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「火の鳥」の大成功によって、一躍クラシック音楽界の、そしてパリの社交界のスターとなったストラヴィンスキーは、その素質・才能を見出した天才的興行師=ディアギレフとの協働を更に続けていきます。そして、三大バレエの第2弾、「ペトルーシュカ」を発表します。バレエ・リュッス(ロシアバレエ団)によってパリ・シャトレ座で初演されましたが、「火の鳥」から僅かの間に長足の進展を遂げた複調やドビュッシーの確立した作曲技法に通じる進歩的な書法から生み出される新しい音楽の響きに、保守的な聴衆やオーケス
天才的な興行師であったセルゲイ・ディアギレフが、ロシアの豊富なバレエ界の人材を夏のシーズンオフを活用してパリに集結して公演を打つようになった「ロシアバレエ団」の活動の中で、もっとも輝かしい功績は何かと言えば、イーゴリ・ストラヴィンスキーという希有な才能を見出して世に送り出したという点が筆頭に挙げられるでしょう。ストラヴィンスキーの三大バレエを、今日から3日連続で私なりに紹介していきます。三大バレエの最初は「火の鳥」です。実は、当初はリャードフに作曲が委嘱されていたそうですが、
Bonjour♪Çava?昨晩も、聴きましたよ。全員ではありませんが、3〜4人。近現代〜古典まで、幅広くて、リサイタル方式での本線への予選なのかしら?ルービンシュタインピアノコンクール。すごい迫力。凄い質、内容。審査員の方々が、大変そう。みなさん、本当に、様々な曲を弾いているので、聴いている私は、楽しいです。日本人の黒木さんを、私はお名前は存じておりますが、その演奏は、まだ、あまり聴いたことがありませんでした。ショスタコのソナタ等、みん
(3月5日・東京芸術劇場)ベン・グラスバーグは2017年9月、23歳で第55回ブザンソン指揮者コンクールに優勝。同時に聴衆賞、オーケストラ賞も受賞した。同年夏、グラインドボーン音楽祭「皇帝ティートの慈悲」でロビン・ティチアーティの代役で大成功を収め、現在はルーアン・ノルマンディ・オペラの音楽監督を務める。都響とは初共演。今日のコンサートマスターは山本友重。サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「バッカナール」グラスバーグは色彩感豊かな、切れ味の良い指揮を1曲目から聴かせた。27歳
2023年1月某日二台ピアノコンサートを聴きにその1二台ピアノ弾きたいと思いつつ、会場の条件もあり、また自分の力量もありで、自分で演奏する機会はなかなかありません。1月には反田恭平さんと務川慧悟さん。ツアー中の一度聴きに行くことが出来ました。やはり当然。迫力があります。お二人の深く力強いforteは、ステージの右と左それぞれの壁を伝って天井からそして背中から音に包まれるよう。それに対比されてpianissimoは柔らかく軽く芯もあって、身体がキラキラの糸で包まれるよう。
チケットをネット購入しようと試みたけど、瞬時に売切れて、あきらめていた💔「反田恭平氏&務川彗悟氏2台ピアノコンサート」(15公演千秋楽豊田市コンサートホール)のチケットを、お友達のご友人様がお譲りくださり、運良く聴かせていただきました。お二人ともに20代とは思えない力の抜けた自然な音色。また、2人の息がピッタリで、微妙にずれることがなく、バランスも絶妙で素晴らしいコンサートでした💘前半は、ブラームス、(カッコいい編曲の)パガニーニの主題による変
ブログに書くのがだいぶ遅れてしまいました。1月16日(月)名古屋宗次ホールにて、マルセル光之田所さんのリサイタルを聴いてきましたプログラム一週間以上前のリサイタルですが、今思い出しても「メチャ楽しかった!」というコンサートでした。マルセル田所さんは2018年浜松国際ピアノコンクールを聴きに行った時とても気に入って、会場でCDも購入しました。2021年エリザベート王妃国際音楽コンクールでセミファイナリスト。モントリオール国際ピアノコンクールではファイナリスト。去年のヴァン・クライバー
楽しみにしていた反田恭平さんと務川慧悟さんの2台のピアノコンサート今回は親戚と2人で聞いてきました。コンサート前に今回のプログラムを納めたCDを購入し、サイン会の整理券をゲットです❣️駅近の県立音楽堂の前方席鍵盤は見えそうにないけれどワクワクですただ、前方すぎて?大好きなハイドンバリエーションはピアノは近いのに音が遠い〜みたいに思えましたが、一日たっても耳に残ってます♪ルトスワフスキは先日ラジオでさわりを聞いただけで、はじめて聞く曲です。不思議な音ですが、違和感なくとて
ストラビンスキーペトルーシュカ-StravinskyThreeMovementsfromPetrouchkaピアノ:浅井純ストラビンスキーペトルーシュカ.-PianoPerformedbyJunAsai.StravinskyThreeMovementsfromPetrouchka.PleaseFeelFreetoContactat:http://davarkg.com
