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(昨日の続き)あまりの暑さに体力を奪われ、昨夜はブログも文章途中で投稿してしまいましたが…そう、初心を思い出すきっかけをいただいたことがありまして。昨日、JUAABという団体が主催するベンガル語スピーチコンテストがダッカで行われました。JUAABは、バングラデシュ帰国留学生会として日本の大学を卒業したバングラデシュの方々により2000年に設立された団体です。日本人に受け継がれてきた文化的・社会的・道徳的な伝統を学び、それを両国の交流に活かし、まさに日バの懸け橋として活動されている団体で
Hi,it'sMinako,aJapanese/Englishinterpreter.日英通訳のMinakoです。強烈に「こうしたい」って、強く思う出来事が目の前に現れることがあります。たぶん、それがミッションなんでしょうね~それがどんなことであれ、その人にとってはミッション。大小なんて関係ない。そうせずにはいられないのだから持っている力を出し切るように準備をしようと思います。医療通訳でご本人の代弁をするための準備をしています。メッセージだ
バングラデシュの新年祭をわたしは群馬の館林で過ごしました。毎年館林文化会館で行われるバングラデシュ新年祭のイベントには、群馬だけでなく栃木、埼玉、そして東京からも沢山の在日ベンガル人の方々が集まります。有難いことに、私はいつもそこでスピーチや歌を歌う機会をいただいています。異国に住みながら自分たちの文化でお祭りをする大変さも喜びも、私は重々知っているので少しでも役に立ち、盛り上げたく、このお祭りに参加しています。子供たちは日本で育っている子どもたちなので、みんな日本語を話すし日本の歌も
今月の4月2日は、エクマットラの設立記念日でした。今、5月1日に放映されるエクマットラのドキュメンタリー番組の翻訳作業を日本でさせていただきながら、路上で生きていたひとりの少年が、エクマットラと出会いアカデミーに入所しその瞳が、表情が、輝きだすまさにその瞬間を画面で日々見ながら、改めて私自身もエクマットラの活動の意義を感じていました。路上で生まれても、どんな環境に生まれても、機会さえあれば努力をして大逆転できるという可能性の証明。私は2012年にバングラデシュに住み始めてからま
改めて、ベンガル語って、難しい。ここ数日、ベンガル語から日本語への翻訳のお仕事に取り組んでいますが、10年学んでも分からないことが多すぎて、落ち込むことばかりです。1番大変なのは、インターネット上に答えがないこと。英語ならば、分からなくてもGoogle翻訳やdeeplを使って、日本語から答えを探し当てられるけど、ベンガル語は教材や文献が圧倒的に少なく、正しいスペリングや発音を探すのは至難の業…ベンガル人の優秀な友人に聞くほか手立てがありません。日常生活で困ることはもうなくなったし、仕事
3月末に、日本の制作会社の皆さんが取材に来てくださり、エクマットラの活動を撮影してくださいました。今、毎日その映像のベンガル語翻訳のお仕事をその方々とさせていただいているのですが、今日は…映像を見ながら何度も目頭が熱くなってしまいました。卒業式の映像。私は、ラキブが、アルジャリフが、ハサンやリドイやドゥルジョイが、私の背丈の半分だった頃から知っている。チップとデールみたいにちょこまか走り回りながら、ご飯の好き嫌いをして怒られたり、試験勉強よりサッカーしたいと言って怒られたり、エクマットラ
サヘルさんの言葉はいつも本当に美しい。それは、サヘルさんが持つ言葉選びのセンスもさることながら、語彙力を知識と経験が確固たるものにしていて、言葉と心が繋がっているからだと思います。今回のバングラデシュ滞在中、同行させていただき沢山の感動をいただいたけれど、私が特に感慨深かったのはサヘルさんと工房の女性たちとの再会です。前回訪問された時に、お母さまとサヘルさんとの母娘の絆のお話、貧困格差や男女格差の中で闘う大変さ、生きることの辛さと素晴らしさ…色々なお話を工房の女性たちにしていただき、
