ブログ記事68件
仕事が忙しすぎて、出勤した時に、ブログを更新する暇がありません。今日も、休日で、自宅で更新を。さてさて、どこかで聞いたような表題ですね。「ムチミ」でしたっけ?「ムチミのない空手は沖縄空手ではない」でしたっけ?『沖縄武道空手の極意その弐』だったかしら?「ムチミ」って一番理解しにくい用語ですよね。抗重力筋を総動員して、瞬間落下寸前の状態を維持しているのが、ムチムを掛けている状態ですよ。沖縄空手の形は、ムチミを掛けながら演武します。突発的変化に対応できる筋肉の使い方を学ぶ
体調不良の脳梗塞患者である南風ですが、仕事が一年中で最も忙しいシーズン。筋トレも形もできません。ですが、今日は休日です。久々に、自宅のパソコンでブログを書いてます。またまた久々に、沖縄空手の正拳突きについて。現代空手と沖縄空手の違いは判りますか?現代空手も沖縄空手も、一応引手はとります。現代空手は、正拳をつくって、引手をとります。沖縄空手は、正拳をつくらず、開手のまま引手です。ですから、引手が正拳なのが現代空手、引手が開手なのが沖縄空手です。引手が正拳の沖縄空手は、現代
南風は、巻き藁を突きます。軟弱老人なので、巻き藁はこれ。ウレタン製なので結構柔らかいです。巻き藁スタンドは、元大学空手部の備品なので高級品です。スプリングも効いていて、跳ね返りも良いです。床板も張り替えて長く使用しています。こんなんですよ。最初の巻き藁は、雨ざらしだったので、朽ちて壊れました。ですから二代目の巻き藁になります。『巻き藁の修理』巻き藁が寿命になりました。軟弱老人なので、巻き藁はこれ。スポンジタイプです。本当は、スポンジじゃなくて、ウレタンなん
最近、多くなってきたのが、沖縄空手の「引き手」ネタです。『沖縄武道空手の極意』解説シリーズでも。『「引き手」とは何か?』『沖縄武道空手の極意その弐』の57頁、D「引き手はいらない」です。「引き手」はいらないわけじゃないですよ。作用と反作用はいらない。引き手で突かない。ここは非常…ameblo.jp最近のブログでも。『引き手について(第20回東京セミナー)』沖縄空手の引き手については、『沖縄武道空手の極意』解説シリーズでも、いろいろ書いてきました。『「引き手」とは何か?
こんにちは。川村義之です。啓真道の稽古の様子をご紹介します。今回のテーマは、ムチミを使った当身と、ムチミを使った剣の素振りです。力を浸透する質に変え、筋力に依存しないで、技を強化することができます。Kさんは、剣道から古流剣術に進まれ、往年の達人の技を、身体操作によって再現しようと試みています。まず最初は、ムチミを使った当身のやり方からお教えしました。当身の中でも、拳による突きを稽古しました。拳を、腰に引いて構えます。ムチミによる、体幹の波打つような連動によって、自然と突きを出
膝行で膝を痛めないポイントとは?こんにちは。川村義之です。達人研究所では、研究員のみなさんからご質問をいただいて、音声や動画で、回答しています。達人研究所でお伝えしている内容だけではなく、このブログに書いてあることや、僕がYouTubeで公開している動画についても、質問することができますよ。今回のご質問は、Q.「腹圧」と「ムチミ」の初動についてQ.合気の崩し技などで、対人で試す機会を作れない場合の練習法Q.入身投げのとき、相手に踏ん張られるとそれ以上動けなくな
「筋抜き」です。スジヌキと読みます。下の写真です。コレです。新垣師範が「筋抜き」をしている実演写真です。突きの稽古の一環であり、無想会の重要な準備運動です。筋(スジ)について調べてみましたが、解剖学的に言うと、筋肉≧筋(スジ)=腱(ケン)≧靭帯でした。腱(ケン:骨と筋肉を繋げる役目)=筋(スジ:腱の役目を担う筋肉)で、筋(スジ)は、腱(ケン)のことでした。要するに、筋肉の付け根が、腱であり筋でした。ちなみに靭帯は、関節の結合組織繊維のことです。この図でみる
