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科学技術の絶え間ない進歩に伴い、美容医療の分野でも常に革新的な技術が模索されており、その中でもピコ秒レーザーと民間脱毛技術の組み合わせは、美を愛する女性にとって施術の快適性と利便性を向上させてきました。以下に私の個人的な経験を共有します。ピコ秒レーザーについて知ろうピコ秒レーザーは、非常に短いパルス時間で皮膚の深部に正確に作用し、色素沈着、そばかす、ニキビ跡などの除去に効果があり、肌状態の改善も期待できる高効率レーザー技術です。そしてコラーゲンの生成を促進します。私もピコ秒レーザー治療
週末は福岡にてレーザーの講演でした。レーザー会社のセミナーです。まず第一部はピコ秒レーザーを用いたシミ治療と全顔の美容的な治療について。そして第二部はピコ秒レーザーのラウンドテーブルディスカッションにて基礎的内容の講演と症例検討の座長のお役目。かつては扱うのが難しいとも言われた1064/532nm波長のピコ秒レーザーPicowayですが、理論に基づいた治療の組み立て方が分かればその効果は素晴らしく、そして730nm波長という安全で自由度の高いショートパルスハンドピース登場で、多くの医
5月1〜2日は台北で開催されたAMWCAsia2021に参加しました。と言ってもバーチャルです。毎年ゴールデンウィークは台湾に行ってこの学会に参加していたのですが、昨年は中止、今年はバーチャルで開催でした。事前に録画したプレゼンを送付して、お終い。オンラインでの質疑応答もあったのですが、都合がつかず、発表のみで失礼させて頂きました。今回発表したのは、たるみなどの機器治療がいかに予防的側面を持つのか、そしてピコ秒レーザーの多波長組み合わせ治療です。機器治療の予防的側面は最近私が力を入れ
最近、秋の学会シーズンです。ずっとweb開催だったものが、国内は徐々にリアルな学会になりつつあります。ただし、やはりハイブリッド形式で、会場とwebの両方を使う形式です。昨日は第29回日本形成外科学会基礎学術集会(会長横浜市立大学形成外科前川二郎教授)に参加しました。場所はパシフィコ横浜ノース。本当にノース。雨の中、端にある会場まで歩くには遠い。。。。基礎学術集会は、研究主体の学会です。私も大学病院勤務時代は細胞培養したり組織学的データを取ったりして、初期の頃の学会には勇んで参加したもの
皆さん、こんにちはタトゥー除去のご案内です😌💐当院は、ピコレーザーによるタトゥー除去を行なっております✨✨✨ピコレーザーは、従来の機器では難しかった複雑な絵柄やカラータトゥーにも対応できる医療レーザー機器でございます👏✨しかも、短い照射時間でインクを細かく破壊する事ができ、細かく破壊されたインクは体内から排出されやすくなるため、従来のレーザー機器よりも施術の回数が少ないのも大きな特徴です💪✨皮膚やお体へのダメージが少なく、安全性の高い治療でございます😊✨局所麻酔が必要な為、注入の際は
異所性蒙古斑や太田母斑という青みを帯びた青あざに対してはピコ秒レーザー(エンライトン)が5月から保険適応となりました。疾患によって保険診療で治療可能な回数や治療間隔は異なります。治療費は施術範囲によって異なりますのであらかじめ診察時にご相談ください。レーザー照射後は赤みや内出血、かさぶたなどが生じる場合があります。1回治療後は1-数カ月色素沈着が出現することがあります。元の色調よりも一時的に濃くなる場合がありますが時間とともに改善していきます。施術前→1回照射半年後1
姫路の美容外科・形成外科・皮膚科・美容皮膚科・小児外科姫路さくらクリニックです。皆様こんにちは、スマイルコンシェルジュの木村です。今回はこちらのレーザーを紹介しますピコトーニングをご存知でしょうか?ピコトーニングでは、「ピコ秒:1兆分の1秒単位」で照射されるため、肌にやさしく、よりスピーディな治療が期待できます。お肌全体のトーンアップ、ホワイトニングと毛穴引締め効果もあります。従来のレーザートーニングよりもお肌に優しく、高い効果が期待できます。肝斑やくすみ、色素沈着にお悩みにも方に
昨日まで夏季休暇にて休診でした。期間中は海外でリフレッシュしてきました。ただ、なかなかゆっくり出来ず。日本において皮膚科形成外科系のレーザーを最も販売しているキャンデラ社の日本法人設立30周年記念パーティーと講演会が開催されました。一昨日は祝宴。米国本社社長なども参加して盛大におこなわれました。レーザー黎明期から活躍されている諸先輩方が出席されており、いつもにも増して恐縮気味での参加。しかし5分ほどのスピーチまで頼まれてしまいました。帰国当日なので、やや時差ボケ。失言しないよう注意しつ
