先日、幕を下ろしたサンモールスタジオ・プロデュース公演「Crime4~ある視点編~」の中の一編として上演した「夜のカレンダー」で、被害者遺族の母親の息子を演じてもらった長坂一哲さんは、かつてテレビのスペシャル番組の再現ドラマで二人の凶悪犯を演じている。一人は関東連続幼女殺害事件の宮崎勤、一人は群馬一家3人殺害事件の小暮洋史(こぐれひろし)である。演じるのが凶悪犯ばかりというのも奇妙ではあるが、先日、長坂さんからいただいたその再現ドラマのDVDを拝見した。宮崎勤(2008年に死刑執行)の事件は有名