昨日言っていた昔のバッハインヴェンションの楽譜は春秋社の全集の間違いでした。箱入りのものです。一緒に写しているのはアマゾンで2008年に買ったストラヴィンスキーのペトルーシュカのピアノソロの楽譜です。洋書で解説とかついていないものです。いつか弾きたいと思い当時買ったと思います。これも弾いてみたいですね。目次の印を見たら三声シンフォニアも半分ぐらい弾いていたみたいです。二声は全部弾いています。三声で一番難しかったと思われる13番です。1979年の日付が書いてあります。
バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)I.ストラヴィンスキー作曲読売日本交響楽団I.ストラヴィンスキー作曲:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)(IgorStravinsky:BalletMusic"Petrushka"(1947version))00:00第1場謝肉祭の日(TheShrovetideFair)07:16ロシア舞曲(RussianDance)10:09第2場ペトルーシュカの部屋(Petrushka'sRoom)14:32
ストラビンスキーペトルーシュカ-StravinskyThree
●10月19日(水)に、グループピアニスツマラソンコンサートに、出演してきました!●おはようございます。ますみ・おんがく・きょうしつの宝田真澄です。グループピアニスツマラソンコンサート第二夜日時:2022年10月19日(水)17:30開場18:00開演会場:東京オペラシティリサイタルホールチケット:全席自由4,000円→詳しくはこちらますみ・おんがく・きょうしつ_自己紹介ピアノを習ってみたいけど、むずかしそう。。才能がなければ、楽しくないかも。。そんなあなたにオススメ
色使いの魔術師!?オリガさんの作品はそのモチーフや柄もさることながら、いつも色使いが美しく、ついつい私はそちらに最初に目が行ってしまうのですが、今回も期待を裏切らない美しさです題材はペトルーシュカというロシア民俗劇では定番のキャラクターが民俗楽器を演奏している姿を子供や猫までが楽しんでいるという面白い設定!猫も後ろ向きに描かれているところに是非ご注目ペトルーシュカは時に操り人形だったり、ハンドパペットだったりしますが子供達が大好きなキャラクターなのだそう
●グループピアニスツマラソンコンサートに、出演します!●おはようございます。ますみ・おんがく・きょうしつの宝田真澄です。グループピアニスツマラソンコンサート第二夜日時:2022年10月19日(水)17:30開場18:00開演会場:東京オペラシティリサイタルホールチケット:全席自由4,000円→詳しくはこちらますみ・おんがく・きょうしつ_自己紹介ピアノを習ってみたいけど、むずかしそう。。才能がなければ、楽しくないかも。。そんなあなたにオススメなのが。相模原市のピアノ教室
「クラシックはこれを聴け」、今回はストラヴィンスキーのバレエ曲「ペトルーシュカ」です。今回紹介するのは「ペトルーシュカ」。わら人形のペトルーシュカの悲しい物語によるバレエ曲です。ストラヴィンスキーは最初のバレエ曲「火の鳥」の次作として「春の祭典」として知られる曲を予定していましたが、作曲の難航が予想されたため、その前にピアノと管弦楽による演奏会用小品を書き始めました。その曲の一部を聴いたロシア・バレエ団のディアギレフがバレエ音楽として作曲するよう強く勧め、バレエ音楽「ペトルーシュカ」
仙台フィルハーモニー管弦楽団の第357回定期演奏会を聴いてきました。パスカル・ヴェロ氏は、2006年~2017年度まで、仙台フィルの常任指揮者を務められました。定期演奏会では、4年半ぶりのマエストロ/パスカル・ヴェロ氏との再会でした。日時:2022年9月16日(金)・17日(土)場所:日立システムズホール仙台・コンサートホール指揮:パスカル・ヴェロ(仙台フィル・桂冠指揮者)管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団演奏曲:ストラヴィンスキー:室内オーケ
ストラヴィンスキー:舞踏音楽《ペトルーシュカ》(1911年版)タマーシュ・ヴァーシャーリ(ピアノ)シャルル・デュトワ指揮ロンドン交響楽団(1975,1976,グラモフォン)CD時代になって、マイケル・ティルソン・トーマスが指揮する《春の祭典》とカップリングされて売られていた。そのCDは持っていたのだが、レコードが欲しかったので、買ってしまった。ヤフオクですぐに手に入った。そんなに長くないこの組曲を、ぜいたくにも、A面・B面にゆったりと溝を切って収録している(昔の
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは5月18日にタワーレコード企画の「ヴィンテージSACDコレクション」にて復刻したエルネスト・アンセルメとスイス・ロマンド管弦楽団によるストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」、「ペトルーシュカ」、「春の祭典」、組曲「プルチネルラ」、ロシア風スケルツォをみていきます。アンセルメが「DECCA」に残した多くの録音の中でも特にストラヴィンスキー作品は高い人気を誇っている名演と言えるでしょう。今回は世界初SACD化にして、SACDハイブリッド仕様となって蘇っ
