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なんかもう、ただひたすらだな!って、思うような序盤。だけど、どこかコミカルにも思えてしまう部分もあり、美しさもある。アカデミー賞の撮影賞にノミネートされていましたね。吸血鬼の所業のグロテスクさもさることながら、カルメンの異様さも・・・いや、そこまで異様な人物ってわけじゃないんだけど、じわーっと滲み出る生理的に嫌な雰囲気。これを出せる俳優さんって、凄いですよね。音や言い回しで作る「キャラ芝居」だと、一気に寒くなる。今回はちょっとだけ前情報を入れました。
全編、モノクロで、大自然や夜のサンチャゴの上空を飛び回る吸血鬼美しい映像が魅せてくれる「伯爵」伯爵と呼ばれた、極悪非道の独裁者アウグスト・ピノチェト元チリ大統領は、アウグスト・ピノチェト(1915~2006)歴史上唯一の選挙で選ばれたチリの社会主義政権に対して、アメリカや大資本家の後押しを受けて軍事クーデターを起こし、大統領に就任(1974年)後に国内外の人々の大量虐殺と不正な蓄財で訴追されながら、罰を受けることもなく91歳で2006年死去した
うっ頭が~嗚呼結局ルメール・・・馬関係ねえじゃんルメールを買うか買わないかじゃんタイトルホルダー2着になってもうたガックシ叩きだから、うん。これは叩き!ゼエゼエん?気分を変えようとネトフリで映画「伯爵」観たの良かった、好みだわモノクロでどのシーンも美しい、好みあとね静か、画面も音も静か風も光も影も動かない。動いてるのは人と人が触って動かすモノだけ最期の方でやっと動きが出てきて対比がまた美しいチリの独裁者が実は吸血鬼だったってスト
第3章ピノチェトは、フリードマン一派、シカゴ・ボーイズの助言を受け、チリでショック療法を実施。国家主権を民間部門に売り渡す。コーポラティズム。コーポラティズムとは、もともとイタリアのムッソリーニ政権を指す用語で、政府、企業、労働組合の三つの権力組織が同盟を組み、ナショナリズムの名において秩序を維持するために協調する警察国家をモデルにしている。ピノチェト政権下でチリが世界に先駆けて発展させたのは、まさにこのコーポラティズムだった。警察国家と大企業が相互に助け合い、力を合わせて第三
『1976』/2022年/97分/ドラマ製作国:チリ・アルゼンチン・カタール/スペイン語/監督:マヌエラ・マルテッリ出演:アリン・クーペンヘイム(カルメン)、ニコラス・セプルベダ、ウーゴ・メディナ作品公式サイトストーリー1976年のチリ。首都サンティアゴに住む主婦のカルメンは、改装を監督するため、海辺にある別荘に滞在する。到着するなり、懇意の神父から、銃で足を撃たれた青年の手当と世話を頼まれ、引き受けるが、それを機に、彼女の生活を目に見えない恐怖が侵食していく。独裁政
2022年10月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、()内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★1~5で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。143(17)『1976』★★★★ピノチェト独裁政権下のチリでは政治的な議論が禁止され、反体制派は捕まり国外追放や命を奪われるという恐しいことがおこなわれていたことは断片的に知っていたが、カルメンを通じて追体験するようだった。カルメンが改装して
ジュリエット・グレコ(JulietteGreco)は、晩年に至るまで、歌い続けたシャンソン歌手の一人です。彼女の2006年の歌に、“Utile”(直訳すると、役に立つ)があります。この歌の冒頭部分は、こういう歌詞になっています。"Aquoisertunechanson「そのシャンソン、何の役に立つの?Sielleestdésarmée?"チリは武装解除されているのに。」Medisaientdeschiliensチリ人たちが私にそう言
