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いままでスプレーで仕上げる前に傷や凹凸のチェックのために、溶きパテとビン入りサーフェイサーを筆塗りして確認してました。そのときどうしてもできてしまうのが上記写真のような筆の跡。これが残るので実は、自分から溶きパテの使い道を紹介しておきながら、溶きパテを塗るという作業が大嫌いでした。これを削ってまた塗り直しても結局また筆塗りのムラができるし、塗り足したか所と厚みの差が出てしまうから。これが一番ストレスの溜まる作業として、結局何年もこれが原因で表面仕上げ作業なんてやりたくもないって思ってました
ここは、模型とおもちゃ売り場のはずなんだが??さてどうして食器乾燥機が売られているのでしょうか?Amazonではこれがモデラーに大好評ですっごく売れてるっていうのを聞いて、ぼくはすぐに分かりました。答えはこちらこの食器乾燥機、温風用のファンがないのでプラモを溶かす心配がないんですね。だから塗装直後のパーツを換装させるのにピッタリなんです。しかもGSIクレオスのホビーベースがピッタリ入るサイズ。こういう柔軟な発想を持った人たちがどんどん上達していく。制作作業中にいつも思うのが、ア
上のカタマリの状態だと使いにくい。前はどうしていたっけ?ああそうだ。細長くして、必要な分量だけスパチュラできって、ちょっとずつ盛り足していったんだったな。ということを思い出してから作業がはかどるようになりました。いろはの「ろ」くらい思い出したか?ねんど素材の使い方で大事なのは「盛り上げて造る」ではなく「盛りつけてから、伸ばして形を作る」ということ。これもやっと思い出した。逆につめて造ろうとするとしわができる>しわが固まると傷になる>傷が出来るとヤスリで削るか盛りつけ直し。という無駄
上の写真は「完成したらこれくらいのサイズ」として印刷した資料との比較です。この子が完成したときふと気づいたんですが「そういればオレ、寸法測ったこと一度もないな」と。頭のてっぺんからかかとまでのサイズを測ってみたら、なんと1mmしかズレてない。目見当だけでそこまで造っていたのオレ?と出来た時はドヤ顔でしたが、今思うとそれが慢心だったということが骨身にしみました。フィギュアを造るということは強度や重心バランスも念頭に置くため、立派な「設計」です。おかげでその後の作業が超アバウトで適当。自
過去記事を見たら11/11から始めていたので18日もかけたことになる。どれだけ無駄な作業を繰り返していたか。自分の得意な作り方をせず、「あとちょっとだから」って「パテを盛って、削って。また盛って、削って」を繰り返していたら、それがエンドレスになっていたので、ついに心が折れました。もしあなたが「造るのが嫌になってきた」と感じたら、作業を完全にストップさせましょう。そして未完成のパーツを目の前に置いて「もっと効率よく、簡単に楽にできる方法はないか?」「自分は単純なミスを繰り返していないか?」「
自分の過去記事を探すためにTwitterの検索は使いづらいのでTwilogへ登録しました。https://twilog.org/depazoh今のところ2019年12月から記録されています。それ以前はなぜか出てきません。途中から制作意欲がなえ始めたため、フィギュアの作り方とは関係ないどうでもいいこともつぶやいています。適当に流してください。2020年4月ころからフィギュア作りの記事が出てきます。★初めて来た人へ☆モバイル用メニュー|人気記事一覧|カテゴリ一覧|画像一覧|月
足の裏をきれいに平らにしたい。あるいは大きなベースをがしがし削りたい。そういうときはこういう砥石を使うと手っ取り早い。紙ヤスリを木板に貼り付けてがしがし削るのもいいけど、板に貼り付けるのと消耗品だからまた貼り直す必要がある。その点砥石は金属包丁を削ることを目的としているためそう簡単にはすり減らない。パーツがファンドなので水研ぎはできないけど、プラ素材やパテのカタマリなんかは水をつけてゴシゴシいくと素晴らしいほど真っ平らできれいな面ができあがる。粗めと細目の両面で使えるのもいい。ダイソーかセ