今回の熊本の美容皮膚科学会で、もひとつ気になったのは、ネガティブ系です大手アラガン社の豊胸バッグに発ガン性があり、回収になったとか、繰り返しヒアルロン酸やボトックスの治療を受けて、人間としておかしいような顔になっていってしまったとか美容皮膚科の知っておかないといけないネガティブ面のお話が、結構多かったのです。そして、私の大事な恩師である葛西健一郎先生の真実シリーズ❗レーザートーニングの真実に続くピコ秒レーザーの真実これはまたまた面白かった。ピコ秒レーザーというのは、と
週末は仙台へ出張でした。昨年の東北・みやぎ復興マラソン参加以来です。今回はレーザーのセミナー講演でした。東北大学皮膚科教授相場節也先生が座長。演者はほかに同大学皮膚科の浅野雅之先生と元町形成外科の橋田直久先生。橋田先生は25〜26年来の付き合いがある古くからの『悪友』です。非美容のレーザー治療をしていた頃からのお付き合い。今回私はピコ秒レーザーの話し以外にほくろや傷跡の治療に用いる炭酸ガスレーザーの話しをさせて頂きました。橋田先生もピコ秒レーザーの講演(&脱毛レー
スーパー超短レーザーの2019現状と応用展望超短レーザおよび超強力レーザは、パルスの長さに応じて、ナノ秒、ピコ秒、およびフェムト秒のレーザに分けることができます。ナノ秒レーザー:例えば、米国のNIFレーザー、フランスのLMJ、中国のShenguangIVが最も高価であり、エネルギーはメガジュールのオーダーです。放射流体力学、レーザー核融合中心点火関連物理学および実験室天体物理学で主に使用されている、そのようなレーザーは高価であり、いくつかの国立研究所でしか造ることができない。ピ
20代女性、ピコプレミアムの1回照射です。幼少期からの雀卵斑(じゃくらんぱん、つまりソバカス)がメインで、これまでにあらゆる治療を受けたことがあるそうです。よくご質問としてお受けする照射後の痂皮(薄いカサブタ)に関して、お見せしましょう。前↓照射2日目↓照射8日目の順で写真を並べていきます。正面照射前照射2日目↑全体的にちいさな痂皮になりました。照射8日目↑痂皮は取れました。ある程度強く反応させているのでよく見ると雀卵斑があった場所の色の抜けがありますが、今後なじ
今年になって始めた治療の一つにピコ秒レーザーの全顔照射があります。当院で導入の機種ピコウェイは、KTPという波長のメラニン反応性の高さとレーザー照射時間の短さから、薄いシミも取れるという事で非常に優れており、シミ取りのストレスからかなり解放されたのですが、顔全体の照射に関しては他社の波長の方が取り扱いしやすく、なかなか最適な手法を見出せないでいました。もちろん、ピコ秒レーザーによるレーザートーニング(肝斑治療)によって肝斑に関しては顔全体照射が出来ましたが、様々なメラニン系のもの、シワや
先週末は日本美容皮膚科学会に参加してきました。今回の会長は近畿大学奈良病院皮膚科教授の山田秀和先生。アンチエイジング領域の第一人者です。この学会は皮膚科の中で美容に特化した学会で、ここ数年大盛況。今回も聴衆が多くて会場から溢れ出すような状況も多々ありました。美容外科学会のように最先端、マニアックな部分は多くなく、皮膚科らしく基本に忠実に、かつ学術的にという傾向にあります。土日の2日間開催されたので,土曜の早朝に大阪へ移動。朝から参加です。今回私がおこなった講演は2つ。一つ目は企業の
先週末からいよいよ今年の学会活動も本格的に始まりました。土曜日は日本美容外科学会JSAPS。形成外科医系の学会です。組織会長の青木律先生による美に対する哲学や概念・歴史の講演をはじめ、日本医大形成外科教授の小川令先生のメカノバイオロジーの興味深い講演など充実した内容でした。メカノバイオロジーの講演は何度か拝聴していますが、細胞や組織に与える物理的な力がその機能を制御するという考えは、大変面白く、美容医療の分野でもいつかは応用されるのだろうと思います。そして私はシンポジウムでピコ秒レーザー
先週日曜はレーザー会社のミーティング。新しいピコ秒レーザーに関しての現段階におけるアジアの現況報告、各国がどのように使用しているかなどを話し合う会合、Asianparamtermeetingでした。以前から何度か書いていますが、ピコ秒レーザーは現在世界の皮膚レーザー治療において最も注目されている機器であり、入れ墨に関してはその効果の高さは実証されています。そして最近ではシミ治療に関しても、その優位性が論文などで報告され始めてきました。ただ、やはりシミにおいてはアジア人のデータが必須で
前回の続き。日本美容外科学会2日目です。まずは朝からシンポジウムを拝聴。老化の真実というテーマで、顔面の加齢による変化を解剖や画像などから検討する内容でした。国際医療福祉大学三田病院放射線科の奥田逸子先生の表情筋に関する画像で捉えた知見はいつ見ても新しい発見があり、今回もとても勉強になりましたし、新しいアイデアも見つかりました。最近直接お話しさせて頂く機会も何度かあり、今後も色々と御教授頂けそうです。他にも東京医科歯科大の解剖学、秋田恵一先生のMalarismuscleという下眼瞼周囲の