ブログ記事21件
来る7月1日はレア・セドゥの生誕39周年となります。(1985年7月1日生まれ)それを記念して、レア・セドゥの作品を紹介しています。『女優と仕立屋』(2010)監督ルイ・ガレル共演アルトゥール・イグアル撮影レオ・ヒンスティン【あらすじ】20歳のアルチュールは、アルベールのアトリエで仕立屋の見習いとして働いている。80歳になるアルベールはアルチュールを息子のように愛し、自分のアトリエを彼に引き継ごうと思っている。アルチュールはしかし、女優マリー=ジュリに一目惚れし、す
今までは家族が一緒で安心だった。他の事に目が向かなかった。でも、終わりだ、続ける意味や信念も失った。大人になったのかな?
本日4月8日はクリスティーヌ・ボワッソンの生誕68周年です。(1956年4月8日、フランス生まれ)■クリスティーヌ・ボワッソンについては、聞きなれない方も多いでしょう。フランスのモデル事務所に応募したクリスティーヌは、当時写真家だったジュスト・ジャカンの目に留まり、1974年に『エマニエル夫人』で助演役でデビューしました。その後、パリ演劇学校で演劇を学び、1980年には、ジャック・ブラル監督の『Extérieurnuit』で再び映画界に登場します。アントニオーニの『ある女の
「ある人形使い一家の肖像」(2023)人形劇一座をしている家族をめぐるお話をWOWOWオンデマンドで観ました。監督・脚本はフィリップ・ガレル。予告編はコチラ。フランスの人形劇一座のお話。自宅にある舞台を拠点にした劇団を運営していて、座長の父シモン(オーレリアン・レコワン)と兄のルイ(ルイ・ガレル)、妹のマルタ(エスター・ガレル)、末っ子のレナ(レナ・ガレル)の家族と、ロールがメンバー。そこに祖母のガブリエルも同行して各地で旅巡業をする日々。昔ながらの伝統的な演目で観客の子供
1月27日は、エマニュエル・リヴァの没後7周年です。(1927年2月24日-2017年1月27日)それを記念して彼女の作品を紹介いたします。■エマニュエル・リヴァ/EmmanuelleRiva1927年2月24日生誕-2017年1月27日死没ヴォージュ県レミルモン生まれ。一時はドレスメイカーになったが、幼い頃から憧れていた演劇の道に進むため、両親の反対を押し切って、パリ演劇センターでジヤン・メイエルについて演技を学んだ。初舞台は53年の『英雄と兵士』で、以後
11月15日は、フランスの女優ローラ・スメットの生誕40周年となります。それを記念して、彼女の作品を紹介します。(1983年11月15日生誕)■ローラ・スメットは、歌手のジョニー・アリディと女優のナタリー・バイを両親に持ちます。ジョニー・アリディは、日本では馴染みはないですが、フランスにおけるエルヴィス的な存在です。(カトリーヌ・ドヌーヴのデビュー作『パリジェンヌ』と共演しています)ナタリー・バイについては、コチラをご参照ください:『極上のローソクの美学---ナタリー
「夜風の匂い」(原題:Leventdelanuit)「夜風の匂い」全編(字幕なし)1999年3月3日公開。カトリーヌ・ドヌーヴに懇願されて監督をつとめたフィリップ・ガレルの傑作。脚本:フィリップ・ガレル、マルク・ショロデンコ、グザヴィエ・ボーヴォワ、アルレット・ラングマン監督:フィリップ・ガレルキャスト:エレーヌ:カトリーヌ・ドヌーヴポール:グザヴィエ・ボヴォワセルジュ:ダニエル・デュヴァルエレーヌの夫:ジャック・ラサルあらすじ:
ラジオ「詩人は囁く」579回目。映画鑑賞「ジェラシー」フィリップ・ガレル監督「ザ・シネマメンバーズ」にて。〜市川裕子の夏のイベント〜●7月16日(土)〜8月28日(日)特設展「文芸雑誌からZINEへ」(山梨県立文学館)に、私のハトメブック「FLOWFLOWER」が展示されています。「わたしを自由に表現するメディア」のコーナーで、ガラスケースの中に、見開きのページを見せる形で展示。「愛」というタイトルの詩が読めるようになっています。https://www.bunga
