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ロバート・ブロックさんロバート・アルバート・ブロック(RobertAlbertBloch)1917年4月5日生まれ、1994年9月23日、77歳没。アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれの小説家、SF作家、ホラー小説作家、脚本家および映画原作者。1960年のアルフレッド・ヒッチコック監督によるホラーサスペンス映画『サイコ』の原作者。エド・ゲインの犯罪にヒントを得て執筆された。1998年に、リメイクされた。(1998年版『サイコ』)サイコ(創元推理文庫)/東京創元社
2024HugoAwardFinalists【Glasgow2024】https://glasgow2024.org/hugo-awards/2024-hugo-award-finalists/2024HugoAwardFinalists|Glasgow2024Glasgow2024,the82ndWorldScienceFictionConvention,ishonouredtoannouncethefinalistsforthe20
『流転の地球太陽系脱出計画』原題:流浪地球2英題:TheWonderingEarthⅡ監督:グオ・ファン出演:ウー・ジンアンディ・ラウリー・シュエチェン老化によって膨張し続ける太陽が100年後に地球を飲み込み、300年後には太陽系が消滅するという予測が世界中の研究者たちによって発表される。世界各国は争いを止め「地球連合政府」として結束し、1万基のロケットエンジンで地球ごと太陽系から離脱させるという壮大な計画「移山計画」を始動した。しかし、計画を武
おはようございます。今日は世界的に大ヒットしたSF小説『三体』のNetflix版から。ようやく3/21(木)17時(日本標準時)から配信がスタートしました。※全世界で同時配信なので、配信開始は米国太平洋標準時の0時と決まっているらしいです『三体』はWOWOW版もありまして(U-NEXTやHuluで配信中)こちらはすでに配信済みですが、シーズン1で全30話。長くて長くて長くて・・・ワタクシ、頑張りましたが18話で中断しております・・・Netflix版は今
【内容紹介】物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。ナノテク素材の研究者・汪森(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体“科学フロンティア”への潜入
2023Hugo,Astounding,andLodestarAwardsWinners【LocusOnline】https://locusmag.com/2023/10/2023/2023Hugo,Astounding,andLodestarAwardsWinnersWinnersfortheHugoAwards,theAstoundingAwardforBestNewWriter,andtheLodestarAwardfor
TheMuch-Anticipated2023HugoAwards,LodestarAwardforBestYoungAdultBook,andAstoundingAwardforBestNewWriterFinalistsAnnounced!【Worldcon】https://en.chengduworldcon.com/news3_35_95_32_66_76_50/125.htmlTheMuch-Anticipated2023HugoA
今回は海外作家編ちなみに、↑この画像はこの記事の看板にしようと思ったものだけれど…これだけで、なんのSF小説のものかわかる人は「通」だと思う(笑)あ~…もちろん、私はわかる(笑)。記事の中のリンクは全て自分のブログ記事に張り付けた。■一人目:アンディ・ウィアー「火星の人」映画「オデッセイ」の原作火星に着陸した宇宙飛行士…突発的な天候の事故で死んだと思われて火星に取り残された一人。3年にも及びたった一人の火星でのサバイバル。実は私は、映画
最高の大河SF著:N・K・ジェミシンジャンル:ハードSF■□■さきほど、読み切った。いやもう、「素晴らしい」の一言しかない。ヒューゴー、ネヴュラ、ローカスのトリプルクラウンは納得の1冊。3年連続ヒューゴー賞も前人未踏の快挙かと思う。・「第五の季節」・「オベリスクの門」そして本作が「破壊された地球」シリーズ三部作になる。ユーリさんと同じ物語を読み、この完結編がまだかまだかと待っていた。「オベリスクの門」から1年半かかって完結編が邦訳出版された。一作目は、
