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“ウォッシュ”を生かして水面を描いてみよう!前回書いた基本技法を前面に使って煌めく水面を描いてみた。ポルトガル・リスボンのグルベンキアン美術館の庭にあった池の水面だけ切り取って描いてみる。Googleストリートビューではこんな感じ。多分この辺りだろうと思う。《StepbyStep》鴨の位置だけ下描きしておいて、ファーストウォッシュで一気にここまで進める。乾いたら細かい波と木の映り込みを入れ…細部・暗部を入れて完成。
平塗りができれば空・海お手のもの水彩を長くやっている方でも意外と知らない、または、知っていてもやらない重要テクニックの一つではないだろうか。いわゆる“ウォッシュ”と言われる水の力を利用した“平に塗る技法”のこと。これを上手に使って濃淡や色の変化をきれいなグラデーションにできれば、海も空もお手のもののはず。以下、2014年3月7日の記事『身の程知らず』からの引用********************水彩画は、自然の力を味方につけて描くものだ
1月からスタートしたオンラインデモ講座(@NHK文化センター)も今日で6回目。私もスタッフもだいぶ慣れてきてタイムテーブル通りに進行!今日はパリのハノイカフェをモチーフとした“雨の夜景”というちょっと厄介な課題。Googleストリートビューで見るとこんなところ。私のデモが少し時間オーバー…すいません。次回から見逃し配信に添付予定のタイムラプス(早送り)のテストをやってみたので、ここではさわり(10秒弱)だけ。※受講された方には特典として
第2・第4水曜日は、Wデモンストレーションデー。午前の部午後の部《午前の部》紙の上で絵の具を動かして、湿度を感じる雨の雰囲気を描いてみよう。場所は中国蘇州の路地の商店街。時間が早いのか、雨のせいなのかお店はほとんど閉まっていた。現地で私が撮ってきた写真はこれ。《StepbyStep》鉛筆下描きは構図とパースの確認と、塗り残しのチェック。ファーストウォッシュで“光の道”を作っておく。
今まで水の効果と活かし方などについて書いてきた。なぜ私が“水使い”を重要と考えているかをまとめておきたいと思う。大前提として、絵は筆で描くものと決めつけているような人が多いが…私は、基本的に何を使って描いても“結果オーライ”を前提に・・・というか、いい結果を導き出すためには手段を選ばないつもりでいる。特に、水彩は紙の上で動く絵の具だから、自然の力(水・空気・重力など)をうまく味方に付けることによって、無限の可能性が広がるのが楽しい!私は、筆でこねく
最初は慎重にスタートして徐々に回転数を上げて行く…。これは車のエンジンでも、人間関係でも、楽曲作りでも、映画や小説や漫才でもなんでもだいたい共通していることのように思う。だから、水彩画も、真っ白な紙にいきなり濃い色を塗るというのは控えて、最初は薄い色を慎重に塗る?本当にそれでいいのだろうか?透明水彩絵具は、紙に一回塗った色が一番きれいだということは以前も書いた。そう言う意味で、一回目の色(ファーストウォッシュ)はとても重要。
久々の第1・第3水曜日(午後)のデモンストレーションコース講習。実に2か月ぶりの再会。まだコロナ時間(2時間半講習)なので時間内に終わりそうな、比較的優しいテーマを考えていたところ、ちょっとお見せした難易度の高いテーマの方をやりたいということで、急遽テーマを変更することにした。チェコ・プラハのヴァ―ツラフ通りとインドシュツカー通りの交差点からヘンリーの塔を臨む。朝の斜めの光が差し込み建物の先端に当たり始めた頃。光と影が織りなすドラマチックな古都の朝を描いてみよう。
