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ドキュメンタリーでもない、絵日記のような不思議な作品。全編を通して柔らかい雰囲気で間延びもしない。長回しのカメラワークも良かったし、どくどくの映像美というかカット割りかな。「田舎で後手は犯人みたいだからだめ」っての、田舎の事を言い当ててるようで笑ってしまった。
魔性の女に魅了され、夢とうつつを行き来する男の姿を描いたヒューマンドラマ。開始1時間11分でタイトルが出てくるので、前半と後半の二部構成といったところかな。やっぱりタン・ウェイは上手いな、見せる見せる。表情一つで持っていく。口紅を塗る鏡のシーンの撮り方も秀逸。舞台で歌ってた歌手の上手なこと上手なこと。
■『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]2018年/中国=フランス映画/138分監督:ビー・ガン出演:タン・ウェイ/ホアン・ジュエ/シルビア・チャン/チェン・ヨンゾン/リー・ホンチー■2020年劇場公開作品18本目見終わって「何一つ殆ど砂粒ほども理解できない」。☆☆☆☆★★[90]だと思った。見た「理由」は、映画雑誌『SCREEN』の『SCREEN映画評論家が選んだ最も優れた映画2020』の「28位」だったから。「予備知識完
ワンコインで観られるショートフィルム(15分)猫グッズブランドの依頼を受けて制作されたらしいのですが、主役が黒猫だというほかには、猫感は感じられませんでした^^;ビー・ガン監督らしく、夜のイメージの強い幻想的な作品。『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』の時にも感じたのですが、ビー・ガンワールドって中毒性がありますよね…「酔う」という言葉がぴったりくる『ロングデイズ…』に続いて、やっぱり夢を見ているようなこの作品。実は私、もう一度観に行こうと思ってます。ビー・ガン監督の作
全国7館でしか上映しない15分の短編作品だ。「凱里ブルース」「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」で特異な映画世界を体験させてくれる中国の才人ビー・ガン監督の新作らしい。2022年カンヌ映画祭短編部門で突如発表された本作は、黒猫(と言っても単なる設定)が3人の奇人と会う話だ。その3人とは、ほろ苦さと引き換えに、めずらしい飴を配るロボット。愛する人を忘れるために、食すると記憶が短くなるという麺を啜る女。時間を操る魔法を使えるようになりたくて、劇場に棲みついた悪魔。これだけでは何のことだ
BiGanASHORTSTORYビー・ガンショート・ストーリー2023年10月27日公開「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」の中国の鬼才ビー・ガンによる15分の短編映画。三人の奇人に会うために旅立つ黒猫の奇想天外な寓話的映像体験の冒険を描く。あらすじ孤独で変わり者の黒猫は、自由になりたいカカシに「この世の中で、一番大切なものは?」と尋ねる。カカシは答えに困り、三人の奇人と会うように黒猫に伝える。その三人とは、ほろ苦さと引き換えに甘い飴を配るロボット、愛する人を忘
ツイート転載「アクロス・ザ・スパイダーバース」トロッコ問題と子どもという存在の無力さ無敵さ。ただただおもしろく“ただただ“が尋常じゃなく圧倒的。エンタメ想像力の王道ド真ん中かつエッヂ最先端現在進行形凄い。「ビヨンド」待ち遠し過ぎ!含めて1本の作品として位置付けたいので本作は23年番外ベストで🕷️推しはピーター。クレヨンしんちゃんのひろし対抗できうるのって最早スパイダーバース自身しかなさそう…いやゆでたまご先生ならって期待💪「あやうしライオン仮面」でのドラえもんたちの気持
『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』(2018/日本公開2020)原題は『地球最后的夜晩』、英題は『Day'sJourneyIntoNight』。中国、フランス合作映画。監督・脚本ビー・ガン賭博の管理を仕事にしているルオ・ホンウ(ホワン・ジエ)は父親の死をきっかけに凱里(かいり)に帰郷する。凱里には博打で借金まみれだった白猫=パイマオ(リー・ホンチー)という友人が死んだ辛い思い出がある。白猫にはヅオ(チェン・ヨンソン)という男にりんごを届ける役目を頼まれていたが、ちょ
