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プジョー・スポールのテクニカルディレクター、オリビエ・ジャンソニーは、WEC世界耐久選手権第5戦サンパウロ6時間レースでトップ5フィニッシュを逃したことを残念がったが、それ以外はこのフランスのブランドにとって「完璧な」レースだったと振り返った。■レースでは「もう少し力不足だと思っていた」プジョー・トタルエナジーズの2台のプジョー9X8は、7月13日に行われたブラジルラウンドでトップ10圏内を堅実に走り、チームにとって今シーズン最高の成績を収めた。ロイック・デュバル/マルテ・ヤコブセン組の9
プジョーのテクニカルディレクターを務めるオリビエ・ジャンソニによると、今週末の2025年WEC世界耐久選手権第2戦『イモラ6時間レース』へのプジョーのアプローチは、昨年同サーキットで2024年型『9X8』をデビューさせたときとは「大きく異なる」ものだという。フランスの自動車メーカーであるプジョーは、リヤウイングの追加やタイヤサイズの変更など、新たな空力コンセプトを採用した2024年仕様9X8がデビューしたイモラ・サーキットでのレースにふたたび臨む。ここまでの12カ月間にわたるレースと追加
プジョーのファクトリードライバーであるジャン-エリック・ベルニュは、6月9日にサルト・サーキットで行われたル・マン24時間レースの公式テスト“テストデー”を終えた後、地元フランスのメーカーを「劣勢」に位置づけた。リヤウイングが備わる2024年仕様に改良された『プジョー9X8』がサルト・サーキットデビューを飾った日曜日、ポール・ディ・レスタが94号車でプジョー勢の最速タイムとなる3分29秒326をマークし、6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)のケビン・エストーレのタイ
プジョー・スポールの技術責任者であるオリビエ・ジャンソニによれば、アップデートされたル・マン・ハイパーカー『プジョー9X8』の導入は、WEC世界耐久選手権における“BoP(性能調整)への依存”を終わらせることを目的にしている、という。■カタールで追い込まれていたBoP上の“窮地”3月25日に公開された改良版の9X8には、大幅に改訂された空力コンセプトの一環として、これまで備わっていなかったリヤウイングが採用されている。この車両は4月にイタリアのイモラ・サーキットで行われる2024年第2戦で
プジョー・スポールは3月25日、事前の予告どおりWEC世界耐久選手権を戦うハイパーカー『プジョー9X8』の改良型マシンを初公開した。プジョー9X8は、ヨーロッパや北米、中東、日本などを転戦するWECに、2022年シーズン途中から投入されているハイブリッド・プロトタイプカーだ。チーム・プジョー・トタルエナジーズのバナーの下で、最高峰カテゴリーであるハイパーカークラスを戦うこのマシンは、同クラスに参加可能なふたつのプラットフォームの内、設計自由度が高めに設定されているル・マン・ハイパーカー(
プジョー・スポールは3月11日、SNSを通じて改良型『プジョー9X8』の発表日を予告。同時にティザームービーを公開した。プジョー9X8は、WEC世界耐久選手権のトップカテゴリーであるハイパーカークラスに、2022年シーズン途中から参戦しているプロトタイプマシンだ。革新的な“ウイングレス”コンセプトによって生み出されたこのクルマは、レーシングカーの必須アイテムと考えられているリヤウイングを廃したデザインが採用されている点で、非常に特徴的なマシンといえる。しかし、独創的なアイデアゆえに成功へ
2024年もプジョー・スポールからWEC世界耐久選手権に参戦するポール・ディ・レスタが、これまで2シーズンを戦った“リヤウイングレス”のハイパーカー、プジョー9X8に予想されるアップグレードについて語った。ディ・レスタは、2024年のWECに参戦しているル・マン・ハイパーカー(LMH)規定のマシンに施されるリヤウイングなどを含むアップグレードは、ドライバーに自信を与えるためのものである、とSportscar365に語っている。2023年シーズン、プジョーは競争力不足から苦戦を強い
1月19日、プジョー・スポールはWEC世界耐久選手権の2024年シーズンに向け、2台の『プジョー9X8』をシェアする3名ずつ計6名のドライバーラインアップを発表した。昨季2023年から今季に向けての動きとしては、既報のとおりグスタボ・メネゼスに代わってストフェル・バンドーンがレギュラードライバーを務めることが決定していたが、31歳のベルギー人ドライバーを含め計6名のドライバーの組み合わせについては明らかにされていなかった。今回プジョーは、引き続き『プジョー9X8』をドライブするニ
フランスのポール・リカールにおけるテストの様子がキャッチされ、TikTokで動画が拡散されているプジョー9X8は、そのユニークな“ウイングレス”コンセプトを放棄するつもりのようだ。拡散されている映像には、このル・マン・ハイパーカーが改良されたリヤエンドでポール・リカールを周回する様子が映っており、これまでこのクルマには見られなかったリヤウイングが備わっていることが注目に値する。映像がいつ撮影されたのかは正確には不明だが、Sportscar365は、プジョーが12月初旬にポール・リ
