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仙台フィルハーモニー管弦楽団の第360回定期演奏会を聴いてきました。🎻日時:2023年1月27日(金)・28日(土)場所:日立システムズホール仙台・コンサートホール指揮:マキシム・パスカル(フランス)管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏曲:ラヴェル:スペイン狂詩曲ブリテン:歌劇「ピーター・グライムス」作品33aより"4つの海の間奏曲"ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」(原典版)デュティユー:交響曲第1番♪ムソルグスキ
土曜日の午後(3月12日)のマチネーコンサートを聞きに池袋・東京芸術劇場へ。期待していた新進女流ヴァイオリニストのシモーネ・ラムスマ(1985年生まれ)が来日できず、代わりに曲目はそのままで前橋汀子(1943年12月11日生まれ78歳)が登場した。ショーソン「詩曲」とラヴェルの「ツィガーヌ」という難易度Cの超難関で78歳の前橋にはどう考えても荷が重い。何故バリバリの日本人若手を起用しなかったのか不可解だった。ピアノなら、78歳のピアニストはそこそこ弾けるのだが(100歳越えて矍鑠たる現役ピアニ
8月31日(火)、新宿文化センターにて、二期会の「ルル』(2幕版)を鑑賞した。ただ、残念ながら、諸般の事情で1幕のみの鑑賞となってしまった。以下、1幕のみだが、公演記録として簡単にまとめておくことにする。2階の正面4列目での鑑賞。私の両隣は人がいて窮屈だったのに、前列3列目はほとんど人がいない。このアンバランスは何?隣の男性がかなりメタボ気味の方で、座席から体がはみ出してこちらに侵入してくる。ただでさえ気分のいいものではないのに、この時期、余計精神的によろしくない。
東京二期会オペラ劇場アルヴァン・ベルク/歌劇《ルル》(2幕版)ルル:冨平安希子ゲシュヴィッツ伯爵令嬢:川合ひとみ画家:大川信之シェーン博士:小森輝彦アルヴァ:山本耕平ダンサー:中村蓉他指揮:マキシム・パスカル演出:カロリーネ・グルーバー管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団昨年夏から1年延期になった公演。場所も新宿文化センターに。20世紀を代表するアルヴァン・ベルク未完の大作「ルル」を、今回は補筆完成された3幕版でなく、ベルク自身が作曲した部分のみの2幕版で。3幕部
1/5(火)、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ/サン・サーンス/歌劇「サムソンとデリラ」(初日)を聴きにBunkamuraオーチャードホールへ。オペラ公演ラインアップ「サムソンとデリラ」-東京二期会www.nikikai.net東京二期会🎍【オペラ】@nikikai_operaそれでは2021年の主催公演をご案内してまいります💁まずは明日から(1/5火,6水両日19時)は、Bunkamuraオーチャードホールにて、サン=サーンス『サムソンとデリラ』〈セミ・ステージ形式〉です。
12月4日の金曜日、東京芸術劇場でマキシム・パスカルの指揮を、読売日本交響楽団で聞いてきました。東京芸術劇場開館30周年記念公演で、ピアノは反田恭平さん。望月京/むすびラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲ドビュッシー/海ラヴェル/ラ・ヴァルスというメニューでした。望月京「むすび」は、雅楽の音色が意外なうねりになっていくスケールの大きな曲で、客席で紹介された作曲家望月さんが穏やかな女性だったのにびっくり。とても好きな音楽だったのですが、オペラだけでなくバレエの方もこんな方に委
12月4日東京芸術劇場開館30周年記念読売日本交響楽団演奏会19:00東京芸術劇場コンサートホール【プログラム】望月京:むすび※ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲*ドビュッシー:海第1楽章:海上の夜明けから真昼まで第2楽章:波の戯れ第3楽章:風と海の対話ラヴェル:ラ・ヴァル*ピアノ:反田恭平指揮:マキシム・パスカル読売日本交響楽団※プログラム1曲目、「待ちわび
2/24(日)、東京二期会オペラ劇場/黛敏郎「金閣寺」(2019都民芸術フェスティバル参加公演)最終日を観に東京文化会館へ。黛「金閣寺」を観たのは、2015年12月の「神奈川県民ホール開館40周年記念神奈川県民ホールオペラシリーズ2015」公演以来。独唱陣は概ね好演だったし、指揮のマキシム・パスカルも東響から黛作品の絢爛たる一面を引き出していたと思うのですが、前回の下野竜也と神奈川フィル&東京オペラシンガーズの方が、初めてだった故もあってか、主人公溝口の心理描写と云う点に於いてはより印象
今日は東京文化で、二期会《金閣寺》(2日目)を観ました。三島の小説に黛が音楽を付けて、オペラ化したもの。手が不自由(原作では吃音)なことに強烈なコンプレックスを持つ、溝口。その溝口が精神的にどんどん追い込まれて、遂に金閣寺に放火してしまうという話。では、なぜ溝口は、金閣に放火しなければいけなかったのか。溝口は、何をやっても上手くいかないのは金閣のせい、金閣が人生の障害になっていると思い込みます。例えば、女性と初体験に及ぶ場面。何故か溝口の頭に金閣(!)が
今日は久しぶりに神保町を散歩してから、上野へ。東京二期会オペラ劇場《フランス国立ラン歌劇場との共同制作》🏯金閣寺オペラ全3幕日本語及び英語字幕付き原語(ドイツ語)上演原作:三島由紀夫台本:クラウス・H・ヘンネベルク作曲:黛敏郎14時~東京文化会館大ホール指揮:マキシム・パスカル演出:宮本亜門装置:ボリス・クドルチカ衣裳:カスパー・グラーナー照明:フェリーチェ・ロス映像:バルテック・マシス合唱指揮:大島義彰舞台監督:村田健輔公演監督:大
来週は二期会《金閣寺》です。黛敏郎の音楽を2時間たっぷり聴けるのが嬉しい。黛の音楽と共に注目なのが、ピットで東響を振る、マキシム・パスカル(MaximePascal)。今週はクルレンツィスで盛り上がりましたが、パスカルも凄い才能です。1985年フランス・ナント出身の34歳。パリ音楽院在学中の2008年、現代音楽のためのオケ、ル・バルコン(LeBalcon)を結成。その後、ル・バルコンは現代音楽だけでなく、マーラーやRS等にもレパートリーを拡大。現在
今シーズンの二期会オペラで一番楽しみなのが、《金閣寺》。原作は三島由紀夫。ベルリン・ドイツ・オペラの委嘱で、黛敏郎が作曲。ヘンネベルクの脚本には賛否ありますが、日本オペラの金字塔です。黛の音楽が凄い!二期会《金閣寺》の演出は宮本亜門、指揮はパスカル、オケは東響。仏ラン歌劇場との共同制作で、フランスでは今年3~4月に上演済み。宮本さんが演出した《魔笛》は楽しかったですが、今回は《金閣寺》。正直、不安が大きいです。あるインタビューで、次のように