボケが始まっているということですか」と返ってくることさえあります。それでは、CBTにおける「認知(cognition)」と言う用語はどんな意味
私が精神科医になった始めの12年間は、統合失調症(当時は、精神分裂症といった)の患者さんしか診ていなかった、と言っていいくらいの日々を送っていました。ところが、○○年前に小さな診療所を開業してからは、うつ病や不安障害の患者さんを中心に診るようになりました。開業当初は患者さんも少なく、診る患者さんが一日に一人という日もありました。おかげで、うつ病や不安障害の患者さんの治療のためにと、認知行動療法の勉強時間をたっぷり取ることができました。もともと認知行動療法の専門家ではないのですが、次々と来院す
1月からスタートした上期の3シリーズの認知行動療法セミナーを終えて。参加者は、精神科医、総合診療科医、脳外科医、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、教諭、社会福祉士、鍼灸師、各大学院生と他職種の方々にご参加いただきました。セミナーではわかりやすく・・・多くの方がわかりやすいと感じるのは、理路整然とした講義であり説明。臨床的・・・・・・・理路整然とした説明で理解したが、現実場面でどのように動くのか。この2つの課題を満たせるようなセミナーを行う努
瞑想の成果は自分では気づきにくいものです。ところが、「これまで、こんなことできなかったのに、どうしてできたのかしら」といった、自分の行動の変化に気づくことがあります。たまたま、2週間前の同じ日に診察をした、M子さんとN子さんが、偶然にも同じような体験を語ってくれました。M子さん、56歳、通院歴6年、パニック障害、広場恐怖症、瞑想歴:1年3か月彼女には、遠距離の電車に一人で乗れないという乗物恐怖があり、実家に帰る時には娘さんを同行させる。この日の診察のなかで、「・・・その日はプール
毎月一度の開催を基本に14年間そして、まだ続けている横浜認知行動療法研究会を終えて。今回の参加者は、医師、臨床心理士、看護師、教諭等の7名が参加されました。テーマは、私(千田)が強迫性障害の方に対してメタ認知療法を用いた症例を発表させていただきました。まずは、メタ認知療法はどのように進められるのかのお話をさせていただき、次に症例を発表する形で行わせていただきました。その後、討論では強迫性障害に限らず、他の疾患でも進め方に間違いなくまた、認知が主なる問題である方に対しては、メタ認知
毎月一度行っているワンコイン(500円)で自律神経検査と鍼治療を体験していただく、リスタの日を終えて。今回は、不妊治療を受けている方が2名と慢性疲労症候群の診断を受けた方2名、自律神経失調症の診断を受けられた方1名がお申込みいただき、体験をしていただきました。そのうちの3名の方は継続して鍼治療のお申し込みをいただきました。また、今回の方で1名の方については、認知行動療法を併用する方法をご提示させていただき、ご納得していただき継続となりました。リスタの日以外でも多くの疲労でお悩み
不安障害の患者さんの中には、被暗示性(催眠のかかりやすさ)の非常に強いひとがいる。M子さんとT子さんは二人とも、依存心が強く、被暗示性も相当強い。平成28年11月、ほぼ同時期に、二人は呼吸瞑想を始めた。ところが、始めて1週間以内に、T子さん「とても力が抜けて、安らぎがあって楽しい。喜びがわいてきて、ずっとやっていたいと思う。フワッと宙に浮いているような感覚もある。こんなに心地よい感覚は生まれて初めて」、とやや興奮気味に語る。M子さん「寝床でやってたら、ウォータベットに乗ってるよ
*以前のブログで紹介*したMさんが、先週来院して以下のような気づきを披露してくれた。「閉店間際の店に入ってみた。他に3~4人いて、慌てないで品物を見ていた。僕と同じ立場だし、僕も慌てなくていいのかなと思えた・・・前は僕と店員二人だけの関係だった(二人だけしか見えていなかった)。なんで今までそれに気づかなかったのか、不思議な気持ちだった。店の中でも落ち着いていられた。先生が言う注意の分散(分割)ができたのかな?」という気づきである。これまで10年以上にわたって、閉店間際のお店に恐
Mさん、診断名:社交不安障害(対人恐怖症)、パニック障害、神経症性うつ病現在困っている症状は「外出中に疲れた時に、喫茶店に入りたいけど入れない」「閉店前30分のお店に入れない。店員に見られているという意識が強すぎて」「自分にアルバイトの経験があり、閉店間際に来るお客さんのことを嫌だなと思っていたので、自分が閉店間際にお店に入ると、店員に同じことを思われるのが嫌だから」「人と話をしていて言葉が出なくなる時がある」など。パニック障害や神経症性うつ病は、ほぼ完治しているが、Mさんの症状の根底には
最近になって、手動瞑想を導入する際の説明の仕方が、以前とは随分変わってきていることに気づきました。以前は、<思考をストップさせ自己を客観視できるようになる>ということを強調していました。最近は、<不安障害にはつきものの心配性、うつ病にはつきものの後悔癖、これらを修正できる脳トレをやってみませんか>というような説明を最初にしてから、手動瞑想のやり方を説明するようになっています。クリニックでは、うつ病もしくは不安障害の患者さんが多いので、その(心配と後悔)実感があって、食いつき(やってみようという
"メタ認知療法"というのは、うつ病や不安障害などの治療を目的として開発された、新世代の認知療法の一つである。メタ認知とは、私たちが日常生活の中で浮かんでいる認知(思考)を、より高い視点からコントロールしているもう一人の自分の認知(思考)とも言われています。乱暴なたとえをすると、メタ認知が親分で、通常の認知は子分、親分と子分の属する組織の意思決定をするのは親分で、子分は親分の言われるままに行動する。したがって、親分が病むと組織は悪い方(うつ病や不安障害)に向かい、親分が健康になると組織は良い