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マンガ1巻感想「ケンシロウによろしく」題名からしてギャグマンガと思われ、やはりギャグマンガだった。主人公の沼倉孝一は、10歳で母親に捨てられ、その母親はヤクザの元へ。そのヤクザに復讐するため、北斗神拳を究めた。結果、凄腕の按摩師になったという展開。ここからどう展開していくのか全く読めないが、母親の登場がカギになりそうな予感。☆☆「できれば2巻読みたい」著者:ジャスミン・ギュ出版:講談社発行:2020年8月5日第1刷題名:ケンシロウによろしく
マンガ1巻感想「壇蜜」赤羽は千ベロで有名だが、神奈川県民が、わざわざ電車に乗って行く街ではなかった。ディープな飲屋街なら野毛があるし・・・ところが清野とおる先生の「東京都北区赤羽」を読んで俄然興味を持ち、何度か通ったものの、すっかり観光地化していた。このマンガの中でも清野先生が描いているように、清野先生のおかげなのか、所為なのか、刺激薄めの街になっている。そんなさなか、清野先生と壇蜜さんが結婚したというニュースを目にした時、あまりにも意外な組み合わせに驚かされたことを憶えている。でも
マンガ1巻感想「響」なぜか文学好きの人は太宰治好きが多い。太宰治の何がいいのかさっぱりわからない。だからなのかこのマンガとはシンクロしない。主人公の鮎喰響。現代の文学界をひっくり返すほどの圧倒的な文学の才能がある女子高生。確かに有名な作家はぶっ飛んでて、人としてダメな奴が多い。だからといって主人公がここまでイカれてると感情移入できない。2017年のマンガ大賞を受賞しているので、私の感覚の方がイカれてるのかも。☆「時間があれば2巻読む」著者:柳本光晴出版:小学館発行:20
マンガ1巻感想「電波の城」細野不二彦先生と言えば、「さすがの猿飛」や「グーグーガンモ」の印象しかなく、こんな大人のマンガを描いていたなんて知らなかった。それでも20年前のマンガなので、時代背景など割り引いて考えないといけない。主人公はフリーアナウンサーの天宮詩織。彼女の出世物語のようで、そんな単純ではなさそうだ。彼女は主人公であり、同時に悪役らしく、アンチヒロインもののようだ。2巻移行のいかに彼女がのし上がっていくかが見もの。☆「時間があれば2巻読む」著者:細野不二彦出版:小
マンガ1巻感想「ジャンボマックス」主人公の曽根建夫は、人のいい薬局屋。アパートの大家でもある。バツイチ子持ちの美人あかねを妻にして、あかねが妊娠したところから物語が動き出す。何しろ建夫はEDでSEXできないはずなのだ。アパートから夜逃げした女が持っていたバイアグラのすごいやつみたいなED薬を使って勃起経験をした建夫は暴走し始めるクライムストーリー。建夫が間抜けすぎるのと、展開が都合良すぎるのは、展開のスピードのために犠牲にせざるを得なかったに違いない。このスピード感なら2巻以降も楽
マンガ1巻感想「昭和天皇物語」平成が終わり令和が始まることが決まった2017年のタイミングで昭和天皇の伝記をマンガで出すことに意味がある。原作はもっと前に出されたものだが、マンガだと思想的にもニュートラルな普通の若者たちに届く。2代前の天皇ならすでに歴史上の人物として見ることができる。そうは言っても、太平洋戦争を経験した人々が多数生存している現代で、このマンガを描く作者の能條純一先生は、相当の覚悟を持って挑んでいるに違いない。どんな人物に描いたとしても、必ず反発する人がいるはず。能條
マンガ1巻感想「重版出来」マンガ誌を買わなくなって久しい。話題になったマンガ、このマンガがすごい!に載ったマンガ、ジャケ買いなど、1巻を買っておもしろかったら2巻を買う。だから買うマンガは重版が多い。重版になれば出版社に利益が出る。才能ある作者を見つけ、育て、売る。そんな出版社の戦い、お仕事マンガだ。主人公は黒沢心。柔道でオリンピックを目指したが叶わず、出版社に就職。重版出来を目指す。1巻の中身が濃い。1話の採用面接、2話の大御所の話、3話の社長の話。どれも素晴らしいが、