私たち夫婦の大切な友人である女優のサヘル・ローズさんがバングラデシュへ来てくださいました。前回、コロナ前に訪問してくださってから「また必ず会いにくるね」と約束してくれたサヘルさん。その約束を果たしに、満を持してエクマットラアカデミーにも訪問してくださいました。サヘルさんの言葉で、今回心に残ったのは「本当の出会いは二度目から。そこから関係がはじまる。」という言葉。私たちの出会いを「本当の出会い」にするために。また会いに来てくれたと、話してくれました。エクマットラアカデミーでサヘ
3月26日の独立記念日に、国家試験を受け終えた6人の男の子の卒業式が行われました。エクマットラアカデミーでは、中学校を卒業するまでの子どもたちが生活しています。中学校卒業試験を受けた後は、そのまま高等学校へ進学する子、職業トレーニングを受ける子、仕事を始める子、とそれぞれの進路に沿って道が分かれていきます。高等学校に進む子は、以前ブログでもご紹介したオントルやモニルのようにダッカでの寮暮らしとなりますし、仕事を始める子はその地域で家を借りて生活を始めることになります。どちらにせよ、ア
エクマットラを卒業する君たちへ今日この国の独立記念日にエクマットラアカデミーを卒業する君たちへ心からの祝福を伝えたい集団生活の中で大変なことも沢山あっただろう規則がある中で飛び出したくなったことも沢山あっただろうでも今日まで君たちは過去に囚われず未来への希望を胸に誰も想像できないくらいの努力をして我慢もして私たちの子どもとしてエクマットラの一員として時に小さい弟たちの兄となり先生となりアカデミーを共に支えてくれたことに感謝を伝えたい君たちが溢れる思いや葛藤
果てしなく広がるベンガルの大地の地平線に沈む夕日。その光は澄んでいて透明で、沈んでいく夕日なのに昇ってくる朝日のようなそんな明るささえ感じます。アカデミーから更に少し行ったところにインドとの国境があり、とても綺麗に夕日が見えるスポットがあり、高低差がないこのベンガルの大地を眺めているとき、何とも言えない何かとてもノスタルジックな気持ちに包まれます。
イスラム教には断食月という期間があります。貧しい方々の気持ちを理解しより良い自分になるために、この期間は食べ物や水はもちろん自身の唾さえも飲み込んではいけないという厳しい決まりがあり、敬虔なイスラム教徒の方々は自分を律し、日の出から日の入りまで、断食を行います。イスラム教の経典であるコーランには、子どもや老人、妊婦さんや病気の人は断食をする必要ないという言葉が書いてあるのですが、真面目なイスラム教徒の方々は断食を頑張る傾向があり、それは路上生活をしている子どもたちも同様です。彼らは十分
言語人口ランキングによると英語、中国語、ヒンディー語、スペイン語、フランス語アラビア語、ベンガル語ここまでが7位までで、8位がロシア語、以下、ポルトガル語、ウルドゥー語、インドネシア語、ドイツ語。ここまでが12位。日本語は13位。となる。上位のうちNHKの語学講座にないのはヒンディー語、ベンガル語、ウルドゥー語。インドネシア語もなさそう。ロシア語も早くテレビ講座を復活させてほしいものだ言葉がわかることは文化がわかること人の心がわかること友好関係
長坂塾の新しい講師である水野はやた先生は、現在、バングラデシュのダッカ滞在中。4月から「アジアとイノベーションのクリティカルシンキング講座」も担当する。それに先立ち、バングラデシュからインスタライブをしてくれることになった。3月16日(土)15時から題して、「ダッカからアッサラームアライクム」アッサームアライクムとはベンガル語で「こんにちは」。現地からの「生きたアジア」を覗いてみませんか?場所はダッカの街中、そして日本が支援したダッカのモノレールをレポートして
今年のカレーフェスティバル&バングラデシュボイシャキメラhttp://japanbangladesh.com/bn/index.htmljapanbangladesh.comは4月21日に池袋西口で開催。しかし、ベンガル語は難しいですね。文字は難解でわかりません。なおカレー以外の食品ですとこの辺は極端に甘かったり極端に辛かったりするのでよく聞いて選ぶことをお勧めしますが味覚が違うんでかなり主観的な意見になるかと思います。
