TVドラマ版は面白かったのだが原作はどうも‥‥‥。『坂口安吾/明治開化・安吾捕物帖』(再読)
◆捕物帖というジャンルって特に好きというわけではないのだが、おおっ‥‥と感心してしまったのが久生十蘭の『顎十郎捕物帖』と『平賀源内捕物帖』の2つ。これらを初めて読んだのは、確か1997年頃だったか?お話の面白さときちんとしたミステリ的テイストが絶妙で、すっかりハマってしまった。そんなわけで、世間で定評ある別の幾つかの某捕物帖にも手を出してみたのだが、これらが全く自分には合わなかった。というわけで、結局のところ自分にとっての捕物帖とは、前述の久生十蘭の『顎十郎捕物帖』と『平賀源内捕物帖』の2つのみ
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