ピーター・イェーツ

1968年製作のポリス・アクション「ブリット」を鑑賞しました。マフィアの金を横領したロスを保護し裁判で証言させようとする上院議員のチャルマースはサンフランシスコ市警の刑事ブリットにロスの警護を依頼する。殺し屋の襲撃にあいロスは重傷を負い病院で亡くなる。ブリットはロスが生きている様に見せかけ殺し屋が襲ってくるのを待つが、殺されたロスが別人である事に気付く。スティーブ・マックィーンがブリットに扮し、権力に屈しないタフでクールな刑事像をスタイリッシュな映像で見せ、、スピード感あふれる伝説のカー

マーフィーの戦い（1971）第2次大戦末期。ドイツのU・ボートにより味方の戦友を皆殺しにされたマーフィー。ただ一人生き残った彼は、復讐心が燃え上がり・・・復讐にしか頭にないマーフィーの姿は、空想の世界から逃げられなくなり、駄馬で風車に戦いを挑んだドン・キホーテに見えてくる。夢うつつの彼は、劇中ほとんど口が半開きだ。隠してあった哨戒機で偵察飛行するシーンが、すこぶるゴキゲンで、スリルいっぱいの見せ場になっているし、望遠レンズを使ってなかなか姿を現さず、そしてゆっくりとジャ

「ブリット」の映画パンフレットにすべて書いてあった！！（笑）＜ブリット＞BULLITT―――――――――――――――――――――――――――――――――――１９６８年公開！あのスティーブ・マックイーン主演のポリス・アクション！すさまじいカーアクションは、この映画から始まった！？（笑）初見は、ＴＶ放送。２回目は、初期のＤＶＤ。３回目は、午前十時の映画祭で、フィルム上映で見ている。で、この「ブリット」！今まで、３回も見てるのに、ストーリー展開がよくわからず、困惑状態

1967年、イギリス製作のクライム・アクション「大列車強盗団」を鑑賞しました。ポール率いる強盗団はロンドン市街地で宝石商を襲撃しダイヤモンドの強奪に成功する。ポールはダイヤモンドを準備金とし300万ポンドを輸送する郵便列車の襲撃を計画する。ポールは15人のメンバーを集め郵便列車を襲撃、300万ポンドの強奪に成功するが、ロンドン警視庁のラングドン警部の捜査により1人の仲間が逮捕されてしまう。1963年にイギリスで実際に発生した列車強盗事件を描いたドキュメンタリータッチのクライム・アクション映

「ホット・ロック」(1972)宝石泥棒のクライムコメディをビデオマーケットでひさびさに観ました。監督はピーター・イェーツ。予告編はコチラ。天才犯罪プランナーのジョン・ドートマンダー(ロバート・レッドフォード)が刑期を終えて出所。出迎えていた義理の弟アンディ・ケルプ(ジョージ・シーガル)からさっそく新しい仕事の相談を受けます。依頼人はアフリカ某国の要人であるアムーサ。ブルックリン美術館に展示されている"サハラ・ストーン"という大きなダイヤを盗んでほしいとのこと。本来の所有者で

ピーター・イェーツ監督これぞ最高のマックイーン映画！そう言っていいと思う。ジャスミンはもう30年以上前どっかの劇場で一度観たきりだった。でも先日、ちょいと何気なく観てみましたらこれが、凄くいいのよ。こんなに良かったっけ！それで公開当時の高い評価の数々を思い出した。作品のレベルの高さやセンスの良さ。マックイーンも30代後半でもっとも脂の乗りきっていた時期の作品。とにかく、クールで渋いこのマックイーンには心底シビレました。日

4月末で仕事を“卒業”し、5月からは年休の消化で過ごすという恵まれた現在。いつも通りに5月前半の劇場鑑賞のまとめです。5月の前半に見た作品は以下の10本で、自由な時間が増えたからといって劇場での鑑賞作品が増えているわけではありません…。本日のブログ記事は35ミリのフィルム上映で見たスティーブ・マックイーン主演の映画『ブリット』。劇場はミッドランドスクエアシネマ（一般当日1,100円）。＠ミッドランドスクエアシネマ２『タイガー裏切りのスパイ』（2023年、監督／マニーシュ・シャルマー）