先日の日本人会の春祭りは無事に終わったのですが、音響席から見ていて、ステージで歌う方々、踊る子どもたち、スピーチ、発表、みんなみんなが本当にきらきら輝いていて、それはそれは素敵でした。実際にスポットライトが当たっていることもあるのですが、「命が輝いている」という言葉が浮かびました。しかし、ここはバングラデシュ。何もかもが予定通りにいかず、設営も遅れたり、本番中もマイクトラブルがあったり、担当の音響席にいるとその度にひやひやで、胃が痛くなる思いでした。。。日本だったら、どんなに小さ
宮本浩次さんの存在をきちんと認識したのは、20代の頃。わたしの敬愛する人が大好きで、宮本さんの魅力を熱く語ってくれて、エレファントカシマシのお勧めの曲などを教えてもらった。そう、まるで宮本さんのあの情熱が伝染るかのように、その存在を誰かに「熱く語りたくなる」ような魅力を持っている方なのだと思う。現に私も今、こうしてバングラデシュの夜中に何か抑えきれない気持ちを抱えながら、ここに記している。聞いてすぐに、その情感溢れる歌声と繊細で文学的な歌詞と力強いロックサウンドが織りなす唯一無二のバンド
バングラデシュは来週から断食が始まります。それに合わせて、子どもたちの期末試験が行われていました。ダッカで現地の学校に通っている息子も期末試験がやっと終わり、ご褒美も兼ねてふたりでワッフルを食べに行った帰り道。息子が急に、「お母さん!!ハーシのディム食べたい…!!」と大喜びで露店に駆け寄って行きました。ハーシのディムとは「鴨の卵」で、ダッカの路上ではこのような卵やさんが出没します。鴨の卵は鶏の卵より大きくて、真っ白で綺麗。こんな風に卵が積み上げられて、店主は卵を器械
この冬、エクマットラアカデミーでは沢山の野菜の収穫がありました。ご覧ください!この立派な野菜を!!子どもたちのようにつやつやピカピカ、輝いてる…✨ダッカの路上で育ってきた彼らにとって、土に触れて野菜を「育てること」はとても新鮮で大切な体験です。毎朝畑に行く度に、少しずつ育つ野菜を見守る子どもたちの嬉しそうな顔は本当に愛らしく、わくわく感と喜びが伝わってきます。収穫の時にはみんな大騒ぎで、「こんなに綺麗なじゃがいもが育ったよ!」「僕の方が大きくてすべすべだよ!」と、それぞれ自分
>そして夕方になって到着したのはなんと‼️😳😳😳シャンティニケタンから‼️‼️来たという🤣🤣🤣ラーマクリシュナ・ミッションのショプナ先生、チョンドナさん、ショナリさんのベンガル人女子3人連れ‼️‼️お互い、もうビックリ😳😳😳🤣🤣🤣🤣ベンガル語で気軽にお喋りできるうえ、明日は一緒に、沐浴に行ってくれることになりました🥰わーい‼️💗これで絶対に、何とかなりそうな気がしてきたぞ🥰🥰しかも、ベッドは、昨日ハリアナから来た3人が寝ていた私の隣😆😆😆コルカタ以来、ず〜と食べたかったコム
お別れの言葉を学生たちの言語で書きたいと特訓。先日行われた最後の授業で、何とかネパール語とベトナム語に加え、中国語にベンガル語にミャンマー語を黒板に書きました。少したどたどしいところもあったけど、何とか書けたかな💦合わせて、日本の言葉「一期一会」と、沖縄の方言「いちゃりばちょーでー」(一度会ったら皆兄弟)を紹介しました。みんなとても嬉しそうで、スマホで写真を撮っていました。笑ったり怒ったり疲れたり、いろいろあったけど、終わってみればあっという間。勉強になったし
とても報われる瞬間があったので…備忘録。2月21の言語運動の記念日、私たちの音楽ユニットBAJNABEATは、毎年行われる各国代表パフォーマンスの日本代表として、昼はショヒド・ミナールと呼ばれる記念碑の前で、そして夜は国立芸術劇場の大ホールで、ステージに立たせていただきました。この日はバングラデシュに住む数少ない外国人パフォーマーが集まり、この国のアーティストと共に母国語やベンガル語でのパフォーマンスを行います。有り難いことに、私たちの音楽ユニットは毎年お声をかけていただいていて毎回