『凱里ブルース』(2015)中国映画。監督・脚本ビー・ガン抒情的で難解な詩(私に感性がないせいか)に、字幕を追うもんだから何がどうなってるのかわからない。ただ、牧歌的な風景とそこにいる動物や人の温度、湿度、生活臭がする画に、何とも言えないノスタルジーを感じ、その映像の端々に引き込まれる。生活用具だったり遊具だったり、その物を扱う人のすごく細かい動きが気になっていく。そして中盤を過ぎたあたり、チェンがウェイウェイを探しに鎮遠(ジュンユエン)へ向かう途中の村(ダンマイ)での40分間に渡る
今週は中国・台湾映画紹介週間。本日は二日連続で中国映画の新鋭涯てへ監督紹介。「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」ビー・ガン監督昨日紹介した中国のビー・ガン監督の二作目。カンヌでも話題になってました。さてどうでしょうか?今作もデビュー作と同じく凱里が物語の舞台。主人公は、父の死をきっけかけに、長い間帰ってこなかった故郷に戻ってくる所から始まります。主人公にとって、凱里は苦い思い出の地でしかありませんでした。それはヤクザの抗争で
今週は中国&台湾映画紹介特集。初日はコチラ!「凱里ブルース」ビー・ガン監督世界の映画祭で話題になっている中国の新人監督。次作である(ロングディズ・ジャーニー)の方が話題何ですが、先ずはデビュー作の今作から。話題作は明日紹介します。さてどうでしょうか?物語の舞台は中国の亜熱帯地方、貴州省の霧と湿気に包まれた凱里市。主人公は小さな診療所に身を置いて、老齢の女医と淡々と暮らす男性。主人公が刑務を終えて帰還したときには、彼の帰りを待っていた
少し晴れ間が見えた⛅️仕事で観たけど、驚いた❗️先日書いた記事です⤵️後半60分、脅威のワンシークエンスショット映像は圧巻!鬼才ビー・ガン監督の『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』がdTVで配信開始!|dTVinformation『凱里ブルース』(’15)で鮮烈な長編デビューを飾った中国の新世代監督ビー・ガンの注目の長編第2作『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』がdTVで配信スタートいたしました。dtv.jpビー・ガン監督「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」
作風を固めて、より洗練された、二作目。『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』ビー・ガン監督去年観た映画で一位だった『凱里ブルース』と同じ監督の二作目。名画座でその後に観たからか、1回目ほど衝撃はなかったけれど、ただ喚起する感動は確かなものがある。『『凱里ブルース』ビー・ガン監督』去年観た中で一番の映画。『凱里ブルース』ビー・ガン監督いやぁ。観た後に、ひさびさに痺れた作品。もう凄すぎて「うわぁー」ってずっと打ちひしがれて、一週間くら…ameblo.jpどちらが良い作品
去年観た中で一番の映画。『凱里ブルース』ビー・ガン監督いやぁ。観た後に、ひさびさに痺れた作品。もう凄すぎて「うわぁー」ってずっと打ちひしがれて、一週間くらい沸々としてたんですよ。あまりにも凄すぎて、レッスンの雑談コーナーで熱弁を奮ったくらい好きなんですよ。そして、熱弁すぎて、なまる、なまる。もう、ポイントがぽんぽんぽんと三つくらいあるんですよ。とりあえず、挙げると、①前半の印象的なシーンの断続と連続②後半の怒涛の伏線回収のワンカット③面白い映像美この三つ。詳
今年の春に公開された作品。ようやく観てきました。公開は前後しましたが、『ロングデイズ・ジャーニー』の前作。タイトルが出るタイミングや手持ちカメラの長回しなど、独特のスタイルはすでに確立されていたことが分かります。鏡の使い方や時計の針など、面白い映像も多く、途中で詩が何度も朗読されるのも、このなんとも言えない雰囲気を助長させていて、ロング…よりはストーリーが分かりやすいのですが、それでもダンマイ村に入っていくと、???ということが多々起こり「ああ、時空が歪んでいるのか…」と気付き