キング・オブ・クール。スティーブ・マックイーン最高傑作とも名高い本作。ダーティ・ハリーでもお馴染みの街並み、サンフランシスコの急な坂道を、彼が乗る68年型フォードマスタングGT390が、シンジゲートの殺し屋の乗る68年型ダッジ・チャージャーを追いかけ回す迫力のカーチェイスのシーンはまさに芸術のようだ。半世紀以上前、60年代後半の作品ということもあって、旅客機の搭乗口から飛び降りてタキシング中の機体を縫うように滑走路を走り回って挙句の果てに拳銃（どうやって持ち込んだ？？）を撃ちまくる

どうも、ボクです。寒くなり、お家時間が多くなるであろう２月ですが、今回はこの映画野郎!スティーブ・マックイーンと言えば『大脱走』や『栄光のル・マン』、『ハンター』などが有名かと思いますが、ボク的にはこの『ブリット』が好きなんですよね〜。ブリット[DVD]アマゾンhttps://www.amazon.co.jp›ブリット-DVD-スティーブ・...いつもはアンチヒーローとして反骨的なところや何処か陰があったり、ちょっとお間抜けな、おとぼけなところが魅力の一つだと思

エディ・コイルの友人たちＴＨＥＦＲＩＥＮＤＳＯＦＥＤＤＩＥＣＯＹＬＥパラマウントガルフ＋ウェスタン・カンパニーパラマウント・ピクチャーズモナシュ・プロダクションズロバート・ミッチャムピーター・

ピーター・イェーツ1）監督「アメリカの夜」とのつながりはジャクリーン・ビセット2）サンフランシスコ市警のブリット（スティーヴ・マックイーン）が任された保護すべき証人がヒットマンに殺害されました。証人が生きていると見せかけて殺し屋をおびき寄せ返り討ちにして，証人を殺害した犯人も追い詰めるというお話シカゴでジョー・ロスが組織の金を横領し逃げるといったオープニングタイトルで始まります。文字の中に次の画面が映し出されていく何ともオシャレな始まり方です。次に画面が変わってサンフ

関係ない話から。『ベイビー・ブローカー』（２２年）の中盤過ぎ、刑事・スジン（ペ・ドゥナ）が車内で電話する場面。スジンが通話相手の夫に「この曲」「一緒に観た映画」みたいな事を言いますが、そこで流れていたのがエイミー・マンの『ＷＩＳＥＵＰ』でしたね。そこから“その映画”が『ＷＩＳＥＵＰ』が使われていた※ＰＴＡ監督の『マグノリア』（９９年）だと推測できるんですが、その「歌詞」自体もちゃんと

タイトルブリット（原題:Bullitt）概要1968年のアメリカ映画上映時間は113分あらすじサンフランシスコ市警のブリット警部補は、チャルマース上院議員から裁判の証言者の保護を命じられるが、スタントン刑事がホテルの一室でその証言者を保護していると、何者かに銃撃を受けてしまう。スタッフ監督はピーター・イェーツ音楽はラロ・シフリン撮影はウィリアム・A・フレイカーキャストスティーヴ・マックィーン（フランク・ブリット）

名前も知らない男女が一つのベッドで目覚めた。女は男の部屋を男は女のバッグを探り始める。結婚してる？どういう人物？知りたい！「知りたい」が「一緒にいたい」に変わっていく２４時間のお話。ジョンとメリーピーター・イエーツ監督1969年ミア・ファローダスティン・ホフマン冬になると観たくなる、私と娘がお気に入りのワンシチュエーションラブロマンスダスティン・ホフマンとミア・ファローの初々しさがめちゃキュート２人とも繊細な表情なんですよねぇ。知らない者同士が一夜をす

「ブリット」(1968)マックイーン主演のカーアクションの古典をU-NEXTで観た。監督はピーター・イェーツ。予告編はコチラ。ある夜、シカゴでマフィアの一員が組織の殺し屋に襲撃されて逃亡します。逃亡した男はジョー・ロス。マフィアを摘発する裁判の重要証言者であったため、命を狙われていたようです。サンフランシスコに身を隠したロスを数日間保護する役回りを命じられたのは、サンフランシスコ市警のブリット警部補(スティーブ・マックイーン)。マフィア壊滅に燃えるチャルマース上院議員(ロバ