プジョーは、ミドルクラスモデルの『508』シリーズの高性能電動モデル「508PSE」(Peugeot508PSE)の改良新型を欧州市場で発表しました。この「PSE」とは、プジョー・スポール・エンジニアードの略だ。508PSEは、プジョー508をベースに開発された高性能なプラグインハイブリッド車(PHEV)となる。PHEVパワートレインは、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」エンジンが、最大出力200psを発生する。フロントとリアに置かれるモーターは、フロント
プジョーのLMH(ル・マン・ハイパーカー)テクニカルディレクターによれば、WEC世界耐久選手権への初のフルシーズン参戦を前にしたこの冬の間、プジョー9X8の開発の焦点は信頼性に置かれているという。プジョー9X8は2022年、WECの後半3レースに参戦したが、それぞれのレースで異なるトラブルに見舞われ、2台いずれのエントリーもリードラップでフィニッシュすることはできなかった。■テストにおける“アプローチ”を変更プジョーは3月の開幕戦セブリング1000マイルに向け、クリスマス前にフラン
『ペスカローロ・スポール』のバナーの下に新たに結成されたチームが、2024年のWEC世界耐久選手権に、カスタマー車両のプジョー9X8で参戦する意向を示した。プジョー・スポールとしては、これにより初めてのカスタマーチームを持つこととなる。ジョセリン・ペドロノが所有するこのフランスの組織は、2016年に伝説的なスポーツカーレースチームの命名権を取得している。なお、かつてこのチーム名の“顔”であったアンリ・ペスカローロは、今回のプロジェクトに関与していないものと理解されている。一方、ウ
ストフェル・バンドーンは、2023年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)でプジョー・スポールのリザーブドライバーを務めることが発表された。昨シーズン、ストフェル・バドールはフォーミュラEでワールドチャンピオンになったが、メルセデスはその年を最後にフォーミュラEから撤退。バンドーンはDSペンスキーに移籍し、ジャン-エリック・ベルニュのチームメイトとなった。だが、フォーミュラEシーズンのスタートはあまりうまくいっておらず、最初の3レースでわずか1ポイントしか獲得できなていない。DSもプ
2023年にWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスへのフル参戦を控えるプジョー9X8が、南フランスに位置するポール・リカールでの24時間耐久テストを実施した。2022年第4戦でシリーズへのデビューを飾った“ウイングレス”ハイパーカーは、クリスマス前の数日間、ジャン・エリック・ベルヌ、ポール・ディ・レスタ、ミケル・イェンセン、グスタボ・メネゼス、ロイック・デュバル、ニコ・ミューラーという6人のレギュラードライバーによって走行した。プジョーの広報担当者によれば、今回南フランスのサーキ
Stellantis(ステランティス)ジャパンは、9月9~11日に富士スピードウェイで開催されるWEC世界耐久選手権第5戦富士6時間耐久レースに、同ブランドの新型ハイパーカー『プジョー9X8』が参戦することを記念し、プジョー・スポール限定グッズが当たるプレゼントキャンペーンを9月1日より実施している。F1モナコGP、アメリカのインディ500と並び“世界三大レース”に名を連ねるル・マン24時間レース。世界でもっとも過酷なレースのひとつであるこのイベントで、プジョーは1992年から1993年
8月17日、プジョー・スポールは9月11日に、静岡県の富士スピードウェイで決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第5戦『富士6時間レース』を前に、チームのホームページ(https://peugeot-sport.com/)内で、プジョー・スポールのドライバーであるロイック・デュバルのインタビューを掲載した。日本への愛情、そして日本のモータースポーツ界の情熱について語られている。デュバルはF3ユーロシリーズを戦った後、2006年に来日。当時の全日本選手権フォーミュラ・ニッポン(現スーパー
プジョー・スポールは5月20日、ポルティマオ・サーキットでオンライン・プレゼンテーションを実施し、同ブランドのル・マン・ハイパーカー(LMH)である『プジョー9X8』が、7月10日に開催されるWEC世界耐久選手権第4戦モンツァでレースデビューを果たすと発表した。2022年シーズンへの参加を表明しながら、現在までシリーズのトップカテゴリーであるハイパーカークラスに加わっていないプジョー。このフランスのメーカーは、ハイブリッド・プロトタイプカーの検証とホモロゲーションに向けた最終段階に焦点を
ロイック・デュバルは、2022年からWECに参戦するプジョーが1年目からトヨタに匹敵するスピードを見せられるとは思っていないという。2022年からWEC(世界耐久選手権)にハイパーカー(LMH)規定の『9X8』で参戦する予定のプジョー。2012年にLMP1プロジェクトを終了して以降、10年間遠ざかっていた耐久レースのトップカテゴリーに復帰することになる。プジョーのニューマシン『9X8』は先日、初走行写真が公開されたばかり。本格的な走行テストの実施予定は公開されていないが、2021年
