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つい先日、見本が届きました。そして、発売日を迎えました。破天荒ドクター―常識の枠を超え、突き抜ける!Dr.Balaの56の流儀―代官山ブックス刊│2024/4/25発売著者は耳鼻科医の大村和弘さん。Dr.Balaと呼ばれています。世の中、いや。この国(日本)には、すごい人がいるものです。――「破天荒」は宋の時代の説話集『北夢瑣言』にある故事に由来する言葉です。元々この言葉は、「誰も成し得なかったことを初めて行うこと」という意
編集長の富田志乃です。原稿も完成まじか。いよいよクライマックス装丁、表紙の制作に入ります。いろいろやり方はあるとは思いますが、スタンダードな方法は、デザイナーさんに、本文の概要、タイトルやその他、キャッチコピーなどを予めお伝えし、著者の要望もあれば、それも伝えた上で、どんな方向性で進めるのは打ち合わせをします。]出版社によっては、社内にデザイナーを抱えているところもありますし、完全外注という出版社もあります。なお、売れた本の
秋の選書で購入した本たちが入荷新しい本を手にしたときはほんとうにワクワク嬉しい気持ちでいっぱいになる検品して入庫処理書誌データをダウンロードしてパソコンへ登録後貸出が可能になるさてどこに置こうか?しばらくは新しい本のコーナーに置いたり学年に貸し出したり次に購入した本が届くと書架へおさめることになるが昨今の個性的な本たちが自由すぎるのか古い図書館の設備のせいか置きたい棚に入らないことが多々あるほんの
こんにちは、文筆家、エッセイスト、絵本原作者の木谷美咲です。当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。くわしい活動は→プロフィールをご覧ください。著書『官能植物』の装丁を手掛けてくださった岡本洋平(岡本デザイン室)さんが、新たな本を装丁されたとのことで、SNSで発信されていたので、何気なく見ていたところ、あまりの美しさに一目惚れしました。その本は、『幽霊綺譚ドイツ・ロマン派幻想短篇集』(識名章喜訳/国書刊行会)美しい青い色。函入りの上製本です。
【障害者クリエイターズバンク求人紹介】株式会社幻冬舎メディアコンサルティング事業内容:出版を通じた企業のブランディング支援・コンサルティング業務、個人出版物の製作・流通販売業務を行っております。業務内容:ブックデザイナー・アートディレクター出版社「幻冬舎」グループ会社にて、ブックデザイナー・アートディレクターとしてご活躍いただける方を募集しています。●業務内容●1.ブックデザインのアートディレクション及びその他様々なアートディレクションおよびデザイン2.アートディレクター
東京子ども図書館の季刊誌『こどもとしょかん2023夏178』今号の特集●昔話を子どもたちに届けること――「子どもに語る」シリーズを出版して関谷裕子・ブックデザインについて足立秀夫さんに聞く所属するストーリーテリングの会の午後の勉強会で、類話の比較をしていた時に、必ずといっていいほど参考図書として取り上げられていた、こぐま社の「子どもに語る」シリーズ。東京子ども図書館発行の「おはなしのろうそく」シリーズとともに、語り手
こんな組み合わせ、あるんですねぇ又吉直樹さんとヨシタケシンスケの共著読みまして『その本は』又吉直樹、ヨシタケシンスケ著ポプラ社2022年7月14日編集山科博司、藤田沙織デザイン・着色bookwall古い本なのかな?と思う様な、レトロな色褪せた感じが味あって見入ってしまいました。出だし早々から、なんちゅうか本中華(死語!!)摩訶不思議で奇天烈な文章で、夏休みのラジオ体操ならぬ、凝った脳ミソねじくり回して七変化体操
