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テンペラ画,これは観てみたい展覧会ですね(ღ✪v✪)!!僕は美術に興味を持ち始めてから,鑑賞のみならず勉強もするように心掛けています。これは以前から何度もお話しているとおり,知識というのは鑑賞の質を高めてくれるのみならず既に抱いている興味関心を掻き立ててくれる効果もあると僕は固く信じているからです。その「勉強」というのは殆どの場合には本を読むことですが,何年か前に或る美術大学で行われた「洋画コースの学生による卒業制作のプレゼンと大学教員による講評を一般に公開します」というイベントが面白そう
レオナルド・ダ・ヴィンの「サルバトール・ムンディ」サンドロ・ボッティチェリの「悲しみの人」2枚とも、イエス・キリストに見せつつ、別の顔はヨハネ黙示録12章に登場する女から産まれた「鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者」という考察を第86回、第92回でしてきました。彼らが互いのを知らずに、偶然描いていたとは思えませんでした。レオナルドが先に描いて、それを見てボッティチェリが描いたか?ボッティチェリが先に描いて、それを見てレオナルドが描いたか?どちらなのか
2022年1月末に、ボッティチェリのキリスト画が、競売で約52億円で落札されたというニュースがありました。1500年頃に描かれたものと推定されています。自分はそのニュースによって、この作品をはじめて知って・・・ぐっと刺さりました。1500年頃悲しみの人(ManofSorrows)以下、血の流れている作品が多数ありますので、苦手な方は注意ください。悲しみの人(ManofSorrows)「悲しみの人(ManofSorrows)」とは、イエス・キリストの苦悩
未完のレオナルドの「マギの礼拝」1480-82年のヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の壁画制作を終え、フィレンツェに戻ってきたボッティチェリが、レオナルドが未完成で残していった「マギの礼拝」を見たと推測したのは、それを引き継いだのが、ボッティチェリの弟子のフィリッピーノ・リッピだからです。ボッティチェリは未完の「マギの礼拝」をみて、レオナルドの異時同図の意図も、途中放棄した想いも察したと思います。ただフィリッピーノ・リッピの「マギの礼拝」の完成は1496年で、14年も後でした。
ウフィッツィ美術館・・ここから専門ガイドさんが付きましたボッティチェリにカラヴァッジョにラファエロティツィアーノにジョットにミケランジェロダ・ヴィンチ‥それ以外名前も知らず後から調べましたボッティチェリの「プリマヴェーラ(春)」キューピッドの真下がヴィーナスヴィーナスの足元の地面に花々が散っています右端ギリシャ神話の西風の神がニンフを誘拐し春の女神に変身するところなんだそうです左の男性はローマ神話のマーキュリー3人の女神が踊っています「ヴィーナスの誕生」西風の神ゼ
二人は何をみていたのかレオナルドの失意1480-82年、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の修復工事にともない、壁画制作者選ばれたのはヴェロッキオ工房の仲間であったギルランダイオ、ペルジーノ、ボッティチェリで、レオナルドは選ばれませんでした。ボッティチェリらがヴァチカンで制作に関わっている間、レオナルドが依頼を受け制作していたのは「東方三博士の礼拝(マギの礼拝)」。これは、フィリッポ・リッピの「聖ステファノの生涯」をヒントにしたとみえます。ジョヴァンニ・ディ・フ
13日に強烈な花粉光環を見ましたがその後は出ていません春と言えば思い浮かぶ絵画は...ボッティチェリの「春」かなと思い美術全集を開いてみた1975年発行ですがこの本では「ボッティチェルリ」となっていますその中のニンフのポーズを描いてみたこの画集ではダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエルがメインになっていてボッテイチェリは付け足しみたいな扱いなのですが現在はどうなんですかねまた、ラファエルがラファエロとなっているイラスト更新しましたが人物を追加したら、