わたしがこの国に住み始めた2012年。本当に夫しか知っている人はいなくて、初めましての方々ばかりの日々の中できちんとしなくてはといつも気を張って過ごし、少しの孤独を感じているときにとても優しく、温かく接してくださったご夫婦…それが志という日本語学校をダッカで運営されている岡林さんご夫婦でした。お金儲けのために、実力が伴わないにも関わらず受講者に日本語の認定証を発行する日本語学校が乱立する中で、生徒さんが日本に行った後の事も考えて親身に真摯に時間と労力をかけて日本語を教える岡林さんの姿は、
2月21日国際母国語記念日の歌兄弟たちの血に塗られた2月21日忘れられようか息子を亡くした母の悲しい涙忘れられようか我々の黄金の国の血に塗られた2月21日忘れられようか…https://youtu.be/sZauQZL4q9E?si=2ROoF6NQBLY8JF1eAmarBhaierRokteRanganoEkusheFebruary(WithLyrics)BanglaMotherLanguageDaySong2021Song:Ama
日本語学校も卒業シーズンを迎え、私がもっている三つのクラスの生徒も、今月で授業が終了となりました。それで最後の授業で、お別れの言葉を学生たちの言語で黒板に書きたいと思い練習しました。学生はベトナムとネパールの人。ベトナム語はちょっと勉強しているから何となるとして、問題はネパール語。使っているデーヴァナーガリー文字というものが難しい。読み方が分かっていないから、文字というより何かの記号を書いている感じ💦何とか練習して、先週1つ目のクラスでいざ実践。「わー!」と言う
2月21日は言語運動の記念日でした。母国語を守るための言語運動がきっかけとなり独立戦争が始まり、東パキスタンから建国してバングラデシュとなったこの国にとって、2月21日はとても大切な日です。バングラデシュのいたるところにある独立戦争の記念碑。それはショヒド・ミナールと呼ばれ、2月21日には皆がお花を捧げに行きます。独立戦争前に経済的にも政治的にも力を持っていた西パキスタンからウルドゥー語を公用語に強いられた時に、「我々はベンガル語を話すベンガル人だ。」と母国語を守るために立ち上がった
国際母語デー(2月21日記念日)教育・科学・文化の発展と推進を目的とした専門機関である国際連合教育科学文化機関(UnitedNationsEducational,ScientificandCulturalOrganization:UNESCO、ユネスコ)が1999年(平成11年)11月に制定。翌2000年(平成12年)から実施。国際デーの一つ。英語表記は「InternationalMotherLanguageDay」。日本語では「国際母語の日」とも表記される。言語と文化の
先日、私がガイド通訳させていただいたツアーの中で「ベンガル料理教室に参加したい!」というご要望をいただき、友人に頼んでお料理教室を開催してもらいました。その時のレシピのひとつだったマスタード・イリッシュは、私が10年住んでいる中で、一番大好きなベンガル料理です。イリッシュはニシンみたいな味でとても味わい深く、ベンガル人の皆さんから人気があり「国魚」と言われています。そんなみんなが大好きなイリッシュをマスタードソースで煮込んだのがこのお料理。自分の忘備録としても書いておこうと思いま
インド西部の州都コルカタ、列車で2日かかって到着、が車内でデジタルカメラと財布が行方不明に、、、公用語は「ベンガル語」でムンバイで聴き馴染んだヒンディ語とは全然違う。沖縄のサトウキビの様な甘い食べ物汗とホコリまみれの着物を洗濯もちろんお湯は出ませんスパルタンなスイッチ子供の頃描いた様な「鍵」テレビがあった形跡手提げに残った他国のお金をルピーに換金しに行くマレーシアのリンギット通貨透かしが本当に透いている硬貨も綺麗巨大なホウキはやっぱりこうやって使うのねさー日本
バングラデシュでも毎年、日本大使館にて天皇誕生日のレセプションが開催されます。長らく海外に住めど日本人である私たちにとって、こうした催しは自分のルーツや母国のことを思い出させてくれる大切なイベントであります。岩間大使の天皇誕生日へのスピーチを聞きながら、改めて日本という国の象徴である天皇という存在、その存在の偉大さを感じました。建国記念日や天皇誕生日。正直、海外に住むまで「国の祝日」という認識であり、恥ずかしながらそこまで詳細に意識したことはありませんでした。でも、バングラデシ