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西洋の絵画をより深く味わうために、知っておくと格段に鑑賞が楽しくなるのが、「ギリシア・ローマ神話」と「キリスト教」にまつわる知識です。もちろん、なにも知らなくても絵画を楽しむことはできますが、そのお話はまた改めて。ギリシア・ローマ神話を読んでいると、「こんなこと現実にはありえない!と、思う展開に出会うことがよくあります。けれど、よくよく考えてみると、「ありえない」と感じるのは神話の「世界観そのもの」に対してであって、登場人物たちの感情や行動は、共感できるものばかりです。舞台設定というフ
3月31日の六本木ヒルズ桜は満開を過ぎたけれどまだまだ楽しめてるなぜ六本木かというと国立新美術館のルーヴル美術館展をU女史と見に来たから最終日ということもありまあまあ混んでいた目玉作品のひとつ1798年フランソワ・ジェラール作アモルの最初のキスを受けるプシュケプシュケの表情が変ですよねまるで目が見えていない人のよう。各説あるのですが私が思うに、次元が違うからこの時点ではプシュケにはアモルが見えていないのだ
Part2からの続きです。「獅子座満月」オラクルの神展開は、まだまだあって・・・・うれしいギフトを表す「花束」が、オープニングから3枚も続いた後で、射手座の友達が私たちの仲を取り持ったり、サポートしてくれるという、メッセージになり・・・・それは私たちには当てはまらないかもと思っていたところで、射手座の弓矢から、浮かんだのがクピドのアモル(
美術館は、行くだけでも楽しいところだと思います。ぼんやりと絵を眺めるのは、至福の時間ですね。西洋美術史の講師を仕事にしている私もこみ入ったことは考えずにただ雰囲気を楽しむこともあります。ときどき、ブログやメルマガの読者さんからこんなコメントをいただくことがあります。絵画の「知識」を取り込んでしまうと自分の感性で見ることができなくなるのではないでしょうか?たしかに、絵を見たと
☆☆☆太陽の東月の西☆もはやあなたと私の縁は切れました。私はあなたの元を去って、継母(邪悪なトロール)の住む、「太陽の東月の西」にある城へ行かねばならない。『太陽の東月の西』参照『太陽の東月の西』はノルウェーに伝わる物語です。『美女と野獣』のバリエーション、すなわち、『クピドとプシュケ』に類する物語です。何を言いたいのかと言えば、
私は昆虫全般が苦手で、蝶も、近くに寄ってこられるとつい避けてしまうのですけれど、絵画の中で描かれるのを見つけるとなんだかちょっと嬉しい。絵画の見方を知りたいあなたへ贈るスモールステップです。7日間の無料メール講座を配信しています。▽こちらのページから登録できます>>無料メルマガ「7枚の絵画」(登録無料・解除自由)連続7日間、一枚づつ
今朝の夢ではダリの講義を受けていた。ダリって、サルヴァドール・ダリ。場所は、ホテルの宴会場っぽいところ。数日間連続の講座だった。参加者はみんな、ダリの近くに座りたいので、朝8時から場所とりで並んでいるらしいと聞いて、私も早く行ったのに、けっこう後ろになってしまった。明日はもっと早く部屋を出なきゃ!!でもその前に、今日中に絶対
美術館は、行くだけでも楽しいところです。ぼんやりと絵を眺めるのは至福の時間。講師が仕事の私も込み入ったことは考えずただ雰囲気を楽しむこともあります。ときどき、ブログやメルマガの読者さんからこんなコメントをいただくことがあります。絵画の「知識」を取り込んでしまうと自分の感性で見ることができなくなるのではないでしょうか?たしかに、絵を見たときに受ける感覚はとても大切です。とく
西洋の絵画をより深く鑑賞するうえで、避けては通れないのが、ギリシア・ローマ神話とキリスト教の主題的知識です。(そんなの知らなくても、絵は楽しめる、というご意見の方は、このブログをスルーしてくださいね!)ギリシア・ローマ神話を読んでいると、荒唐無稽で、現実にはありえない話だと感じることが多いのですが、よく考えると、ありえないのは、神話の世界観の設定であって...、ひとまず、設定に関する部分