昨日、資生堂ギャラリーの後はGinzaGraghicGalleryへ。G.G.Gの通算394回目の企画展は「TDC2023」これも恒例行事の文字の視覚表現を軸とした国際展で国内外から3600点を超える応募から選出した受賞&ノミネート作品、約130点が展示。地下のフロアはポスター類が多め。銀座の裏通りのちょっとヨーロッパっぽい看板その2。靴の修理屋さん。そしてシネスイッチ銀座で「世界の終わりから」を観るまで時間があったので、映画館の並びにあるカフェ凛で、栗のムースとアイスコーヒ
ブリッタ・テッケントラップ作風木一人訳BL出版風木一人先生が、デヴィッド・ボウイが亡くなって7年、っていう投稿をSNSにあげていらして。あー、そうかー。デヴィッド・ボウイかっこよかったよなー。とうきょうも思い出したわけ。風木先生はSPACEODDITYをピックアップしていたんですけど、YOUTUBE貼ろうとしたら、ことごとく、動画が見られない!この70年前半のデヴィッド・ボウイってちょっと、ヤバい、くずれた魅力があ
かりそめの命であろうと生きている命のあかし刻まん我は装丁のデザインを見て青き色猪苗代湖のイメージありしか革命も維新もすでに遠き夢おぼつかなくも年輪重ね素気無くも言葉交わした思い出を胸にしまいて残る命をこの我の新刊の書を配る日は老いたる我が身引きずりにけり
京都レティシア書房での上野かおるさんの展覧会も後2日となりました。搬入のお手伝いはしたものの、まだじっくり見られてなかったので、今日行って来ました。それぞれ展示してある本に栞が挟んであって、そこに、その本をデザインした時のエピソードが書いてあり、興味深く読ませてもらいました。装画のお仕事は、○デザイナーさんとのやり取りだけで描くもの。○デザイナーさんと出版社さんと何度も打ち合わせして描いて行くもの○初稿のコピーをいただいて、全部読んでイメージしてから絵を描くもの色々です。大変なこ
「神戸ニニンガ日誌」(第2,729号)○装幀家の菊地信義が亡くなった。大学を卒業した私はその頃に菊地の名前と装幀家という職業を知る。○古井由吉『槿(あさがお)』(福武書店)の函には、妙心寺天球院の狩野山雪「籬に草花図」が絶妙に配置されている。訃報では、澁澤龍彦の『高丘親王航海記』や俵万智の『サラダ記念日』(河出書房新社)が代表作とされている。○生涯で約2万冊を手掛けた。水戸部功との対談では「紙と文字が勝負」と言う。本は「遠くから見たときと触れたときの感覚に差が生まれ」るので風合
前回からだいぶ間があいてしまいました😅↓『すずちゃんののうみそ』が絵本になるまで①竹山美奈子『『すずちゃんののうみそ』が絵本になるまで①きっかけ』『すずちゃんののうみそ』は、もともと、すずの公立保育園の卒園式に向けて、本当に自然に仲良くしてくれたお友だちや先生にお礼を言いたくて書いたお手紙を、出版社で編…ameblo.jp今回は、絵本『すずちゃんののうみそ』(岩崎書店)のブックデザインのお話です。紙芝居『すずちゃんののうみそ』のときの誌面デザインは…【絵の面】色鉛筆画を描い
今週水曜日、ナポリタンチョコレートを買う前に向かった先は、センスのいいブロガーさんの記事で知った世界のブックデザイン2020-2021でした。後楽園駅から凸版印刷本社ビルに向かって歩いて10数分。若い頃からビジュアル系をメインに洋書のコレクションをしていますので、ぜひとも行きたくなったのでした。桜もちらほら咲いていました。印刷博物館で入場料は無料ですが、ネットからの予約制です。日本の「造本装幀コ
★はじめに★★★★★★★★★★★★★★★2016年10月30日よりヨガを始め、インコ・オウムをこよなく愛する東京在住アラ?♀です。長寿のインコ・オウムと暮らし始めてから、心身共に健康であることの大切さを痛感しヨガを始めました。ヨガを通して思うこと、日々の心身の変化、家族であるインコ(カボ)とオウム(ガブリエル)、そして時々旦那さまの日常を綴ります。私なりに「ヨガ」のこと「インコ・オウム」「鳥」の魅力を余すところなく伝えられればと思っています。*********************