ロシアによるウクライナ侵略で、民間人の無差別虐殺など数知れない戦争犯罪が行われていることが明らかになった(写真=キーウ州ブチャで路上に放置されていた射殺民間人遺体を片付けるウクライナ係員。上の写真:死者の飼い犬らしいイヌが遺体を見送る。下の写真=遺体を収容する係員の向こうにまだ片付けられない遺体が転ぶ)。ICCのカーン主任検察官もブチャ視察優柔不断のバイデン大統領も、舌鋒だけは鋭く、プーチンとロシアを非難する。3月中旬にはプーチンを「戦争犯罪人」と呼び、去る1
「バベル」のガエル・ガルシア・ベルナルが主演し、第85回アカデミー外国語映画賞にノミネートされた社会派ドラマ。「PostMortem」「トニー・マネロ」でチリのピノチェト独裁政権を題材に描いてきたパブロ・ラライン監督が、同政権の終焉を描いた。1988年、ピノチェト政権への国際的な風当たりが強まる中、ピノチェトの任期延長の是非を問う国民投票の実施が決まった。任期延長に反対する「NO」陣営は、若き広告プロデューサーのレネを採用してキャンペーンを展開するが……。日本では2012年・第25回東京国際映
先日、10月27日より、オレのニューアルバム『LUZ』が店頭、および各種サブスクにて一斉発売、配信されております。よろしくお願い致します。Diskunionを始め、TOWERrecordやHMV、それからAmazon等々からも注文いただけます。ーーーーーーーーーーー先日、ここでも書いた、特典ミックスCD。↓その、わたくしのソロアルバム『LUZ』を、diskunionでご購入いただいた方への、特典として作りました。…その特典は数に限りがあります。なのでdiskun
1973年9月11日映像開始後、59秒くらい、大統領官邸を攻撃爆破する戦闘機。映画『チリの闘い』予告編南米チリの伝説的映画監督、パトリシオ・グスマン監督による史上最高のドキュメンタリー映画、『チリの闘い』2016年9月10日(土)ユーロスペースはじめ全国公開!第1部「ブルジョワジーの叛乱」第2部「クーデター」第3部「民衆の力」『チリの闘い』はパトリシオ・グスマン監督による三部構成のドキュメンタリー映画である。東...m.youtube.com映画『チリの闘い』予告編IVCC
中南米のガンはコイツだよ!
こんばんは、澤田英語学院のMattです。昨日のブログの記事で今日は少し英語のクイズをやります。以下の単語がぱっと訳せるかみてください。1.Marxist2.overthrow3.dictatorship4.legitimately5.turmoil6.usher7.repression8.unparalleled9.dissent10.instarkcontrastto11.se
1988年、チリでは国民投票によって民主主義革命が実現した話は先日書いた。その前年の1987年、当時のローマ法王(教皇)のヨハネ・パウロ2世は、軍事政権が続いていたチリを訪れた。その時の様子を取材したジャーナリスト元朝日新聞の伊藤千尋さんのご著書『世界を変えた勇気』からまた要約して、皆様に広めます。*****************ピノチェト将軍による軍政時代の1987年、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世がチリを訪れた。若者たちによる歓迎集会が開かれた。会
伊藤千尋さんの著書。『世界を変えた勇気』の、チリの民主化運動の話が、今の日本に似てるので要約した。*****************************************1970年、南米初の普通選挙でチリに樹立したアジェンデ政権は、社会民主党と共産党などの民主勢力の連合政権だった。アメリカにとっては、自国の「裏庭」にキューバに続く左翼政権が誕生し、目障りだった。そこで、チリの軍人ピノチェト将軍をけしかけて、1973年にクーデターを起こさせた。民主
1970年、チリでは…サルバドール・アジェンデの社会主義政権が誕生した。しかし、1973年、米ニクソン政権でアジェンデ打倒の謀略計画が進められ、アウグスト・ピノチェト将軍が、CIA工作よる資金援助を受けて、軍事クーデターを起こし、アジェンデ社会主義政権(アジェンデは自殺と発表されるが暗殺の疑いが濃厚)を崩壊させた。そして、ピノチェト軍事独裁政権が誕生した。ラテンアメリカ各地では、フォルクローレのメロディに社会的な主張を込めた歌によって闘う、ヌエバ・カンシオン(Nueva
