金融、経済、生活の土台がすべて崩れ始めています。景気が良いとか悪いとか言うより、すべての土台が崩れ出しているのです。大量に印刷された紙幣は行き場を求めて、土地や株やビットコインへと流れました。そのため価格は上がりましたが、それ自体の価値が上がったのではなく、流入する紙幣が多くなった結果でした。近代の中央銀行の制度を背景に作られたマネーは、際限なく増殖し、レバレッジをきかせたマネーは印刷された以上のさらに莫大な幻想マネーを生み出しています。膨大化した数字上のマネーと、実物との乖離は修復不能なレベル