指導者側に立った場合、理想的なのは、参加する生徒の棋力が近いことです。超初心者指導の場合でも、参加者全員が超初心者である場合には、大盤を使った説明でも効果が期待できると思います。しかし、現実の将棋教室では、参加者の棋力はまちまちであることが普通です。高島&操山教室では、期の途中からでも参加者を受け入れたりしており、そうした新規参加者の多くが超初心者です。こういう場合、大盤を使った説明は非常に難しくなります(超初心者向けの内容にすると初級者は退屈し、初級者向けの内容とすると超初心者はついてこれなく