「キリストの洗礼」で、人に気づかれずに別のテーマを仕掛けることの楽しさを知ったレオナルドは、他のフィリッポ・リッピの作品、プラート大聖堂の「聖ステファノの生涯」「洗礼者ヨハネの生涯」など、独創的な異時同図法をみて、普通の表現では物足りなくなっていったのでしょう。「自分も彼らのように、独創的な仕掛けのあるものを描きたい。」「受胎告知」に「死の告知」を重ねてみる「キリストの洗礼」と同時期、レオナルドは「受胎告知」を制作するにあたり、ボッティチェリの師匠のフィリッポ・リッピ
レオナルドは、1466年からヴェロッキオ工房に弟子入りしていました。ヴェロッキオ工房には、ドメニコ・ギルランダイオ、ペルジーノ、ロレンツォ・ディ・クレディもいました。ボッティチェリと出会ったのも、この時代です。彼らの作品を再度ふりかえっていきます。ヴェロッキオ工房の「キリストの洗礼」「キリストの洗礼」は、ヴェロッキオ工房の数名の手が入っていると推定され、特に天使の一人はレオナルドが描いていることで注目されています。通常の「キリストの洗礼」は、イエスの頭上に白
連載のはじめから読まれている方には、重複する部分が多くなるので申し訳けありませんが、ボッティチェリとレオナルドが、1500年当時、何故「ヨハネ黙示録」に関するものを描いたのか?その流れを整理したいと思います。1500年当時を黙示録11章、12章の時代と信じた背景「神秘の降誕」にボッティチェリがギリシア語で記した銘文の訳『私サンドロが、この絵を、1500年の末、イタリアの混乱の時代、一つの時代と半分の時代の後、聖ヨハネの第11章が成就した際、すなわち悪魔が3
何故、十字架がないのか?何故、透明なのか?十字架のついた球体とはキリスト教の権威として、硬貨・図像学・レガリア・王権の象徴などで使われる。また、世界を象徴する球体に対し、キリストの印である十字架の支配権を象徴する。地上の統治者や天使のような天界的な存在は、文字通り手で持つことで自らの支配権を表す。キリスト自身が宝珠を持つ場合は、西洋美術の図像学では「世界の救世主」として知られている。ウィキペディア「宝珠」より抜粋十字架のついた球体を持つのは、イエス・キ
-花の女神フローラの街の音楽祭-フィレンツェ(イタリア語:Firenze)は、イタリア共和国の中部に位置する人口38万人の都市でトスカーナ州の州都である。地名の由来は古代ローマ時代に花の女神フローラからきており、周りを美しい丘陵に囲まれた美しい街である。アルノ川が流れる歴史地区と呼ばれる地域は、美しい街並みと古代からの建築物で知られ、1982年にユネスコの世界遺産に登録されている。<ミケランジェロ広場から見たフィレンツェ歴史地区>中世からルネサンス期にかけてヨーロッパ文化・芸術、そして
【ヴィーナスの誕生】サンドロ・ボッティチェリ(SandroBotticelli1444〜1510)1485キャンバスにテンペラウフィツィ美術館ヴィーナスの誕生といえばコレ!私も真っ先に思いつくのが、ボッティチェリの作品!!めちゃめちゃめちゃ優雅で美しい!このヴィーナスは実在した女性をモデルにしたみたい。この絵画一枚で、色彩のバランスが凄くいいなーと思う。それほど巨大な作品ではないけど、やっぱり美しさに圧倒された!(大塚国際美術館にて)
1500年頃に制作したと推定され、1763年以降、行方不明となっていたのですが、1900年に一般家庭から発見されたものです。その間、塗り重ねや修復がされていたため、発見された当初のものは、現在のとやや容貌が違うものでした。下の画像は、現代の技術で古く塗り重ねられていたものを除去し、修復で塗られたものです。修復後、2017年オークションに出品され、510億円という破格の値段で売却され話題になりました。またレオナルドの真作か?工房の誰かのものか?研究者の間でも意見が割れているようで