マンガ1巻感想「動物のお医者さん」主人公の西根公輝の設定が、大金持ちの良家のお坊ちゃんでイケメン、勉強もできるという、少女漫画の王道。さらに親友の二階堂もイケメン。さらに少女漫画の絵がひとつのハードルになる。これらに抵抗なければ、獣医学部の学生の日常がなかなか面白く、飼い犬のチョビもいい味だしていて楽しい。☆☆「できれば2巻読みたい」著者:佐々木倫子出版:小学館発行:2024年2月4日第1刷題名:動物のお医者さん
マンガ1巻感想「スノウ」主人公のジョン・スノウに関してまったく予備知識なし。実在の人物かどうかもわからない。19世紀のロンドンでコレラの研究をした。このストーリーで全くの創作とは思えないので、実在の人物なのだろう。ワトソン役と思われた家政婦のメーリーがあっさり退場したのには驚いた。真のワトソン役らしい牧師のホワイトヘッドは、もしかすると実在するのかもしれない。ホワイトヘッドが書き残した手記がこのマンガの元になっているのかも。最終的にはスノウの死後、彼の先見の明が知られることになる
マンガ1巻感想「王様達のヴァイキング」主人公の是枝は、高校中退、バイトも続かない。完全にコミ障。普通なら生きていける場所はない。ところが唯一で最強のハッキングの能力があった。エンジェル投資家の坂井は、プログラミング能力のある若者に投資している。ただの金儲けではなく、天才たちを見つけだし、世界を征服?するつもり。そんな2人が出会って、本当に世界を獲りに行く話。最初に結果を書いて読者を安心させるパターン。ちょっとずるい手法のような気もするが、今後の活躍が約束されている。ただ主人公
マンガ1巻感想「風太郎不戦日記」魔界転生の山田風太郎のリアル日記。戦争中の東京の暮らしがわかる貴重な記録。熱くもなく、冷めてもなく、どこが諦観した感じが、画風と合っている。最終的には玉音放送までいくのだろう。最後まで見届けたい。☆☆「できれば2巻読みたい」原作:山田風太郎漫画:勝田文出版:講談社発行:2020年3月23日第1刷題名:風太郎不戦日記
マンガ1巻感想「刷ったもんだ」マンガ家や編集者なんかを主人公にしたマンガが多いのは、作者の取材がいらないことと、いっしょに働いている人たちにちょっと媚びを売っている。同様に印刷会社もマンガ家にとって、いっしょにマンガを作っていく仲間なのだ。媚び売って、主役にさせたくなるのもわかる。読者も印刷会社のことは知らないので、リアルな現場の話がわかって面白い。主人公の真白悠は、元ヤンを隠して、印刷会社で働いている。元ヤンだけにさばけているし、心の声でツッコミをいれるのが、なんか可愛い。脇役陣
マンガ1巻感想「フールナイト」主人公神谷トーシローのぶっ飛んだ感じが、チェンソーマンのようで、予測不能。世界観はむしろファイヤーパンチか。太陽の光が届かない世界。基本のイメージは黒。人々は死んで植物となり、生きている人のために酸素を供給する。生きている人々も闇を抱えている。トーシローには、植物になってしまった人間の声が聞こえる。つまり植物になっても死んではいない。なんとなく救いはない。2巻以降、さらに闇落ちしそう。それでも読みたい。☆☆☆「絶対に2巻を買って読む」著者
マンガ1巻感想「ソフトメタルヴァンパイア」人類が吸血族に支配されている世界。こういう設定でそれ以外はすべて日常というのは無理がある。主人公は普通の高校生?という設定だが、こんな世界で普通に高校生してるのはどういう状況だろうか。主人公の斎美井香には特別な力があり、血液検査でバレて命を狙われることに。父親がそれを見越してある組織に美井香を救い出してもらうことを依頼していた。それでもノンストップで敵は襲ってくるので、息づく暇もなく旅に出る。今はまだある組織のメンバーたちに助けてもらってい
マンガ1巻感想「フットボールネーション」主人公の沖千尋は、サッカーの天才だが、親友でライバルの身代わりに少年院に入り、今は草サッカーの助っ人をしている。親友の一ノ瀬迅はすでにJリーグデビューしている。日本のサッカー界に革命を起こそうと考えている監督が、偶然沖を見かけてから物語が動き出す。スポーツものにはよくある成り上がりのストーリー。このあとメンバーを集めて行くはず。まずはキーパーとCBだろう。ストーリーは素晴らしいのに、どうもマンガに入り込めないのは、絵に違和感があるから。ワン