CAST:チェン・ヨンソン、ヅァオ・ダクィン、ルオ・フェイヤン、他STORY:凱里にある小さな診療所に勤務しているシェン。刑期を終えて、凱里に帰った時には妻は既に亡くなり、可愛い甥も何者かによって連れ去られてしまっていた。シェンは年老いた女医のかつての恋人を捜す旅に出るのだが・・・(2015中)1時間50分「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」で注目を浴びたビー・ガンの初長編監督作品。話より映像に魅了される映画、というのは多々ありますが、この作品も含蓄あ
この日は土曜日で休み。朝食はバナナ2本。ランニングは7時半過ぎから。目黒区の都立林試の森公園などを約13km。最近は暖かい日が続いていて、走っていても気持ちがいい。昼食は大森の中華料理屋へ。日替わりランチから、Bの鶏肉の甘辛味噌炒め。700円。美味しいのだけど、ひとつひとつが小さく切られて食べにくい。スプーンが欲しくなった。それから中国映画の2本立て。いずれもビー・ガン監督作品。「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」と「凱里ブルース」。現実と過去と夢とを行ったり来たり
監督・脚本:ビー・ガン出演:チェン・ヨンゾンルナ・クォックユ・シシュ中国の新世代監督ビー・ガンの初長編監督作品。監督自身の故郷、凱里で撮影された。凱里の小さな診療所に勤務し、幽霊のように毎日を送るシェン。刑期を終えて、凱里に帰った時には妻は亡くなり、かわいがっていた甥も何者かに連れ去られた。シェンは甥と同じ診療所で働く年老いた女医のかつての恋人を捜す旅に出る。その途上で立ち寄ったダンマイという名の村は、過去の記憶、現実、そして夢が混在する不思議な村だった。あんまり面白くなか
「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」のビー・ガン監督の2015年製作の初長編監督作品です。凱里にある小さな診療所に勤務し幽霊のように毎日を送るシエン。刑期を終えて凱里に帰ったときにはすでに妻は亡くなり可愛がっていた甥も誰かに連れ去られていた…アウトローなおっさんの話かと思いきや急に野人が出てくるとかいう話になったり、時を戻そうとする若者が登場したり、無茶苦茶移動シーンのある長回しがあったりシュールだけど、田舎のリアルと独特のダンディズムに貫かれた作品で妙に味わい深くつげ義春の「ねじ式」
「凱里ブルース」を観てきました。凱里ブルース|路边野餐|reallylikefilmsポエティックな世界観の中に紡がれる、男の魂の彷徨。愛したひとたちの幻影を追って、彼が辿り着いた街とは…。『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』のビー・ガン監督の原点が、遂に公開へ!4月28日(土)より#シアター・イメージフォーラムにてロードショー。シネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、元町映画館他での上映も決定!!www.reallylikefilms.com凱里にある診療所で年老ひた女医を
7/1(水)@渋谷シアター・イメージフォーラムにて凱里ブルースhttps://www.reallylikefilms.com/kailiblues2015年|中国|110分監督・脚本:ビー・ガン出演:チェン・ヨンゾン、ヅァオ・ダクィン、ルナ・クォック、ユ・シシュ他緊急事態宣言が出される直前に観た映画「ロングデイズ・ジャーニーこの世の涯てへ」の『ロングデイズ・ジャーニーこの世の涯てへ』4/1(水)@阿佐ヶ
本日深夜24時(土曜日午前0時)から、僕がパーソナリティーをつとめる1時間のラジオ番組『デッキーの映画CaaaaN!!(通算507回目)』が、クローバーラジオさん(FM77.5)で放送されます!☆本日紹介する新作映画●『凱里ブルース』&『ロングデイズ・ジャーニー/この夜の涯てへ』ビー・ガン監督インタビュー(オンライン「リビングルームシアター/架空映画館」上映作品)●『ホーンテッド/世界一怖いお化け屋敷』●新作DVD『仮面