ラジオ「詩人は囁く」578回目。フィリップ・ガレル監督「パリ、恋人たちの影」観る。「ザ・シネマメンバーズ」にて。〜市川裕子の夏のイベント〜●7月16日(土)〜8月28日(日)特設展「文芸雑誌からZINEへ」(山梨県立文学館)に、私のハトメブック「FLOWFLOWER」が展示されています。「わたしを自由に表現するメディア」のコーナーで、ガラスケースの中に、見開きのページを見せる形で展示。「愛」というタイトルの詩が読めるようになっています。https://www.bu
年間153本目(2月26本目)2017年公開邦画31位合計138本中通算邦画8,216本洋画6,705本合計14,921本相変わらずに、トリュフォー好きが出ていて、基本的な映画のつくり方や映像などもも白黒時代のトリュフォーにそっくりであり、恋愛話の淡々と理屈っぽく、ちまちまと悩む様子もトリュフォーと酷似している。(「柔らかい肌」やドアネルもの)出だしのドキュメンタリー作家の行動の様子はエリック・ロメール風でもある。確かにヌーベルバーグ時代
仏蘭西歌謡曲ChansonPopulaireenFrance2021年5月4日号2021年4月30日付SNEPシングル&アルバムチャート※SNEP:Syndicatnationaldel'éditionphonographique(フランス全国音楽出版組合)【シングルチャート】1Lakiffance-Naps2Montero(Callmebyyourname)-LilNasX3Haine&sex-Gazo
あまりにもガレル。ビジュアルがとても好きだったので、期待したのですが…^^;若さゆえか、自己中心的で身勝手なリュック、そのリュックに振りまわされるジェミラ、ジュヌヴィエーヴ、そしてそのリュックを振りまわすベッツィ。ああ、またこんな感じか…フランス的といえばその通りなのですが、最近はリュックみたいな人を見ると疲れてしまう…モノクロームの端正な画面を観ながら、眉間に皺が寄っていくのを感じてしまいました^^;ホント映像的には好みなんですけどね。いかんせんストーリーが許し難くて(笑)
つかのまの愛人2018年8月18日公開哲学教師の男と若い恋人、そして男の娘との奇妙な三角関係の顛末を描く。あらすじ大学の教え子のアリアンヌと同棲している哲学教師のジル。ある日彼らの家に、恋人にふられ自暴自棄になったジルの娘・ジャンヌが転がり込んでくる。やがて同い年のジャンヌとアリアンヌは、愛や性欲について、ジルには言えない秘密を打ち明け合うようになる。監督・脚本:フィリップ・ガレル【キャスト】エリック・カラヴァカ、エステール・ガレル、ルイーズ・シュヴィヨット
★★★★★★☆☆☆☆2013年監督フィリップ・ガレル出演ルイ・ガレルアナ・ムグラリスモノクロのフランス映画という、観るのに相当ハードルが高い映画だが、モノクロ映像はやはり美しい舞台俳優のルイ(ルイ・ガレル)は、クロチルド(レベッカ・コンヴェナン)と娘シャーロット(オルガ・ミシュタン)と別れて、恋人の女優クローディア(アナ・ムグラリス)と一緒に住み始めた。しかし、クローディアは狭い屋根裏部屋で暮らすことに耐えられなくなっていた。そんなある日、クローディアは建築家の男性
【パリの恋人たち】フランスの名匠フィリップ・ガレルの息子で、「ドリーマーズ」「グッバイ・ゴダール!」などの俳優ルイ・ガレルが監督・主演を務め、パリを舞台に1人の男と2人の女が織り成す不器用な恋の行方を描いたラブストーリー(映画.com原文まま)。実際に彼の妻でもあり、『ゲンズブールと女たち』のレティシア・カスタがアベルと復縁する恋人マリアンヌを。そして二人の間に割って入る少女エヴ-少女から大人の女性への過渡期にあるその女性を、もはやその両親の説明は不要であろうリリー・ローズ・デップ
