ブログ記事60件
私の住む広島は、全国平均では人口が多い割に文化度がメッチャ低い。センス、美意識も。それを最初に感じたのが、20代のころ勤めていた映画館(映写技師でした)。あまり有名ではないが文芸的評価の高いものを上映するときまって閑古鳥。ところが、この作品がメジャーな賞をとった瞬間、どっと人が押し寄せる。音楽でもアートでもほぼ同じ。広島をスキップして福岡に行く。なぜこういう県民性になっちまったのか。その要因の一つが「カープ」だと思う。エネルギー、カネ、時間、思考のかなりの部分、もっていかれる。
私の有料オンラインサロンでは、昨年秋からロバート・チャルディーニの「影響力の武器」をテキストに断片的に「認知マーケティング」の解説をしてきた。2020年春から世界を覆ったコロナ禍により「これからはマーケティングだけでなく、すべてが認知戦になる」と直観したから。人を幸せにする、生きがいを与えるといった良いことに使われるなら問題ないが残念ながら「ただ利益のため」に認知戦を仕掛けてくる者は存在する。しかもやっかいなことに、それが時に国家を超える巨大な組織ということもある。ワクチンが
そもそも武術家であり超実戦コンサルを標榜する私はクライアントに、世の中を高い視点から俯瞰できる情報を提供するため複数のシンクタンクと契約している。なぜ複数か。1社だけの情報を鵜呑みにするのは危険だからだ。また、シンクタンクの分析が信用に値するレベルか過去にさかのぼって定期的に精査している。ハズレが多い場合は解約する。神様じゃないので100%当たることはないけど今契約してるところは、8割以上の的中率。これがどう役立つかだが、たとえばコロナ。私はシンクタンクから、mRNAワ
平成の30年間、日本はかつての栄光に慢心し基礎研究もせず、後世の育成も怠った。結果、経済は大きく後退し、日本を心の底から必要としている国はほぼない。今回のウクライナの件でロシアをなじるのは簡単だがこれがめぐりめぐって、我が国にどれほどの危機をもたらすことになるか想像できる日本人も少ない。私がマーケティングコンサル活動をミッションと考える理由のひとつが大きく言うなら一人でも多くの、負けない戦略と戦術を展開できる経営者を生み出し世界から必要と思われる日本を再興するためである。どう
ネット広告で、マーケティング商材を扱っている業者が「一生もののスキルです」と喧伝しているのをよく目にする。確かに、身につければ、強力に作用する実践的な手法は存在すると私も思います。ただし「身についたものをキープし、日々磨きをかければ」の話。数ヶ月のセミナー受講して、それだけで一生ものになるわけがない。私の敬愛する腕のいい工芸家は、毎朝決まった時間スケッチをするという習慣を1日も欠かさず励行している。何年も。これがプロの世界の標準です。アマチュアならともかく頑張って身につけたスキ
昨日の続き。ネット広告を一切やらずとも、私のクライアントはなぜコロナ禍でも平然と業績を伸ばせたか。使った媒体はメルマガとニュースレター。以上です。顧客のリストをセグメント化し、それぞれパッケージを作る。それをメルマガとニュースレターで届ける。新規顧客獲得を狙わず、既存客の客単価を上げることを一生懸命マメにやった。ここで重要なのはメルマガとニュースレターの文章力=コピー力ですが私が助言するのでグレードは高い。これが既存客に好感を与えると(ほぼ与えます)その評判が口コミで広が
私のクライアントの9割は、この一年で大きく業績を伸ばした。それでよく聞かれるのが「ネット広告にどれくらいカネ使ったのか」だ。正直に言って、どのクライアントにもネット広告は一切やらせていない。つまりゼロ円。ネット広告自体、フィールドがすでにレッドオーシャンであるし、さして商品価値の高くない2流品も少なくない。見たくもない広告を押し付けるのはテレビと変わらんわけで消費者は敬遠しはじめている。よって、ネット広告はやらないという選択だ。必然的にネット広告からつながるランディングページ
