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🏥Dr.CoC夫のノスタルジア🏥今日は建国記念日日本国が誕生してから2681年が経ちましたところで日本国が誕生する前は日本列島はどうなっていたの今回はそんな話ですまずは自慢から約30年前に受けた大学入試センター試験「日本史」で満点を取りました理系なのに凄いでしょところが今となっては全然覚えていなくてがっかり結局は受験のためだけの知識だったのでしょうそんな訳でつい最近まで日本列島の歴史は縄文時代から
なぜ屈強なネアンデルタール人が滅び、弱いホモ・サピエンスが生き残ったのか?人類の起源は、アフリカにあると考えられています。実際、人類がどのようにして誕生したのかは不明ですが、過酷な環境を生き延びた末に、サルからヒトが進化したのは事実でしょう。サルからヒトへの進化については、諸説ありますが、1説では、巨大な地殻変動が関係していると言われています。マントル対流によって、アフリカ大陸は大きく突き上げられ、隆起し、その結果、大地溝帯ができました。同時に、大地溝帯は、アフリカ大陸を東西に分
人類のなかで、なぜ私たちだけが生き残ったのか?私たち人間は、言葉を話し、難しいことを考えることができます。他の生物とは全く異なった存在です。そして、このような違いが、私たちを特別な存在だと思わせているのかもしれません。私たちが特別であるという感覚は、時代や地域が違っても共有されています。例えば、150年前のイギリスでは、種の起源において、進化論を提唱したダーウィンは苦悩していました。というのも、ダーウィンが書いた種の起源は、多くの人を不快にさせたからです。では、種の起源のどの
約60万年前、ヒトはふたつのグループに別れた。一方はアフリカにとどまり、「ホモ・サピエンス」つまり現生の人類である我々になった。もう一方はアフリカから抜けだしアジアへ、次いでヨーロッパへと旅立ち、「ホモ・ネアンデルターレンシス」すなわちネアンデルタール人になった。すでに絶滅したネアンデルタール人は我々の祖先ではなく、むしろ同じ時代を生きてきた兄弟に近い。しかし、ネアンデルタール人とは生物学的に「兄弟に近い」と表現したが、決して両者はエデンの園のような牧歌的な楽園で、仲睦まじく暮らしたと
第4の人類は存在するか?私たちの体には、何十兆個もの細胞があり、その細胞の中には、DNAが保管されています。そのDNAのうちの約2%の領域を遺伝子と言って、その領域の配列を基にして、タンパク質が合成されています。合成されたタンパク質は、ホルモンや酵素などに用いられます。また、DNAは安定した物質です。なので、条件が揃えば、ヒトや有機体の骨の中で、数十万年は留まることができます。現在では、それを取り出して、数十万年前に死んだ生物のゲノムを解析することができるのです。2009年、ネアン
20数万年前の南部アフリカに初めて出現した現生人類=ホモ・サピエンスは、たぶん18万年前にはスエズ地峡を抜けて現イスラエルなどの中東に姿を現していた(18年3月1日付日記:「アフリカ外に出た最古の現生人類化石ミスリヤ上顎骨、19.4万~17.7万年前の驚き」を参照)。古代湖の畔にヒトの足跡7個発見現生人類のアフリカからの拡散のルートは、考古学・古人類学の成果から冒頭の説が有力だが、一方でジブチとイエメンの間の狭いバブ・エル=マンデブ海峡を通ってサウジアラビアから入った流れもあ
考古学的見知から「人類は何を食してきたか」を考察した研究書霊長類との比較から始まり、300万年前以降のヒト属(ホモ・ハビリスからホモ・ハイデルベルゲンシス、ホモ・エレクトス、ホモ・ネアンデルタルターレンシス、そしてホモ・サピエンスまで)の特にホモ・エレクトス、ネアンデルタール人、ホモ・サピエンスの食性をそれぞれ比較しながら考察し、最後に日本人の食のスタイルに言及してまとめられた。炭素を同定した年代測定法や有機物の痕跡からDNA遺伝子を取り出して年代とともに動植物の種類までを特定するなど、解析