印刷博物館のP&Pギャラリーで開催中の「世界のブックデザイン2020-21」に行きました。2021年の6月に「世界で最も美しい本2021コンクール」で受賞した書籍と、国内の造本装丁コンクールや海外で開催している各国のコンクールで入賞した書籍およそ130点が展示されています。今回はどんな国のどんな本が見られるのか楽しみに行きました。その中に見覚えのある一冊が。審査員奨励賞『華麗なる「バレエ・リュス」と舞台芸術の世界ーロシア・バレエとモダン・アートー』
おはよんですう〜♪またまた結局お久しぶりに…職場での気の張る仕事に、校了(印刷入稿OK)が出たのでホッと一息…なんだかんだで、この9月くらいからは気の張る仕事目白押しだったので少し安堵です〜…がが!有難い事に!もう30年来のお付き合いの出版社の方から、お仕事依頼♪実は一番やり取りさせて頂いてた編集の方がこの春、勤め上げられた定年退職されてこれからどうなるのかなあ?だったので引き継がれたこれまた同じくらいのお付き合いの別の
まきみちのブログに来ていただき、ありがとうございます。毎日、たわいもないことをツラツラと書き綴っております。「いいね」もコメントも閉めてまして、皆さんのブログもほとんど読ませてもらってないという、とても失礼な形でブログを続けております。それでも、もし、良かったらお時間ある時にちらっとのぞいていただけると嬉しいです。さて今日は暦彩館でブックフェアしてまして観たかった映画が500円で観られるってことで、おっさん誘って行ってみた。ええ天気!映画はこれ「つつんでひらいて」装幀家の菊地
ついに読みました、ジャック・ロンドンの小説を。彼の名前が、ぼんやりといつも頭の片隅にあるのですが、読むきっかけが無かったのです。最初に読むのにあたって、柴田元幸さんが翻訳したものにすることにしました。結構な頻度で私のブログには柴田さんが出てきます。読んだのは「犬物語」(2017年10月第1刷発行、スイッチ・パブリッシング)題名通り、犬が主役の4つの短編と、犬が出てこない短編1つから成る本。装丁、書体、レイアウトも内容と合うのだ「ブラウン・ウルフ」BrownWol
機会があったら訪れたいと思っていた静岡市立芹沢銈介美術館。静岡市を訪れた時に、ちょうど装幀の仕事を特集した企画展をやっていて、今だ!とばかりに見ました。噴水のある池を囲むような素敵な建物です。芹沢銈介さんは型絵染で人間国宝にもなられた染色家。民藝運動の柳宗悦を師と仰ぎ、着物や帯などから、うちわや風呂敷といった日用品まで作品は多岐にわたっていて、暮らしの中に「用の美」を見出し追求した方です。そう言えば、子どもの頃、家の中に、芹沢銈介的デザインが施されたもの(暖簾
まきみちのブログに来ていただき、ありがとうございます。毎日、たわいもないことをツラツラと書き綴っております。「いいね」もコメントも閉めてまして、皆さんのブログもほとんど読ませてもらってないという、とても失礼な形でブログを続けております。それでも、もし、良かったらお時間ある時にちらっとのぞいていただけると嬉しいです。さて6月に納品したお仕事の本、2冊、8月に出版されました。一冊目人文書院「ベトナム戦争と韓国、そして1968」コ・ギョンテ著カバーを取るとこんな感じ。元の絵は
おはよんです〜♪本当にお久しぶりで不義理で亀の歩みで…なのに!皆様、有難うございますう〜…前回からの詳細(書けた!すごい!?)デザイナー歴で初!大仕事!詳細編です〜♪↑こちらが、下のカバーを取った本表紙お洒落で、でも本の雰囲気を壊さ無い…シンプルなデザインを…と悩み倒して!そや!と!うっちーちゃんのminagonさん
