ブログ記事16件
2024年12月に送信した注文書をご案内いたします。今月も最初は「今月のおすすめ本」です。続いては、緊迫のシリア情勢を踏まえ、シリアの小説をご紹介しました。ついで、重版が決まった海外文学評論『大学教授のように小説を読む方法』『メアリ・シェリー』を合わせてご案内しました。そしてちょっと早いですが、「今月のおすすめ本[語学書篇]」です。後半に入りまして、没後160年を迎えるプルードン。そして大佛次郎賞を受賞した『「喜劇」の誕生』のご案内。最後に、来年に向けて今年の一般書、語学書の
『ディアープルーデンス』は英語も苦手な高校生の頃は、無政府主義のプルードンを歌った曲だと勝手に思ってた。爆プルードンは今、調べると、読む価値はあるのかもしれません…。苦学の人です。「財産、それは盗奪である」は、いいね……こんな事は、私がよく紹介してきた森の民や、サモアの人達も知っている。昔、フィジーに行った時、ガイドさんから、言われた。「島の人が、あなたの物を、勝手に持ち出しても、怒ったりしないでね。これは、道具はみんなの物という文化があるからなんだ」と。先日たまたま、
疲労困憊、睡魔に襲われしんどい1日である。しかもこの年の瀬に真横のマンション建設の機械音と工事人の話し声が神経に障るサワル。いい加減仕事を切り上げて帰宅していただきたいところである。あまり長いとウラミハラサデオクベキカ、コンクリどろどろ突貫工事、ということで魔太郎がくる!初期欠番回をイメージしてしまうのである。このような精神状態だと、スピードワゴンでダウンタウンに繰り出したら、人身事故を起こして逃走した挙句二次災害を起こして車も大破してしまう予感しかしないため、帰宅後早々にアルコールを注入して平
黒いものと聞いて思い浮かぶのは何?ってamebaさんが訊ねます。それはアナキズム。あと、もう一つはクロネコ(シャノワール)私はアナキストではないけれど(と思っているけど)、「アナキストみたいだ」と言われることがあります。「このトロツキストめ」って罵倒されたときもあります(トロツキー嫌いなんですけどね)。ついでに言うと新右翼の人からは「民族主義者」とも褒められました(「民族」よく分からないんですけど)。全共闘時代には「黒ヘル」をかぶる人も多かったけど、それはアナキスト
海外に逃げて国会に一度も顔を出さない議員。年金を払わないことを公然と語る議員(それを擁護する議員)。何言っているの意味不明な首相(と閣僚)。カルトまみれでしか選挙が出来ない議員。日本の国会はいつからこんなに悲惨な状態になったのか?どう見たって議員という以前に人としてダメだろうというもの達が集う(あるいは集わない)場所の国会を、「百鬼夜行」と言えば、それは妖怪達に失礼だと思う(百鬼夜行の妖怪達は、「役に立った」もの達が変化したものだから)。そんな国会や政府が日本をどんどん劣化させていく
みなさん、あけましておめでとうございます。ジェームズ下山(本名下山重幸)今年もよろしくお願いします。相変わらずの、年末年始で、紅白歌合戦も見ず、除夜の鐘も打たず、初日の出も拝まず、いま、家族でお雑煮と、プーさんの御節を食べたところです。これはなかなか美味いですが、食いしん坊の息子がほとんど食べてしまってましたね。さて、新年、まず、最初に読んだのが、GREEDISDEADという本で、PAULCOLLIERと、JOHNKAYの共著です。序章だけでも簡単に紹介しましょう
「知的好奇心が高まるのはどんな時?」って、Amebaさん。街角で「変なもの」見つけたときです。何でこうなる?なぜこれがここに存在する?って、それはそれとしての哲学的な路上考現学です。ということで、街角の変なものの写真2枚。上はいつだか忘れたけど、ゾルキーかFEDで写した中野の街角。下は20年くらい前の4月に千住で写したスノーマン。本のカバーは、プルードンの「貧困の哲学」(平凡社版)の表紙。買ったまま読めずにいます。でもGWですこし読めるかな?