歩くことが技になるのは、植芝盛平先生だけの専売特許ではありません。『歩けば技になる』形の稽古は、狭い場所、言ってみれば、其の場で出来ます。これは、沖縄空手セミナーで、ピンアン初段二段をやっていた頃、新垣師範に教わりました。スイッチ、左右の入れ…ameblo.jpなどと言って、腸骨筋で歩き始めた南風ですが、これがなかなか難しい。「歩けば技になる」のは、「歩くことで、技術が修得できる」という意味の言葉だけでなく、『裏話「ムチミ」について』『沖縄武道空手の極意』
巻き藁が寿命になりました。軟弱老人なので、巻き藁はこれ。スポンジタイプです。本当は、スポンジじゃなくて、ウレタンなんですが。巻き藁スタンドは、高級品です。某大学の空手部が廃止される時に、2台あった巻き藁スタンドを払い下げていただいたもので、ウチとエス隊長邸に1台ずつ設置しました。板も張り替えて長く使用しています。こんなんですよ。最初の巻き藁は、雨ざらしだったので、朽ちて壊れました。ですから二代目の巻き藁になります。で、ビニールを被せて大事に使用していた
『沖縄武道空手の極意』解説シリーズですが、「ムチミ」難解ですね。これ、ちょっと読んでも、どうすれば良いのかわかりませんね。「チンクチ」はセミナーで何度も教わったので、どれが?でもなく、全てが、だとすると解りやすいです。ああやったり、こうやったりすると、「チンクチ」がかかりますからね。チンクチを実演することも容易です。「ガマク」も「腰方形筋」ですから、解りやすいです。DVD『極める!ナイファンチ』でも、新垣師範が、映像で説明していますからね。ところが、「ムチ
沖縄武道空手の極意解説シリーズ2-33「ムチミ」『沖縄武道空手の極意その弐』の118頁、F「ムチミ」です。「屈筋」は引っ張る筋肉で「伸筋」は伸ばす筋肉です。ここまでは、大丈夫ですね。この「屈筋の適度な使い方」を全身に応用し「ムチミ(鞭身または餅身)」を入れる事を発見したのが沖縄空手の先人達です。「ムチミ」の無い空手は、沖縄の空手ではない。「ムチミ」の付け方(掛け方)で空手家の実力が分かる。と言われているそうですよ。沖縄空手家の皆さん、「ムチミ」かかりますか?なんて、言って
沖縄武道空手の極意解説シリーズ2-33「ムチミ」『沖縄武道空手の極意その弐』の118頁、F「ムチミ」です。先ずは、新垣師範の記述です。「日本武術の「手之内を締める」「谷あわせ」などは、伸筋の完全放出の試行錯誤による理念の結晶を表した言葉であろう。」「昔の沖縄の武士たちの間でも「手足を長く使える人間には、気をつけろ」または、「実際(の身体)よりも、手足が長く見える人間には気をつけろ」という言い伝えがある。」武術的に伸筋が発達していた人間を相手にする時の、警告だそうです。「しかし
「アティファ」という沖縄空手用語があります。師匠に、漢字をあてると「当て方」又は「当て法」だと教わりました。ちなみに、お師匠様は国際沖縄空手道最高師範の新垣清先生です。一般的には、「当砲」とか「当破」とか書くことが多いですね。こっちの方がカッコイイです。「砲撃」とか「破壊」なイメージがありますからね。でも、漢字は、沖縄の人(ウチナーンチュ)の方言に当て嵌めた当て字でしょうからどれれも間違いではありません。パワーを発生させる方法という意味に違いはありません。好みで使って良いと
こんにちは。川村です。体を動かすとき特に重要なもう一つの理は、鞭の理です。ここで言う鞭の理とは、首里手で言うムチミのことです。基本としては突きの場合、骨盤が鞭の柄で、鞭を振るう手首のスナップが股関節の動きです。股関節から下肢、胸椎、胸郭、胸骨、鎖骨から上肢が鞭です。最終的には、手首のスナップは、肚の中だけでできることを目指します。見た目には、単なる手打ちに見えますが、手打ちとは比較にならない、速い突きになります。野球のバッティングや、ゴルフのスイングで言う、壁を作るというのと共通す