こんばんわ〜♪本当に…なんて久しぶりですう〜…知らないうちに?ブログ開設丸8周年!9年目突入!だったり〜…デザイナー歴で初!大仕事!わわ!汚い指…これは…多分ガーデニング汚れ?400ページ超のほぼ丸々一冊…を、何とかやりとげ…(毎日新聞の記事で取り上げて貰えました!美しい本を目指してたのでむちゃ嬉しかったです♡またゆっくり詳細は後日に…)燃え尽きなが
みなさん、こんにちは。港区高輪にあるデザイン会社、リアドデザインです。東京もいよいよ梅雨入りしましたね。湿度が高くじめじめとした毎日が続き寝苦しい夜も増えてくることと思います。突然ですが、みなさんは最近よく眠れていますか?こんな時はどうしても寝つきが悪く眠りの質も落ちてしまうもの。睡眠環境を整えて快適に過ごしていきたいですよね。眠りといえば、先日とある本の装丁デザインを承らせていただきました。その名もおやすみ絵本。読むだけでリラックスでき、心理的、脳科学的に5
小村雪岱(こむらせったい)という名前をこの展覧会で初めて知りました。大正から昭和初期にかけて、装幀や挿絵等様々な活動をしていたとのこと。三井記念美術館のサイトでとても興味を持って、行ってきました。それは今も通用する、粋で遊び心のあるデザインに惚れ惚れしました。おすすめです。今月、18日までで予約制ですので、お早目に予約してください。詳しくは下記、クリックしてください。三井記念美術館約350年の歴史を持つ三井家が江戸時代から収集した、日本と東洋の優れた美術工芸
『FUEKI』vol.74(福武教育文化振興財団の機関紙機関紙)のブックデザインと表紙絵を制作させていただきました。こちらの表紙、とても評判がいいみたいで嬉しいです。私も気に入っています。前回のタブロイド判に続き、やっと自分で及第点出してやれるレベルになったような気がします。まだまだ精進しますが。表紙には「紅だるま(柚子胡椒)」の瓶を描いています。よく見ると1つだけ「紅てんぐ(唐辛子ソース)」がいますよ。そして柚子も仲間入り。こんな遊び心が楽しい。スタッフの皆さんと
吉備路文学館さまの「第29回少年少女の詩」のブックデザインとイラストを制作させていただきました(2020年初春)。こちらのブックデザインのお仕事、ありがたいことに2017年から手掛けさせていただいてから、4冊目に。本当に感謝。今回は、イラストのイメージを前回までとガラリと変えています。気の抜けた、よい塩梅に仕上がったのではないかな。背景にポワポワの色を入れることを思いついたときはヨシ決まったと思いました。しかし、いつものことながら、成立するかどうかは、実際に形にす
原弘(はらひろむ、1903年6月22日-1986年3月26日)は岐阜県恵那市出身の、昭和期の日本を代表するグラフィックデザイナーの先駆者一人です。原のデザインスタイルは理論的に組立てるもので、作家性のあるものではなく、依頼者側に立ち、装幀、ポスター、パッケージなどを数多く手がけたのですね。生涯に手がけた出版物の総数は、雑誌の表紙デザインなども含めれば、おおよそ3000点近くにもおよびます。特に装幀において高く評価されていて、美術評論家の勝見勝は原を『ブックデ
吉備路文学館さまの「第28回少年少女の詩」のブックデザインとイラストを制作させていただきました。(2019年初春)2018年は西日本豪雨がありました。少しでも明るく、前向きになれるような絵にしたいと思い、豊かな緑に明るい黄色を添えて、羽ばたく鳥や木などを描きました。全部で30ほどのイラストを、カバーに合わせて組み合わせて作っています。表紙は緑色に。緑は心を落ち着かせる穏やかな色です。『少年少女の詩』は、公益法人吉備路文学館に寄せられ