火傷をして門前仲町に行って色々と考えておりましたら3年まえに亡くなった大学の大先輩であり恩師でもある戸田三三冬先生の「アナーキーな幸せ」という文章が今日急に思い出されましたアナーキズム、アナーキストというと何だか破壊的な恐いイメージですが戸田先生はイタリアの「愛のアナーキスト」と言われたエッリーソ・マラテスタ(1853-1932)の日本唯一の研究者でしたそんな先生のお言葉を今日はこちらにちょっとお借りしてみたいと思います「マラテスタは、
サント・ブーブ『プルードン』(現代思潮新社)E.H.カー『バクーニン上・下』(現代思潮新社)アナーキストの巨頭であるプルードンとバクーニンの伝記。19世紀において、反国家主義者、無政府主義者として考え、活動し、生きることは、国家、ブルジョワ、宗教者、保守派を敵に回して闘わなければならず、命がいくつあっても足りないほど過酷であった。しかし、現在でも、日本において、反国家主義者、無政府主義者、反天皇主義者は過酷な闘いを強いられている。自由を求めた人々が、どのように生き、闘ったのかを知
最近の読書。•プルードン『貧困の哲学』(上・下、平凡社ライブラリー)•ヨゼフ・チャペック『ヨゼフ・チャペックエッセイ集』(平凡社ライブラリー)•ヨゼフ・チャペック『こいぬとこねこのおかしな話』(岩波少年文庫)3つとも全然違う種類の本だが、どれも素晴らしかったし面白かった。哲学書であろうと童話であろうと、本物は本物だし、偽物は偽物でしかない。貧困の哲学上(平凡社ライブラリー)1,980円Amazon貧困の哲学下(平凡社ライブラリー)2,200円Amazonヨゼフ・チ
森元斎『アナキズム入門』(ちくま新書)アナーキズムに関する入門書。これまでも、これからも、アナーキズムは政治思想上、非常に重要であると私は思っているので、アナーキズムを知らないという人は、ぜひ本書を紐解いてほしい。そして、入門で終わらずに、その次のアナーキズムの本に歩を進めてほしい。しかし、現在のところ、アナーキズム関連書がほぼ絶版なのが痛い。どこかの本屋さん、再刊したり、新訳を出してくれないかなと思う。アナキズム入門(ちくま新書1245)929円Amazon
「貧乏人を怠け者だと言って非難するのは、まず最初に一般の民衆である。下層階級のひとびとが、一度も救貧院に行ったことがないのを貴族のしるしみたいに自慢したり、生活が一番苦しかったときにも公的な施しをいっさい受けなかったことを自慢したりするのは、きわめてよくある光景だ。」(ピエール=ジョゼフ=プルードン著貧困の哲学第8章)よく巷ではブラック労働の文化や生活保護のような公的扶助にあずかる人間に対する偏見は、特に大和民族に顕著な精神文化の一つであるかのように喧伝する向きがありますが私は
柄谷行人の位置づけ佐々木敦さん(『ニッポンの思想』講談社現代新書)や山川賢一(「柄谷行人がおかしくなったのは最近のことなのか――ポストモダンと代替医療」)などを読むと,柄谷行人さんをポストモダンの流れの中に位置づける論壇の傾向があるのがわかるが,私はそういう柄谷評価にもの凄い違和感を覚えるのである。柄谷さんが論壇に登場したのがニューアカデミズム(ポストモダニズム)のブーム直前だったことや,初期の文学批評や自己言及的な形式,近代批判やマルクス主義批判などの要素から,柄谷さんをポストモダンと結び
ある方から教えてもらったブロガーさんで、深く掘り下げたケインズ理論の本質に立脚しながら、非常に精力的に論説・政策提案を展開されていて、いつも感心しながら読んでいます。その方のブログをリブログしながら、また、別の、とあるブロガーさんとのやりとりのなかで、深く共感していた言葉を思い出させてくれたので、このリブログとその言葉からくる世界の違いをコラージュ的に対比させてみたいと思います。ケインズ、マルクスという名前についての私の感想と、今の世相をとおして、経済学を含む近代文明を支配する根源的な(だと私が
>わたしがプルードンを手にしたのは、彼が国家、共同体、権力をどう捉えているかを知りたかっただけです。資本とその独占の問題は、彼の中には可能性が無いのだろうと考えています。わたしは根っこでアナーキストである以上にリアリストなので、現実になにが起こっていて、それに対処出来る可能性は何なのかを知りたいわけです。プルードンは反アカデミズムで通しましたが、その点、共感する部分もあります。確かに、プルードンの時代には、現在のような凄まじいグローバル資本主義や多国籍企業の広がりは予想できなか