ブログ記事813件
他者の存在はじめに次のように書かれている。ここまで、我々は、否定的な諸行為と意識の構造から出発して、人間存在とは対自であることを発見した。だが、人間存在があるところのもののすべては、それだけであろうか?我々は、それ自身厳密に対自のままにとどまりながらしかも根本的に異なった方の存在論的構造を指し示すように思われる意識の別のあり方に、出会うことができる。この存在論的構造は、私の存在でありながら、対私的であらぬような一つの存在を、私にあらわにしてくれるサルトルはこの後、羞恥や自負
「ヘーゲル『精神現象学』入門」長谷川宏定価:¥1600#長谷川宏#長谷川_宏#本#哲学/哲学ヘ-ゲル『精神現象学』入門(講談社選書メチエ)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}400○ヘーゲルの「精神現象学」入門は、哲学史上最も難解であり重要な著作の一つです。この大著は、感覚、知覚、悟性、自己意識、理性、精神などのテーマを探求し、意識が経験を通じて高次に向かい、「絶対知」へ到達する過程を描いています以下は、この書籍についての詳細で
【哲学勉強会】(2024年4月29日(祝))《キェルケゴールの哲学》(ハイデガー哲学への影響の考察を含む)代表的な著書『死に至る病』は、200年近く前に書かれた「世界の名著」の一冊であるが、本当の凄みを知っておられる方は少ない様に思われる。私の年齢が還暦近くに達したからなのか、彼のいう<絶望>のリアリティがより身近に感じられ、20世紀前半に流行を極めた≪実存主義≫の源流となった思索力・洞察力に、改めて感服している。20歳代でこの著書を読んだ時には気付かなかったが、<絶望>からの真の救済
日常で役立つ哲学の教えは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようてて哲学って、なな何のことか。オカルト系の動画だったり、学習系の動画で哲学を見たり聞いたりするんだけど、やっぱりよく分からない。でもって、改めて見てみた。ソクラテス、プラトン、アリストテレスなんか聞いたことあったんだけど、名言や格言は知らない。哲学そのものがマイナーになった後、カントによって現代に続く哲学の道筋が決まったらしい。そしてヘーゲル、マルクス、フロイト、キルケゴール、ニーチェと現在の哲学と
令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第918回令和哲学カフェ。AI時代における人間の尊厳の危機。基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。今までの哲学者たちをまとめていく2週目の最終日でした。月曜日はルソー、野田憲冬さん火曜日はカント、小水嘉さん水曜日はヘーゲル、風海花さん
令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第916回令和哲学カフェ。AI時代における人間の尊厳の危機。基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。今までの哲学者たちをまとめていく2週目です。月曜日はルソー、野田憲冬さん火曜日はカント、小水嘉さん水曜日はヘーゲル、風海花さん木曜日はシ
この世で情熱なしに達成された偉大なことなどないヘーゲル(1770年-1831年)ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(GeorgWilhelmFriedrichHegel,1770年8月27日-1831年11月14日[1])は、ドイツの哲学者である。ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ、フリードリヒ・シェリングと並んで、ドイツ観念論を代表する思想家である。18世紀後半から19世紀初頭の時代を生き、領邦分立の状態からナポレオンの侵攻を受けてドイツ統一へと向