マンガ1巻感想「ドクター+チルドレン」金髪でピアスの型破りな小児外科科医星乃櫻子が、子どもたちの命を守るヒューマンストーリーと思われる。なぜか2巻の予告に違う小児科外科医が・・・ただのライバルなのか、主人公が毎巻変わるのか?だとしたら斬新だが、おそらくライバルなのだろう。☆☆「できれば2巻読みたい」著者:秋野桜花出版:講談社発行:2024年8月22日第1刷題名:ドクター+チルドレン
マンガ1巻感想「寄生列島」主人公の千堂千尋は、両親の離婚が原因で東京から、離島「花山島」に移り住む。最初は田舎にありがちな排他的な感じかと思いきや、殺人も起こるし、爽やかそうな担任は襲ってくるし、島が丸ごと変。どうやら島特有の寄生虫が住民の倫理観を壊しているらしい。ただ島の因習は昔からあるようで、寄生虫とは関係なさそうなのが整理つかない。このまま突っ走るのだろうか。☆☆「できれば2巻読みたい」著者:江戸川エドガワ出版:講談社発行:2020年7月6日第1刷題名:寄生列島
マンガ1巻感想「レベリオン」この手の作品の良し悪しを1巻だけで判断するのは難しい。ふたつの勢力に分かれた異能者同士のバトル。主人公のゲンジ・クロガネは、日系アメリカ人。鍛冶屋なので日本刀由来の鋼の肉を持ち、不死身。弟を殺され、殺した相手に復讐を誓っている。殺した相手とは違う側の勢力に加わり、戦いながら復讐を目指す。どう考えても、面白くなるに決まってる設定。原作者と作画者は別々で、絵はバトル漫画のオーソドックスな画風。オーソドックスすぎて特徴がないくらい。1巻では数多くバイキャ
マンガ1巻感想「シャングリラ・フロンティア」なろう系と言われる「小説家になろう」出身作者の原作。なろう系は異世界ものが多い印象だが、この作品はバーチャルゲームの設定。こういう設定の方がリアルでしっくりくる。クソゲーハンターの主人公、陽務楽郎(サンラク)は、神ゲーの「シャングリラフロンティア」に挑む。クソゲーをクリアするためのスキルを活かし、「シャングリラフロンティア」で無双する物語・・・たぶん。今後、ラスボスらしいユニークモンスターを狩っていくことになるだろう。ユニークモンスターは
マンガ1巻感想「アマチュアビジランテ」すごいマンガというのは、たとえ1巻で終わったとしても、満足できるものだ。このマンガも1巻のラスト。別れのシーンが素晴らしい。映画ならここで終わってもいいくらい。ファーストシーンのセリフ「俺は1週間後この国を救う英雄となる」このフリがしっかり効いている。主人公は、低学歴、低収入、低級国民、俗に言う底辺。そんな人生を逆転させるため、総理大臣を暗殺し、この国を救うことにした。ただの痛いだけの主人公、尾城慎太郎。とても感情移入できるような立派な主
マンガ1巻感想「僕の小規模な生活」主人公は作者自身。漫画家を志すがなかなか芽が出ない。妻が働いて家計を支えている。このマンガがヒットしたことで、売れない時代のダメ人間エピソードが、いい思い出として描かれている。作者が偉いのは、自分がダメなところもちゃんと描いているところだろう。売れてなければ、ただの夢を語るひも物語になってしまう。☆☆「できれば2巻読みたい」著者:福満しげゆき出版:講談社発行:2007年12月21日第1刷題名:僕の小規模な生活
マンガ1巻感想「この世は戦う価値がある」そもそも「このマンガがすごい」が男女に別れてる意味はないと思うが、男編の主人公は無意味に女の子が多い。しかし、この設定だと主人公が若い女性でないと説得力がない。主人公の伊東紀理は、普通のOLだったのだが、弟が亡くなったトラウマから良い人を演じていて、周りにいいように利用されていた。ある日、限界に達した紀理は、会社も辞め、彼氏とも別れ、これまでの生活をリセットした。死ぬことも意識した紀理のそれからの行動は、予想を超えてぶっ飛んでて、痛いんだけど、ス