2022年のWEC世界耐久選手権にプジョーが投入する予定の新型ル・マン・ハイパーカー、『プジョー9X8』がシェイクダウンされた。12月11日、プジョーがSNS上で明らかにした。車両の詳細はまだ不明であるが、プジョーがリリースした画像では、そのリヤエンドにはウイングらしきものが装着されているようにも見える。写真はリヤエンドのディテールを隠すように加工がなされており、リヤ部分には『TeamPeugeotTotalEnergies』というグラフィックが掲示されている。プジョーは2
2022年からWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに投入するル・マン・ハイパーカー(LMH)規則のニューマシン、『9X8ハイパーカー』を7月6日にオンライン発表したプジョー。7月16日にはWEC第3戦の舞台であるモンツァ・サーキットにプレゼンテーション・カーを持ち込み、プログラムの責任者が出席してプレス発表を実施した。プジョーは、トラックテスト開始の3カ月前となる2021年9月に、最初のLMHモノコックを受け取る予定だという。「我々はモノコックを社内でデザインしていない」と、プ
プジョー・スポールでWEC世界耐久選手権のテクニカル・ディレクターを務めるオリビエ・ジャンソニーは、新型ル・マン・ハイパーカー(LMH)『プジョー9X8ハイパーカー』で、リヤウイングなしというユニークなデザインを選択した理由を説明した。7月6日にマシンの姿が明らかにされたあと、ジャンソニーは記者団に対し、従来の空力装置(リヤウイング)を使わず、「新たなアイデアを導入した」場合でも、望ましいパフォーマンスレベルを達成できることをプジョーは発見した、と語った。ジャンソニーは、LMHの
7月6日、プジョーが2022年のWEC世界耐久選手権に投入するル・マン・ハイパーカー、『プジョー9X8ハイパーカー』を発表した。ハイブリッド・パワートレインを搭載し、トヨタGR010ハイブリッドと同様に一定速度域内で全輪駆動となるこのマシンは、リヤウイングを装備しない、近年のスポーツカーでは“前例のない”スタイリングが与えられた。車両開発段階においてプジョー・スポールとともに製作に関わったプジョー・デザインのマティアス・ホッサンによれば、『9X8ハイパーカー』をデザインする上で指針となっ
7月4日、プジョー・スポールは公式SNSアカウントにおいてティザームービーを公開し、今週発表予定のル・マン・ハイパーカーを一部先行公開している。2022年シーズンのWEC世界耐久選手権参戦に向け、今週7月6日(火)にLMHル・マン・ハイパーカー規定に準じた新型ハイブリッド・レーシングカーを発表するとしているプジョー。来シーズンの世界選手権で、今季のWEC最高峰クラスを戦うトヨタとスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス、2023年にはフェラーリ、さらに同年以降のル・マンではポル
プジョーは6月29日、SNSにショートムービーを投稿し、この中で2022年のWEC世界耐久選手権でデビューする予定のル・マン・ハイパーカーを2021年7月6日に発表することを明らかにした。2011年以来、11年ぶりにル・マン24時間レースへの復帰を目指すフランス車メーカーのモータースポーツ部門であるプジョー・スポールが、来月6日(火)に新型マシンを発表することを予告した。2019年11月に“世界三大レース”のひとつである自国のクラシックイベントへの復帰をアナウンスしたプジョー。同
プジョーのモータースポーツ部門であるプジョー・スポールは4月13日、公式Twitterを更新し、フランス・ベリジーのワークショップ内で『プジョー908』が分解されふたたび組み立てられる様子が記録されたタイムラプス動画を公開した。2022年からWEC世界耐久選手権に参戦し2011年以来、初めてル・マン24時間レースにカムバックするとアナウンスしているプジョー。彼らの母国であるフランスは現在も新型コロナウイルス感染症の流行が続き、その感染拡大を抑えるために厳しい外出制限が掛けられている。
WorldRX世界ラリークロス選手権に参戦しているプジョー・スポールは10月18日、22018年限りでシリーズでの活動を終了すると発表した。2020年に向けて開発を進めている電動(EV)スポーツカーへリソースを集中させるためという。プジョーは現在開催中のパリモーターショーでプジョー3008ハイブリッド4などのハイブリッド車両を発表しているほか、プジョー・スポールと協力して2020年に高性能EVスポーツを市場に投入する計画だ。【2018年、世界ラリークロスにフル参戦しているセバスチャ
TCRベネルクスを中心に、2017年のインターナショナル・シリーズにも参戦したDGスポーツ・コンペティションが、2018年創設のWTCRワールド・ツーリングカー・カップ参戦に向けて、プジョースポールのプログラムに協力して2台のプジョー308TCRをスタンバイ中だと明かした。このベルギーのチームは、2017年のTCRインターナショナルではマット・オモラのドライブでオペル・アストラTCRを投入。一方、地元のベネルクス・シリーズではオペル・アストラのほか、プジョー308レーシングカップ(TCR