アラカン手習いで初めて最近やっとこさ水彩画の楽しさがわかってきました🎨水をたっぷり使うので、乾くまでに家事をしたり🧹だからドライヤーは使いません☺️待ってる時間も好きになれたのは年のおかげです。若い頃は完成させることが大事だったもの🤗特にファーストウォッシュなら傑作になりそうな予感だって楽しめます(笑)いつもこのブログを見に来てくださりありがとうございます(*^^*)気にして戴けたらクリックお願いします↓人気ブログランキングにほんブログ村
第2・第4水曜日は、Wデモンストレーションデー。《午前の部》テーマを雲に絞って、水の力を最大限活かして描いてみよう!下描きなしでファーストウォッシュ。ティッシュやスプレーを使って表情を出していく。乾いたらマゼンタで中間トーンを入れてみた。徐々に暗部・細部を入れて完成。“SummerVacation(夏休み)"36cm×51cmみなさん下描きなしでいきなりのファーストウォッシュも難なくこなして、たっぷり時間
絵は、輪郭線(線画)を描いてから塗るものだと思っていないだろうか?あるいは、“カタチ”とは輪郭のことだと思ってはいまいか?私は、そうは思わない。輪郭線はなくてもいい。輪郭がなくても形は浮き上がる。※レオナルド・ダヴィンチ曰く『「物体の輪郭はそれの一部分ではなくて、それと接する他の物体のはじまりである。かくのごとく交換的に、何の妨害もなく前者と後者とは互いの輪郭となりあう。したがってこのような輪郭は、いかなるものの部分でもないのだから、何もの
今日は、月に一度のNHK文化センター・オンライン講座。10時から開始の講座だが、準備の時間を考慮して8時半集合なので、家を出るのは7時過ぎになる。コロナ対応の“安全安心講座”ではあるが、私はラッシュの電車で東京に出向くことに…。(^_^;)自分の教室でやればそのリスクはないけれど、機材セッティング、事前の通知、ZOOMの接続サポート、入金や出席の確認などなど一人ではとても対応できないのでNHK文化センターに出向いてやることにしたのだから、しょうがない。今日は、当初の予定通り“桜”
毎週水曜日の午後はデモンストレーションデー。桜も散り、春は嵐とともに過ぎ去って、新緑の季節へと移り行く。ということで、今日は、“疎密”の対比を活かして、新緑の香る横浜山手の木々に囲まれた洋館(エリスマン邸)を描いてみよう。Googleストリートビューではこんなところ。《ステップバイステップ》塗り残しと構図の確認。フォーカルポイント(焦点)となるところを一歩先に進める。新緑の木々の明るいところをウェット・イン・ウェ
私が水彩画の極意(?)に気付いたひとつのきっかけを曝しておこう。以前、透明水彩絵具は、三段階で薄くなるということを書いた。【関連記事】“三段階で薄くなる”を読む水彩画って、紙を汚しているだけ!?それを織り込み済みで、最後まで使える濃度の色を最初に躊躇なく置けるか!私は、これは色が濁らないためにも、手数を減らしてキレをよくするためにも、そして、その場のライブ感を表すためにもたいへん重要なことだと思っている。それに気付かせてくれた直接的なきっか
何日か前に描き始めて放ってあった、ちょっと大きい作品を描き上げた。イタリアのサンタマルゲリータ=リグレの朝焼けに染まる船溜まり。私が現地で撮った写真がこれ。快晴の普通の夜明けだったが、アーティスティックライセンスで朝焼けに染めてみよう。Googleストリートビューでは同じ場所にたどり着けなかったが、このあたりからの眺望であることは間違いない。《ステップ・バイ・ステップ》ファーストウォッシュは空と海のベース
こんにちは。先日購入したリーバイス501米国流通モデル❗️リーバイス501LEVI’S501-0000オリジナルボタンフライストレートジーンズリジッドSTF(LEVISRIGID生デニムUSAライン)楽天市場7,990円いよいよファーストウォッシュです✨その前に古着屋パンダさん直伝の😂【紙タグ外しの儀】を執り行わさせていただきます!!用意するのはダイソーのハサミのみ✂️笑笑神聖な儀式のため、無言で行います。チョキチョキ✂️はい!終了です✨ありがと