ViewthispostonInstagram・・・メリークリスマス🎄・クリスマスにはクラシックな天使の絵はいかがでしょうか?・天使が美女に恋をする物語です💘・・#アトリエフェール#atelierfaire#額装#framing#額装マット#デザイン#オリジナルデザイン#インテリア額#額縁アート#額縁を飾ろう#額縁生活#アートのある暮らし#アート好き#インテリア雑貨#インテリアアート#
🌈ALOHA🌈とは、→【TOLOVEISTOBEHAPPYWITH🎀】🎀『愛するとは、共に幸せであることだ❣️』from♥️熊野☆パールヴァティー☆吏江子♥️(LADYPARVATI🐰🍓🦋🍋🦄)
今日わたしは、実家に行った際に、最寄り駅から迂回して幼少期から縁のある神社に立ち寄りました。青空をバックに、蝶々が延々と舞っていました。お分かりいただましたか?垂直では、ほぼ中央(やや右より)水平では、3分割して、上1段目あたりに見える、黒い点です。・・・分からないですよね?拡大します。青すじアゲハでした。
翼のある少年が、蝶々の羽をそっとつまむようにしています。蝶々と一緒にいる、この少年はエンジェルではなく、キューピッド(アモル)です。このコたちと、由来は一緒なのですが・・・このストーリーと関係しています。くわしくは、9月3日(日)セミナー(第1部)でお話しますね!秋の1day体験セミナー9月3日(日)午後都内会場>詳しいご案内とお申込みは
ご訪問ありがとうございます(^_^)v宇宙からの美容心研究家予里トです☆昨日の夕方BS放送の世界水紀行という番組!イタリアローマでしたテレビをつけた瞬間プシュケとアモルが!の声が聞こえヴィラファルデジーナの天井画の画面が切り変わってしまいみることは出来ませんでした急いで撮った時は既にこの画像でしたあとの番組の時間はイタリアに住んでた時や訪ねた時の懐かしさや初めて知ったことに魅入ってました皆さんお元氣かしら⁉︎う〜〜この前からイタリア帰りたいココロかもですトリノも
図像学(イコノグラフィー)で読み解く『太陽がいっぱい』『太陽がいっぱい』の話が続いて恐縮なのだが、先日、この映画を観ていて気がついたことがある。絵画には図像というものがしばしば描かれているが、映画にも絵画同様、図像が用いられているようだ。図像というのは概念を象徴するもので、例えば、フランソワ・ジェラール作『プシュケとアモル』(1798)ギリシャ神話では、プシュケとアモルは様々な困難の末に結ばれる。この絵ではプシュケの頭上に蝶が描かれ
ルーヴル美術館の多彩な床についてお話するはずだったのですが、なんだか、違う話になってしまいました。漫画家masausaさんとの対談音声です。(YouTube:スニーカーで行こう)masausaさんとの共著です。ルーヴルラビリンス・シリーズ1〜絵画の向こう側〜「プシュケとアモル」漫画:masausa原作:内田ユミルーヴル美術館の一枚の絵画から古代ギリシアへ迷い込む美術史ファンタジー▶︎アマゾンKind
〜Kindleアマゾンキャンペーン実施中〜パリ・ルーヴル美術館Photo:yumiuchida(冒頭シーンでmasausaが迷っていた展示室...の実写です)電子書籍「プシュケとアモル」のご購入と「2017masausaカレンダー」へのお申し込み、どうもありがとうございます!▼Kindle(Amazon)ルーヴル美術館の思い出:プシュケとアモル============================▼昨日投稿の記事もお読みください。>現代版「プシュケ
==============ルーヴル美術館の思い出「プシュケとアモル」とは?==============ルーヴル美術館にかかったある一枚の絵画から、主人公のお気楽うさぎ「masausa」が、古代ギリシア世界に迷い込み、ギリシアの神様や動物たちと関わりながら、数々の冒険を超えて、再びルーヴルに戻ってくるまでを綴ったストーリーです。美術史ファンタジーという、新しい(?)ジャンルです。パリ・ルーヴル美術館photo:yumiuchida(漫画のなかに、こ
こんばんは、内田ユミです。12月半ばを迎えました。皆さま、カレンダーのご入り用はございませんか?この春に、共著という形で、電子書籍「プシュケとアモル」を出版した際の、わたくしのパートナーである漫画家のmasausa(まさうさ)さんからのお知らせです。=================2017masausaカレンダープレゼント=================masausaさん本人曰く、>あまりに簡単すぎるので>カレンダーとして販
