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1970年代から映画館に出掛けることが多くなった私ですが、結婚して家庭を持ってからの10数年間は、ほとんど映画館とは“隔絶”した状態でした。そのため、ちょうど1990年代に公開された映画はまさに“未開”の領域に近く、その時期の作品の上映機会があれば、なるべく出向くようにしています。そんなスクリーン鑑賞の2作品です。1本目の映画『恋人までの距離』は、後にシリーズ的な展開となるリチャード・リンクレイター監督が撮り上げた極上ともいえる恋愛映画。2本目の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』は、ロサ
ビフォア・サンライズ恋人までの距離Filmarks主催のリバイバル上映プロジェクトにて、今回はバレンタイン企画として、2月14日を含む2週間、恋愛映画の金字塔として多くのファンを持つ『ビフォア・サンライズ恋人までの距離』が上映されます。『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』へと続く「ビフォア」三部作の一作目である本作は、パリへ向かう長距離列車の中で出会った二人のウィーンで過ごす一夜を描いたストーリーです。1995年の公開から約30年ぶりの劇場公開となり
『ビフォア・サンライズ/恋人までの距離』【原題】BeforeSunrise【製作年】1995年【製作国】アメリカ【監督】リチャード・リンクレイター【主なキャスト】イーサン・ホーク、ジュリー・デルピーこの季節になると観たくなる三部作。パリ行きの列車で知り合った、🇺🇸男子と🇫🇷女子。登場人物は、ほぼ2人だけ。途中下車して14時間だけ、ウィーンを巡る。言ってしまうと、ただそれだけですが…魅了されます時に知的で、時に幼い、キュートな2人の会話に聞き耳を立てている感じ。
“ピアニスト映画祭り”の一環で、ドキュメンタリー映画「グレン・グールド天才ピアニストの愛と孤独」を観た。グレン・グールドが、1982年に50歳の若さで亡くなっているので、当然、今や皆がご高齢だが、彼と関わりのあった何人かの女性が登場し、当時のことを写真や映像付きで話していて、“三角関係なんて原始時代からあって、珍しくもない”と笑い飛ばす、人妻の画家コーネリア・フォスと、グレンとのエピソードが
1995年のアメリカ映画です🇺🇸ベルリン映画祭銀熊賞受賞作です。監督はリチャード・リンクレイター。アメリカ人青年ジェシー(イーサン・ホーク)と、ソルボンヌ大学に通うセリーヌ(ジュリー・デルピー)は、ユーロトレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い…そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた……。ウィーンの街を歩きながら
主役のブレイク・ジェンナーが映画「リトル・ダーリング」の、マット・ディロンのようだと思いつつ、リチャード・リンクレイター監督映画、「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」を観ていた時だった。『ビフォア』シリーズでお馴染みの、男女が歩きながら会話する長回しのシーンで、ふと、ゾーイ・ドゥイッチが、ジュリー・デルピーに見えたのだ。そうなるとブレイク・ジェンナーが、イーサン・ホークに見えな
週末にAmazonPrimeでレンタルして観た映画ビフォア・サンライズ恋人までの距離ビフォア・サンライズ恋人までの距離(ディスタンス)(字幕版)Amazon(アマゾン)299円「夜空と交差する森の映画祭2020」から届いた手紙の中に触れられていた映画です。いつもは野外で開催しているという映画祭が今年はオンラインで開催されたそうで、どんなかな?とに申し込んでみたところ、先週第1回目の手紙が届きました。惑星旅行の旅に出る「ぼく」から、出発の地球の惑星ターミナルか
映画「木靴の樹」を観た。6月のこの時季は尚更、“ヨーロッパの町並みとバッハ”という組合せに、映画「ビフォア・サンライズ」を彷彿させられ、色々な意味での『伝承』という言葉を気に留めながら観た映画で、一つ一つのエピソードが説教のように思えて、心に染みたり、考えさせられたりを繰り返していたが、この映画の美しい世界観に呑み込まれたまま、最期は暗黒の世界へと追いやられ、何とも重たい気分で観終えた映画だった。“死ねと言うのと同じじゃないか”と憤りながらも、
恋愛映画の金字塔「ビフォア」シリーズなどで知られる映画監督リチャード・リンクレイター。彼の素顔を本人と関係者の証言と共に綴った「リチャード・リンクレイター職業:映画監督」(2016年)は興味深い内容でした。「6才のボクが、大人になるまで。」(2014年)"Boyhood"PhotobyGlobalPanoramasource:https://flic.kr/p/oojwZF斬新なアイディアを実現するリンクレイター。インディペンデントかハリウッド大作かは関係なく。
ユーロトレインの車内で出会った男女。お互いに惹かれ合い、ウィーンで途中下車し街中を散歩しながら過ごす14時間。恋人になるまでの距離を描くラブストーリー。———————————————旅先での素敵過ぎる思い出。.[Movie_2019_vol.01]DVD———————————————BeforeSunrise-OriginalTheatricalTrailerbyYouTubeビフォア・サンライズ恋人までの距離[DVD]936円Amazon