←リチャード・パワーズ/著『惑う星』(木原善彦/訳新潮社)「地球を憂う少年の心を、亡き母の愛が解き放つ。科学と情感が融合する傑作。」リチャード・パワーズ著の『惑う星』(木原善彦訳新潮社)を15日の夜半過ぎ…既に16日に入っていたか…に読了。残りの130頁余りを一気に読んでしまった。実に深い感動の書。「パパ、この惑星に僕の居場所はないの?地球外生命の可能性を探る研究者の男、その幼い息子は絶滅に瀕する動物たちの悲惨に寄り添い苦しんでいた。男は彼をある実験に参加させる。MRIの中
ちょっとよく考えれば、何でもないことなのだろうが、それをよく考えないでやるとーー大遅刻の原因になったりしてしまうーー昨日などその典型例で、その前日に8時スタートと指示されていたーーまず正解から説明すると・・・その30分前には現場着が大前提になっているので、7時半現場着ーー到着駅から徒歩15分(700m)なので、7時15分到着駅着。これでボクが乗る検見川浜から到着駅までの時間を割り出し、朝はバタバタしたくないので、自宅から駅まで10分かかることにして自宅発時間を計算する。
理性の完全性への信仰は、ノイラートによって「エセ合理主義」として批判された。ノイラートにとって真の合理主義は、理性の不完全性と、理性との絶縁の不可能性を認めたうえで、この不完全な理性とどう付き合っていくのかを考える態度であったといってよいだろう。彼の考える合理主義とは、まさに、我々が、我々自身の理性のありのままの姿、すなわち不完全な理性に、適合していくこと、理性の不完全性を踏まえてそれをを適切に取り扱うことに他ならないのである。人類最大の不条理は、この不完全な理性に頼らざるを得ないことにこ
たとえばヘーゲルなら、ブラックアメリカの人間は動物とちっとも違わない、残虐性があって怠け者で、自分で耕すこともせずに木の実を食ってればそれですむ、というレベルの認識ですね。ところが僕は内在的に、樹木や動物や自然現象を人間と同等かそれ以上のものとして扱い、語りかけ、心を通い合わせる人たちはいないと思っています。自然の生態をひとつのデリケートなシステムとして大切に扱うという、心優しさを彼らは持っている。アフリカ的原型を掘り下げてゆくと、日本では考えられないような別種のスケールの思考や優しさにぶつかる
勿論、ヘーゲルは幕末とは無関係である。しかし。ヘーゲル自体はプロイセンの哲学者だが国家に対するが権威主義より、仏蘭西おそらく、大正時代を大久保利通は目指したかもしれない。大久保が。立憲君主制度をめざしたのは、学説であったのかもしれない。プロイセンのビスマルクのイメージがしたあるので、議会主導主義でなく、ましてやビスマルクが目指ざした権威主義だけではなかった。残念ながら、日本人は、れえと言う単語を理解してはいなかった。無論,大久保も自由を目ざしてはいたが、国民が目覚めて折らず、いまだ国
【京橋勉強会】(2024年3月16日(土))≪西洋哲学史≫(俗説と偏見にまみれた仮説)(1)哲学はプラトンから始まる①師ソクラテスの「無知の知」に基づく、一切の常識・基礎を疑う。②イデア説に基づく性善説。(2)近代哲学はデカルトを祖とする①プラトンの師ソクラテスの様に、懐疑主義を貫いた。②但し、近代らしく、物質の優位性が表面化してきた様に思われる。(単なる観念論ではなく、「物心二元論」で世界を解釈しようと努める)(3)カントにより、哲学は科学の太鼓持ちと
こんにちは。『哲学の使命』_ヘーゲル哲学の精神と使命加藤尚武著ただログってみただけです。「学」が僕には不可能だというのが前提ですね。プロローグ・カント「知識」に関する色んな問題をごちゃ混ぜにして考えないで異なる次元に分けて考えましょう。「現象」/「物自体」それではまた。
永遠について。なぜ、われわれはすぐに永遠とか、不滅とか、普遍とか、不変とか、言いたくなってしまうのでしょう?このカラクリはシンプルです。脳の手抜きです。拍子抜けするような話ですが脳機能として言いたくなるだけというオチです。この状態がずっと続けばいいな〜つまり、そうすると考えることが少なくて楽だな〜という脳のサボタージュゆえに永遠が志向されるのです。われわれはすぐに永遠の愛を誓いたくなります、いや誓わされているのか?と冗談は置いておきましょう。ここで大切なのは、わ
