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人間の偉大さは不運に対してどのように耐えるかによって決まるものだ。プルターク試されているんですね。不運だとしても、それにどう立ち向かうのか。どうやり過ごすのか。
柳田國男先生随行記今野圓輔著河出書房新社発行2022年3月30日初版発行昭和16年、柳田國男66歳当時の九州までの講演旅行にお供した時の記録です。柳田先生が随行者に余計な気遣いをさせないようにする優しい面とともに、弟子としてお小言を浴びせるような、厳しい面も垣間見ることができます。「君は人造スレートっての知ってる?」「いいえ」「この前の世界大戦のとき、私(柳田)の弟(松岡静雄大佐)がチェコスロバキアかで、それを見て、ぜひ日本に売ってくれというわけで、日本で個人でやって
人生の終わりに神の御前に立つとき、才能はもうひとかけらも残っておらず、「与えてくださったものはすべて使い切りました」と言えるようでありたい。―――エルマ・ボンベック世の中のことは、すべて原因と結果の関係でできている。だから原因を無視して結果だけを変えようとしても不可能なのである。―――渋沢栄一岸が見えなくなることを受け入れる勇気がなければ、海をわたることは決してできない。―――コロンブス人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって決まるもの
前回の続きです。ドラマ【テセウスの船】を知ったのでこの機に、複数の辞書と書籍で調べた。---テセウスは、クレタ島の怪物(ミノタウロス)を退治した。このことから、ギリシア神話の英雄とされている。ここで、ミノタウロスについて少々...同怪物は、人身牛頭である。それには理由がある...クレタ王ミノスに、海神ポセイドンから供犠用の立派な雄牛が贈られた。同王は、雄牛を惜しみ、殺さなかった。海神は、怒り、同王の妃を操り同雄牛に恋をさせ、交合へと至らしめた
「ローマとギリシャの英雄たち(黎明篇)ープルタークの物語ー」阿刀田高作、新潮文庫プルタルコスの英雄伝(対比列伝)を阿刀田さん的に砕いた翻案エッセイ。対比とは、ギリシャとローマの英雄一組を並べ、そのエピソードを綴って対照することを特徴としていることから名づけられました。ローマとギリシャの英雄たち〈黎明篇〉―プルタークの物語―(新潮文庫)Amazon本家本元の英雄伝を未読な私が名前を知っていたのは最初に出てくる伝説的人物テセウスとロムルスくらい。その他に取り上げられているのは対比列
あらゆる出来事の最も良い面に目を向ける習慣は、年間1千ポンドの所得よりも価値がある。―――サミュエル・ジョンソン家族の幸せのために戦ってください。―――栗山英樹私が人生で学んだことは、自分が今もっている力を全部使えということです。―――スティーヴン・ホーキング人間である限り、誰でも過ちはある。しかし賢者や善人は、自分の過ちや失敗から、未来に備えるための知恵を学び取る。―――プルタークすべての事において、人間は苦悩をくぐり抜けて完成されるので