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ヴェネツィア最後の訪問先は、大好きな大運河に面した美術館ペギー・グッゲンハイムコレクションでした。第一次世界大戦と第二次世界大戦のはざま。激動のパリに暮らし毎日、ダダとシュールのアーティストと交友を続けながら時代の寵児を発掘。「毎日、1点」をモットーにアートを買い漁ったペギー・グッゲンハイム。好きになると相手に奥さんがいても猛アタック。妻から生卵を叩きつけられてもめげずに略奪愛で芸術家マックス・エルンストと結婚したというなんとも迫力のある女性です。アールデコの女はこうでなくっ
AdieuRomantiqueNo.662架空美術展『コラージュ・ワンダーランドVo.Ⅰ』【架空美術展の開催に寄せて】世の中には数多くのアートがあって。長い芸術の歴史の中の、それぞれの時代の流行はもとより、同じ芸術志向を表明した主義や同じ芸術的イマージュを共有するグループ、そしてそれを運動として活動したグループや、共有するひとつの表現技法などによって何らかの集団が形成され、例えばマニエリスムとかルネサンス、ゴ
DIC川村記念美術館ファイナルカウントダウンに入ったので祭日に行ってみたのですがすごい人です。11月にも思ったのですがこれだけ人が入っていれば閉館することもなかったのにと悔やまれます。見納めとなるであろうレンブラント様に軽く挨拶をしまずは空いているだろう2階に上がってみてあれ?大好きなあの部屋に展示物がない!!!「アンナの光」の部屋です。学芸員さんに伺ったところバーネットニューマンの描いた赤一色の「アンナの光」のために作られた部屋に最後に何を飾ろうかと皆で協議したらし
只今渋谷・ユーロスペースにて開催中のシュルレアリスム映画祭。全部で7作品で日本初公開は4作品。そのうちいくつかは見ました。画家本人たちのインタビューもあり特にMaxErnstのドキュメントが自分的にはお気に入りです。ユーロスペースは来月11月7日まで。他の映画館でも実施するみたいなので美術にご興味がある方はぜひ。詳しくはこちら
東京国立近代美術館の収蔵品展MOMATコレクションがかなり面白かった。版画のコーナーは谷中安規という大正から昭和の初めに活躍した版画家の特集やってます。シュールで幻想的で、これ一つで好きになってしまいました。これは映画好きなら戦前のドイツ表現主義を思い浮かべるのですが、説明読んだらやっぱり谷中安規は映画好きで「カリガリ博士」とかの影響を受けているそうです。なるほど映画だ。私的には谷中安規は嬉しい発見です。今年はアンドレ・ブルトンが「シュルレアリスム宣言」を発表してから100年だそうで、
休日です☆朝ごはんお餅に黒胡麻、きな粉、アマニオイル、蜂蜜🍯まぶし今日は実家へ弟が飾ってくれました果樹園を営んでいる親戚から頂きました🍇シャトレーゼのラスクは実家から☆母、弟と沢山話しをしました弟が畑からバジルやモロヘイヤ、青紫蘇を採ってきてくれましたその他にピーマン、胡瓜、茄子も頂きましたいつも本当に助かります災害に備えて最近はおやつも健康重視で🩸アート鑑賞欲⤴︎⤴︎
「「森の文学館」和田博文編ちくま文庫」森をテーマにした小説やエッセイを集めた不思議な本。村田沙耶香、倉本聰、宮沢賢治、多和田葉子、宮崎駿、深澤七郎、寺山修司、森敦、五木寛之、俵万智、井上靖、今西錦司、串田孫一など、時代も違えばフィールドも違う人たちの、それぞれにとっての森が描かれています。大岡信という人の「森の魅惑エルンスト」に、惹かれました。マックス・エルンストは、シュールレアリズムの代表的画家です。彼は、「狂気の境に存在する曖昧で危険な土地を徹底的に開拓してみようと決
ベルン美術館です。雨はまだほぼ降っていませんでしたが、入ったと同時に豪雨でした。1879年に創設されたスイス屈指の美術館のひとつであり、絵画、彫刻、写真、素描、ヴィデオなどの充実したコレクションを誇る。ホドラーやアンカーなどのスイス出身の作家のみならず、カンディンスキー、シャガール、ピカソ、マチス、クールベなど19−20世紀の名画が揃う。大半のパウル・クレーのコレクションはベルン郊外に2005年にオープンしたパウル・クレー・センターに移された。美術館に入ったのが4時まえ、5時には閉館