2月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:744ナイス数:0&Premium(アンドプレミアム)2023年10月号[心地よい住まいを、考えてみた。]読了日:02月28日著者:ヘーゲル『精神現象学』2023年5月(NHKテキスト)読了日:02月20日著者:斎藤幸平&Premium(アンドプレミアム)2023年09月号[暮らしの本。]読了日:02月14日著者:madameFIGAROjapon(フィガロジャポン)2023年9月号[特集:
毎日よく書くことがあるものです。商売で書きなぐっているだけなので、それほど推敲を重ねていません。それでは物書きとして失格なのですが、頼まれれば何でも引き受けてしまいます。金子武蔵に『ヘーゲルの精神現象学』という名著があります。ヘーゲルの『精神現象学』の解説書ですが、世に出るまでには、かなりの手直しがありました。金子が昭和28年8月に2回、30年8月に2回、31年8月に2回、合わせて6回にわたり、佐久哲学会(小中学校の教師が会員)で講演した速記に手を加えたものです。手分けして会員がテ
当ブログ謹製の「インタラクティブ・モナドロジー(対話型単子論)」は、「ヘーゲルの弁証法批判」的な意味合いになるのでは…と常々考えておりましたが、(当ブログのメインコメンテーターであるgd-fgさんも言及されていたので…)改めてネットでリサーチなんかしてみたりすると、意外なことが分かりました(正直”ヘーゲル”を誤解していた…)。例えば、「デカルトの方法的懐疑」、「ウィトゲンシュタインの”命題の一般形式”」、「チューリングマシン」も、基本的な考え方は同じではないでしょうか。「(方法的)懐疑」や
dieEulederMinervabeginnterstmitdereinbrechendenDämmerungihrenFlug我ながら、、、相変わらずの衒学趣味です。ヘーゲルの法哲学の序文の一節。本文を読んだ方は少ないが、無論アタシも読んでませんが、この洒落た警句めいた言葉は歴史に残るし、読んでない奴程口走ります(^^)正確には「ミネルヴァの梟は、黄昏に飛ぶ」です。名題で「コリアン」と書いたのは、単なる駄洒落ですが、多少の暗喩も。サスペンス・スリラー映画『梟
疲れすぎて眠れぬ夜のために内田樹著角川文庫680円税別平成19年刊の文庫なので書き下ろしはもう20年近く前なのだろう。内田樹さんの初期の本といっていいのかもしれない。穏やか語り出しで無理なく生きることをかたるのは簡単そうに見て実は多くの呪縛を乗り越えなくてはいけないことに気が付く。本文250ページを使って無理なく生きる。我慢しない生き方。つまり「自由」とはを語ることになている。内田さんの論調はマルクス以降の現代思想でなぜそこまで保守的な解釈ばかり横
二〇十七年三月二十七日読むべき本とは、自分が読みたいと望んで買った本や図書館で借りた本を指している。本を読まなくても、充実した豊かな人生を送ることができる。逆に、本を読んだばっかりに乏しく貧しい人生を送ってしまった。そんな思いを持つ人もいるだろう。「本を読むことは良いこととは思えない」と電話で語った人がいる。遠回しだが、私への真っ直ぐな批判だった。その時、私は相手の真意を理解できなかったが、今では理解できる。私は、その相手にこう応答した。「本自体が悪いのではなく、悪いのは読み方だ」。今、何
戸谷「哲学のはじまり」を通読しました。1。哲学とはどんな学問か2。存在とは何か(プラトン/アリストテレス)3。認識とは何か(デカルト/カント/フッサール)4。価値とは何か(ベンサム/カント/ヘーゲル)しかし、言葉では思考内容は伝わらない、と云うのみで、何も得ることはなかった。一つずつしかできない:https://ameblo.jp/daddy3/entry-12830277544.html哲学(Philosophy)とは:https://ameblo.jp/da
