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Ign.(イグネシア/イグナチア豆)ファタックのマテリアメディカには以下のように書かれています。❝精神に作用するが、感情の要素が大きく影響を受け、機能調整が障害される;迷走性の、相反する、矛盾する、精神的、身体的症状を引き起こし、それらは迅速に変化し、互いに正反対である。神経系が影響を受けるために起こる痙攣性の症状;硬直、痙攣性のピクピクする動き、震えを伴い激しいことが多い。神経質な気質に適合、特に過敏で、すぐに興奮しやすい性格、温厚な気質、理解も行動も早い女性に適合。❞Ign.
☆Ayah.(アヤワスカ)南米アマゾン奥地に生育するつる植物。ケチュア語ではayaが「魂」や「祖先」、huascaが「つる」や「ロープ」を意味する。「魂のロープ」を摂取することで霊界へ通じる力が授かると信じられている。☆松果体との関係アヤワスカには、ハルマラアルカロイドと呼ばれる化学物質群と関連している。この物質は第三の目といわれる松果体に特殊な経路で働きかける。松果体はホメオパシーのレメディーなど、バイブレーショナルメディスンを受け取るところ。☆部位心臓、神経系(松果体、脳下垂体)。
五行説。これは自然界の5つのエレメントで表され、木、火、土、金、水のことです。相生関係では、木は火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生みます。また相剋関係では、木は土に勝ち、土は水に勝ち、水は火に勝ち、火は金に勝ち、金は木に勝ちます。東洋医学ではこの五行説に臓器を当てはめています。木→肝火→心土→脾金→肺水→腎そして、それぞれの臓器には親和性のある季節があります。肝→春心→夏脾→夏土用肺→秋腎→冬例年特定のある季節になると調子が悪くなるとい
みなさんは、どうやってレメディーを選んでいますか?症状、基調、部位に注目する。これ大事ですね。さらに、SRP(Strange&Rare&Peculiar)。これも大事です。あとは、マヤズムですかね。ただ、マヤズムってホメオパシーの学校に通わないと教えてもらえないと思うんです。そこで、マヤズムに代わるもので今出ている症状を「自分で見立てましょう」というお話です。世界には古くからその土地で発展してきた医術があります。例えば、アーユルヴェーダ、チャクラ、東洋医学ですね。これらは患者
先週金曜日の朝は、目が覚めたときから喉に違和感があった。ちょうど鼻と喉がつながっている部分が荒れているような感じ。ぼくが風邪を引くと、だいたいこの部分から症状が出はじめる。なので今回も「あれ?風邪引いたかも?」という感じ。日中は喉の違和感はさして気になることもなく過ごしが、夕方に頬骨や眉間の両側(眉毛の内側?)あたりに鈍重痛を感じるようになった。「この場所は蓄膿症で膿が溜まりやすい部分かも?そういえば花粉が飛び始める時期は毎年必ず同じような感覚になっている。今はもう花粉が飛
現代医療では今ある「同じような」症状に「同じ」診断名をつけて治療をしますが、ホメオパシーのレメディーを選ぶときに留意する全体症状とは何でしょうか?この点について、ハーネマンは今ある症状や苦痛以上のものを指しています。『①第三者が知覚できる「外面的に認められる肉体と魂の状態の変化」②治療者が観察する「病気の兆候」③ケース歴の中から現れる「出来事」※「出来事」は患者の人生において起こる事件や事故。④患者「自身が感じる」「症状」』(『ホメオパシールネサンス』より引用)こ
ものごとは今この瞬間にもどんどん変化しています。それは生物にも言えることで、人も例外ではありません。起きてから寝るまで毎日同じようなルーチンで生活しているから認識しにくいだけです。養老孟司氏は『養老孟司の〈逆さメガネ〉』のなかでこのように言っています。『昨日と同じ自分だと思っているのは意識。意識は同一性を主張する。』意識を変えれば自分も周りの世界も変わるというのは、どうやら本当のことのようです。意識は真空の中にクォークを発生させると言われています。クォークは素粒
