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色んな道具に興味を示し、手に入れては、その作りに感心して…。そんなこんなの繰り返しで、物が溢れて来ました。傘もそのひとつで、そろそろ打ち止めしようと、上がりの傘を物色して、漸くこれと決めたのが、マリア・フランチェスコ。1854年創業のイタリアの老舗の傘屋です。京都の伊勢丹で、手に取って、しっかりと見せてもらったのが決め手となりました。(8本骨の典型的なこうもり傘のフォルムです。)(ネイビーストライプの共布の袋入り。)(袋から出すと太巻きが
娘がまだ、伝い歩きの時分で…。風物詩の五山送り火も済んで、夏の終わりを感じ始めた頃。マンションの窓ガラス越しに、上向き加減に中空を凝視して…。小さな身体が、まるで魔法に掛かったかのように、全く動かなくなっていた事がありました。夜の帳が下りた空には、見渡す限り、星以外のものが見当たらなかったので…。「何かがいるのかな?」「お爺ちゃんの気配でも感じたのだろうか。」と話し合った記憶があります。常人には見えないものを感知する力は、周りの者に神秘と恐怖の印象を与え