特に個人事業者のクライアントに話すことですが。異業種交流会には絶対参加しないほうがいい。なぜなら同じレベルの人が集まるから。同じレベルとは「仕事が欲しい人」であり「さほど儲かっていない人」です。名刺交換しておわりです。あなたに上昇志向があるならスカをくらうでしょう。参加するなら勉強会です。そして、自分より少し上にレベルの人と会う、お付き合いする。この習慣があなたの「のびしろ」になるはずです。
私のメンターのひとりは、日本に初めて本格的なコーチングを持ち込んだ方。私はコーチングに関しては彼から直接指導を受けたわけではなく数十冊の著作から学ばせていただいた。尊敬している。一方、正式に訓練を受けた彼のお弟子さんたちは「認定コーチ」という肩書きをもらってかなり高額のコーチングサービスを展開している。億を稼いでいる人もいるらしい。それは全然問題ないのだが、認定コーチさんのTwitterを拝読すると時たまヒドい書き込みをされている方が何人かいらっしゃる。というか目に余る。カタ
これも経営者からよく受ける相談。名の知れた大手企業ならともかく、中小企業には有能な人材の入社希望が少ないと。簡単にできるのが「面接はリクルートスーツ禁止。私服で」を採用選考として記載することです。「好きな音楽」「好きな映画」「本」「俳優」「興味を持っていること」など仕事と関係ないことを3分スピーチさせるというのもいい。リクルートコンサルなどの小手先スキルがまったく通用せず、個々のクリエティブ能力が診断できるし、インパクトのある「採用選考」により、ユニークな人材から注目されやすい。面
経営者からこんな質問。「業務効率化のためAIを入れたいが、そうすると今いる社員の仕事がなくなるおそれがある」。AIを入れると、仕事がなくなるというのは、その社員さんがAIに取って代わられる程度の仕事しかしてないことだ。こういう企業がAIを入れたからといって業務効率が上がるということはなく人件費節約くらいしかならない。また、どの企業でもカネさえあればAIは入れることができる。AIvsAI。勝率は期待できない。じゃあ、どうするのが良いか。将棋の藤井聡太五冠がお手本を見せてくださっ
マーケティングを実践するうえで、ターゲットを絞り込むのは当然のこと、それを仕留めるにはどうすればいいのかという話。私は、30代の頃、冬期のみ狩猟をやっており「仕留める」ことに関しては一家言あります。カモ撃ちでもクレー射撃でも狙って打ってもまず当たらない。なぜなら、ターゲットは動いているから。狙い定めた地点に向かって引き金絞っても、弾が到達するころにはすでにそこにいないのだ。よく、なにかの商品やサービスが流行りまくった時点でそれじゃウチもと参入したところで、すでにブームは下火、
数年前の話。銀行の依頼で、とあるツブれそうな本屋さんにマーケティング助言をしたことがあった。規模は中くらい。こちらの書店の強みはなんですか?と私が訊くと店長自信満々で「老若男女どなたでもご利用いただける多彩なジャンルと品揃えの豊富さです」。もうすぐ近くに大型ショッピングセンターができ、そこにテナントで全国展開の大型書店が入ることになっている。この時点で「老若男女どなたでもご利用いただける多彩なジャンルと品揃えの豊富さ」など強みになるはずもないのにだ。絶体絶命。一刻の猶予もない。
コロナ禍ではあるが、私のクライアントは平然と成果を上げている。うち8割は、それぞれの業界で広島県下で1位、中四国で1位、西日本で1位、、、、のいずれかである。また、残るクライアントも国内で圧倒的な存在感を放ちつつあり年内には数字が追いついてくるであろう。これができるのは、ひとえに少数精鋭主義だからだ。というか、そうでないとできない。よく、コンサルやコーチング系で「2000社を成功に導いた」やら「一ヶ月で5000万売り上げ」みたいな派手に「数の多さ」を強調するブログを目
「龍馬や西郷どんが生きていた血湧き肉踊る時代に生まれたかった」と口にする人に言いたい。喜べ。血湧き肉躍る時代は、今だ。しかも明治維新など比べ物にならんほどのスケール感だ。正しい知識を得て、正しく動いたものが生き残る。座して死を待つな。