『生物の変遷と進化』第36回(最終回)<10万年前>(新生代/第四紀)「新人類(現生人類)の広がり」現在分かっているのは、ヒトの祖先である類人猿が生まれたのは約2500万年前といわれています。約1200~700万年前に、ヒトとゴリラ・チンパンジーが分岐しました。約700~200万年前に、直立二足歩行の猿人がいました。約200~20万年前に、さらに進化し打製石器や火を使っていた原人(ホモ・エレクトス)がいました。約20万年前に、われわれ現生人類にごく近い原人
『生物の変遷と進化』第34回<50万年~3万年前>(新生代/第四紀)「旧人類の出現」(ネアンデルタール人)旧人、新人という人類の定義は学術的には明確ではありません。原人(ホモエレクトス)と旧人との分類基準が違うため、原人と旧人の分類も定かではありません。一応、旧人の代表的なのがハイデルベルク人とネアンデルタール人とデニソワ人となっています。(霊長類ー真猿類ー類人猿ー猿人⇒原人類⇒旧人類)(一直線上に人類の進化を並べているが、系統的に繋がっていた
北部大西洋に浮かぶ火山と氷雪の国アイスランドは、その地政学から長く外界との交流の少ない遺伝子構成を持っていることで知られる。世界一均質な人類集団のアイスランド人ヴァイキングとケルト人が9世紀に入植して混血して以降、アイスランドは驚異的なまでに均一な集団を維持してきたので、アイスランド人には遺伝的変異が少ない。つまり遺伝的変異を特定する際に、邪魔となるノイズが少ない。人口も35万人程度と少ない(写真)。そのため製薬企業などが新薬創薬のために、アイスランド人のゲノム情報を集めてい
日米関係を述べる前に当時の人種についての一般的な認識を考えてみたい。現在の我々の認識では我々人類の祖先はアフリカで生まれその後ヨーロッパやアジアに散らばっていったというものである。このことはDNAの研究により裏付けられているのでほぼ間違いないことであろう。1987年に発表された現存する人類はミトコンドリア・イヴと名称された女性のミトコンドリアにたどり着くという論文から人類の起源はホモサピエンスと呼ばれる一種類の種族に起因するということに至っている。それ以前はどうであったかというと例えばアジア人の
立命館アジア太平洋大学(APU)学長、出口治明(はるあき)氏の心に響く言葉より…ホモ・サピエンスの歴史のなかで、高齢者はその知識や経験が群れ全体の生存に役立つだけではなく、たとえばみんなが食べ物の狩りや採集に出払っている間に赤ちゃんの面倒を見るとか、留守番をするなどして、次世代の育成に役立ってきました。こうした歴史的、生物学的な事実を踏まえると、高齢者がなぜ生きているのかといえば、次の世代のためというのがその答えになるでしょう。高齢者は「次世代のために働くこ
今宵も「爺ィの夜話」をどうぞ!第125話は・・5月23日はカール・フォン・リンネ(カール・フォン・リネー,CarlvonLinnéスウェーデン語発音)の誕生日。カール・フォン・リンネって誰?と思われたさ方!この印はご覧になった事があるでしょう。♂はオス♀はメス。それぞれ「オス」と「メス」で変換可能です。「♂」と「♀」は、それぞれ男性と女性を表すマークとして使われることがありますが、実はこれらの記号は、もともとは性別を意味するものではなく、天文学上、♂は火星、♀は金星という意味
『サピエンス、日本上陸』読了。後半、丸木舟での与那国島上陸成功に至る詳細な過程は、やや飛ばし読み。110キロに及ぶ海上の道なき道を3万年前のホモ・サピエンスたちがどのように渡ったのか。その壮大なる追試実験は様々な限定・保留事項もありながら成功し、実証されたことになる。そして、では「なぜ彼らは海を渡ったのか」という疑問は残されたままだ。つまりは、3万年前の彼らの精神性に関わるものである。その点に関連して面白かった部分がある。それは、著者たちのプロジェクト・チームが台湾の人々に
