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ムチミを使った素振りは、呼吸力の養成法にもなります。こんにちは。川村義之です。武道の実力をアップし、合気の技を強力にする素振りのやり方があるんです。それが、ムチミを使った素振りです。啓真道では、ムチミを使った素振りは、呼吸力の養成法にもなると考えています。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。Oさんは、合気の習得によって、毎日生活する上で、身体が楽になってきていると言われます。今回は、崩しも当身も強くする、ムチミを使った素振りを稽古しました。ムチ
●今、楽に感じない動きも、練習しているうちに楽に感じるようになるのでしょうか?こんにちは。川村義之です。達人研究所では、研究員のみなさんからご質問をいただいて、音声や動画で、回答しています。達人研究所でお伝えしている内容だけではなく、このブログに書いてあることや、僕がYouTubeで公開している動画についても、質問することができますよ。Q.達人の突きで、拳はどのようにすればいい?Q.今、楽に感じない動きも、練習しているうちに楽に感じるようになる?Q.肩と肘のチンクチについてQ.
●合気の習得を早めるには、使われる原理ごとに、練習する技をカテゴライズするのがポイントです。こんにちは。川村義之です。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。Yさんは、長年、遠方から通ってくださっています。今回もリクエストに応じた内容で、稽古を進めていきました。まず最初は、ムチミを使った合気からです。呼吸力を使って、接触点を強く押さずに、相手を強力に崩します。相手の両肩に両手を乗せ、相手を真下に崩します。相手の両肩は軽く触っているだけで、強く押さずに、相手を座り込ませます。
『沖縄武道空手の極意』シリーズは、絶版であり、古本に高額な値段がついています。「南風のブログ」の読者の方で、『沖縄武道空手の極意』を入手できていない人が、多数存在するようです。原本は読めないけれど、沖縄空手に興味を持っていただいている「南風のブログ」の読者の方のために、読んでいる前提での記述だけではなく、読んでいない人も含めて理解しやすいように、改訂してみました。そして章毎に区切りました。「沖縄武道空手の極意解説シリーズ」は、「南風のブログ」を、『沖縄武道空手の極意』『沖縄武道空手の極
●入身投げ、四方投げ、握手落としなども、想像以上に極まりやすくなります。こんにちは。川村義之です。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。Yさんは遠方在住で、休日を利用して1日2コマ、連続して稽古されました。何年も通われているので、稽古内容について、リクエストをいただいていました。最初に、正中線とムチミによる合気からお伝えしました。正中線を一瞬で出すことで、接触している相手を、叩き潰すように、真下に崩します。「なるほど!確かにこれは、気をつけてないと首が危ないですね!」関節
●ムチミを使ってできること(ゼロ距離パンチ、無構えからの突き、座技呼吸法、呼吸投げ、タックル潰し)こんにちは。川村義之です。達人研究所の今月の動画のテーマは、「ムチミ徹底攻略!」です。1回目の動画では、ムチミの定義、ムチミの解釈、そして、ムチミの習得法について詳しく解説しました。今回の動画では、ムチミを使ってできることについて、実演解説しています。具体的には、・振りかぶり、振り下ろし・ゼロインチパンチ(ストレート)・ゼロインチパンチ(フック)・無構えからの突き・座技呼吸法
●ムチミ徹底攻略!こんにちは。川村義之です。達人研究所の今月の動画のテーマは、「ムチミ徹底攻略!」です。ムチミという用語自体は、沖縄空手を含む琉球武術のものですが、・達人研究所におけるムチミの定義・ムチミの各解釈(鞭身、餅身)・達人研究所式ムチミ習得法について、詳しく解説しています。先ほど、1回目の動画を公開しました。達人研究所は、オンデマンド講座です。オンライン講座には、決められた日時にライブ配信する形式のものもありますが、達人研究所は、「いつでも、どこでも、なんどでも