★★★★105分アメリカ邦題：ホットロック原作：ドナルド・E・ウェストレイク監督：ピーター・イェーツ音楽：クインシー・ジョーンズ出演：ロバート・レッドフォード、ジョージ・シーガル、モーゼス・ガンこの映画はひと言これに尽きます。「アフガニスタンバナナスタンド」ニューヨークが舞台の宝石泥棒物語。ラストのロバート・レッドフォードの笑い顔がたまらなくいい。クインシー・ジョーンズの音楽もＧｏｏｄ。ヘリコプターで警察署のビルに着陸するシーンでは、

『ザ・ディープ』１９７７年アメリカ・イギリス《スタッフ＆キャスト》監督ピーター・イェーツ原作・脚本ピーター・ベンチリー脚本トレイシー・キーナン・ウィン撮影クリストファー・チャリス音楽ジョン・バリー出演ロバート・ショウ／ジャクリーン・ビセット／ニック・ノルティ／ルイス・ゴセット・ジュニア／イーラン・ウォラック／ロバート・テシア／ディック・アンソニー・ウィリアムズ

★★★113分アメリカ邦題：ブリット監督：ピーター・イェーツ出演：スティーブ・マックイーン、ジャクリーン・ビセット、ロバート・ヴォーンサンフランシスコが舞台の刑事もの。サンフランシスコ名物の坂でのカーチェースが見もの。上院議員（ロバート・ヴォーン）から、裁判の証言者のロスという人物の保護を頼まれたサンフランシスコ市警。上院議員がなぜ証言者ロスを保護しようとしているのか、またロスが殺されなければならなかったのかが理解できず、最後まで疑問のままとなってしまった。

バミューダでスキューバダイビング中に沈没船から色々拾ったデヴィッドとゲイルは、ディナーの最中に宝石商という男に声を掛けられ、小さな小瓶のことを聞かれる。拾った中に小瓶はあったがシラを切ると男は立ち去る。翌日、拾ったものを図書館で調べているとトリースという男が詳しいと分かり、訪ねて拾ったものを見せると興味ない様子だったが、小瓶だけ密かに盗み取られていた。その帰り宝石商という男のグループに２人は拉致され、小瓶を探られるが既に盗まれていたので解放される。激怒したデ

旅の途上、機内で出会った、生涯忘れ得ぬ名作達。思い出と共に、瞼に蘇る、数々のシーン。あなたの心に刻まれた、映画音楽。今夜、フライトの最後にお届けするのは、サウンドグラフィティシネマ。今宵は、1968年、アメリカのアクション映画『ブリット』。［『ブリット』］サンフランシスコの坂道での、スタント無しのカーチェイスシーンは、この映画のハイライト。主演は、スティーブ・マックイーン。監督は、ピーター・イェーツ。お送りする曲は、ラロ・シフリンで、『Bullitt(MainTitle)』

映画ひとつ、ピーター・イェーツ監督『エディ・コイルの友人たち』監督：ピーター・イェーツ製作：アメリカ作年：1973年出演：ロバート・ミッチャム／ピーター・ボイル／リチャード・ジョーダン／スティーヴン・キーツ70年代のアメリカ映画というのは結局のところ物語はどうあれロードムービーということなのでしょう。第二次大戦のほぼ唯一の勝者といっていい戦後の繁栄がやがて建国以来棚上げされていた人種の平等にいよいよ直面し本来南部の政党であるはずの民主

こんばんは。ご覧頂きありがとうございます😊本日も想像力と発掘良品の発掘⑫というテーマで大列車強盗団（原題：ROBBERY）という映画を解説してみたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。西部劇に非ず！「大列車強盗団」というタイトルは、何となく西部劇やマカロニ・ウェスタンを想像してしまいそうですが、1963年にイギリスで起こった大列車強盗事件を基に作られた疑似実録映画！！1963年の大列車強盗-Wikipediaja.wikipedia.