左のツンツンヘアの子の腰が横から見たとき反りすぎているので、思い切って切断することにしました。そこで大事なのが、この子らは三人同時に造っており、三人ともほぼ同じ身長だということ。つまり切断してつなぎ直したときにこの身長は変えてはマズイっていうこと。このためにあとは塗装するために持ち手をつけた状態だったパーツをいったんはずして、久しぶりに組み直すことになった。「どっちにしようか迷ったら、とにかくやれ!」これが結局一番早道の場合が多い。★初めて来た人へ☆モバイル用メニュー|人気記事一覧
以前も同じ記事を書いたけど、最近作業環境が変わってきたのでまた書きます。周りを工具ラックに。右にサイドテーブルを物置に。正面にホワイトボード。ここに図面やキャプチャ、資料、メモなどを貼っておく。切断時にはカッティングマット。ねんどやパテの作業にはポリエチレンマットを。ほかにブルーシートとコンロ用の下敷き(アルミ箔の部分)なども敷いて作業台に傷と汚れを防止し、ゴミクズをすぐに処分できるようにしてます。デスクライトとサイドテーブル以外は全て百円ショップで購入出来ます。今回撮影用に
Qもし手元に缶詰とスプーンしかなかったらどうやって缶を開ける?Aスプーンの先端で缶を彫っていく。金属スプーンの先端はこのようにミゾ彫りに使えます。とくに固まったファンドなどは押しつけるだけでミゾになるのでへたにナイフをつかうより綺麗に仕上がる。さらに曲線も彫りやすいのが強み。同じようにファンド限定で、ちょっと尖ったスパチュラを押し当てて溝を彫っていくことができるのも丸秘テクニック。★初めて来た人へ☆モバイル用メニュー|人気記事一覧|カテゴリ一覧|画像一覧|月別記事一覧
ベビーパウダーの使い道。ニューファンドなどの石粉ねんどで作るとき作業台にまいておく。湿り気が残っている部分にへこれを振りかけておくと指紋などが付着し残らずに済む。またパーツ同士の癒着防止剤としても有効。金属線を通して固めたいときに振りかけるなど。メンタムを使用するのもOK。でぱぞー@フィギュアの作り方記録のmyPickAmazon(アマゾン)高級石粉粘土ニューファンド[クレイクラフト/粘土/ねんど/石粉粘土]446〜1,300円このブログのフィギュアはこの素材を使用して造って
いつまで経っても同じ所をぐるぐるまわってこんな簡単なパーツすら満足に作れない。そんなときは技術ではなく精神的、メンタルが故障中かもしれません。現にいまのぼくがその状態。いっそのこと作り直したほうがマジ早いかもしれない。あるいはもっとごっそり削り落とすとか。こういうときはいったん作業を完全に止めて、何十分もパーツとにらめっこしながら、ああしようかこうしようかと考え続けるのも大事です。でぱぞー@フィギュアの作り方記録のmyPickAmazon(アマゾン)高級石粉粘土ニューファンド
このブログは制作メインで塗料の記事は扱わないのですが、これだけは最低でも知っておかないといけないということを記事にします。これは筆塗りを前提としている記事なのでエアブラシや缶スプレーを使用した場合は異なります。模型用の塗料には主に3種類あります。ラッカー系。アクリル系。エナメル系。これらの違いは「塗料、塗膜を熔解する溶剤の強弱」です。意味が分からないと思うので順に説明していきます。まずラッカー系塗料は一番溶剤が強いため他の塗料を溶かしてしまいます。したがって上塗りはNGだけど
ニューファンドを購入し保管する記事は以前書いた。そのときもうひとつやっておくと便利なこと。それは細かく刻んで水に浸しドロドロ状態にしてビンに保管したものを用意すること。これをちょっとした傷や穴埋め。パーツ同士の接着剤の代わりなど非常に使える。水はほんの数滴でいい。刻んで水で溶いたドロドロファンドに水を入れすぎるとよくない理由は、乾燥したとき気泡になってもろくなるから。あるいは削ったときに気泡がでてきて、また埋めるという作業のやり直しになるから。関連記事▽ニューファンドには使