●寸勁の原理には、基本的に2つの要素があります。こんにちは。川村義之です。寸勁の原理には、基本的に2つの要素があります。1つは、体幹の使い方で、もう1つは、拳など打突部位の使い方です。体幹の使い方には、開(かい)、合(ごう)、ムチミ、螺旋功などがあります。主なものはこの4つですが、これだけではなく様々なものがあります。どれも、拳なら拳の移動量が少ないのを、身体操作で補う技術です。開(かい)と合(ごう)は、拳などの移動量が少なくても、生み出す力を強くする技術と言えます。またムチミ
●中級第5回のテーマは、「達人の突き、達人の剣」です。こんにちは。川村です。日本拳法をされているKさんの、中級第5回目の講座の様子を、ご紹介します。中級第5回のテーマは、「達人の突き、達人の剣」です。体幹の連動で、技の気配を消す方法を、お伝えします。空手のかたなら、相手が反応できないくらい速い突きを、無構えから出せるようになります。剣道のかたなら、相手に反応させずに、面打ちを極めることができます。合気道や柔道などの組み技で、技の気配を消すことができます。まず、ムチミの養成法を、
●達人の身体操作で、介助をラクに行う方法を、練習しました。こんにちは。川村です。理学療法士Oさんの、復習講座の様子を、ご紹介します。今回は、履修済みの内容を復習し、ブラッシュアップしていきました。まずは、正中線のチェックからです。重心バランスを整え、正中線の出た姿勢になって立ってみました。相手に、ゆっくりですが、しっかり強く、片手を下に引っ張ってもらいます。片手を下に引っ張られても、ビクともせずに、ラクに、真っ直ぐ立っていることができました。「ああ~!来ないうちに、ちょっと違う
●「色んなことが、つながってきますね!ムチミとか、ガマクとか!」こんにちは。川村です。伝統空手をされているMさんの、研鑽クラスの講座の様子を、ご紹介します。研鑽クラスとは、研勢塾の上級コースを修了したかたのクラスです。初級・中級・上級コースで学んだことを、さらに研鑽し高め、各専門分野に対して、より実践的な練習をします。今回は、Mさんからのリクエストで、崩しを中心に進めていきました。最初の接触で相手を崩せば、相手の動きを封じ、一方的に突いたり、蹴ったりすることができます。正中線を出し
●達人の剣技や、突きの原動力となる、ムチミの基礎をお教えしました。こんにちは。川村です。ゴルフと合気道をされているKさんの、中級第5回目の様子を、ご紹介します。中級5回目のテーマは、「達人の突き、達人の剣」です。空手なら、相手が反応できないくらい速い突きを、無構えから出せるようになります。合気道や柔道などの組み技で、技の気配を消すことができます。まずは、前回お伝えした、腕力に頼らない、達人の腕の使い方を復習しました。アドレスを取り、自分の両手首を、向かい合って立つ相手に、両手でつ
●突きの威力と貫通力を増す、肩のチンクチを、素早く使えるようになります。こんにちは。川村です。唯真流空手をされているHさんの、研鑽クラスの講座の様子を、ご紹介します。Hさんは唯真流の稽古と並行して、研勢塾の研鑽クラスにも通われています。研鑽クラスとは、研勢塾の上級コースを修了したかたのクラスです。初級・中級・上級コースで学んだことを、さらに研鑽し高め、各専門分野に対して、より実践的な練習をします。今回は、力みをなくしていくことで、突きをブラッシュアップしていきました。まず、自然体
●ムチミ(鞭身、餅身)についてのQ&Aこんにちは。川村です。達人研究所では、研究員のみなさんからご質問をいただいて、音声や動画で、回答しています。達人研究所の質問コーナーは、達人研究所でお伝えしている内容だけではなく、このブログに書いてあることや、YouTubeで公開している動画についても、質問することができますよ。先ほど、質問の回答をアップしました。そもそも、ムチの動きとは、どんなものなのか?鞭身と餅身、ムチミの具体的なやり方についてのご質問に、動画で詳しくお答えしました。
●達人の素振りデモンストレーションこんにちは。川村です。オンライン講座、達人研究所の7月の動画のテーマは、「達人の素振り」です。達人の素振りで、浸透する力や、ムチミ(鞭身)などの、達人の身体操作を練ることができます。剣道や剣術はもちろん、剣を扱わない、空手や拳法、合気道や柔術においても、突きを速く強力にする、相手を崩す力を強くするなどの、効果を得ることができるんです。達人研究所では、達人の素振りの具体的なやり方や、ポイントについて、動画で詳しく解説していますよ。また、達人の素振
