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こんにちは、フルーティストの岩下智子です。フルート専門誌「THEFLUTE」(アルソ出版)の第161号から毎回、特別連載させていただいている《テオバルト・ベームの子孫からの伝言》のコンテンツをご紹介します。フルートの偉大なる改革をしたテオバルト・ベーム(1794-1881)に関して、さまざまな角度から書いています。ご興味のある方は、ぜひご購読ください。(隔月発行)第1回テオバルト・ベームの生い立ち(161号)第2回ベームとその周辺の人々(162号)第3回ベームのフルート工
論文では偉そうなことを書いていますが、実際にフラウト・トラヴェルソ(1鍵式フルート)を吹いた経験は非常に浅いです。恥ずかしながら。。。この度、チェンバロを弾く友人に付き合ってもらい、ヘンデルのソナタを吹いてみましたベーム式フルートでは何度も吹いたことがある作品ですが、フラウト・トラヴェルソで吹いたことで色々な発見がありました。まず、やはりヘンデルはこの楽器のために書いていたんだなぁと改めて納得したことは大きな発見でした。頭ではわかっていることも実際に演奏することでわかることは
クラリネットの若林愛です⭐️今日は私が使っているクラリネットについて!クラリネットの誕生は18世紀、木管楽器の中では比較的新しい楽器です☺️クラリネットにはベーム式とエーラー式という運指の異なるキーシステムがあり日本ではほぼ9割以上の人がベーム式。ドイツに行くとエーラー式のクラリネットばかりなんですよ!私のクラリネットはベーム式です⭐️私の楽器のメーカーはビュッフェ・クランポンでセッティングはマウスピースはダダリオのレゼルヴX10リードはダダリオのレゼルヴクラシック3リガチャーは
はじめから→★34.『コシュの教本③』のつづき。ジャン=ルイ・チュルーJean-LouisTulou(1786-1865)の『国立コンセルヴァトワール管理委員会に採用された斬新的・理論的フルート教本作品100Méthodedeflûte;progressiveetraisonnéeadoptéparleComitéd'EnseignementduConservatoireNationaldeMusique,opus100』この教本は、多鍵式フルー
はじめから→★33.『コシュの教本②(ゴードンのこと)』のつづき。コシュはチュルーがパリ音楽院の教授だったときに彼の助手を務めていました。そのため、コシュは歴代教授の中には名を連ねていません。彼はパリ音楽院でのベーム式フルート(1832年製円錐管ベーム式フルート)クラスの設置を目指していました。ですから、ベーム式フルートの利点をアピールするためにもこの教本を書いたと考えられます。次は、これまでに何度か名前が出てきたチュルーの教本について書いていきます。次回35.『チュルーの教
はじめから→★32.『コシュの教本①』のつづき。コシュの教本のタイトルはこのようなものでした。『ゴードンが発明し、ベームが改良して、コシュとビュッフェ(弟)が完璧にした新型フルートの教授に役立つ教本作品15』タイトルの中にある「ゴードン」とはスイス衛兵でキャプテン・ゴードンCaptainGordon(1791-1838)とも呼ばれています。コシュのあとに紹介するチュルーの弟子でしたが、チュルーはゴードンの作った楽器について良い評価はしていません。このゴードンが新しい楽器の発明者
はじめから→★31.『ドリュスの教本②』のつづき。ヴィクトール・コシュVictorCoche(1806-1881)は、ドリュス(30.『ドリュスの教本①』)と同じく1830年代に円錐管ベーム式フルートを吹き始めた人物です。『ゴードンが発明し、ベームが改良して、コシュとビュッフェ(弟)が完璧にした新型フルートの教授に役立つ教本作品15Méthodepourserviràl'enseignementdelanouvelleflûteinventéeparGor
はじめから→★30.『ドリュスの教本①』のつづき。ドリュスは、なぜドゥヴィエンヌの教本をそのまま新しい楽器のために書き直すだけで出版したのでしょうか?28.『ドゥヴィエンヌの教本』のところでも紹介したようにドゥヴィエンヌの教本は19世紀中、教本としてはベストセラーだったと考えられます。わざわざ新しいものを書かなくても新しい楽器を演奏するために必要なこと(指使いなど)を書き加えればドゥヴィエンヌの教本で十分学習できると考えていたのかもしれません。次は、私が受けた印象から私自身が思