「お値段以上」をキャッチフレーズにしている、某ショップがあるがここの商品を使ってつくづく思うのは、結局「お値段相当」であると。なにしろ、もたない。ヘタれる、壊れる。企業のこのような商品やサービス姿勢は、最近流行りのSDGs(眉唾ではあるが)にも反するものだ。私がすべてのクライアントに最初にいうのが「安売りからの脱却」である。安さは、品質を保証しない。もちろん例外はあるが長い目で見ると、買う方、売る方、双方にデメリットしかないですよ。ただひたすらに、品質をあげること。これが最優先
SDGsは、上手に使えばビジネスチャンスといえないこともないがその本質を見誤ってはいけない。なぜなら、巡り巡って日本経済に多大なダメージをもたらすものだから。コロナ騒ぎ同様、フォローザマネー、つまりこれにより「誰が儲かっているか」を辿っていけば、面白くない不都合な事実に突き当たる。経営者には、これを理解したうえで逆手に取るくらいのしたたかさを求めたい。今年、中四国最大のカルチャースクールを運営する中国新聞文化センターのクレドビル教室にて「実践マーケティング学」なる講座をスタート
数年間連載を続けさせてもらっている、広島経済レポート「経営者のための実践マーケティング講座」。早ければ来週に掲載されるであろう35回目の寄稿は、DX導入の落とし穴について書いているので、興味があれば手に取っていただきたい。コロナ禍で体力の落ちた企業が、深く考えもせず「よそがやっているからウチも」みたいなノリで業者のいうままDXを導入すると間違いなく失敗する。で、平時ならともかく、このタイミングでの失敗は致命傷だ。政府のダメっぷりと相まって、地方経済は焼け野原になる危険性もさらに高まった
私は、基本、365日年中無休である。要望があれば、深夜でも対応する。それを決意させたのは、2019年末に発症した悪性リンパ腫の抗がん剤治療体験だ。半年間の入院中、夜中に数回ヤバイ状況があったのだがその都度、看護師はケイタイで主治医J氏に電話し指示を仰いだ。一度など、深夜3時で「さすがに寝てるでしょ」と私が言うと看護師は「J医師は、365日24時間電話に出るから大丈夫です」と。感動した。医者だからと言ってしまえばそれまでだが、人の命を預かる覚悟とはこういうことなのだ。まてよ、
書店のビジネスコーナーに行ったら確認していただきたい。コピーライティング関連の書籍がえらい増えているんですよ。中規模の店でも10タイトルくらいある。数年前なら、あったとしても定番中の定番ジョン・ケープルズ著「ザ・コピーライティング」一冊程度だったのにね。これは経営者や事業者が、自分たちのウリを言語化することの大切さに気付いたからでしょう。どんなに商品やサービスに自信があっても膨大な情報空間の中で「刺さる言葉」を発しなければ、目にも留めてもらえない。伝えようにも「お話にならない」のだ
私の知る有能なマーケターたちを「規模も仕掛けもブッチギリにすごい歴史に残るサブスクリプション」と唸らせているが例のお注射だ。「風が吹いたら桶屋が儲かる」をマッチポンプで仕組んだ極限グレードともいえよう。なぜこんなことを思い付けるのか。それは仕掛けている側が遊牧民族だからだ。ベイト(エサ)を巻いたあと、情報で誘導し罠にかけたあと、焼印を押す。そして囲い込む。あとで太らせて狩ることも、処分も思うがまま。農耕民族思考の強い、お人好しの日本人には永遠に理解できないであろう。というこ
守秘義務があるので詳しくは書けないが最近、意外なところからマーケティング診断依頼がある。もともと、私の施行するマーケティングスキルはアメリカのダイレクトレスポンスマーケティングに、日本最高のハンター、齋藤令介氏の創始した「原始思考法」さらには私の武術家としての戦術を組み合わせ独自の方法論として再構築したものであり人間相手に展開しているビジネスであるなら、どんな業態にもフィットする。適合するということは、平たく言えば「しっかり儲かる」である。今回もうまく成果は出せる自信はある。