父の死をきっかけに故郷に戻ってきたルオそして故郷で懐かしい女と友人の事を思い出していたその思いを秘めたまま街を歩くが?公式サイト鑑賞日2020年5月9日映画館キネマ館故郷に戻るとふと昔懐かしい思い出が蘇る・・そういうものもあるかと思いますきっと、あるはずだ、ねぇ。本作はそんな懐かしの思い出を巡る旅の話。なのですが、結構難解なんですよね、コレ。後半が3Dかつワンカットという事をウリにしていたりします。本作のポイントは蘇る記憶。父
本日深夜24時(土曜日午前0時)から、僕がパーソナリティーをつとめる1時間のラジオ番組『デッキーの映画CaaaaN!!(通算498回目)』が、クローバーラジオさん(FM77.5)で放送されます!☆今週紹介する新作映画●4月17日公開映画『凱里ブルース』ビー・ガン監督インタビュー●未放送オススメ映画コーナー(2020年1月~3月分)電波の入らない地域にお住まいの方でも、インターネットのサイマルラジオ放送を通じて聴いて頂
4/1(水)@阿佐ヶ谷ユジク阿佐ヶ谷にてロングデイズ・ジャーニーこの世の涯てへhttps://www.reallylikefilms.com/longdays2018年|中国・フランス合作|138分監督・脚本:ビー・ガン出演:タン・ウェイ、ホアン・ジエetc映画館で予告を観て気になっていた作品後半の30分は3Dになっているようなのですが私が観たのは2D上映それでも映画館という暗い四角い箱の中で観ら
「凱里ブルース」で注目を集めた中国の新世代監督ビー・ガンの第2作。途中3Dになるという演出が話題の作品です。故郷凱里へ戻ったルオ・ホンウは幼なじみの白猫の死を思い起こす。香港の有名女優と同じワン・チーウェンと名乗った彼女の面影を追い…なんと言うかひたすら男が女の面影を追ってさすらい後半3Dになってから出会った女といい感じになる話でした。中国映画というと最近は悪趣味なCGを多用したファンタジーか小市民な生活感ある作品か歴史を美化した戦争映画かって感じの作品が多いですがそのどれにもあてはまらな
【ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ】初監督作「凱里ブルース」で注目を集めた中国の新世代監督ビー・ガンの第2作。自分の過去をめぐって迷宮のような世界をさまようことになる男の旅路を描いた。途中に3Dのワンシークエンスショットが入るという演出があり、物語の中盤で主人公が映画館に入り、現実と記憶と夢が交錯する世界に入り込むと同時に、観客も3Dメガネを装着し、その世界を追体験することができる。父の死をきっかけに、何年も距離を置いていた故郷の凱里へ戻ったルオ・ホンウは、そこで幼なじみである白猫
後半の3D長回しはもちろん、ずっと夢を見ているような作品でした。前半から雨の映像の美しさに見入っていたらストーリーが分からなくなってしまい、理解しようとすることを諦めざるを得ずそうしたら、より自由に楽しむことができました。後半はカメラが動く人・物を追って動いていく映像が印象的で、しかも、前半に出てきたものが後半にもう一度出てくるのがいかにも夢という雰囲気。子どもの頃、お母さんが蜂蜜を盗むのに松明を使って蜜蜂を避ける話があり、後半は松明を持った女が蜂の巣状のフェンスの前に佇む…のよ
ビー・ガン監督「ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ」ウォン・カーウァイがデヴィッド・リンチの映画を撮ったらこうなったみたいな、まさに夢を見ているような感覚で、正直よくわからない物語ではある。しかしラスト1時間のワンカット撮影ですべてがぶっ飛ぶ。撮影だけでは「1917命をかけた伝令」を超えている。いったいどうやって撮ったんだ⁈わけなど分からなくても、至福の映画体験ができた!
試写会で拝見した本作、「凱里ブルース」に次ぐ中国の新世代監督ビー・ガンの第2作目。映画が夢に過ぎないこと、そのことがこんなに現実的で、観客にとって自分の記憶の淵を見せつけられる経験になるとは思わなかった。私が言う「映画が夢」というのは、過去のハリウッド映画やディズニー映画のような子ども向けの絵空事ではない。しかし、ビー・ガンが展開するこの世界も「現実」ではない。実は複雑な伏線が、観客にとって闇の中を想像させる「何か」を誘発する。故郷の凱里(カイリ)に帰ったことから始まる女のイメージ。かつて