これが気になったのでセリアで購入。使い道は以下のとおり。こういう入れ物に付けると、ちなみにチョコベビーのでっかい空き容器です。金属製ラックにホルダーとして使える。さらに四角いペン立てならこういう使い道もある。あと上の白い網カゴもヨーグルトの空き容器にニッパーの類いを詰めて使っている。机の上が工具だらけで邪魔くさかったのでこれですっきり。★初めて来た人へ☆モバイル用メニュー|人気記事一覧|カテゴリ一覧|画像一覧|月別記事一覧|ブログ情報|プロフィールTwitt
やっぱりボソボソになって使い物にならなくなった古いねんどをケチってないで、新品を使うのが一番いいわ。こうなったらもう「本当にあのニューファンドか?」って思いたくなるほど、「ただのゴムのような、よく分からないもののダマ」になります。いくら水にひたそうと、いくら木工用接着剤でくっつけようとしても、二度と買ったばかりの状態には戻りません。おそらく化学物質を含んでいてそれが経年劣化したためだと思います。防腐剤も入っているしね。ファンドは安全な素材。でも使用後は石けんでよーっく手を洗いましょう。防腐剤+
ぼくはアートナイフよりもなぜかオルファの30度ナイフが使いやすい。切れ味が落ちたら替え刃はたっぷりあるけど、なんとなくダイヤモンドヤスリで研いでから使ってる。おかげでさびだらけ。★初めて来た人へ☆モバイル用メニュー|人気記事一覧|カテゴリ一覧|画像一覧|月別記事一覧|ブログ情報|プロフィールTwitter@depazoh▲女の子フィギュアの作り方トップ管理人へ連絡メールフォームアメーバ会員はメッセージを送るから。もしくは各記事のコメント欄へ。初期設定は非公開
スポンジヤスリはこうやって斜めに切って使ってます。こうした方が狭いところや、余計な場所まで削らずにすむから。
本日は昨日作業したら気泡ばかり出てやり直しのパーツ。左が加工前。右が加工後予定の形状。傷が小さいときはまず一旦削って大きく広げてから盛りつける。そうしないと削ったらすぐはがれるから。これはパテを使うときも同じ。セリアでスマホ画面を大きく見せるルーペがあったから試しに使ってみた。いままで眼鏡型のルーペで近くは見えるが遠くの工具を取ろうとするとよく見えなくなるのでこれは便利。軽い老眼の人にもお勧め。作業完了。でも裏側にまた傷が残っていたのであと一回は整形が必要。三人が三人とも
久しぶりに作業するとフィギュアつくりのいろはすら忘れてしまった。こういう凹んだヶ所は丸形や半円型ヤスリを使えばいいという、たったそれだけのことすら忘れてた。おかげで昨日はナイフでていねいに削ってたよ。なんという無駄な時間を過ごしてしまったのか。ただいま技術のリハビリ中なので、頭の中までリハビリが必要だなあ。★初めて来た人へ☆モバイル用メニュー|人気記事一覧|カテゴリ一覧|画像一覧|月別記事一覧|ブログ情報|プロフィールTwitter@depazoh▲女の子フィギュア
足の裏なんて完成後まったく見えなくなります。でもここにこだわったせいで一度心が折れました。初心者はここまで造る必要はない。でも中級者以上になったと自信がついたなら見えなくなるところまでこだわらないと上達しない。ドラッカーの「プロフェッショナルの条件いかに成果をあげ、成長するか」にたしかこんな話があった。古代ギリシャ時代に神殿を建てるため彫像を依頼した。すると「完成後に見えなくなる裏側まで制作料を請求するとは何事か」と依頼人が怒った。だが彫刻家はこう答えた。「そんなことはない
今日の進捗状況。胴体に手足付けました。色も調整。今日はここまで
フィギュアを作ってて一番心が折れそうなときは、作業でパーツを破損したときなんだよね。パーツ同士を本当にぴったりのサイズで作っている。それは塗装しやすくするため外せるように。または上着の裏側を作り込むため。前髪なんかもそう。バランスを見るために何度も着け外しを繰り返すから割れる。割れたカ所はジャケット。中心にクリアパーツを使用しているベルトのバックル部分。この微妙に入ったひびを直すのが作業自体よりも、心理的につらい。作業が作業を生み出している。永遠に抜け出ることのないトンネルを掘っ