●達人の素振りで、達人の身体操作を練る!こんにちは。川村です。オンライン講座、達人研究所の今月の動画のテーマは、「達人の素振り」です。達人の素振りを行う目的は、達人の身体操作を練るためです。・浸透する力を生み出す・筋力に頼らずに強い力を得る・ムチミ(鞭身)などです。剣道や剣術はもちろん、剣を扱わない、空手や拳法、合気道や柔術においても、達人の素振りを行うことによって、突きを速く強力にする、相手を崩す力を強くするなどの、効果を得ることができます。ぜひ参考にしてくださいね。
武術として伝承された沖縄空手には・・・。いわゆる日本本土の空手各流会派で強調された、「極め」っという、心身思想・操作は皆無です。なぜか?それは、必要ないからです。そして、必要無い行為をすることを、悪癖と呼び、日本武道・武術では厳しく諫めています。なぜ、「極め」の思想が誕生したのか?それは、腰を回すからです。腰を、振るからです。さらには、身体を固めるからです。武術として伝承された沖縄空手では、腰を回しません。腰を振りません。身体を固めません。
●「そうか!色んな状態で、力抜きを使えるんですね!」こんにちは。川村です。鍼灸師Kさまの、研鑽クラスの様子を、ご紹介します。沖縄空手のムチミを使い、相手の身体を、緩めることができます。力を浸透させて、手技療法の効果を、高めることができますよ。今回は、ムチミの動きの最新バージョンを、お教えしました。より覚えやすく、よりやりやすく、より効果的なバージョンです。研勢塾では、さまざまな技術は、常に、終わりなくアップデートされるんですね。合気上げで、試してみました。相手の肩を突き上げ、
●「同調反射か!こんなことまで、できるんですね!」こんにちは。川村です。鍼灸師Sさまの、研鑽クラスの様子を、ご紹介します。体幹の、わずかな動きで、相手を、自分と、一体化させることができます。優しい感触だけを感じさせつつ、相手に、強い力を伝えることができます。鍼灸師の疲労を軽くしながら、効果的な手技を、施すことができますよ。今回は、ムチミで、相手との一体感を高める方法を、お教えしました。まずはじめに、研勢塾式の、ムチミのやり方の最新バージョンを、お教えしました。胸椎、胸郭、股関節
●「いや~、長年、探し求めてきたものに、このタイミングで出逢えるとは…感無量ですね!」こんにちは。川村です。空手をされているAさまの、中級コースの講座の様子を、ご紹介します。構えていない状態からでも、猛スピードの突きを、出すことができます。仮によけられても、すぐに連打して、相手を、圧倒することができます。突くとは思えない状態から、突きを出し、相手の隙を衝くことができますよ。Aさまは、早くも、往年の武芸者の礼法が、身についてきています。礼法通りのお辞儀を使い、相手を崩すことができま
こんにちは。川村です。空手で、突き・蹴りの威力を、相手に浸透させるには、どうしたらいいでしょう?答は、達人の身体操作を、身につけることです。達人の身体操作が、突き・蹴りの威力を、相手に、浸透させてくれるからです。例えば、臍下丹田や、中丹田を使うことで、突き・蹴りの威力を、浸透させることができます。相手の身体の、深いところまで、突き刺すように、効かせることができるということです。研勢塾では、臍下丹田や、中丹田の使い方は、3回目、4回目の受講で、お教えしています。突きを出せないように、
●腰や膝を痛めずに、蹴りのパワーとスピードを、アップさせることができますよ。こんにちは。川村です。身体操作を、合理化、効率化すると、蹴りを、今よりさらに、強力にできます。闇雲に、サンドバッグや、ミットを蹴るより早く、蹴りを強くできるんです。腰や膝を痛めずに、蹴りのパワーとスピードを、アップさせることができますよ。キックボクシングをされているOさまの、研鑽クラスの様子を、ご紹介します。はじめに、スパーリングに、正中線を使った崩しを使う方法を、お教えしました。相手を自在にコントロール