アウフヘーベンだアンチテーゼだで思い出したけれどアウスレーゼってありましたねやはりドイツ語が起源画像はお借りしました貴ノ花「それ、びんつけ油?」輪島「ノーアウスレーゼ」1981年のCMです色々と昭和やなぁwスポーツ新聞はS50年代まで100%近くモノクロでした。お二人とも引退が1981年輪島関の断髪式はさみを入れる貴ノ花さん。これを踏まえたCMでした。アウスレーゼの動画は見つからなかったけど続編のwavyboyならありまし
Shogoです。何やら、アダ○トラテなるものが流行っているようです。でもこれ…明らかに罠としか思えないのは私だけですか?(笑)胡散臭いこと、麻原彰晃の如し。機能性キノコとやらで、超集中できるというのですが怪しすぎる。(笑)私的には正直無理かな。天然成分だから安心というのは安易な考えだと思うのと、仮にコレを飲んで集中力が上がるのだとしたら何かしらのデメリットが必ずあるはずだ。脳汁を強引に出す飲み物であると
「苦いコーヒーが飲みたい」カフェイン抜きにしているので、基本的にデカフェ。苦いのは大豆コーヒーだ。うちにあった最後の1杯は、なかなか苦かった。「知りたいが難しすぎる」なにを知りたいかというと哲学。私ではまったく歯が立たないのはわかっている。でも今はすこしでも理解したいということがわかった。どうやら興味があるのは哲学のなかでも特に分析哲学という分野らしい。おそらく私が求めているだろうというかすかな
トラックドライバーの悩み▽子どもっぽい性格を何とかしたい…ヘーゲルの哲学を伝授・大人と子どもの違いとは?▽トラックのカッコよさをみんなに理解して欲しい…カントの哲学を伝授←予告動画【司会】ロッチ,【解説】山口大学教授…小川仁志,【声】渡辺健太[Eテレ]2024年01月18日午後8:00~午後8:30(30分)
自分が嫌ったり、自分の信念に逆らうものを自身の人生に取り込むことが必要なときがあります。それは自己成長の大きなチャンスです。自己成長には、何かができるようになる。わからなかったことがわかるようになる。など様々あるでしょうけれども大きく自己成長するために必要なものがあるのです。それが自分が嫌ったり、自分の信念に逆らうものを自身の人生に取り込むときです。ヘーゲルの言葉をつかうなら弁証法です。テーゼとアンチテーゼをアウフヘーベンします。正反合のアウフヘーベンというのはまさに自己
何もしないでくよくよ思い悩むより行動してみよう哲学者ヘーゲルによれば、人のありのままの魂というものは、いつでも憂鬱に包まれており、思い悩む存在だということだ。これはとても深い言葉である。自分自身をあれこれ省みても、思うように改善できない。それはただくよくよと思い悩んでいるだけだからだ。そんなことをしても、気だるさや不安、悲しみや焦りを連れてくるだけだというのに。書籍「しあわせの種」販売中!!詳細はこちらからホームページはこちらから
ヘーゲルには元々興味を持っていたが、何を主張している人なのかを知らずに来てしまった。また、「考え抜く力」は自分自身のテーマでもあり、本書を手に取った。ヘーゲルとカントの認識論に対する共通点と差異の説明を通じて、正しい認識をどのように得るべきかを考えさせられた。常にバイアスが存在することを意識しつつ、情報と知見を更新し、自身の認識をアップデートするサイクルを回し続ける。そして、考え抜くために最も必要なことは「結論が出ない苦しみに辛抱強く耐える」能力であり、日々の意識の中
【書名】一冊で哲学の名著を読む【著者】荒木清【発行日】2004年5月15日【出版社等】発行:中経出版【学んだ所】「経済学・哲学草稿」マルクス・マルクスは、20世紀に最も影響をあたえた思想家である。それも学問の分野においてだけでなく、人びとの生活に大きな影響をあたえた。近代生活の歴史、社会学、哲学さらに芸術に衝撃をあたえ、社会主義社会の成立と崩壊を経験している。しかし、マルクスの思想の原点は、人間疎外からの解放にあった。・(概要)マルクスはこの著書で、国民経済学者アダム・スミス、