映画のロケ地巡り。今回は、僕の大好きな映画『ビフォア・サンライズ/恋人までの距離(ディスタンス)』です。公開されたのは1995年。続編も作られていますし、ファンも多い恋愛映画のクラシックではないでしょうか。英語版予告編解説ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク共演によるラブ・ロマンス。列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。allcinem
「ビフォア・サンセット」(2004年)は「ビフォア・サンライズ恋人までの距離」から始まる三部作の第二作目です。前作でウィーンの夜を過ごした二人の9年後の再会を描いています。大分前にも記事にしましたが大好きなんですよね、このお話(※今回はネタバレです。ご了承ください)。"BeforeSunset"Photobyriceandsoupsource:https://flic.kr/p/8u1ucウィーンの一夜を小説にして売れっ子作家となったジェシー(イーサン・ホー
記録し終えてない展覧会が諸々ありますが、本日はずっと書いてみたかったものを。ブログテーマに「映画と美術」というものを設けてあるのですが、アートに関連する映画だけでなく、様々な映画の中に登場する絵画や美術作品についても触れてみたいな~と常々思っておりました。ので、GWは平常運転だけどなんかしたい衝動にかられてちょっとやってみようと思いもいです(゚∀゚)ノモイついでに美しいインテリアや舞台セットについても、コレが好きアレが素敵と書き散らしたい。ストーリーや感想よりもビジュアルアートを中心
イーサン・ホーク、ジュディー・デルピー主演他。18年前の出会い、9年前の再会。そして本物の愛にたどり着く、真夜中までの数時間―。列車のなかで出会ったアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌ。ウィーンの街を歩きながら“夜明け"までの時間を過ごし、再会を約束して別れた「ビフォア・サンライズ恋人までの距離(ディスタンス)」。それから9年後、ジェシーはウィーンでの一夜を小説に綴り、作家として訪れたパリの書店でセリーヌと再会する。ふたりが過ごした“夕暮れ"までのわずかな時間を描く「ビフォア・サ
イーサン・ホーク主演他。ベルリン映画祭銀熊<監督賞>受賞作品「ビフォア・サンライズ恋人までの距離」から9年後の、恋人たちの“今”。忘れられない人と再会したら、あなたはどうしますか?作家ジェシー(イーサン・ホーク)はパリの本屋の朗読会で、9年前にユーロトレインの中で知り合い、恋に落ちたセリーヌ(ジュディー・デルピー)と再会する。かつて再会の日を決めていながら、果たすことのできなかったふたりは、9年分の埋め合わせをするかのごとくお互いのことを語り合う。しかし、ジェシーの帰国便は85分後。ふたり
来週はバレンタイン・デーですね。そういうわけで今回は「恋愛映画の金字塔」と称される「ビフォア・サンライズ~恋人たちの距離~」(1995)、「ビフォア・サンセット」(2004)、「ビフォア・ミッドナイト」(20013年)の三部作のお話を、と思います。前にも記事にしましたが、まあ、それくらい好きな物語なのですね。「ビフォア・サンライズ」でアメリカ人の青年・ジェシー(イーサン・ホーク)とパリっ子のセリーヌ(ジュリー・デルピー)が列車の中で出会います。二人は途中下車してウィーンの夜を散
イーサン・ホーク、ジュディー・デルピー主演他。恋が生まれる瞬間を、見たことがありますか―アメリカ人青年ジェシー(イーサン・ホーク)と、ソルボンヌ大学に通うセリーヌ(ジュリー・デルピー)は、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い・・・そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた・・・。ユーロトレインの車内で出会った二人
映画の話をしていたら、久し振りに観たくなった映画アレコレ。ビフォア・サンライズ17歳の肖像
今回は「ビフォア・サンライズ~恋人までの距離~」(1995年)からお話を。ユーロスターでパリに帰るソルボンヌ大学生のセリーヌ(ジュリー・デルピー)は、隣席のドイツ人夫婦の口喧嘩に耐えられず席を変えます。たまたまセリーヌが席を変えた先の通路を挟んだ席に座っていたアメリカ人青年のジェシー(イーサン・ホーク)はセリーヌに声をかけます。ウマが合った2人は食堂車に移動して語り合います。予定通りウィーンで下車するジェシーは、一度セリーヌに別れを告げますが、すぐに戻ってきてセリーヌに「明朝の飛行
その昔、古代ギリシャの哲学者のプラトンが「人間球体説」を唱えたんですね。私がこの説を知ったのは今から四半世紀以上前でしたが、多感だった当時の私は「う~ん、ものすごいロマンティックなことをプラトンは考えたんだな」と思った記憶があります。「ビフォア・サンライズ恋人までの距離」(1995年)。ユーロスターの車内で偶然出会った運命の二人の一夜を描いた恋愛映画の金字塔。"BeforeSunrise"Photobyriceandsoupsource:https://flic.kr/p
雨...いや、雪?そう。一応、東京は初雪を観測したらしい。ウチで映画を観た。1995年の「恋人までの距離」という作品。この題名中の「距離」は「ディスタンス」と読むらしい。ちなみに原題は“BEFORESUNRISE”。...この邦題...どうなのよ?カタカナでディスタンスって...ちなみにこの映画、続編があって、その原題は“BEFORESUNSET”。その邦題は「ビフォア・サンセット」...バカ邦題をつけてしまったツケが、続編に...あーあ。全編、イーサン・ホークとジュリー