ヌーヴェル・ヴァーグ以降のフランスを代表する映画監督フィリップ・ガレル。4月に東京都写真美術館ホールで上映されていたガレル中期の代表作2本ですが、モノクロ映像の『救いの接吻』(1989年)は今回が日本初公開。そして亡き恋人ニコに捧げた『ギターはもう聞こえない』(1991年)の2作品を連続鑑賞です。名古屋シネマテーク(シニア会員1,000円×2)。『救いの接吻』『ギターはもう聞こえない』公式サイト以下は映画『救いの接吻』公式サイトに記載のコピーと紹介ストーリー(一部)です。愛とは
救いの接吻2019年4月27日(土)公開あらすじ女優のジャンヌを妻に持つ映画監督マチューは、妻との関係を題材にした新作の主役に他の女優を起用することにし、それを裏切りとして捉えたジャンヌから激しく糾弾される。愛の終わりとその持続について苦悩し語り合う二人。映画監督と女優であり、夫と妻であり、また息子の父と母でもある二人の対話が続いていく。監督・脚本:フィリップ・ガレル出演:ブリジット・シィ、フィリップ・ガレル、ルイ・ガレル、アネモーネ、モーリス・ガレル、イヴェット・エチエヴァン台詞:
今日は、先日鑑賞したフィリップ・ガレル監督『ギターはもう聞こえない』を上映しながら、並行して批評家・廣瀬純が分析を語る…という興味深い試みに参加して来ました@恵比寿写真美術館スタジオ。すでに観た映画を他者の批評を聞きながら同時に反復鑑賞するという、めくるめく多角的頭脳労働にクラクラああ、なるほど⁉︎という驚きとか、前回見落としていたことの発見(たぶんギターの音色はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲としてチラッと流れていた)とか…へええ〜の連続や笑いの渦の中で、映画を満喫する愉快な時間。
フィリップ・ガレル監督特集にて『孤高』を鑑賞@恵比寿写真美術館。2回だけの貴重な特別上映の2回目とあって、いつもより混雑気味の写美。モノクロ・サイレント映画の35mmフィルム上映で80分、場内はシーンと静まり返り、皆一心にスクリーンを見つめている。すげーなシネフィル…って、自分もその中の1人だったわけだけれど、くるくる表情が変わるジーン・セバーグに見つめ返されて息が詰まりそうになる。彼女はこの5年後の1979年にルノーの中で謎の死を遂げ、ニコはそのまた後の1988年に事故死してしまう…皆
フィリップ・ガレル監督特集にて『ギターはもう聞こえない』を鑑賞@恵比寿写真美術館。前妻ニコの急逝直後に製作され、ニコに捧げられた極めて私的なラブストーリーである本作は、ガレルとニコを投影した登場人物ジェラールとマリアンヌのカップルを俳優が演じることで新たな命が吹き込まれている。ただ、ニコということで、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのイメージを持って観てしまうと、そういう感じはしなくて、ただ2人がダラダラと無為に過ごしていて、「どのくらい愛してる?」「死ぬまで愛し続ける」とか…そんな話ばか
クレアのカメラ(’17)監督:ホン・サンスはじめての、ホン・サンスなんでも、イザベル・ユペールがカンヌ映画祭で滞在中にバタバタっと撮影したそうで・・・・やっつけ仕事にも程があります(笑)小気味良い会話劇は、エリック・ロメールのようだ。という評判らしいのですが、言われてみれば、そうなんかな~ひとつ言えるのは、イザベル・ユペールの登場で映画の空気がガラっと変わった。もうひとつ言えるのは(ふたつやんか)、この作品だけでホン・サンスを評価してはいけ
夫と妻、父と子、映画とともに生きることしかできないもの達たちフィリップ・ガレルによる至高の家族映画、日本初公開!救いの接吻監督・脚本フィリップ・ガレル出演フィリップ・ガレルブリジット・シィ1989年フランス映画(資料提供コピアポア・フィルム』20194/27(土)〜5/17(金)東京都写真美術館ニテ公開愛とは何か、どう愛を持続すべきか