はじめから→★29.『ユゴーとヴンデルリッヒの教本』のつづき。ルイ・ドリュスLouisDorus(1812-1896)は、パリのフルート奏者の中でもかなり早い時期(1830年代)に円錐管ベーム式フルート(1832年型のリンク)を吹き始めた人物です。ドリュスは1860年にパリ音楽院の教授に就任しますが、それと同時に、パリ音楽院ではベーム式フルート(1847年型のリンク)が採用されています。彼が書いた教本は、『新しいフルートの練習曲、ドゥヴィエンヌに基づいて編集された段階的教本
はじめから→★28.『ドゥヴィエンヌの教本』のつづき。アントワーヌ・ユゴーAntoineHugot(1761-1803)とジョアン・ジョルジュ・ヴンデルリッヒ(1755-1819)の『コンセルヴァトワールのフルート教本MéthodedeflûteduConservatoire』も、題名の通り、パリ音楽院の公式教本でした。音楽院に公式に認められていることについては、序文にも書かれています。フランス国立図書館デジタルアーカイブ“Gallica”から教本を見ることがで
はじめから→★27.『1847年型円筒管ベーム式フルート』のつづき。今回からは、研究対象にした教本を紹介していきます。以前、タイトルのみを書いていたものです。→①、②パリ音楽院初代教授、フランソワ・ドゥヴィエンヌFrançoisDevienne(1759-1803)の『フルートのための新しい理論的・実践的教本Nouvelleméthodethéoriqueetpractiquepourlaflûte』は、1795年に出版されました。これは、パリ音楽院の最初の教育マニ
はじめから→★26.『ベルリオーズが書いたこと』のつづき。1847年型金属製円筒管ベーム式フルートは現在のフルートです。パリ音楽院では、1860年に公式楽器として採用されました。1832年型と比較すると、木製円錐管だった管体が銀製円筒管になり指孔がさらに大きくなったことで、音量を上げることができました。音響学に基づいて楽器作りをしたために、さらに正確(均一)な音程を得ることができるようになりました。“RickWilson'sHistoricalFlutesPage
はじめから→★25.『1832年型円錐管ベーム式フルート』のつづき。《幻想交響曲》を書いたことで知られるベルリオーズは1844年に『管弦楽法』を出版しました。その中の「フルート」の項で「数年の間に他の木管楽器もベームのシステムで作られるようになるだろう」と述べ、この楽器を高く評価しています。このことから、運指が簡単になったことで半音階を含む速いパッセージの演奏が可能になった上に、音程や音量を均一に出すことができる楽器が、当時の作曲家たちに待ち望まれていたことが窺えます。これだけ
はじめから→★24.『テオバルト・ベーム』のつづき。ベームが製作したフルートは、多鍵式フルートと同じ管体を使っていましたが、それまでの改良とは全く違っていました。多鍵式フルートの改良は、キーを増やしていくことで運指を複雑なものにしていたましたが、ベームは1本の指で複数のキーを動かすことを可能にしたシステムを考案し、指使いを易しくしました。たとえば、クロスフィンガリングをしなくても半音階を吹けるようにしたことです。また、トーンホールを大きくすることで大きな音を出すことができるよう
年末恒例の第九を聴きに行きました😆レコードやFMライブで第九は良く聴きます。何といってもお気に入りはやっぱりカラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団!すべてFM放送ライブなのだ😮1966年来日公演(Flute=カール=ハインツ・ツェラー)、1970年ムジークフェライン(Flute=J・ゴールウェイ)、1977年12月フィルハーモニーでのジルベスターコンサート(Flute=ツェラー)、1979年来日公演(Flute=ブラウ)でも、やっぱり1942年の
私たちの吹いている楽器、ベーム式フルートの製作者テオバルトベームについて、生徒の皆さんに、解りやすく、簡単にまとめて、記事にして、レッスン室に飾りました今の時代は、スマホで何でも簡単に知りたい情報を得る事ができますが、いつでも調べられるせいか、調べたのに、あれ?頭に残ってない。。。といった事ないですか?昔は、良く使う電話番号は、自然と暗記してたものですが、今、電話番号を覚える習慣なくなりましたよねぇ。私の「テオバルトベーム」の記事、今時珍しい手書きで作成しました手書きで書いた
