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私たちの病院では、がんの治療を多くしています。飼い主さんから、「何故、腸内細菌のサプリメントを飲むのですか?」と尋ねられることあがります。それは、腸内細菌叢が、免疫の調節をしているからです。プロバイオテックスとプレバイオティクとややこしいので、整理しておきますね。●プロバイオテックス腸内細菌叢でバランスを改善するために、宿主に有利に働くための微生物。乳酸菌、納豆菌、酪酸菌、など●プレバイオテックス乳酸菌などの餌になるもの。オリゴ糖、植物繊維など。
『和田屋のごはん』から。キノコについて。あまり知られていませんが、「菌」は「きのこ」とも読みます。●キノコの効果*免疫力を高める食品でβグルカンが豊富*きのこ類はそれ自体が菌(乳酸菌など)であり、菌をまるごと食べられます。*腸内の善玉菌のエサ(プレバイオティク)になる食物繊維が豊富。長野県の人は、ご長寿ですね。昔から、キノコや野菜をたっぷり入れた具だくさんの味噌汁を食べてきているからかもしれません。●キノコの調理方*ミキサーにかける。*30分ほど炊くカラダにいい
最近は、あまり書いていませんが、下痢の子、慢性の軟便の子も治療をしています。以下にもありますので、読んでみてくださいね。■ペット『軟便難民』を作った獣医界IBDについて考える。腸内細菌叢、猫腸コロナウイルス今日は、さらに進化して最近の『腸科学』から、IBD(炎症性腸炎)についてどう考えるか、を見ていきましよう。IBDといわたら、獣医師のもとは行かなくても飼い主さんが自分でもふもちゃんの病気を治してあげれるかもです。以下にも腸科学について書いていますので、読んでみ
がんの猫さま、ワンコさまの治療をしています。ワンコさまは、がんの治療中に便秘ということは、ないのですが猫さまは、便秘ということがよくあります。猫さまもワンコさまも理想的な、「お通じは、1日に、1回から3回ぐらいしてもらう」ことです。(何故、お通じがないとがんが治りにくいのか?)1.デドックスの7割がウンチからなので、がん細胞をアポトーシスしても排泄されない。2、ウンチが、大腸内で腐敗する。3、便秘が続くと悪玉菌が増える。4、がん細胞をやっけてくれる、リンパ球のN
臨床をしていて、腎不全の猫さまは、数年も生きている子がたくさんいます。もちろん、腎不全のグレードにもよりますが。ワンコさまは、腎不全になるとなかなか難しいというのが現実です。『腎不全のワンコさまに、何を食べさせれば、いいの?』という問い合わせを受けました。(飼い主さんが出来ること)1、水分をたくさん与える。1kgで50ccの水が必要なので、5kgのワンコさまなら、250ccの水10kgのワンコさまなら、500ccの水後は、自由飲水を。
このブログがご縁で、『難民難民』から、脱出したシンアちゃんのウンチの歴史です。不耐性を持っていると、下痢を止めを使っても下痢は治りません。猫さまに合うフードを探さないと。グルテンフリーのフードといっても1、ポテト2、タピオカ3、米4、粗繊維が多いなどのフードを与えていると、下痢は改善されません。シアンママのように、じっくり原材料を見て、愛猫のウンチを見ながら食べさせてあげてくださいね。写真のような軟便なら、腸内細菌は乱れていて、素敵な腸内フロラー(花畑)は程遠いです。そう
不規則な、生活で腸は泣いています。助けて!!腸いい、黄金コンビ、最近では、よく知られてきた。プロバイオティクス腸内の微生物のバランスを改善してくれて、からだに、良い菌です。例=エルジー21、シロタ株など、、プレバイオティク腸内微生物を、ふやす良菌の、えさ!例=オリゴ糖、食物センイバイオジェ二クス人工的に、善玉菌に、つくらせた良い物しつ。キレイになるように、ヨーグルト食べてみてわ。
『軟便難民』のことを書いていましたが、それでは便秘はいいのでしょうか?答えは、便秘はよくないです。やはり毎日、1回は出てくれないと。飼い主さんからすれば、軟便は困るけれど、便秘はそれほど気にされていない方が多いかもしれません。やはり1日1回は、すっきりとババナ状のウンチを出してもらわないと。(何故、便秘はよくないか?)1、腸内細菌がよくないので、がんなどにかかりやすい。2、悪玉菌が増える。3、強大結腸症になる。4、ドーパミンなどの神経伝達物質がちゃんと作れな