マンガ1巻感想「乙嫁語り」中央アジアのカスピ海周辺。今だとカザフスタンあたりだろうか。時代は19世紀。文化も政治も全く知識のない舞台設定。普通の読者はついてこれないと思うが、人気なのは作者の画力のなせる技か。主人公は12歳のカルルク・エイホン少年に嫁いた20歳のアミル・ハルガル。これが普通のことなのかも分からないが、ストーリーに引き込まれて違和感なく受け入れてしまう。今後の展開は全く想像できないが、実家の一族がアミルを連れて帰ろうとしていて、それが今後の話の中心になっていくだろう。
マンガ1巻感想「サ道」この作者のおかげでサウナブームが来たと言っても間違いではない。何しろ「ととのう」と言うのはこの作者の造語なのだから。元々はエッセイだったそうだが、やはりマンガの方が読みやすい。このマンガを入門書として、ぜひととのってみたい。☆☆☆「絶対に2巻を買って読む」著者:タナカカツキ出版:講談社発行:2016年1月22日第1刷題名:サ道
マンガ1巻感想「ヤニねこ」タバコ大好きなクズ獣人の女の子ヤニねこが主人公。獣人というのはねこ耳と尻尾がある以外は人間と同じ。たんなる擬人化と思いきや、獣人という存在がある世界の話らしい。しかも獣人というだけで差別されてるようなので、さらっと社会派マンガっぽいところもある。ヤニねこは、タバコを吸うだけではなく、無職だし、部屋はゴミ屋敷だし、ダメ獣人の代表みたいな存在。これでおっさんだったら見てられないが、可愛くてエロいので許してしまう。真面目な高校生の妹、ヤク中のヤクねこ、アパートの
マンガ1巻感想「九条の大罪」主人公は弁護士の九条間人。依頼人は基本的に悪人で、その弁護をするアンチヒーロー。第1話は本当にそんな話で、後味の悪さを感じたが、次のエピソードでは、それほど悪人ではないことがわかる。依頼人を貴賤や善悪で選別しないという九条のスタンスは、弁護士のあるべき姿なのかもしれない。世間では弁護士は正義のヒーローであってほしいという願望があり、マンガやドラマではそのように描かれる。作者はあえてアンチテーゼとして、九条間人を登場させ、こっちが本当のテーゼだと問いかけてい
マンガ1巻感想「薬屋のひとりごと」主人公は後宮下女の猫猫(マオマオ)。本来は薬師(薬剤師)だったが、人さらいにあって後宮にいる。見た目はソバカス面の醜女という設定。ソバカスなら可愛く描いても許される。キャンディ・キャンディと同じ方法。後宮にあって美貌で帝の寵愛を受けて出世するのではなく、薬の知識で周りの感謝を得てのし上がっていく出世物語だと思われる。猫猫は出世には興味はなさそうだが、後宮の様々な企みに翻弄されながらストーリーが展開していくのだろう。☆☆☆「絶対に2巻を買って読む
マンガ1巻感想「本なら売るほど」主人公は古本屋十月堂の店主。脱サラして古本屋を始めた。本が好きなら一度は夢見るシチュエーションだ。第1話の亡くなった人の本の買取の話、すごくよかったけど、取り上げられている本がアフリカ文学の「やし酒飲み」。当然、全く知らない。でてくる本がこんなマニアックな本ばかりだとちょっとキツイなと思ってたら、第2話の本が「寺田寅彦全集」。しかも寺田寅彦で一番有名なフレーズ「懐手して宇宙見物」。これで、この後もマニアックな本とメジャーな本を織り交ぜながら、1話完
マンガ1巻感想「「子供を殺してください」という親たち」題名からサスペンスものだと思ったら、まさかのノンフィクション。精神を病んだ人が犯罪などを起こさないようにサポートする会社。その所長押川剛とスタッフの実吉あかねが主人公。信じられないような患者が続々と登場するが、フィクションにでてくるキャラと比べると、ぶっ飛んでないところが逆にリアル。犯罪と違って病気ということは自分たちの地続きでもある。どうしても2巻以降も読まずにはいられない。☆☆☆「絶対に2巻を買って読む」原作:押川剛漫
マンガ1巻感想「夢なし先生の進路指導」進学校の生徒は目の前の受験のことだけを考えてひたすら勉強し、進学校でない生徒は将来のビジョンが描けない中、叶わぬ夢に全てを賭ける。叶わぬ夢は叶わない。でも夢を持たないと、待っているのは、クソどうでもいい仕事。マンガでは夢が叶うストーリーで子供たちをあおり、テレビでは夢が叶った一握りのスポーツ選手や芸能人が、夢を持てと説く。夢が叶った人は夢を持っていただろうが、夢を持っていた人が夢を叶えるわけではない。宝くじに当たった人は宝くじを買った人だが、宝くじ