連載回数も増えてしまいましたので、もう途中からしか読まれてない方のが多いようですので、今回は、レオナルドの作品に影響を与えた画家たちをざっくりとまとめます。何故ならどの作品も、その1枚だけをみて解釈するのは、なかなか困難で、レオナルドが何を描いたのか?を理解していくには、レオナルドが誰の影響を受けてきたのか?レオナルドやその周囲の画家たちがどんな作品を描いてきたのか?初期からの流れを順に見ていくことが、理解を深めるのに必要だと思うからです。ほんとにざっくり紹介しているだけなの
偶然招待券をいただき行ってきました。結構フラフラ体調まだ弱ってましたがなんせ場所が駅直結!雨でも本当に負担なく行けて助かりました。行きますよ!!!すごい綺麗なまさに蜷川実花さんの世界が再現されていました。でも実際は、、、こんな感じで若いお嬢さん方でものすごい混み合っていて、、、、なんかかなりテキトーな格好できた私がここに混ざるのか、、、?!と久々にちょっと怖気つきつつ、、、、(笑)なんでしょうあの若い子達特有の雰囲気は、、、。入るのに勇気がいる!それにし
妻です。今日は香川県のお隣の県の美術館のご紹介です。「大塚国際美術館」場所は徳島県鳴門市にあります。ここは、世界各国の名画を陶板で再現していて、原寸大で作品が楽しめる場所なんです。入ってすぐのホールが素晴らしい~システィーナ礼拝堂を再現したそうです。天井の絵はこんな感じです。下の写真は正面の壁画。ミケランジェロの「最後の審判」が描かれています。知事の後ろにあるサイズの陶板に絵が焼き付けられ、それが組み合わさっていると
2013年に発表された、ダン・ブラウンの「インフェルノ」上・中・下、3日かけて聞き終わりました。ダン・ブラウンさんといえば、これらの著作でも有名ですね。映画化もされてますし。西洋美術も大好きな私、聴きながら画像検索をしてみたり、マップを見ながら場所を想像したり。(これがオーディブルの良いところですね)さて、今回の「インフェルノ」発表当時に読んでいるはずなんですが。パンデミック、という言葉になじみがないせいか、危機感もなく「単なるお話」でスルーしてました。が、
🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿✨庭師さんたちに何度むしられても、春には鮮やかな花を咲かすたくましい!スミレたち(昨年@職場の中庭)🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿🌿こんにちは!ただ今お昼休み中🍚社食にて、せっせこせっせこブログ編集しております。(^^;)4日ほど前まで、暖かな気候だったのに、昨日は、雪❄️積もった…。寒…。みなさま、おからだ気をつけて下さいね♡さて、今回のブログは花づくし🌸です!参考までに、前回(
ルネサンス期のボッティチェッリの影響も受けていると思う。745ジン好きのマスターが作る美味いカクテル↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓キティズバー(赤羽/バー)★★★☆☆3.08■予算(夜):¥3,000~¥3,999s.tabelog.com#缶バッチ#misotch#ママペコラ#餃子酒場秘密基地#秘密基地#うなばら#バー#alittlemuselobar#soundstadiom#寿司のサスケ#麺屋33#イクミ@前橋市#ヘアールームアズマ@東海市#質のヤマカワ@
🌈2023年5月21日『フィレンチェ・ローマにて』今月1日の誕生日にメッセージをくださった皆様、ありがとうございました!(今頃スミマセン)1日にフィレンツェでのイベントが終わってから2日間だけ時間があったので、一日はローマに日帰りし、ゴッホ展、コロッセオ、古代ローマ時代の遺跡(フォロ・ロマーノ)、パラティーノの丘へ。もう一日はフィレンツェでウフィツィ美術館、メディチ家跡、メディチ家礼拝堂を訪ねました。イタリアに行く前からメディチ家にまつわる数々のシンクロがあり、今回現地でメ