人はストレスを感じると交感神経が立ってきます。簡単に言っちゃうと神経質になってくるわけです。現代人の不調や病気には、神経が立ちすぎてアドレナリンやコーチゾンなどの副腎皮質ホルモンが出過ぎているという問題があります。その状態がつづくと腎が落ちて鬱になります。神経の立ち過ぎはアーユルヴェーダでいうと、ヴァータの増悪に当たります。ホメオパシーのレメディーでいうと、Nux-v.(ナックスボミカ/マチンシ)やIgn.(イグネシア/イグネチア豆)、Phos.(フォスフォラス/燐)に代表され
「人間は自我・アストラル体・エーテル体・肉体で構成されている。」そう言ったのは、人智学者のシュタイナーです。シュタイナーの言っていることは本を読んでもよく分からないことが多いのですが、なぜか中毒性があって、何度も読んでいるうちに「あ、こういうことか!」と納得する瞬間が必ずあります(笑)そんなシュタイナーの『人間と4つの気質』という本におもしろいことが書いてありました。『興味のないことをやり続けているとエーテル体が弱くなる』エーテル体は「生命体」です。エーテル体は肉体を
人間はもともと不完全な生きものです。しかし、人間のなかには賢者がいます。賢者はその不完全さを完全にするために、あらゆる手段をつかって苦悩や苦痛を求めます。裕福な家庭に生まれて、ずっと何不自由なく暮らしてきた男が、突然180度ちがう人生に突き落とされました。その男は思いました。「ああ、なんて不幸な人生なんだ。こんな目に会うなら死んだほうがマシだ……。」そんな思いを抱えて何年も身も心もぎりぎりの生活をつづけていました。30年が過ぎ、その男はしっかり地に足がついた生活
ホメオパシーの開祖ハーネマンは、精神と感情の病気は、ほかの病気と同じようにホメオパシーのレメディーで治癒されるとし、精神病院に収容されている患者をレメディーで回復させました。レメディーは、健康な体と心にあらわれた症状と、それにできるだけ似ている病気にアプローチします。ハーネマンは精神や感情の病気に対して「説得」や「人為的にだます」ことが有効であるとしています。「説得」は精神療法と言い換えてもいいでしょう。また、「人為的にだます」ということは、レメディーによって患者の生命原理にアプ
体内の亜鉛が欠乏すると嗜眠、興奮しやすい、疲労、混乱、味覚異常、摂食障害、鬱などがあらわれます。また、亜鉛はセックスミネラルとも言われていて、性ホルモンや性腺、精液、脳などに関係が深いため、妊娠を望む人にも低いポーテンシーで摂ってもらいます。亜鉛は脳のあらゆる酵素反応に必要で、RNAやDNA、プロテインをつくるのを助け、グルコースとプロテインからエネルギーを供給するのを助けます。亜鉛を多く含む食材には、牡蠣、肉、魚、ハマグリ、レバーなどがあります。ちなみに、とくに亜鉛の含有量が
TSは「生命組織塩」というふうに日本語では訳されますが、要するに人間に必要なミネラルのことです。必要なミネラルが適切な比率でバランス良く維持できると健康を維持できます。このTSを初めに治療に取り入れたのは、ウィルヘルム・ハインリヒ・シュスラーというドイツ人医師です。シュスラーは、死体の臓器部分を焼いて、灰の無機塩含有量を分析しました。それによって変化した無機塩代謝と病気の原因、故人と病気との関係を見出したのです。無機塩が不足すると病気になる、無機塩は必要な分が適切に保たれて
わたしたちのカラダは、不安や恐怖などのストレスを感じると、視床下部→脳下垂体→副腎へと情報伝達がなされ、副腎皮質ホルモンを放出します。このホルモンが出つづけている間は、いつでも闘争や逃走できる緊張状態をキープしています。そのため、必然的に免疫系は抑制されます。過度な恐れや不安が体に障るのは、そういった理由からです。現代の日本において、命の危険を感じるほどの恐怖や不安に遭遇することはめったにありません。往々にして、それらは自分がつくりだしているといえます。みんな怖が
いや、わかるわー。その気持ち。だって面倒くさいし、大変だし、やりたくないもん。楽して上手につじつま合わせられればいいっしょ。みんなだってそんな感じじゃん?『このような不調和は本来、原因である自然の摂理に反した生き方を改めることによって取り除くべきものですから、最終結果として現れてきた肉体の病巣を切除したり、他人の臓器と取り換えたり、様々な化学薬品を注入したりすることは、文字通りの対症療法に過ぎません。二十一世紀初頭までの西洋を中心として発達してきた医療技術の一番の問題点がここにあ