『死と乙女』【作】アリエル・ドーフマン【翻訳】浦辺千鶴【演出】小川絵梨子【出演】宮沢りえ堤真一段田安則三軒茶屋のシアタートラムにて鑑賞。宮沢りえの舞台女優としての力量に惚れているので、彼女の出演する舞台はできるだけ観るようにしている。ピノチェト軍事独裁政権が終焉を迎えた1990年頃のチリを舞台に、ある夫婦と彼らの自宅を訪れた医者の3人だけで繰り広げられる密室劇。宮沢りえ演じる妻が、ピノチェト政権時代に体験したある忌まわしい記憶が織りなす、疑惑と不審が錯綜する心理サ
2019年2月21日(木)こんな歴史があっただなんて…8:00起床。バルパライソの滞在先(LaJoyaHostel)は朝食付き。シリアル、パン、スクランブルエッグ、ヨーグルト、ジュースというシンプルな朝食でした。11:00にチェックアウト。サンティアゴに戻ります。バルパライソのバスターミナルにて席について爆睡。サンティアゴの"Pajaritos駅"で降りるつもりが、まさかの寝過ごしてしまうという事態…(;'∀')着いたのは、大きなバスターミナル(TE
あっという間の6日間の旅でした何も事故がなかったから言えることですが『怖い南米」のイメージは覆されましたアルゼンチンウルグアイペルーブラジルコロンビア行ってみたくなりましたバルパライソ同様サンティアゴでも沢山のウォールアート見かけましたベンチアートもオペラ座フランス語での会話が粋な時代もあったようですモネダ宮殿(大統領府)
南米チリで珍痔憂主義政権が発足した「おめでたい」9月11日を記念して、珍痔憂主義者が敬愛する「将軍様」をあしらった新商品が発表された(笑)その名も、お尻スッキリ!!ピノシュレット!!!!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
まずはじめにコロニア・ディグニダナチス残党が設立した奴隷制コミューン知らなかっただから実話。。洗脳の怖さコロニア[DVD]3,564円Amazon
こんばんはご覧頂きありがとうございます\(^▽^)/本日も想像力とヒトラーの残影というテーマでコロニアという映画を解説してみたいと思います。2000年以降増加し続けているヒトラー関連の映画でも、ヒトラー関連の映画が増える事は何か問題があるのでしょうか?確信がある訳ではないのですが映画などによってヒトラーに感心を持つ人が増えるとヒト
「チリの闘い」第1部第2部をみる@京都みなみ会館第1部『ブルジョワジーの叛乱』第2部『クーデター』第3部『民衆の力』は調整がつかず断念1973年チリ9.11大統領府空爆で幕を閉じたアジェンデ社会主義政権その終焉に至る迫真の記録1970年政権樹立後、反アジェンデ勢力包囲のなか、1973年の総選挙でも持ち堪えた民主連合政権は、むき出しの蛮行によって途絶を余儀なくされた権力を奪取したピノチェト軍事政権下で、数万人が反政府活動の容疑で殺害されたとも言われるそうした世
フロリアン・ガレンベルガー『コロニア』冒頭に配置されたタイトルバックには、パトリシオ・グスマン監督によるドキュメンタリー『チリの闘い』から1973年9月11日に発生したアウグスト・ピノチェト将軍による軍事クーデターへと至るチリ国内の混乱ぶりが、当時の映像として引用されていた。ドキュメンタリーのタイトルバックからフィクションの本編へと移行すると、その主人公がチリ人ではなくドイツ人である事が判明する。ドイツからやって来たダニエル(ダニエル・ブリュール)は、サルバトール・アジェンデ大統領を支援
うーむ、何だか涼しくなって参りましたな。いや嬉しい。ここで一句。(↑涼しくなると一句ひねるたくなる特異体質)ずんだ餅ーああずんだ餅ずんだ餅(...)フッ、いつもいつも私だって涼しさばかりを歌っているわけではないのだ。「...」(←呆れて声も出ない読者)フッ、皆さんもこのひねりには驚いたようだな...(呆れてるんだ!)うーむ、しかし...詠めば詠むほど句才のなさを実感するのは何故だろう?(わかってるんなら詠むな!)字数だけは合ってるんだけど...何はと