「ブリット」1968年アメリカ「銀河伝説クルール」のピーター・イェーツ監督作先日観た「ザ・ドライバー」のキャッチコピー、“こいつがハンドルを握ったら、ブリットでさえも追いつけない！”が後出しジャンケンかつ死人に口なし感あって面白かったので、これまた大昔に日常洋画劇場で観たきりだった本作を観ました。ラロ・シフリンの音楽が手伝って謎めいた感が強烈なオープニンッグ！興奮のあまり思わず「オープニンッグ」て書いてしまったけど気持ち的にはオープニングよりオープニンッグだからこのままでいこう

大列車強盗団1967年作品1968年日本公開あらすじロンドン市内の大通りで、宝石商の車が事故を起こした。折りよく通りかかった救急車が、意識不明の宝石商を連れ去るが、実はこの救急車は偽物で、宝石商のダイヤを盗むのが目的のギャングの車だったのだ。ロンドン警視庁のランドン警部がさっそく捜査にのり出し、自動車修理工のジャックを犯人とにらむが、証拠はない。救急車の男たちは、ジャックとその仲間だったが、黒幕はポールという男だった。彼は秘かにスコットランドのグラスゴー発ロンドン行きの夜行列車から、数

映画「ブリット」オリジナル・サウンド・トラック（音楽:ラロ・シフリン）を聴いて本作は、1968年公開、スティーブ・マックィーン主演の刑事アクション映画「ブリット（原題:Bullitt）」（監督:ピーター・イェーツ）のオリジナル・サウンド・トラックのラロ・シフリンによる新録音盤（国内盤は廃盤）だ。1980年に発売されたアナログ盤とは、曲順や音源も異なる。クリント・イーストウッド主演の映画「ダーティハリー」を遡ること3年前に公開されたのが本作。坂の町サンフランシスコを舞台にした、元祖カー・チ

こんばんはご覧頂きありがとうございます＼(＾▽＾)／本日も想像力と発掘良品の発掘というテーマでヤング・ゼネレーションという映画をご紹介したいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。ブレイキング・アウェイとは？本日の作品の原題はブレイキング・アウェイ（BREAKINGAWAY）ブレイキング・アウェイとは脱落とか、離脱する行為という意味の言葉！ブレイク＝壊れる＋アウェイ＝去っていくという

ヤング・ゼネレーション（DVD）涼しいおうちで熱くスポーツ観戦④1979年作品/アメリカ/101分監督ピーター・イェーツ出演デニス・クリストファー8月18日（土）の夜、自宅でDVDを鑑賞しました。インディアナ州ブルーミントンの町を舞台に自転車レースに青春を賭ける若者と、その家族、仲間との交流を描く青春映画（以上、映画.comより抜粋）、です。夏休みの番外編。自宅のDVDからテーマを決めて再鑑賞し、ご紹介させていただく全5回のシリーズ。この夏のテーマは、1970年代後半から198

にほんブログ村あらすじバミューダ諸島にハネムーンにやってきたデヴィッドとゲイルは、スキューバダイビング中に海底で偶然2隻の沈没船を発見、スペイン銀貨と思しき貴婦人の肖像が彫られたメダルと黄色い液体の入ったガラスのアンプルを持ち帰った。その夜、宝石商のデュポンと名乗る男が2人の前に現れ、彼らが見つけたアンプルを買い取りたいと申し出てきた。監督ピーター・イェーツ脚本ピーター・ベンチリートレイシー・キーナン・ウィンキャスト[編集]※括弧内は日本語吹替[5]（ソフ

終戦記念日の頃になると思い出す作品がある。『マーフィーの戦い』（1971）である。主演は『アラビアのロレンス』（1962）、『冬のライオン』（1968）のピーター・オトゥール。そして、共演に『追想』（1975）、『ニューシネマパラダイス』（1988）のフィリップ・ノワレ。監督は、『ブリット』（1968）、『ヤング・ゼネレーション』（1979）のピーター・イェーツ。終戦、直前、ドイツのUボートに船を撃沈されたマーフィーは、流れ着いた島で、手厚い看護を受け、

東京も梅雨に突入。しとしとと地面を打つ雨の音．．．空気もどこかひんやりとして、何だか心地よい。という訳でまた我が家で｢夜更かシネマ｣。NHKのBSハイビジョンで録画していたスティーブ・マックイーンの｢ブリット｣。前回放送時にも録画していたのだが、例のごとくHDD容量が足りなくなり、ほかにも録画して見たいものがあったので、一度見た作品だったということもあり消去してしまっていた。で、再度の放送を逃さず録画して、今日の鑑賞に至った。BSハイビジョンはリピートが多いのでこういうときに助かるｗ