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2020HugoAwards【TheHugoAwards】http://www.thehugoawards.org/hugo-history/2020-hugo-awards/2020年ロードスター賞(LodestarAward)が発表されました。こちらの賞は、毎年世界のどこかでSFファンの集会「ワールドコン」を催し、1950年代から続くファン投票によるSF文学賞ヒューゴー賞を管理している団体TheWorldScienceFictionSociety(世界SF協会/
【Rakutenブックスよりの引用(☆)】内容情報(BOOKデータベースより)物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。そ
梅雨時は冷えたりなま暑くなったり…昨日は久しぶりに頭痛…配偶者はテニスで留守すぐにロキソニンに頼らないようにしているので横になって中国のSF作家劉慈欣の『三体』読む---------------------面白くて頭痛が紛れ…かなり読み進んだ登場人物のほとんどが物理学者なので物理学的な表現のオンパレード数学物理の苦手な猫ママには読むのに少し根気のいる箇所と面白い部分が交互にやってきて物理学的な内容のウンチャラコンチャラ…は少し
【イントロダクション:Amazonよりの引用(→☆)】【感想】7年前に読んだ同じ著者の「ブラインドサイト」(2006)では、その難解さに大苦戦したが、今回は短編集なので、ずいぶんと読み易い。それでも良く判らない物語もなおあるのだが(笑)「ブラインドサイト」もそうだったが、著者の最大の感心は、「意識、認識、知性、自由意志」等の様だ。それらは人間に固有のものでは無く、機械や、人間とは遥かかけ離れた生命体にも、存在あるいは出現し得るもので、宇宙で特に珍しいものではないと。いいなあ、小松
CatfishingonCatNet(CatfishingonCatNet#1)/NaomiKritzer/TorTeenステファニア(ステフ)はアメリカに暮らす女子高生。離婚したDV夫(ステフの父)におびえる母さんが数か月単位で突然の引っ越しを繰り返すせいで物心ついた頃からずっとアメリカ中を転々としていて、どの町もどの学校も馴染む前に出てしまう。だからリアルの友だちはひとりもいないし、恋もしたことがありません。そんなステフの、どの町へ行っても変わらない唯一の「いつ
フィリップ・K・ディックの最高傑作1963年度ヒューゴー賞受賞作。『高い城の男』第二次大戦の勝敗が逆転した世界を舞台に、現実と虚構の微妙なバランスを緻密な構成と迫真の筆致で書き上げた作品。いつもながらフィリップ・K・ディック氏の作品を一読で理解することは不可能な気がする。何と感想を書いていいのかわかりません。何と説明すればいいのか・・・・・兎に角、読んでみてください。そうすれば解っていただけると思います。※※※※
2020HugoAwards【TheHugoAwards】http://www.thehugoawards.org/hugo-history/2020-hugo-awards/2020年ロードスター賞(LodestarAward)の最終候補作品が発表されました。こちらの賞は、毎年世界のどこかでSFファンの集会「ワールドコン」を催し、1950年代から続くファン投票によるSF文学賞ヒューゴー賞を管理している団体TheWorldScienceFictionSociety(
ヤフーブログ時代に書いた記事に対してアメブロから「4年前の今日あなたが書いた記事があります」と言われました。ヤフーからアメブロに引っ越しした記事はレイアウトが乱れているので修正してリブログしてみます。自分でも懐かしく感じてます。YouTubeの画像が見えていない場合はここをm(__)m記事の中に2ヶ所同じYouTubeの画像が出ていたらごめんなさい。
心優しく、純粋であったり、物事の本質を理解している豊かな人々。そのような「美しい魂」をもった人々には、幸せになってほしい。私はいつもそのように思っています。命あるものに上下はないけれど、清らかな人間には、安寧が保障されてしかるべきだと考えるからです。新進気鋭の作家、ケン・リュウの短編集「紙の動物園」の1編1編には、美しい魂の持ち主が登場します。不思議な力で子どもを力づけ、複雑な世の中を見通し、自然の力を謙虚に受け止め、言葉や文字の深い意味を掴むこんな人が身近
また買ってしまいました(^^;;伊坂幸太郎「サブマリン」。ケン・リュウ「紙の動物園」。「サブマリン」は、「チルドレン」という作品の続編です。私は「チルドレン」の校正のお手伝いをしたのですが、そのとき、伊坂ワールドに惚れてしまったんですよね。登場人物たちは同じようなので、その辺りの動向も含め、あとで感想を書きます。もう一冊は、静かなブーム(?)となっているらしい、ケン・リュウの短編集です。タイトルや装丁からはイメージしにくいのですが、SFや幻想小説を対象とした文学賞、ヒューゴー賞、ネビ