これは聴き逃がせない!ということで行ってきました、大フィル定期ー♪2022年5月31日(火)19:00開演(18:00開場)フェスティバルホール大阪フィルハーモニー交響楽団第558回定期演奏会指揮:シャルル・デュトワコンサートマスター:須山暢大~プログラム~♪ハイドン/交響曲第104番ニ長調ob.Ⅰ-104「ロンドン」Ⅰ.Adagio-AllegroⅡ.AndanteⅢ.MenuetⅣ.Finale:Sporitoso
昨夜は、大阪フィルハーモニー交響楽団の第558回定期演奏会を聴きにフェスティバルホールに行ってきました。指揮は、シャルル・デュトワ昨年度、大フィルの定期会員になっていましたが、デュトワ指揮の演奏を聴いてみたいと思ったからというのが一つの理由でした。しかし、大フィル定期では来日が叶わず、他の指揮者やソリストでも他のオケの演奏会には出演するのに、大フィル定期は隔離待機の日程が確保出きず出演不可となることが頻発したため、同楽団の運営面に不信感を持ち、本年度は様子見を含め定期会員は止めて、1回券で
大阪フィルハーモニー交響楽団第558回定期演奏会(1日目)を、大阪フェスティバルホールにて。指揮:シャルル・デュトワハイドン/交響曲第104番ニ長調Hob.I-104ラヴェル/組曲「クープランの墓」ストラヴィンスキー/バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)85歳の巨匠シャルル・デュトワ健在!かつてN響の音楽監督であり、退任後も毎年N響定期を振りに来日していたデュトワがセクハラ事件で欧米の楽壇から干されたのが2017年。その後2019年に大阪フィルで日本の楽壇に復活
第558回定期演奏会■ハイドン:交響曲第104番D-durHob.I-104「ロンドン」■ラヴェル:組曲「クープランの墓」■ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)シャルル・デュトワ/大阪フィルハーモニー響30.05.2022FestivalHall,Osakaいやいや、すごかった今夜の大フィルはN響超えてたな一曲目「ロンドン」でデュトワが登場するときの拍手の量が、いつもの2~3割増し(笑)ミーハーな期待分がプラス
むかしむかし、街のレコード屋さんに行くと、毎月発売するレコードを全て載せた小雑誌みたいのが積んであって「ご自由にお持ちください」で、今では信じられないでしょうが、年末になるとグラモフォンの今は数千円で売っているカレンダーこれも「ご自由にお持ちください」でした。そのレコードを全て載せた本・・・「このLP、どんな音するんやろう?」と想像しながら眺めるのが常でした。ブーレーズ指揮、ニューヨークフィル演奏ストラヴィンスキー作曲、「ペトルーシュカ」
第558回定期演奏会■ハイドン:交響曲第104番D-durHob.I-104「ロンドン」■ラヴェル:組曲「クープランの墓」■ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)シャルル・デュトワ/大阪フィルハーモニー響30.05.2022FestivalHall,Osaka個人的におトク感満載、だぁ~い好きな3曲詰め合わせコンサートである。しかも指揮はデュトワときたもんだてなわけで発売日、昼休みにソッコーポチ(爆恥)デュトワは
先週は、以下2件のチケ取りをしました。(1)5/31大阪フィルハーモニー交響楽団・第558回定期演奏会昨年度、大フィルの定期会員になった理由のひとつに、デュトワを観たいからということがありましたが、出演が叶わず交替となってしまいました。今年は、会員を辞めましたが、今度こそ観たいと思って、1回券を購入。出演キャンセルされないことを切に願います。指揮:シャルル・デュトワハイドン/交響曲第104番ニ長調Hob.I-104ラヴェル/組曲「クープランの墓」ストラヴィンスキー/バレエ音
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。リブログ元の記事に書いていた、ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」の魅力に関する勝手な覚書、その続きを書きたいと思います。まずは第1部「謝肉祭の市」、にぎやかなお祭りの情景です。A.ベノワ画(1911年)このにぎやかで活気ある風景を描写するため、ストラヴィンスキーは以下の主題を用意しました。ニ短調、もしくはト音を主音とするドリア調ともいうべき、民謡風の味や活気の感じられる、シンプルではっきりとした力強い
今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。友人が今度ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」のコンサートを聴きに行くとのことで、曲の聴きどころをブログ記事に書いてほしいと頼まれました。大好きな曲で、挙げきれないほどの魅力があります。好きな曲や好きな演奏について語るのって、何だか燃えますね(笑)。素人語りで恐縮ですが、とても良い曲なので、もしよろしければお付き合い下さると嬉しいです。音楽は、属和音(ドミナント)から主和音(トニカ)への解決、基本的にこの繰り返しでできていま