昨日から読み始めた。『日本人はどこから来たのか?』と同じ著者による最新刊。すでに3万年前、ホモ・サピエンスたちは海を越えて日本列島にたどり着いていた。その航海技術を可能な限り再現しようとしたドキュメントである。多方面の専門家によるプロジェクト・チームの討議と実験・・・それは、この時代にあり得た舟づくりになるわけだが・・・が繰り広げられる。わら束舟、竹舟、そして丸木舟・・・。面白い。素材の収集から始まって、航海の日を選び漕ぎ出すまでの気の遠くなるような過程が、発見の連続だ。
アフリカに起源を持つホモ・サピエンスと言われる現生人類(新人)が、この日本列島にどんなルートでやって来たのか?それはどう実証できるのか?が本書の中心テーマなのだが、その合間の散りばめられた様々な事実に驚かされる。ひとつは、ホモ・サピエンスがけっこうサルを食っていたらしいこと。これには面食らった。いつだったかテレビのドキュメンタリーで観た記憶のあるのは、チンパンジーが他のサルを食うという事実。他種の小さめのサルの赤ん坊を母ザルから奪って樹上から落とし、それを守ろうと降りた母ザルも殺す
『こんな年老いた貧弱な姿を皆の前に晒す等とは思ってもいななんだ。何を訊きたいのじゃな?』とヤチチ様から声がかかった。咲良が取継ぎを始めた。「先ず、この場所のこと、ヤチチ様の一生のこと、邪馬台国のこと、卑弥呼女王のこと等を教えて下さい。」『私は今から約1700年前の弥生時代の九州北部の伊都国の北西部にある芥屋の大門(けやのおおと)の近くにあった芥屋村で生まれ育ちました。両親は伊都国に滅ぼされた斯馬国(しまこく)の王と王妃でした。しかも母親は鬼道(きどう)の巫女でした。伊都国に国を
来たる3月7日13時から大阪グランキューブで1000人規模の講演!このコロナウイルス騒動によって、オンラインでの開催となりました。私は会場に行きますが、無観客講演です。それでも中止にすることなく開催するのには、訳があります。地球には熱力学第二法則が働いています。今、文明のエネルギーはエントロピーが無限に増大しています。環境の変化、自然災害の多発、そして新型のウイルスなど…エネルギーが突破口を見つけ出そうと動いている。今、全世界的にエントロピーをzero化する必要が急がれている気がして
21Lessons:21世紀の人類のための21の思考著者:ユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社発売日:2019-11-19ブクログでレビューを見る»全世界で話題のハラリの著作は、ホモ・サピエンス全史→ホモ・デウス→21Lessonsの順番で通読をお勧めします。本書は、これまでの著作に引き続き、現代世界の世界像と近未来像の解明を解明するとともに「では著者自身はどうするのか、どうしているのか」を解説。各章にこれでもかとばかりの実例=ファクトをあげつつ、かつ読者に分かりやすいように
「最近困っていることがあってさぁ~」美猫姫が云った。「スマホみたいな、小さな画面なら大丈夫なんだけど……」パソコンやテレビ画面の「ドット」が見えるようになってしまったと云う。「ここ1年くらい、授業でずっと液晶画面を見ていたからなのかなぁ?」世の中には、常人よりも関節の可動域の広い人間がいる。sei-sei自身は、嗅覚が人間離れしているらしい。美猫姫は、「色」が人よりたくさん見えるタイプだ。「視覚」の可動域がもともと人より広かったのだ。それが、毎日酷使している間
まるくん、この15日で満2歳3ヶ月になりました。言語習得がいよいよ本格的な爆発期になってきました。これまでも大人が話す言葉の意味をくみ取れるようになる様子は、彼の振る舞いを見ていれば歴然としていましたが、今度はアウトプット能力つまり「おしゃべり」が急速に発展・顕在化してきているのです。「男子三日会わざれば刮目して見よ」という諺があります。“(男子に限らず努力している)ひとは短期間でも変貌する(成長する)存在だから、目をよく拭って注意深く(先入観を持たず)見るべきだ”という意ですが、今
明けましておめでとうございます。10万年前にアフリカを出た人類が地球中に広がり、肌の色は違っても、同じホモ・サピエンスとして、集団で子育てをする進化をとげてきた。言葉も様々だけれど、共に手を携えて、子供たちに、この地球を引き継いでいける年になりますように!!