横浜画塾の第2・第4水曜日は、午前・午後共にデモンストレーション・ワークショップの日。午前の部完成作品"Nostalgia(望郷)"51cm×36cmセーヌ川にかかるアルマ橋から見たエッフェル塔。Googleストリートビューではこんな感じのところ。午前の部《ステップバイステップ》鉛筆下描きは最小限度。ファーストウォッシュは思い切って一気に!リフティング(拭き取り)で雲を描く。空と水面の観察と描写。
先日紹介のFreewheelers601XX1947週2〜3回の着用。履いた時間は大凡700時間夏を乗り越えましたが、流石に臭くなってきたので洗う事にしました。以前書いたように、だいぶ緩く履いているからか、あまり履き皺は付いてません。Zippoを入れてますので、少しアタリが出てきました。ハチノス。ここは折皺が入りました。。洗剤はいつもの↓桃太郎洗剤で、洗ったのがこちら↓…?…?変化が無いです。コインポケットは少し色落ちが分かる程度。左が洗う前、右が洗った後光の当
なんかよいデニムが欲しいと思いネットを探してると、なかなか良さげなお品を見つけました。自分は足が細くてO脚なので、太めのやつを履くとなんかイマイチカッコ悪い…そんな僕が履いてみたいと思ったのが、リベルタってブランドの作りに拘ったデニム。デザイナーの方が、サイズなど直接LINEで相談に乗ってくれるという素晴らしい対応。リベルタは形が基本的にひとつしかなくて、生地でモデルが分かれている。形は太すぎず細すぎずちょうどよいシルエットで大人のデニムという感じ。スリムストレート。その中でRevo
透明水彩画は“手順”が大切だということを、過去の拙著『水彩風景プロの手順』『水彩手順トレーニング』『水彩風景シーン別でわかる手順百科』(共にグラフィック社刊)で繰り返し書いてきた。次の3点が、透明水彩の特性。①暗くなったらもう明るくできない。②濁ったらもう鮮やかにできない。③ハッキリ描いたらもうぼかせない。ここまではいいかな…?だから、①最初にやっておかなければいけないことは、先を読んで済ませておく。ニジミ・ボカシ、明るいところの塗残し、鮮やかな色の下塗りなど、
今回は商品の説明ではなく!新品で購入したデニムを洗った話を書いていきます。お店でデニムの洗い方について問われる事が多々あるので少しでも参考になればと思います!・“1966年501XX-501ダブルネーム66前期BigE”復刻モデル・コーンミルズ製リジッド生地・両面BigEタブ・501XX-501表記紙パッチ・USA製購入したのが2018年8月。オリジナルは高額すぎて手が出ませんので、アメリカ製での復刻と聞き購入に至りました。(復刻とはいえそこそこお値段しました…)ウォッ
第二・第四水曜日は午前午後のWデモンストレーションデー。午後の部は、横浜画塾の目と鼻の先にある都筑中央公園の紅葉を描いてみよう。テーマは紅葉の木漏れ日。完成作品。私が撮った都筑中央公園の写真。これをもとに描いてみよう。Googleストリートビューで見るとこんな感じ。この時は冬だったようだ。《ステップ・バイ・ステップ》鉛筆下描きは最小限度。構図と塗り残しの確認。水を塗って、彩度の高い色を一気に
第二・第四水曜日は午前午後のWデモンストレーションデー。午前の部は、青森の十和田湖畔にある十和田神社の紅葉を描いてみよう。完成作品。私が撮った写真をもとに描いてみる。Googleストリートビュウではこんな感じ。《ステップ・バイ・ステップ》鉛筆下描きは、構図、塗り残し、バースの確認のみ。ファーストウォッシュはそれぞれの明るいところ。最後まで生かせる強い色。細部、暗部を描いて完成。“HolyRain"51cm×36cmファーストウォッシュ
