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『ポトスライムの舟』芥川賞を獲った記憶ありが、ずっと『ポトスライム』って思ってたあの、観葉植物のポトスなのね〜思い違いってあるよね主人公ナガセは世界一周旅行を目標にして貯金を考えつつ。。色んなお仕事されてます工場のラインパソコン教室の講師友人のカフェのお手伝いなど休日なんてなさげ友人グループには結婚して子供がいてと、29才だからねふと、ここで娘世代を思い出したまさに、子供世代の人生諸々りつこさんが子供連れて居候したり
津村記久子著「ポトスライムの舟」。芥川賞受賞作。表題作と「十二月の窓辺」所収。「ポトスライムの舟」工場勤務のナガセ29歳。前職で酷いパワハラにあい、心を病んでしまった。食べて生活する為だけに黙々と働く日々。そんなある時、世界一周旅行と自分の年収が同じ163万円で、一年分の勤務時間を世界一周という行為にも換金できると気付く。ナガセ、働き者だわ。工場勤務の後、友人ヨシカのカフェを手伝い、内職もしてる。そう言えば、私も職場にもトリプルワークしてる方がいる。私には…無理だ閉塞感の
『ポースケ』津村記久子著中央公論新社ポースケの通販/津村記久子中公文庫-紙の本:honto本の通販ストア『ポトスライムの舟』の5年後のものがたり『ポトスライムの舟』を読んだ続きで読んだから、だと思うけど、『ポースケ』の方が好き『ポトスライムの舟』は、契約社員ナガセを中心に話が進んでいたけど、『ポースケ』は、ナガセの友人ヨシカが営む"喫茶ハタナカ"で繰り広げられる人間模様、そしてやっぱり日常ヨシカの、お客さんたちとの距離感がすごくいい深入りしない、見放さない、
『ポトスライムの舟』津村記久子著講談社ポトスライムの舟の通販/津村記久子講談社文庫-小説:honto本の通販ストア29歳、社会人8年目、契約社員で手取り年収163万円のナガセ。世界一周旅行が、自分の年収と同じ(163万円)ってことに気づいて、1年節約してお金貯めて世界一周旅行行くぞ!みたいな展開かと思いきや、全然世界一周に行く気配なし。むしろ、海外旅行などとは程遠いむっちゃ日常。津村記久子さんの書く"日常"観、好き。自分の周りにもいそう。
昨日図書館で借りた本。なんと言っても、この間「怒り」を読んでから、気になっている吉田修一さんの、「国宝」が、借りられたのが収穫でした!辻村深月さんの「青空と逃げる」は、たぶん再読。そして、津村記久子さんの「ポースケ」は、時々無性に、ちょっとパラパラとでも読みたくなる本です。何となく、誰かのブログを読んでるような感じ✌️特にこの中の、「亜矢子を助けたい」の十喜子は、すぐ身近の同僚、それか私自身のようで、そのバタバタぶりに、つい吹き出しながら、涙もでる、という感じ😅就
さてさて本日もnoteの創作紹介から小説『インクルージョン』第4話。まだカウンセリングに詳しくない頃、想像で書いた催眠療法の描写。なかなかいい線いってる……ということに、ヒプノセラピーを受け、学んだりした後のいま気が付かされました。お読みになってみてくださいませ【小説】インクルージョン〜内包されたもの〜4|夏川佳子|noteにがよもぎ博士のワークは、いささか変わっていた。これが正当な心理療法のやり方なのだろうか。心の問題で医者にかかったことがないの
ワーキングプアのナガセは新卒で入社した会社を上司からのモラハラで退職。今は工場とカフェとパソコン教室の仕事をかけもちしている。よく働く女の子。ある日、世界一周クルージング旅行のポスターを目にする。旅費は年収とほぼ同額。薄給の給与明細を見ながら「時間を金で売っているような気がする」というフレーズが浮かんでくる。旅費を貯め始めるナガセ。働いて、時間を金にかえて、その金で命をつなぐ。なんか複雑。やっぱり目的っているもんなんですね。
世界一周のクルージング。163万円。ナガセはそのポスターに釘付けになる。勤めている工場の年間手取りとだいたい同じ金額だと気づき、これから1年間そのお金を貯めて世界一周をしようと決める。パワハラで前職を辞めたあとしばらく働けなかったナガセは、現在、余計なことを考える時間を作らないように、働くことで時間を埋めている。昼間は工場のラインで、夜は友人・ヨシカの経営するカフェで、そして週末は高齢者向けのパソコン教室で。腕に『今がいちばんの働き盛り』と刺青をしようと本気で考えたり、世界一周を目指
津村記久子の作品。2009年に講談社から出ている。表題作は、芥川賞を受賞している。他、「十二月の窓辺」という作品も入っている。この本は、雑誌「文學界」の「21世紀の文学」という特集で取り上げられていた。そういえば津村記久子の作品はあまり読んでいないと思って、今回読んだ。ポトスライムというのは観葉植物のことで、主人公のナガセが働くところや、家に多数ある。それに「舟」をつけるのは、ナガセが世界一周のポスターを見つけたところから来ている。ナガセは、化粧品
今月の読了本の内の1冊のタイトルですが、まじ至言…!呟くと不思議と悪夢のようなお仕事も頑張れる希ガスまじ至言(2回目)←←という訳で()早速、この小説の感想から『そういうものだろ、仕事っていうのは』声に出したい日本語かな?って神タイトルは重松清さんの短編の中の台詞より、重松さん分かってるわリスペクト(謝罪案件)その他にも野中柊さん、石田衣良さん、大崎善生さん、盛田隆二さん、津村記久子さんの人気作家豪華6名による競作の短編小説アンソロジー日経Web刊で「働く」をキーワードにしたオムニ