大統領執務室で多忙な聖ウラジーミル☆彡一年の仕事が終わった今日昨日の夜中に書いた記事をちょと書き足していてプーチン大統領がエルミタージュ観光中のニキータ君に電話をした際ニキータ君が出るのをじっと待っていらした時の横顔を眺めておりましてこのプロフィール、やはり、ルネサンス期のイタリアの巨匠が描く聖母や、レオナルドのモナリザや天使達の横顔に良く似ているなぁ...と感嘆してしまいました大統領執務室にいるモナリザ、いや天使いや、聖母の
レオナルドの「最後の晩餐」は、人物の兼任と、人物の移動によって変化する意味と、異時同図法には見えない異時同図法によって、「最後の晩餐」から「イエスの顕現」までの複数の異なる時間を1枚に表現したものです。「イエスの顕現」とは、十字架にかかった後の数日後に弟子らの前に姿を現すことです。弟子らのなかで最初にイエスが姿を現したのは、マグダラのマリアでした。ただ通常の「最後の晩餐」の席上には、マグダラのマリアはいません。そこで、12弟子のヨハネに、マグダラを兼任させるのです。た
一般に肖像画ではカメラ目線の作品が多いと思います(モナ・リザとか)一方、複数の人々の姿が描き込まれている群像画では一人だけカメラ目線の人がいると思わず見入っちゃいますどういう意図でそうしたのかわからないだけに興味をかきたてられるんですねいくつか見つかりましたまずはノーマン・ロックウェルの「欠乏からの自由」「四つの自由」を描いた中で思わず笑顔になる平和な作品です。表情がいい。ボッティチェリの「東方三博士の礼拝」当時の権力者メディチ家の方々が何人か登場人物とし
まだウフィツィの中、あれ、この絵はメダルを持っていますこれも、やはりボッティチェリこの肖像が誰なのか諸説ありますが、メダルはコジモ・デ・メディチの横顔で、メダルから形どられた石膏に金色で着色昔は弟子のフィリッピーノ・リッピの作とも見られていたようですIt'ssevendaystoChristmasPomoD'oro
そして、ヴィーナスの誕生絵はもちろんのこと、額縁もしっかり見て綺麗すぎても機械できっちりと作られてもこの雰囲気は出ないと思います。この感性を学べるのが留学や旅行の良い点で、デザインや技術が生まれた背景に思いを馳せるItmakesmewonderaboutthepeoplewholivedtherePomoD'oro
Laprimaveraは春primaは最初の、veraはラテン語のver春ではprimaveraは初春?花は咲くこれはボッティチェリのLaprimaveraん、いい事思いついたIcameupwithagreatideaPomoD'oro
さて、ウフィツィといえばボッティチェリん?ここかなこれは、ボッティチェリ最古の作品LaFortezza1470年作絵の上部の形が変わっているのは、裁判所の椅子に合わせて作った為だとかTherearecaptionsunderneaththeartpiecesPomoD'oro
ボッティチェリの「失われた」傑作、南イタリアの住居で発見160億円ボッティチェリの「失われた」傑作、南イタリアの住居で発見160億円15世紀のイタリアの巨匠サンドロ・ボッティチェリが描いた絵画で、1980年代以降所在不明と記録されていた作品が、イタリア南部の住居で見つかった。聖母マリアと幼いキリストが描かれたこの作品は、ナポリ近郊の町グラニャーノの住居で発見された。伊警察でナポリの文化遺産保護を担当する部局が明らかにした。...www.cnn.co.jp
昨日は成城石井で買った「ボッティチェリ」のシリーズのうち、トマト、ポルチーニ&トリュフを使ってスパゲティを食べました。今回は同じく成城石井で買ったイタリア産モッツアレラチーズを一緒に。モッツアレラはスパゲティに乗せると溶けてなじむので、冷たいチーズが温かい料理に乗っているという違和感なくいただけました。前回のマスカルポーネチーズとポルチーニ&トリュフを比べると今回の方が少しさっぱりした味、要はこってり感は少ない感じがしました。モッツアレラを入れたことで、僕の大好きなチーズ感も加わり美味しく