ニジミ・ボカシを生かした水彩画に憧れて…しっかり輪郭を取り終わってから塗り絵のように順番ににじませたりぼかしたりして塗っていく方を見かけるが…ちょっと違う気がする。私は、ニジミ・ボカシ・グラデーションはファーストウォッシュ(一回目の下地)の時に施しておくものだと思っている。そして、一回目の色を最後まで塗り残して、要所要所で活かすのがコツだと思う。私が勝手にまとめた透明水彩の原則(もう何度も書いてきたが、確認のため)1
毎週水曜日の午後はデモンストレーション・デー。先週の京都ワークショップに続き、奥入瀬の紅葉を描いてみよう。完成作品私が撮ってきた写真はこれ。写真はあくまでも資料程度の認識。Googleストリートビューではこんな感じのところ。写真に近づけることは考えていない。あくまでも“絵”として成立させること!《ステップ・バイ・ステップ》猿臂地下描きは最小限度。後は絵の具で作っていく。ファーストウォッシュで黄色、赤、オレンジをしっかりと入れておく。明る
前回筆の塗り比べをしました✿今回は前回の筆で水彩画の描き比べをしてみましたモデルのフルーツさんアルビレオ水彩紙に100均絵の具使用✿ファーストウォッシュ✿この段階ではぼかしたピンクくらいしか違いがわかりません✿仕上げ✿全く・・・違いがわかりませんw検証結果✿どの筆もそれなりに描きやすい好みの筆はやっぱりぺんてる8号とリセーブル20号でした細筆ならAKASHIYA0号一本だけどうしても無理な筆がありました。一番下手な絵の筆ですw最後は
ホワイトワトソンSMレモンイエローとメイグリーンでファーストウォッシュ光の方向を意識して、陰影をつけました。乾いてから、水をつけた綿棒で軽くこすって、地塗りの色を出しています。全体にグリーンが強くなったので、色鉛筆のイエローを最後に使っています。暗い色の上に乗るなんて、ビックリ‼️水彩画を始めた頃に買ったスケッチブックなので、使いにくいこと😥練習でも、使い慣れた紙を使えば良かった💦
どうも、beckです!つい最近まで知らなかったんですが、ドゥニームもYouTubeのオフィシャルチャンネルあったんですね〜。「生デニムの洗い方」という動画もあったので見てみると…ほうほう…ジーンズを裏返して洗濯機に入れて、洗い終わったらそのまま乾燥機へGO!いや〜、いたってシンプル!乾燥機を使うとビシッとたたみ皺が入ったりして、そのまま穿いているとその線の部分がどんどん色落ちしたりと、乾燥機皺はけっこう気にされる方もいます。もちろん全く気にされない方もいます(笑)まだ最初の頃のデ
いつもご覧いただきありがとうございます。(*´ω`*)水彩の習作アタリ的なもの。鉛筆では形を重視。明度。新しく茶色も買ってますが、あまり使う機会がないです。広い面に色を置く平筆をメインに使いました。ファーストウォッシュは遠景から中景そして近景へ。薄い黄色緑のファーストウォッシュをどの程度残すのて青緑な暗い場所を作るか。手前の岩苔や水しぶきは硬めな筆を立てて紙を叩いてます。(´-ω-`)中景と近景はあまり手を付けないで、ファースト
第2・第4水曜日は、午前・午後ともデモンストレーションの講座。午前の部は、“陰を攻めること”と“映り込み”をテーマに、私が撮ったイタリア・ドロミテのミズリーナ湖の写真を下に描いてみよう。完成作品《ステップバイステップ1》ファーストウォッシュは、それぞれの明るいところの色を入れておく。山の陰、手前の中間トーンを徐々に入れて…暗部・細部を入れて完成。“TreCime2999”51cm×36cmコ
こんにちは。Shiroです。Sharonの水彩画ZOOM授業でフルーツバスケットを描いています。彼女の授業を受けていると水彩画にファーストウォッシュ、セカンドウォッシュがあることを認識できます。※色んな描き方があるのでしょうけれど。最初の授業はこんな感じ↓3回目でここまで描きました↓授業1回目は全体的に同じような濃さで平面に描いていきます。そして、2回目のウォッシュで影を付けていきます。左側の黄色い柑橘を見てもらうと良く分かるかもしれません。