こんにちは。僕のブログ『アデュー・ロマンティーク』へ、ようこそ。ほんの少し前まで。まだ夏の暑さが残っていたけれど、ようやく本格的に涼しく(寒く?)なってきた。ついに秋の扉が開いたのだな。そうなると今度は秋を楽しむために何をするべきかということを人は考え始める。スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋…。秋の雰囲気を楽しむための旅行もいいかも知れない。どれもこれも魅力的だけど(そうは言いながら、僕のブログで食べ物のことや旅行のことを書いた覚えは一度もないけどね)、やっぱり僕のブログは僕らしく「
マックス・エルンスト常連のお客様♪いつもは個人用にご利用いただいてましたが、今回はお仕事場にセレクトいただきました!サイズ感やフレームなどこだわりの色、質感、サイズになっています出来上がりにもご満足いただいたようでスタッフ皆とても嬉しい気持ちになったのでありましたエルンスト作品は→http://www.againc.co.jp/ernst.htmlお問合せは→03-3402-6015info@againc.co.jpアートを身近に楽しまれ
ひっっっさしぶりにシュールな世界にどっぷり!ああ、やっぱりこれだ~とシュールエナジーが体の隅々までいきわたった感じです。bunkamuraで開催中「マン・レイと女性たち」展マン・レイというと「ガラスの涙」が有名で、なんとなくロマンティックな写真家のイメージがあります。(確かに女性たちとのロマンスは多いですが、、、)でも実は、バリバリのダダイズムからシュールレアリズムのど真ん中の方。なのでエルンストやデュシャンとの写真やコラボもたっくさん!さらに今
1月の終わり、横浜美術館へ横浜美術館、愛知県美術館、富山県美術館3館の所蔵品から珠玉の20世紀美術コレクション集✨会場に入ると、それぞれの美術館自慢の?ピカソ作品が並びます。穏やか〜な、青の時代などもありながらも青い肩かけの女パブロ・ピカソ一番惹かれたのはこちら♡肘かけ椅子の女パブロ・ピカソグレー1色の、シンプルさがすごく好き♡ア
nogizaka46たな🍎まりさんから「いいね」いただきました❗️このコラージュ↓今Instagramで自作コラージュをアップしています主にコラージュ作家やアーテイストとの交流目的ですが思いがけなく(少々違和感ありの)アイドルグループの方に「いいね❤️」いただきましたどーして❓と思ったら若者の間でコラージュのアプリが流行っているみたいでどーやら
マックス・エルンスト「トランプ」こちらは1964年にパリのギャラリー・シャルペンティエで開催されました「シュルレアリスム展」の記念・告知用として制作されましたリトグラフ・ポスターです。制作はパリのムルロ工房ですジョーカーとハートのエースのトランプ、背景にはアメーバのようなものとエルンスト作品によく登場する球体が描かれていますちょっと怪しげでダークな感じもスタイリッシュで「LESURREALISME」と大きく書かれた超かっこいい作品です作品詳細はこちら→ht
ArtDailyは2021年01月24日に、アメリカの画家、版画制作者、およびエディタであったロバート・マザウェル(RobertMotherwell/1915-1991)は、1915年01月24日にワシントン州アバディーン(Aberdeen,Washington)でロバート・バーンズ・マザーウェル2世(RobertBurnsMotherwellII/RobertBurnsMotherwell,Jr./1884-1943)とマーガレット・ホーガン・マザウェル(Marga
こんにちは。僕のブログ【アデュー・ロマンティーク】へ、ようこそ。毎回、好評をいただいている(?)、のかどうかは分からないけど。最近、架空美術展の記事が多い。「芸術の秋」だからということも少しはあるのかな(もう、自分のことなのにぃ)。それよりもアートに関しては。アカデミックな接し方をするより、もっと感覚的に、よりもっと身近に感じたいと僕自身がそう考えているからだ。「アートをもっと面白くしたい」し、「アートをもっと面白がりたい」。そんな想いを、僕なりのやり方で明確に打ち出しているのが、この「架
こんにちは(^-^)今回は、20世紀初頭の芸術運動であるシュルレアリスムやダダ(ダダイズム)をけん引した画家、マックス・エルンスト先生の銅版画(アクアチント)が入荷しましたのでご紹介したいと思います。【マックス・エルンスト-銅版画(アクアチント)-処女なる島】額サイズ:横38㎝×縦55㎝画サイズ:横7㎝×縦12㎝マックス・エルンスト:1891年~1976年ドイツに生まれる。ボン大学で哲学を学ぶ。1912年「ラインの表現主義者」展に出品。キュビ