こんにちは。川村です。空手に脱力を活かすポイントは、フォームはちゃんと保つことです。フォームが崩れるほど脱力したら、技の威力を生み出せず、単なる無力になってしまいます。フォームを保って脱力すると、技の威力はめちゃめちゃ重いものになりますよ。脱力すれば、関節を動かすときの抵抗も減り、スピードとキレも増すんです。伸張反射の働きで、技が飛び出すのも技を引くのも、どちらも速くなりますよ。ヌンチャク、鞭、濡れタオル、どれでもいいですが、腕や脚はそのようにイメージしてください。このポイントを押
こんにちは。川村です。形稽古が伝えているのは、普通には身につかない、空手ならではの武術的な身体操作です。空手の身体操作を使うと、体力は今のままでも、怪力というくらいの力を生み出すことができます。パワーの差、体重差を覆す秘訣が、形稽古にはあるということです。そのためには体を緩ませ、力の伝達効率を上げることが必要になります。腕や脚、体幹までもが、言わば自転車のチェーンと同じということですね。ポイントは、チェーンのように緩めたからといって、緩んだままにはならないということです。関節はロッ
月一のペースで行われる、無想会東京同好会の稽古会に参加し始めて、約一年が経過。「数少ない貴重な合同稽古の質をもっと向上させるには、何をどうすれば良いか?」というのは、東京同好会の永遠のテーマでもある。代表のNさんとハチマキ空手職人のタムさんと、三人で色々と相談して、今回の稽古会から、稽古会の内容を決めるリーダーを一人決めて、それを当番制で回すことになった。トップバッターは、代表のNさん。前もってメニューを考えてくれた。●Nさん考案メニュー①準備運動②突き③蹴り④
『沖縄武道空手の極意』シリーズは、絶版であり、古本に高額な値段がついています。「南風のブログ」の読者の方で、『沖縄武道空手の極意』を入手できていない人が、多数存在するようです。原本は読めないけれど、沖縄空手に興味を持っていただいている「南風のブログ」の読者の方のために、読んでいる前提での記述だけではなく、読んでいない人も含めて理解しやすいように、改訂してみました。そして章毎に区切りました。「沖縄武道空手の極意解説シリーズ」は、「南風のブログ」を、『沖縄武道空手の極意』『沖縄武道空手の極
無構えからの突きの詳しいやり方こんにちは。川村義之です。達人研究所の1月の動画のテーマは、「無構えからの突き」です。先ほど、今月2回目の動画を公開しました。今回の動画では、無構えからの突きの練習法と注意点を、より詳しく解説しています。達人研究所は、オンデマンド講座です。オンライン講座には、決められた日時にライブ配信する形式のものもありますが、達人研究所は、「いつでも、どこでも、なんどでも」のオンデマンド講座です。いつでも、好きな時に、好きな場所から
「正中線強化法、本当にいい練習法ですね!」こんにちは。川村義之です。正中線を体得した上、ブラッシュアップすることで、合気技の威力を飛躍的に高めることができますよ。合気柔術啓真道の稽古の様子をご紹介します。今回のテーマは、正中線を使った技のブラッシュアップです。Yさんは、大学時代から追求してきた合気を一層高めるのには、身体操作が鍵だと確信されています。ムチミは、正中線をしならせる身体操作だとも言えます。正中線のしならせ方をおさらいすると、相手の両肩に両手
縮地法で身体ごと相手に接触して崩すのは可能?こんにちは。川村義之です。達人研究所では、研究員のみなさんからご質問をいただいて、音声や動画で、回答しています。達人研究所でお伝えしている内容だけではなく、このブログに書いてあることや、僕がYouTubeで公開している動画についても、質問することができますよ。今回は、ご質問のほかに、報告フォームからいただいた、研究員のみなさんからのご報告についても共有させていただきました。Q.縮地法で、身体ごと相手に接触して崩すのは可能