空手の突きは、手首を固めないことで、相手にとって、さらに痛い突きにできます。格闘技のパンチだと、手首を固めないと、故障したり、威力が弱くなったりしますけどね。空手でも、真っ直ぐの軌道で突く人は、手首を固めないと、自分が怪我をしますよね。拳が、左右にジグザグで、上下に剣の動きをして、しかも、螺旋の軌道で突く場合の話です。格闘技式に、拳と一緒に、肩まで出すと、突きの軌道が、真っ直ぐになっちゃいますよ。自分の、反対の掌を、同じ加減で突いて、実験してみれば、一目瞭然で、わかることです。拳頭が
●研勢塾に来てれば、体幹トレ、要らないんじゃね?って思って(笑)こんにちは。川村義之です。合理的で、効率的な身体操作は、野生動物を、お手本にするといいんですね。筋トレなしに、高い運動能力を、発揮できるのは、身体操作のお陰だからです。ムチミを使って、パンチを打つと、超高速の、ハードパンチャーになれますよ。クラヴマガをされているKさまの、講座の様子を、ご紹介します。「ミット打ちをするとき、相手が後退するのを想定して、前進しながら、やるんです」「今までは、バランスが保てなくて、フラフラ
●同じ力加減でやったのに、もう、スペアとストライクばっかりになって、ビックリして…こんにちは。川村義之です。ムチミが使えると、速さと、威力を保ちながら、もっと、ラクに突けるんですよ。拳を弾き出すのにも、威力を伝えるのにも、抵抗がなくなるからなんです。ムチミを使うと、相手には、目にも止まらぬ速さで、突くことができるんですね。少林寺拳法をされているAさまの、講座の様子を、ご紹介します。「この間、友達と、ボウリングに行ったんですよ。ただ、僕、ボウリング下手で…」「そこで、腰を入れるとい
●研勢塾に通われているうち、達人技が、何の気なしに、使えるようになったんですね。こんにちは。川村義之です。護身術は、急に危険に見舞われたときに、役立てるためのものですよね。つまり、構えていない、自然体の状態から、技を使える必要が、あるわけです。自然体から、いきなり、強力なパンチを放ち、窮地を逃れることができますよ。護身術をされているHさまの、講座の様子を、ご紹介します。「私が、相手の肩をつかんで、中丹田を使うと、みんな、床に転がっちゃうんですよ」研勢塾に通われているうち、達人技が
●いや~、家に帰って、早くドラム叩きたいですね!あっ、整体の予約入ってるからダメか(笑)こんにちは。川村義之です。揉み返しや、重苦しさを与えずに、効果的な整体を行いたいなら、ムチミを身につけるといいですよ。整体師はもちろん、例えばミュージシャンだって、超一流は、ムチミができているものなんですね。自分は疲れず、効果が高くて、お客さまに喜ばれる、そういう整体技術が、手に入りますよ。整体師Iさまの、講座の様子を、ご紹介します。ムチミを使うと、体幹を固めて出すより、強い力を、腕から発揮する
●空手の形(かた)が、何の役に立つのかと、疑問に思っていませんか?こんにちは。川村義之です。空手の形(かた)が、何の役に立つのかと、疑問に思っていませんか?ムチミという、空手独特の身体操作で行うと、形稽古で、組手が強くなるんです。猛スピードで突いて、相手によけさせず、一本勝ちすることができるんですよ。空手をされているKさまの、講座の様子を、ご紹介します。はじめに、正中線という観点から、三戦(サンチン)を、練り上げていきました。「三戦も、この中に、色んなことが入ってるんですね!これ
●達人の感覚を、わかる言い方で教えていただけて、本当にありがたいです!こんにちは。川村義之です。縮地法を使い、通常の運足より、1行程少ない動作で、素早く踏み込みます。反射神経で、捉えにくい動きをすることで、相手の反応を手遅れにし、優位に立ちます。ストレート・リードを、相手によけさせずに、的確にヒットさせることができます。ジークンドーをされているSさまの、講座の様子を、ご紹介します。縮地法を、ストレート・リードの踏み込みに、使ってみました。「うわ本当だ!これ、やられると、来るのがわ
●全然、強く押されてないのに、相手は、フニャフニャフニャ~ッって、崩れちゃいますね!こんにちは。川村義之です。野生動物が、獲物を襲ったり、疾走したり、跳躍するときは、ムチミで動いています。人間も、身体の構造からいって、ムチミで動くのが、一番効率がいいんです。相手が、首相撲を挑んできても、パンチで強打し、返り討ちにすることができます。キックボクシングをされているAさまの、講座の様子を、ご紹介します。ムチミの動きを、仰向けの体勢で、やってみました。仰向けに寝たまま、立っている相手を、