コロナ禍でもはたして私のマーケティングスキルは成果を上げられるのか───クライアントと共に、かつてない緊張感を持って挑んだ2021年でしたが結果から言えば、私の全クライアントが大きな飛躍を遂げることができました。全国ネットとの大手数社との競合コンペを勝ち抜いたりある業態で広島県下における客単価ナンバー1の店に輝いたり事業が注目を集めてテレビの取材を受けたり月の売り上げが30倍になったり(3年がかりですが)いずれのクライアントも「1年前には今の状況を想像できなかった」というほどの圧倒
情報解禁です。広島テレビのカルチャースクール「広テレキャンパス」の7月からの新講座に私の「売れる!伝わる!経営者・個人事業者のためのセールスコピー塾」が加わりました。月2回の三ヶ月コースで最新マーケティングの「稼ぐ仕組み」も学べる、かなりお求めやすい価格です。教室も広島駅南口にできたばかりのピカピカの建物内にあり、眺望も抜群♪詳細はこちらからどうぞ。
わたくしのオンラインサロン「西瀬戸300」の会員申し込みが始まりました。クソヤバイ話(表現が汚くてすみません)がほとんどですが奇をてらって注目を集めようとしているのではなくそれだけ危機感を持ち、言わなければローカルは崩壊すると強い使命感を持ってのことです。もちろん、西瀬戸エリア外でもローカルでは特に有用な情報ばかりです。詳しいコンテンツは1日前の当ブログをご覧ください。入会規約・注意事項・オンラインサロン西瀬戸300は、Fecebookのグループページ上に設置された、認定され
親愛なる読者の皆さま。いよいよ本日より、月額1000円の私のオンラインサロン「西瀬戸300」の会員募集がスタートしますぜ。動画でもお伝えしましたが、今一度どんなコンテンツで構成されているか再度ご紹介させてください。下の最新動画でも言及していますが、著名なマーケティングコンサルのスキルは実はローカルではなかなか通用しません。それがなぜなのかは動画をご覧ください。「西瀬戸」とは言っておりますが、国内のローカルにおいてどこでも通用すると思われます。またオンラインサロンに興味を持たれ
武術家でもある私は、テレビの格闘技番組が好きで一昨日の日曜日の夜、RIZINを見ていた。後半戦に入り、メインイベントの那須川天心vsマーティン・ブランコ戦の実況生中継の第2ラウンドで、それは起きた。ブランコ選手が天心選手のパンチで目の上を切って出血、レフェリーが止めに入ったところでCMへ。大金を投じて綺麗に仕上がってはいるが、なにが言いたいのかよくわからんCMが数本続き中継映像に戻ったら、ブランコ選手はすでにリング上でノビており天心選手のKO勝ち。なんじゃそれ。CM中に試合が
人類は以下の3つに大別される。「農耕民族」「狩猟民族」「遊牧民族」だ。日本人はもちろん農耕民族的資質が強い。決められたことを黙々とこなし平凡・勤勉・皆勤を美徳としハミ出そうとする者は「空気読めないヤツ」と村八分にする。変化を嫌うが意外にも台風や津波、地震などにはじっと耐えて復活するタフさはある。しかし、現状維持の思考しかできないから遊牧民族の末裔である欧米列強の「獲物は囲って育て、十分太らせてから狩る」という2段階、3段階で先読みする思考法がまったく理解できない
ついこのあいだまで、居酒屋だったのがほぼ内装はそのままで、突如、ソバ屋にかわっている。あなたの街でもよく見かける光景と思います。これは設備投資を抑える「居抜き」といわれる手法なのだがこれが今、ヨーロッパ、とくにフランスで顕著らしい。いや、飲食店ではなく、ナント、教会の「居抜き」である。キリスト教信者が激減し、教会に人が来なくなって閉鎖。そこへ、移民の方々による「イスラム教の教会」が移るのだ。ではなぜ、キリスト教離れが、若い人を中心にすすんでいるのか。ある宗教学者によると、
私は武術道場も開いている。で、一昨日、高校生の門下生から、進路相談を受けた。「将来薬剤師になろうと考えていたんですが、はたして10年後も残っている仕事なんだろうか不安になってきた。先生はどう思われますか?」と。さすがうちの道場生(笑)。高校生でありながら、学校や周囲から言われることを簡単には鵜呑みにせずしかも「10年先がどうなっているか」と想起しイメージする力をちゃんと持っている。私は思っていることを話さず「まずはネットで<薬剤師10年後>で検索してみなさい。で、来週キミが