こんにちは田中リサです。芥川賞チャレンジ、第二十一弾津村記久子ポトスライムの舟を読みました。今回からあらすじに感想をつけながら書いていくことにします。主人公は長瀬由紀子29歳。いくつもの仕事を掛け持ちして、奈良の古い家で母親と一緒に暮らしています。“『時間を金で売っているような気がする』というフレーズを思いついたが最後、体が動かなくなった。”という文を見て戦慄しました。同じことを考えてやる気が起こらなくなったことがあるからです。今は私は時間を売るならば時間給を高くする生き
「ポトスライムの舟」読了。芥川賞を受賞した作品です。今頃読んでスミマセン(^^;先日読んだ「とにかくうちに帰ります」で津村記久子さんの文章にハマってしまい、早速ブックオフで何冊か買ってきたうちの1冊。「ポトスライムの舟」と「十二月の窓辺」という2編が収録されています。「ポトスライムの舟」はワーキングプアのアラサー女子の話、「十二月の窓辺」はパワハラ上司に翻弄される話。とアウトラインだけ言えばそうですが、それだけじゃこの小説の味は伝わりづらいかも。。漂うような意識の流れを淡々と描写し
最近読んだ本、教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう最近読んだのは津村記久子さんの「ポトスライムの舟」ですね。断捨離がてらに本棚を整理していた時に、久しぶりに発掘したので改めて読み直しているところなのですが、世界一周クルージングの費用を貯めるために、節約に励む主人公の姿には今も昔も変わらずに共感できますね。当時は主人公と同じ163万円を目標に貯蓄していたのですが、今の私は定年までに2000万円を貯蓄しないといけないので、ハードルはかなり高くなってい
ポトスライムの舟(講談社文庫)486円Amazon29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。(amazonより)以前から名前は知っていたけど、初読みの津村さん。先日までドラマが放送されていた『わたし、定時で帰ります。』の関連でできてい
☆☆☆この世にたやすい仕事はない津村記久子著日本経済新聞出版社この世にたやすい仕事はない(新潮文庫)postedwithamazletat19.02.02津村記久子新潮社(2018-11-28)売り上げランキング:7,630Amazon.co.jpで詳細を見る「ポトスライムの舟」で芥川賞を受賞された津村記久子さんの作品。2015年10月に刊行された連作短編集です。文庫でもでてるみたい。ほのぼのとした日常にあるミステリー(?)。長く務めた仕事を「燃え尽きて
2009年『ポトスライムの舟』で芥川龍之介賞をとられましたそういえば随分前から読んでみたいと思いながら読んでみたのがほぼ10年くらいたってからなのでおそすぎるなと思いつつ女性が働くってどういうことっていろいろ日々思って闘っている女性労働者の方はきっと読んだらファンになると思います「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々と記載されているところがとても切なくもあるのですが主人公ナガせは工場勤務しながらカフェで働き高齢者にパソコン教えたりしているひとで女性の
【29歳、社会人8年目、手取り年収163万円。こんな生き方、働き方もある。新しい“脱力系”勤労小説。29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。(「BOOK」データベースより)】津村さんの作品を読むのはこれで3作目です。表題作の『ポトスライムの舟
デパ地下グルメ焼き鳥・とり惣菜の専門店鳥さかネットショップ担当のおのちゃんです津村記久子さんのポトスライムの舟やっと読みましたこちらは、第140回芥川賞作品。またしてもこちらの続編「ポースケ」を先に読むという失態をおかしておりましたお話の一説に学生時代の友人が夫と一緒に暮らせなくなり主人公ナガセの家に娘と共に身を寄せるのですが…胸がキューって締め付けられましたそして、こともあろうにその夫自分の気に食わないメニューだと自分の分だけ出前を取るんです寒イボ
「ポトスライムの舟」津村記久子著・・・★★★☆29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。第140回(2008年)芥川賞受賞作品。表題作の他「十二月の窓辺」を収録。2編とも働く女性たちを描いた作品で、登場人物は女性しか出てこない。作風や文体が素直で、芥川賞作品に有りがちな読みにくさが無い2編だった。
こんばんは!みほこです。ずっと読みたいと思っていた、津村記久子さんの『ポトスライムの舟』を読みました。津村さんは、エッセーや深沢真紀さんとの対談『ダメをみがく』を読んでいて。わりと読みやすいなと思っていたんです。『ダメをみがく』のなかでも話されていましたが、かなりのブラック企業で上司から相当酷いパワハラがあったみたいで、そのときの経験をもとに書かれているのかなと思いました。今の就職活動では、企業が「ブラック」じゃなくて「ホワイト」とアピールすることに必死み
(読書の記録です)「ポトスライムの舟」津村記久子(2009年)主人公の女性の心の動きが丁寧に描かれています。