本日は、漫画家masausaさんの記事をリブログします。ぜひ、リンク先のmasausaさんと私の対談音声「愛らしい牛が、しばしば絵画に描かれる件について」お聞きになってみてくださいね。ご紹介ありがとうございます♡***************「masausaさん」は、共著「ルーヴルラビリンス:プシュケとアモル」を出版した、わたくしのビジネスパートナーです。ギリシア神様の神様コンテンツをただいま、一緒に製作中です。*********
共著「プシュケとアモル」を制作したmasausaさんとの対談音声シリーズ。今回のテーマは、「ルーヴル美術館へ行こう」です。**************・ルーヴルにある作品で好きな絵は?・本物だけが持つ魅力とは?・知っていても、やっぱり「大きさ」に驚く・印刷物や画面の不自然だけど、妙な美しさ・美術館に行く必要性?・芸術の正体・空気の色・濃さ・環境**************プシュケとアモル著者対談masaus
ギリシア神話世界において人間をつくった神さま(プロメテウス)は、人間に火を与えた神でもあります。なにかと人間の味方をしてくれました。そのことが原因で、プロメテウスは、主神ゼウスと、たびたび衝突します。プシュケとアモル著者対談masausa×内田ユミ今日も、Kindle本「プシュケとアモル」を共著として出版したmasausaさんと私の対談をお送りします(約6分)一般的な西洋の絵画では、こんな服を身につけた、プロメテウスは出てき
ギリシア・ローマ神話について馴染みにくさを感じる最大の要因は、私が思うに・・・、たぶん、カタカナの壁です。英語の発音をカタカナにしたものとは明らかに違う独特の名称は、馴染むまでは、それが人物名なのか、土地名なのかも判別がつきにくいかもしれません。さらに、分かりにくいのが、その世界観です。ある段階までクリアすれば、物語として楽しめるようになっていくのですが、最初がちょっとだけ、馴染みにくい・・・話せば、いくらでも長くなる、
ルーヴル美術館のなかで、どこを歩いているかわからなくなる、目当ての作品が見つからない、といった話はよく耳にします。「ルーヴルあるある」ですね。ルーヴルで迷子になってしまうのは、ただ単に大きいからだけではなく、造りが複雑だから。では、なぜそんなに複雑なのか。ルーヴルの歴史もちょっとだけ、お話しています。お聞きくださいほか・・・ルーヴル美術館貸切の日?・一長一短?・混んでいる・空いている、どっちが好き?・なぜ迷子になるのだろうか?・中学校に例えると
ギリシア・ローマ神話をテーマにした美術作品では一般的に神様は、裸、もしくは限りなく裸に近い薄い衣をまとった姿で表現されます。このことは、「ギリシア人は神を人と同じ姿として捉えている」ということが間接的に関わっています。一見、人間と同じ姿をしているけれど、あくまでも「神」なので、比類なき美しさ、プロポーションで表現されるのです。完全なる肉体の造形美を表現するうえでは、リアルな人間に見られるような、たるみやシワ、シミなど、本来あるべきでないものは一切表現しません。したが
美術史マンガ「プシュケとアモル」を一緒に制作した、漫画家masausaさんの記事をリブログします。「世に氾濫する羽の生えたモノ」masausaさんの漫画やイラストは、会員制コミュニティでご覧になれます。▶︎masausaまんが王国(マルグリット)入り口はこちらわたくしたちの共著は、毎回、記事の終わりにご紹介している「ルーヴル美術館の思い出:プシュケとアモル」です。古代ローマ時代に書かれたギリシア神話ベースの物語をさらに21世紀バージョンとして書き換えたファンタジ
前回までのこのカテゴリの記事では、ギリシア神話をベースに、ローマ時代の作家たちが物語を追加している、ということをお話ししました。▶︎参考記事(ヒミツその10:ロバに変わった男の話)▶︎参考記事(ヒミツその8:いつの世も人は変身を夢想する)現代の私たちが、「ギリシア神話テーマの絵画」として認識しているもののうち、古代ギリシアで口伝えに継承されてきた神話そのものではなく、ローマ人によって、後に追加されたものであるものは、少なくありません。その中でも、絵画・彫刻作品
そういえばそうでしたルーヴル美術館は思い出深い場所ですわ