フェルセンが命がけで企てたルイ16世とマリー・アントワネットの逃亡が失敗に終わり、王家が監禁されたのはチュイルリー宮殿だった。もうほとんど未来はないマリー・アントワネットが、チョコレートの箱や帽子の折り目、紅茶やお菓子の缶に隠して、1791年6月から1792年8月にかけて(処刑は翌年10月16日)、最後の声を最愛のフェルセンに届けた書簡(それもほとんどが暗号か炙り出しインクで書かれていた)が残っていました。しかし肝心な箇所は、フェルセンの子孫によって黒く塗りつぶされていたのです。それがですね、な