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『アメリカの鏡・日本』ヘレン・ミアーズ。書名と著者名は折に触れて耳にしておりましたが、ついぞ読んだことはありませんでした。(^_^;)これほど米国の対日政策を真正面から批判した内容だったとは!今からでもぜひ読んでみたいものです。*******************『アメリカの鏡・日本』ヘレン・ミアーズ敗戦後、日本を占領した連合国軍機関・メンバーの一人で日本専門家であったアメリカの女性学者ヘレン・ミアーズ氏は1948年「アメリカの鏡・日本」という本を出版しました。この本
あれは高校一年のことでした。数学の授業中に突然、「ああ、こんなことをしているとダメになる!」・・・・そんな強烈な感情に襲われたのです。感情の大波に心がさらわれるようでした。当時わたしは十五歳で、この世の現実など何もわかっていません。しかし、受けていた教育に、巨大な疑問符を感じたのです。学校教育に疑問を感じるなどということは「自分だけがおかしいからに違いない」と信じられ、強い疎外感も感じました。ところがしばらくすると、そんな教育に対する疑問符を、わたしだけでなく、尊敬する友人も感じている
高校野球も終わった故、更に暇を持て余して居るジジイは、今、先日、愛読させて貰って居る、千葉県ご在住の『つくもさん・・・』からご紹介頂いて、早速、『AmazonKindle』で購入したは善かったが、生来の『浮気症・・・』が祟って、読み残しをして居た『アメリカの鏡・日本・・・』(=ヘレン・ミアーズ:著/伊藤延司:訳)を読んで居る・・・(汗)(画像は、Amazonより拝借)ジジイの最近の悪い癖なのだが、興味を持って読み始めた本でも、読み進む内に、集中力が欠けて来て
かつて戦後急激な経済成長を遂げた日本式経営を評価した〝JapanasNumberOne〟という本がベストセラーになったことがありました。それ以前に日本人を論じた著作は何冊もありますが、今日はその中でもアメリカで初めて日本文化論を書物にまとめた女性文化人類学者ルース・ベネディクトRuthBenedictの命日にあたります。ベネディクト女史は1887年にニューヨーク州ニューヨークに生まれ、ヴァッサー大学に進んだ才媛。人類学を学んだ彼女は1
日本の歴史教育になんかしっくり来なかった子供の頃。本音と建て前の矛盾に頭が???でいっぱいだった。勝者の描く歴史に疑問が湧き出てくるのだ。今読んでる本、『新版アメリカの鏡・日本』第四章165ページより「すべての心情的国家シンボルは、英王室であれ、星条旗であれ、ソ連のハンマーと鎌であれ、日本の天皇であれ、本来反社会的であり、戦争の原因ともなるものである。私たち(米国人)はそのすべてを告発することができる。しかし、そうしたシンボルのいっさいを同時に否定してこそ、特定のシンボ
From:岡崎匡史研究室より占領下日本、マッカーサー元帥の独断で出版禁止にされた書籍がある。その代表的な「禁断の書」とは?ヘレン・ミアーズ著『アメリカの鏡・日本』である。『アメリカの鏡・日本』は、終戦直後の1948年にアメリカで出版された。ところが、「占領が終わらなければ、日本人は、この本を日本語で読むことができない」と、マッカーサー自身の手により出版が許されなかった。マッカーサーはミアーズの本を自ら検閲。占領下の日本で翻訳されると「事実とプロパガンダを区別できない日本
戦後、アメリカ主導のGHQが日本人に知られたくない情報が掲載されている本を次々と「焚書」にしていきましたが、日本がもともと多民族国家であったことを示す「天孫人種六千年史の研究」の他に、アメリカ人が書いた本としては珍しく焚書にされたのが「アメリカの鏡・日本」(ヘレン・ミアーズ著)でした。当時の日本人の視点と西洋人の視点の違いが分かって大変興味深い内容です。特に、内容的に驚くことは書いていないのですが、「日本の本当の罪は、西洋文明の教えを守らなかったことではなく、よく守ったことなのだ」と書
今回は、今まで読んできた本などの中で、興味深かったものを紹介したいと思います。まぁ、できれば、たまに面白かった本などを今後も紹介したいですね。本というのは、インターネットでモノが調べられる時代において、双方向性がなく、ある意味で需要が今後失われるような立場にあるものであるのかもしれませんが、(実際売上という意味では今落ちていっていますし)ただ、双方向性でないからこそのメリットというのも非常に多いものですね。これは、新聞や雑誌などについても言えることなのですが、ネットでの情報というのは、あまり