一年ぶりの記事です。Twitterには不定期に書いてましたが、こっちのフォロワーも月に数人登録してくれるので、内容ダブりますが書いてみる。今回活躍したのはガイアノーツ製マイクロセラブレード。以前記事を書いたので記事の最後のリンクを参照してください。これを使って彫った溝がこちら。ナイフではないので切れ味はないが、カンナがけや薄さを生かして溝彫りができる。刃の厚みは0.4mmほどなのでこの幅以上の溝彫りに最適。関連記事:バリとりパーティングライン消し用のナイフマイクロセ
●こんな作り方もしてました。最初はこんな作り方してたな~(遠い目)でも、基本は大事。ファンドは使わなくなったけど、素材が変わってもやることは同じです。メルマガ発行してます^^ちょっと面白い工具の話とか、フィギュアの作り方とか。完全自己流・独りよがりの内容です(笑)無料配信です。登録解除もカンタンしなので、読んでみてね^-^https://www.mag2.com/m/0001684402.html
最近このブログは「ただの作成記録」。もっと酷くいえば「チラシの裏」になりつつあるので、ただ現在の状況を発信するだけならTwitterの方がいいやと思いTwitterまた始めました。@depazoh七年くらいに前に一度アカウント作ったんだけどTwitterというSNSが自分が予想していたのと違ったので削除しました。だから「またはじめました」です。今回は「フィギュアの作り方の様子を配信する専門アカウント」ということにするのでフォローする予定は今のところありません。あるとするなら同じ自作フィギュア
手を作るときこのマーキングしたカ所を削ると、手らしくなることに気づきました。つかんでいるものの大きさと形状によって変わってきますが「パー」の状態にしても意外と手の甲は平らじゃないんですね。ナイフでがしがし削ってて思った。やっぱ100円のねんどは使いづらいわ。繊維質のような不純物が含まれているから削りやすいカ所と削りにくいカ所がごちゃ混ぜで、力のいれ具合を調節しないと思わぬ方へ刃がすべって危険。その点ニューファンドは切削性がよかったなあ。やっぱ「伊達に高級素材とうたってないのねえ」と思
うちにある数少ない完成品フィギュアです。自作フィギュアをしていながら、なんでほとんど完成品やガレージキットを参考資料として揃えなかった理由は「今作っているキャラたち全員が特殊なデザインすぎて、参考になるものがほとんどない」からです。たぶん今作っている子たちとスケール的にはそれほど変わらないと思います。でも明らかに違うのが手。同じ棒状のものを握っているのにこんなにサイズが違う。ピンぼけして申し訳ないですが、ご覧の通りつかんでいるものの太さはほぼ一緒。何も持ってない手はこんなかんじ。す
この手の山脈みたいになっている骨の部分が難しくて苦労してます。しかもただの山脈ではなく指に対してちょっとだけへこんでいる。これがくせ者。自分の手を参考にしたのでゴツゴツしてるからこれはむしろ男子の手で、もう少しおさえめくらいが丁度いいんですが、その「おさえめ」がまた難しい。小指はほとんど平らです。実際の手。青い線は指で溝がある。赤い線は付け根なので溝がない。これがまた悩む。どこまでリアルに作り込んで、どこまでフィギュアだからと割り切って省略するとちょうどいいのか?こ
カテゴリーに悩んだけどとりあえず「作成技術と知識」にいれておこう。死体を1800回以上スキャンした画像を並べて断面をみていく動画です。苦手な人にはある意味グロ画像かも。ただし「体、腕、脚の断面ってどうなってんの?」と知りたい人にはこの上ない資料です。遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー遺体を1800回スライスして作られた人体の断面図ムービー【解剖学】上腕、前腕(うで)-Arm-【解剖学】上腕、前腕(うで)-Arm-★初めて来た人へ☆モバイル用メニュー|人