ゼロインチパンチでの新聞紙貫きこんにちは。川村義之です。達人研究所の10月の動画のテーマは、「ゼロインチパンチ」です。先ほど、今月2回目の動画を公開しました。今回の動画では、・ゼロインチパンチの復習と注意点・新聞紙貫きのやり方について、実演解説しています。新聞紙貫きは、ゼロインチパンチができているかどうかの確認のために行います。ゼロインチパンチが、プッシュ(押す動作)ではなく、インパクト(突く動作)になっていれば、新聞紙貫
疋田一直です。私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。~~~~~~~~~~~~~~~身体にある筋肉は、ゴムのような役割があります。この筋肉を使う方法はいくつかあります。腕を曲げると、力こぶができますよね。そんな力こぶを作る、筋肉をギュッと縮めて力を発揮する方法。これはゴムを結んで固めるような感じですか。もう
ムチミがやりやすくなる、お腹のマッサージこんにちは。川村義之です。達人研究所には、「達人への道」コーナーというのがあります。正中線や姿勢、練習法、考え方、コンディショニングなどを、掲載しています。今回は、「お腹の筋肉を柔らかくするための、お腹のマッサージ」の動画を、追加しました。これをやることによって、ムチミの動きで使われる、・胸郭を動かす・呼吸でお腹を膨らませるなどが、やりやすくなります。わかりやすく説明するために立って行ってい
「マラソン大会で完走することができました」こんにちは。川村義之です。達人研究所では、研究員のみなさんからご質問をいただいて、音声や動画で、回答しています。達人研究所でお伝えしている内容だけではなく、このブログに書いてあることや、僕がYouTubeで公開している動画についても、質問することができますよ。今回は、ご質問のほかに、報告フォームからいただいた、研究員のみなさんからのご報告についても共有させていただきました。Q.みぞおちについてQ.正中線と歌う姿勢について
ケガを防ぎながら、ムチミの突きを習得するにはこんにちは。川村義之です。達人研究所の8月の動画のテーマは、「達人の突き4.ムチミ」です。ムチミを使った突きは、威力がある分、誤った使い方をすると、ケガの恐れがあります。そのため、段階的に練習することが大切です。先ほど、今月2回目の動画を公開しました。拳はどうするのか、練習するときのスピードなどについて、詳しく解説しています。実際に物に当てるための練習法も、お伝えしました。ムチミの練習
こんにちは。川村義之です。YouTubeに、ショート動画をいくつかアップしました。ムチミを使った素振り武道の実力をアップし、合気の技を強力にする、素振りのやり方があります。ムチミの身体操作で行う素振りです。それはそのまま、呼吸力の養成法にもなります。ムチミでの素振りが、どれほど強力な動きかを検証してみました。仰向けになり、膝を立て、両手を正眼に構えます。正座した相手に、手首を上から掴まれ、押さえられます。ムチミを使って、両手を上段に振りかぶると、相手は、床に横倒しに
●ムチミを使った突きで、スピードアップと威力の強化を実現するこんにちは。川村義之です。達人研究所の8月の動画のテーマは、「達人の突き4.ムチミ」です。ムチミの動きを達人の突きの原動力として使い、スピードアップと威力の強化を実現する方法を、解説していきます。先ほど、1回目の動画を公開しました。「ムチミ徹底攻略!」の動画でご紹介した、ムチミ練習法の復習や、立った状態での練習法、突きの練習法などについて、詳しくお伝えしています。達人研究所は、オンデマンド講座です。オン