かつて愛した人、ニコに捧げた愛の物語私映画の極北にして、ガレル映画のひとつの頂点を成す傑作です。ギターはもう聞こえない監督フィリップ・ガレル1991年フランス映画(資料提供コピアポア・フィルム)20194/27(土)〜5/17(金)東京写真美術館ホールニテ上映『僕のそばで死ぬより、離れて生きてくれ』陰惨で、貧しく、切実な、けれど美しい愛の記憶たち・・・・・・。つねに自分の物語を映画のなかに刻み込んできたフィリップ・ガレルが、前妻ニコの急逝直
巷では10連休らしいけど、私はそうではないのです〜でも、ゆっくり部屋の片づけをしたり、本を読みながら森猫ルナ氏とまったり過ごしたり、例によって、行けたらいくつか映画館や美術館(混むだろうなあ…)に繰り出したいと思っています。そんなプランを少しだけ。まずは…フィリップ・ガレル特集@東京都写真美術館ホール。そして…ジャン・ユスターシュ特集@ユーロスペース渋谷(第2部は5/19、6/1、2@アンスティチュ東京)。ガレルもユスターシュも4/27(土)から始まってます。なるべく早く行けたらいい
新作の準備を進めていた映画監督マチューは、主役を別の女優に決めたために、妻で女優のジャンヌから激しく糾弾される。愛の終わりとその持続について苦悩し、語り合うマチューとジャンヌ。映画監督と女優であり、夫と妻、そして息子の父と母でもある2人の対話は、永遠に続いていく……。
苦い銭(’16)監督:ワン・ビン中国の出稼ぎ労働者の過酷な現実を映し出したドキュメンタリー。出稼ぎ労働者を乗せた長距離列車がいつまで経っても目的地に到着しない(笑)乗客たちはぐったりしてしまい、観ているこっちもぐったり。主要舞台となる個人経営の縫製工場に場面を移してもミシンで縫製する女性工員の姿を、うんざりするほど映し出す。時折、街中を映し出せば、近年の経済成長を象徴するかのように高級外車が通り抜ける。1日の労働時間は12時間以上、上映
「愛の残像」などのフィリップ・ガレル監督が娘エステール・ガレルを出演させた新作です。大学で哲学を教えるジルは学生のアリアーヌと一緒に暮らしていた。ある日、恋人にフラれやけくそのジルの娘ジャンヌがやって来る。同い年の二人は互いに秘密を打ち明け…なんとも古めかしいいかにもフランスな恋愛映画でタイトルはおしゃれな感じだけど、恋人がヤリマンなことに悩む大学教授の話で恋愛映画ってやっぱりどこの国が舞台でも下らないと思いました。フィリップ・ガレルのファン層が非モテなおっさんたちなのがよくわかりまし
私の知らない私つかのまの愛人フィリップ・ガレル監督作品2017年フランス映画(資料提供コピアポア・フィルム)20188/18(土)〜31(金)限定ロードショーシネマヴィーラ渋谷ニテひとりの男にめぐる女たちの奇妙な共犯関係。モノクロームの映像哲学教師の男と若い恋人、そしてその男の娘。奇妙な三角関係若い女たちの欲望や嫉妬生への執着愛という根源的なテーマをもとにしながらも、これまでにない女性描写が見た人を驚かせます。『つかのまの愛人』公開
愛を綴る女(’16)原作:ミレーナ・アグスの小説「祖母の手帖」監督:ニコール・ガルシア“マリオン・コティヤール主演”というだけなら、そうは食いつかなかったけど監督が、『愛と哀しみのボレロ』や、サニエちゃんの『リリィ』などで女優としても活躍しているニコール・ガルシア(ほぉ~)これは、観てみる価値はあるかも・・・・(さっきから何様~笑)南仏の小さな村に暮らす若く美しいガブリエル(マリオン・コティヤール)最愛の男性との結婚を熱望しながらも、地元の教師との一方的な恋
こんばんはご覧頂きありがとうございます\(^▽^)/本日も想像力と恋に恋する恋人たちというテーマでパリ、恋人たちの影という映画をご紹介させて頂ければと思います。パリ、恋人たちの影!このタイトルから皆さんはどんな内容をイメージされますか?【観る前の私のイメージ】パリの恋人たちの影…なにやらロマンティックな響きですね。↑パリ、恋人たちの影と言えばエルスケンの写真集「セーヌ左岸の恋」みたいな恋人たちのパリを描いた映画?(エルスケンの