昨年紹介した「サピエンス全史」(お気に入りレベル★★★★★)の著者による続編です。イスラエルの歴史学者である著者は、前作でホモ・サピエンス(現在の人類=私たち)のこれまでの歴史を多面的に書いたのに対し、本作ではホモ・サピエンスの未来に焦点を当てています。タイトルの「ホモ・デウス」は将来のホモ・サピエンスを象徴する著者の造語です。「デウス」は「神」、「ホモ・デウス」はさしずめ「神性」を獲得した人類といった意味です。「ホモ・サピエンス(賢い人類)」は神へと「アップグレード」するという予測です。
中田敦彦のYouTube大学で、世界的大ヒット書籍である「サピエンス全史」が取り上げられました。私も知人に紹介され、気になっていたのですが、まだ読んでいなかったので、とても参考になったし、考えさせられました。※もともとこの地球には、我々以外の人類も複数、存在しており、その中でホモ・サピエンスだけが生き残って現在に至っていることは知っていました。ただ、私が認識していたのは、頭蓋骨の下の部分の骨のカタチの特徴から、ホモ・サピエンスだけが言葉を操れるようになり、
なぜ私たちが生き残ったのか。はっきり言って、たまたまだ。かつて、ヒトには多くの種類がいた。少し前までは、我々、ホモ・サピエンスは他の人類たちより優れていたから生き残ったのだと考えられてきた。しかし、近年はその考え方に変化が訪れている。私はこの話を聞いた時、時代は変化しているのだなと強く感じた。人類の歴史を見てみると、誰が優れている、誰が劣っている(人種、性別、年代その他全て!)とひたすら想い続け、信じ続け、自分こそが選ばれたのだと思おうとしてきた。でも、そうではないことに気づき始め
『現生人類、ボツワナで20万年前に誕生DNA分析で特定』-現生人類は20万年前、ボツワナ北部で誕生したとする論文が28日、国際研究チームにより科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人類誕生の地を特定した研究結果としては、これまでで最も詳細な位置を示したものとみられる。-解剖学的現生人類のホモ・サピエンス・サピエンスがアフリカで誕生したことは以前から知られていたが、その正確な場所は特定されていなかった。-研究チームは、「L0」系統のDNAを高い割合で保持することが知られてい
ゴクウ:(口を尖(トガ)らせて不満そう)…ボクにも分かるように言ってよね。ミコト:カカ…「ホモ・サピエンス」(賢いヒト)ならぬ「ホモ・ニヒル」(虚無のヒト)さ。ゴクウ:あぁ~もぅ~ボクを煙(ケム)に巻いてんの…訳の分からないこと言うんだから。ミコト:コラコラ…そんなつもりはない。ソウル(魂)の淵源がそこに在るのだな。ゴクウ:サピエンスとはチョット違うの…オジチャンって…新しい人類…。ミコト:何…バディ(肉体の精)を可愛がれば…すぐ…ニヒルへの門は開けるさ。ゴクウ:それって…幸せへの門
『「人新世」が動物たちを追い詰める』-*人間を中心とする時代がもたらしてしまうものとは-国際自然保護連合(IUCN)の調査では、絶滅寸前にある哺乳類は、亜種を含め200種以上にのぼる。絶滅の発生頻度はおそらく過去の数百、いや数千倍になるだろう。その頻度があまりに高いことから、今は大量絶滅が起こる寸前にあると専門家は言う。-約6600万年前に恐竜を死滅させた大量絶滅は、小惑星の衝突後に発生した。一方、現在進行中の絶滅の原因はもっと複雑で、森林伐採や密猟、病原体のまん延、気候変動