2つの月が浮かぶ世界で、危険な“霧”の河に長大な橋を架けようとする人々の苦闘と絆を描くヒューゴー賞とネビュラ賞受賞の表題作「霧に橋を架ける」、消失と再出現を繰り返す不思議な猿たちのサーカスと共に旅を続ける女性が出会う人生の奇跡を描く世界幻想文学大賞受賞作の「26モンキーズ、あるいは時の裂け目」を始め11編が収録された日本オリジナルの作者初の邦訳短編集です。11編の短編が収録されています。「26モンキーズ、そして時の裂け目」「スパー」「水の名前」「噛みつき猫」「シュレディンガーの娼館(
ハーラン・エリスンが、先月お亡くなりに。代表的短編集「世界の中心で愛を叫んだけもの」から映画化した世紀末な近未来SF映画の金字塔。5日間で文明を破壊し尽した第4次世界大戦後の世界を超能力犬ブラッドと彷徨うヴィックは、ブラッドが止めるのも聞かず地下にあるという理想郷に向かう。少年と犬[DVD]9,800円Amazon
地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、まったく異なる言語を理解するにつれ、驚くべき運命にまきこまれていく…ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、天使の降臨とともにもたらされる災厄と奇跡を描くヒューゴー賞受賞作「地獄とは神の不在なり」、天まで届く塔を建設する驚天動地の物語―ネビュラ賞を受賞したデビュー作「バビロンの塔」ほか、本邦初訳を含む八篇を収録する傑作集。(「BOOK」データベースより)初見の作家さんです。2017年に公開された映画「メッセージ
今日はSF読書会へ。SFは好き・・・ではあるのですが、昔に比べあまり最近は読んでいませんでした。でも昨年「あなたの人生の物語」を読んで面白いなあ、やっぱりと思ったのを皮切りに、まだまだ少しずつですがSFも読んでいます。テッド・チャン「あなたの人生の物語」、ケン・リュウ「神の動物園」、伊藤計劃「虐殺機関」「ハーモニー」などを読んで、映画も「メッセージ」「火星の人」「インターステラー」「ブレードランナー2049」「虐殺機関」と久しぶりに色々観ました。今日参加したSF読書会の課題本は、
にほんブログ村『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(ハリー・ポッターとほのおのゴブレット、原題:HarryPotterandtheGobletofFire)は、イギリスの児童文学作家J・K・ローリングが2000年に発表した、子供向けのファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの第4巻。2001年のヒューゴー賞(長編小説)を受賞した。2005年に同じ題名で映画化された。概要ホグワーツ魔法魔術学校の4年生となったハリー・ポッターが、望まないまま三大魔法学校対抗試合の
テッド・チャン(1967年米国生まれ、1990年作家デビュー)は、この短編集「あなたの人生の物語」に収められている8編と、その他数編の短編小説しか発表していない(長編は執筆していない)にもかかわらず、現代SF最高の作家のひとりだとされている。(寡作なのは、本業がサイエンスライターであり、そちらが多忙であるかららしい。)ここではドゥニ・ヴィルヌーヴ監督により「メッセージ」(2016)として映画化され、この短編集の表題ともなっている「あなたの人生の物語」について述べた
紙の動物園(ケン・リュウ短篇傑作集1)Amazon香港で母さんと出会った父さんは母さんをアメリカに連れ帰った。泣き虫だったぼくに母さんが包装紙で作ってくれた折り紙の虎や水牛は、みな命を吹きこまれて生き生きと動きだした。魔法のような母さんの折り紙だけがずっとぼくの友達だった…。ヒューゴー賞/ネビュラ賞/世界幻想文学大賞という史上初の3冠に輝いた表題作など、第一短篇集である単行本版『紙の動物園』から7篇を収録した胸を打ち心を揺さぶる短篇集。(「BOOK」データベースより)初見
先日興味深い記事を読みましたので、ご紹介させてください。▼大統領選の波乱を予兆していた、米SF界のカルチャー戦争|渡辺由佳里|ニューズウィーク日本版2016年12月20日(火)17時40分http://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2016/12/sf_1.php<ファン投票で受賞が決まるSFのヒューゴー賞で昨年、「反リベラル」作家の作品が候補リストを独占する異変が起きた。文化的多様性を排除して白人至上主義へと繋がるようなこの動きは
燕岳の合戦小屋を過ぎてもう少し登ったあたりハッと顔を上げたその先の稜線の向こうに奇妙な三角形のオブジェが見えましたそのあまりの現実離れした光景になぜかハインラインの小説の世界に迷い込んだようなそんな錯覚に一瞬とらわれましたここはどこか地球以外の惑星ではないかと少ししてその奇妙なオブジェが槍の穂先であることに気づきましたこのヒューゴー賞受賞の名作この作品にインスパイアされて書かれたとい