訪問演奏をやってきました👍11/15午後不定期にやっているボランティアをフルート(モダン)で吹いてきました!🤗夕方からお楽しみの広島交響楽団・大阪特別演奏会に行くのでそわそわしていたのですが・笑勿論平日なので午後一番(半日休暇)会場に着くや否や、ケーキとコーヒーが出迎えてくれていました!🍩🍰☕️ボランティアなので申し訳なく吹く前から腹いっぱい😍トランペットは管にケーキが入り込むと不味いらしく、私だけ食べました😜冒頭、フルートとピアノだけでちょい真面目
『アンサンブル倶楽部3人組』トリミン(名前😅)によるフルート(モダン)、トランペットとピアノのトリオで某施設で「昭和の歌」(秋版)を吹いてきました!トランペットを吹く女性が100円ショップで生地を購入してクルクルくるくると作った蝶ネクタイなかなか器用ですこんな曲その前にいきなり「聖者の行進」を演奏して次に自己紹介がてらにNHK連続TV小説あすかのテーマより1999年「風笛」サン=サーンス「白
日本木管コンクールといってフルート部門とクラリネット部門が交互に兵庫県加東市で開催され、今年はクラリネット部門。そのコンクールにスタッフとして参画してきました。フルートの先輩らが第1回くらいからコンクール出演していたのだが、1998年頃から3次や本選だけを聴くことばかりでだった。当時加東市ではなく、2006年に兵庫県加東郡の社町、滝野町、東条町が合併して、新設された「市」なのです。加東市って人口約4万人くらいなのですよ。神戸市西区の人口だけでも
週明けの広島は一日中、冷たい雨でした。急に寒くなりましたので、体調崩さないようにしていきましょう!今日は愛用のフルートの紹介です!ミヤザワのレガシー2と19世紀初期ベーム式円錐管最近は色々あってまともに練習出来てないので、次の休みの日は思いっきり吹こうと思ってます!
昨日、ベルリンから一時帰国している大学の先輩とランチをしました。クラリネットの奥先輩。ベルリンで演奏しています。ドイツで日本人で、しかもベーム式のクラリネットで演奏の仕事をしているなんて本当に凄い事だと思います。クラリネットは大きくはベーム式とエーラー式の二種類の楽器があり、ベーム式はフランス管とも言ったりしますが中高生が吹奏楽部で演奏する楽器です。世界中の殆どがベーム式ですがドイツはエーラー式というシステムの楽器でマウスピースとリードの大きさも違うし指使いも違います。ドイツのオーケ
来月なのですが、私も楽しみにしているコンサートがあるのでご紹介します。私と同じくヨーゼフのクラリネットを愛用しているディルク・アルトマンさん(シュトゥットガルト放送交響楽団首席奏者)のリサイタルです。大阪では7月12日(火)ザ・フェニックスホール、東京では7月15日(金)JTアートホールアフィニスにて、どちらも19時開演。ピアニストは大阪公演では岡本麻子さん、東京公演では脇岡洋平さんです。ディルクさんは17歳でカラヤンアカデミーに合格、最年少でベルリンフィルの首席奏者を務めたというすごいお人
クラリネットには大きく分けると2種類の楽器があります。日本をはじめ世界中で一般的に使われているのはベーム式(フランス管)クラリネット。もう1つはドイツ・オーストリアで使われているエーラー式(ドイツ管)クラリネットです。楽器の内径などいろんな違いがあるのですが、一番大きな違いは運指とそして楽器の持つ音色。元々私はクラリネットを始めた中学生の頃に当時ベルリンフィル首席のカール・ライスターの音をラジオで聴いて衝撃を受けて以来、いわゆるドイツ管クラリネットの音色に魅了されてきました。日本ではクラ
2月13日に放映されたNHK-Eテレ「らららクラシック」は楽器特集。フルートが今回のテーマだった。以前、このブログでトランペットを取り上げたことがあるが、番組を観ているとフルートもトランペットとちょっと似たような発展の仕方をしているように思えた。たとえば、バッハ時代のバロック・フルートは木製で、非常に微妙な陰影を出すことが出来る楽器で、それゆえ、貴族に非常に好まれたが、貴族が没落し、産業革命により大きな会場で、均質な響きを出せるような要求に答えるように金属製のベーム式フルートが開発され、現在
TP:じつは「『室内楽フルート』①」に対して「それ、まんまクラシカルフルートじゃんww」ってご意見をいただいてましてね、天使:8月1日の記事か。TP:ええ。で「は?」ってなりましてね、「あ、あの、クラシカルフルートって何ですか?」ってなったわけなんですけどね、悪魔:ほう、TP:どうもですね、ベーム式のフルートが現れるまでのですね、トラヴェルソにキイをつけて派生音用の穴を増やしはじめた頃の楽器らしいんですけどね、悪魔:はあ?TP:あ、ベーム式と言いますかモ