こんにちは🖼スタッフのJulietです。愛知県豊田市にある公立美術館(1995年)が「フランス人がときめいた日本の美術館」として紹介されていました。美術館はかつての挙母城(七州城)のあった緑豊かな場所です。クリムトに師事したシーレは28歳という若さでクリムト56歳と同じ年に亡くなりました。シーレの生まれた年はゴッホの亡くなった年でシーレはゴッホの「ひまわり」を敬愛しひまわりをたくさん描いたようです。また、音楽ではマーラーが交響曲を作り活躍していた時代で政治樹立前のヒットラーも同時
絵を描くには高いエネルギーが必要である。RPGゲーム世界のように自身の体力や気力を数値化して見る事が出来れば・・・もしくは測定する機械などがあれば、『今日は絵を描く日にしよう!』とすぐに判断できるが現実にはそのような機能はなく、常に心と体に問うしかない。脳は嘘をつく時があるので、その判断は難しい。未完成だったコラージュ作品8点が完成したので昨年末に完成した作品と一緒に作品の写真撮影をする。ようやく終わった。。。これでしばらくはコラージュから離れたいと思う。
私の好きな絵はマックスエルンストの「ハースの天使」ですこちらの天使の正体は・・・かまどから立ち上る煙だそうですなんでも、エルンストは幼少期に病気をして精神を患い幻影が見えるようになったんだとかこちらも「煙が天使に見えた」って絵なんですよね~なんでもない煙が天使に見えるんだから僕みたいな凡人にはかなわないですよね~でも子供のころ空に浮かぶ雲を見て「アイスクリームみたい!」って想像したみたいにそんな遊び心を大人になった今でも大切にしていきたいと思う源野星でした・・
プロバンス二日目は、ゆったりと景色を楽しむ。何に急かされることもなく、その瞬間瞬間を味わう。何時までにこれをして、あれをしてという日常に追われる切迫感から解放される。思いっきり、主人の時間感覚。実際フランスに入ってから、語学堪能な主人に任せっぱなしなので、彼の嗜好での観光になっても何も文句は言えない。と言うか、私は自分の行きたいところを散りばめるだけよりも、この方が新たな発見があるので、がちがちのモデルコースよりも贅沢に時間を使える。SEILLANS(セイヤン)に行ってみるとマック
こんにちは。僕のブログ【アデュー・ロマンティーク】へ、ようこそ。シュルレアリスム群島への航海に先立って、準備するもの。未開の眼。透明な卵。長く伸びた靴。尖った青空。夜のない星。飛んだフリをする羽根。鳥の卵から孵った蝶。目配せ。緊張。嘲笑。感情よりも素早い口づけ。夢で見た夢。使い捨てられた言葉の残骸。湿気を帯びたイマージュ。絶対の愛。言い当てられた未来。そして、あらゆる過去。現在など。準備が整ったなら、さぁ、出かけよう。シュルレアリスム群島へ。北緯マックス・エルンスト、南緯
1周年を迎えた僕のブログ【アデュー・ロマンティーク】へ、ようこそ。相変わらず慌ただしい毎日が続いている。秒を刻みながら。連続する時間の中で僕の思考は休むことができない。僕の目の前にあるのは「現実」であり、「リアル」と呼ばれている世界なのだが、僕にはその世界を具体的に感じることができない。時に、それは喜びであったり、苦しみであったり、また逆に時として快楽でもあるというようなことが感覚として、まるで永遠のように目まぐるしく続いていく。もちろん、そこからは一歩たりとも離れることができない。恐らく
パリに来て、一度も美術館に行っていないので、ポンピドーセンターに行くことにしました。ルーブル美術館とオルセー美術館は、以前行ったことがあったので、それ以外ということでこちらに。天気も良かったので、歩きました。まるで建設中のようです。現代美術中心の美術館なので、こんな感じなのでしょう。既にアートです。中も前衛的です。ここでチケットを買って、中に入ります。そこそこ高いところにあるので、眺めが綺麗です。パリは、おそらく建築制限をしているのか、高層ビルが中心街にありません。モンパルナス
フォトコラージュ沈黙の奇蹟岡上淑子東京都庭園美術館一階二階別館と予想を遥かに超えた作品の数見応えの有る展示でした!展示作品は撮影禁止なのでOKの所だけw2階の階段の踊り場大きな展示この作品のみ撮影が許可されているコラージュと言えば「マックス・エルンスト」ですよね2階にはエルンストの本
恵比寿#シス書店にて巌谷國士氏のトークイベントへ#東京都庭園美術館#岡上淑子展の予習として参加する岡上が材料に使っていた本の多くは六本木にある本屋に積み上げられていたLIFEやVOGUEなどの中古雑誌#maxernst#surrealism#シュルレアリスム#マックスエルンスト#コラージュ#collage#戦後#百頭女