現代SFの旗手ケン・リュウの短編集です。元の単行本を2分冊の文庫としたもので、第一巻である本作はファンタジー寄りの作品が集められているので、SF的知識がなくても気軽に読めると思います。特に、表題作「紙の動物園」は、数々の賞を受賞しただけあって、少しファンタジー風味の通常小説としても素晴らしい短編作品だと思います。香港で母さんと出会った父さんは、母さんをアメリカに連れ帰った。泣き虫だったぼくに母さんが包装紙で作ってくれた折り紙の虎や水牛は、みな命を吹きこまれて生き生きと動きだした。
【ふたつの都市国家“ベジェル”と“ウル・コーマ”は、欧州において地理的にほぼ同じ位置を占めるモザイク状に組み合わさった特殊な領土を有していた。ベジェル警察のティアドール・ボルル警部補は、二国間で起こった不可解な殺人事件を追ううちに、封印された歴史に足を踏み入れていく…。ディック‐カフカ的異世界を構築し、ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞をはじめ、SF/ファンタジイ主要各賞を独占した驚愕の小説。(「BOOK」データベースより)】2009年の作品です。本作はヒューゴー賞・世界幻想文学大賞・ロー
海外SFの書評です。・アン・レッキー著、赤尾秀子訳『叛逆航路』東京創元社創元SF文庫SFレ3-1488頁2015年11月発行本体価格¥1,300(1,430)叛逆航路-アン・レッキー/赤尾秀子訳|東京創元社(tsogen.co.jp)・アン・レッキー著、赤尾秀子訳『亡霊星域』東京創元社創元SF文庫SFレ3-2444頁2016年4月発行本体価格¥1,200(1,320)亡霊星域-アン・レッキー/赤尾秀子訳|東京創元社(tsoge
2022HugoAwardsAnnounced【TheHugoAward】https://www.thehugoawards.org/2022/09/congratulations-to-the-winners/2022HugoAwardsAnnouncedThewinnersofthe2022HugoAwards,LodestarAwardforBestYoungAdultBook,andAstoundingAwardforBest
砂糖の空から落ちてきた少女(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)230〜4,550円発売日:2019/3/11文庫:256ページISBN-13:978-4488567040母さんを取りもどして!でなきゃあたしが消えちゃうの。異世界から戻ってきた子供達の学校に空から少女が降ってきた。ヒューゴー、ネビュラ、ローカス三賞受賞シリーズ第三弾!ここはウサギ穴に落ちたり、鏡をくぐり抜けたりして異世界へ行き、帰ってきたものの、現実世界に適応できない子供たちに救いの手をさしのべ
トランクの中に行った双子(創元推理文庫)Amazon(アマゾン)10〜2,910円発売日:2018/12/12文庫:232ページISBN-13:978-4488567033ジャクリーンとジリアンは双子の姉妹。ジャクリーンは母親の希望通りかわいく、ジリアンは父親の期待を背負い活発に育った。だが実のところ、ふたりとも押しつけられた役割にうんざりしていた。そんなある日、双子は空き部屋のトランクの中に階段を発見する。冒険心に突き動かされて階段を下ったふたりが見たのは、
2021年ロードスター賞(LodestarAward)が発表されました。ロードスター賞は、毎年世界のどこかでSFファンの集会「ワールドコン」を催し、1950年代から続くファン投票によるSF文学賞ヒューゴー賞を管理している団体TheWorldScienceFictionSociety(世界SF協会/WSFS)が創設したYA対象のSF&ファンタジー文学賞。ヒューゴー賞と同じくファン投票で選ばれ、同賞と一緒にワールドコンで発表されます。最終候補発表(4月ごろ/6作)→受賞作品発表(8
ヒューゴー賞は伊達ではなかった。著:アーカディー・マーティーンジャンル:SF原題:AMemoryCalledEmpire■□■上巻の私の評価は「こりゃダメかも…」だったが。その理由は、1:進展が遅い2:異文化の解説が多い3:名前(人名・地名)が複雑すぎる4:謎が多すぎるだった。それでも、ここまで読んだのだから…と、半ば意地で読み進めているうちに、それらの謎も世界観も徐々に理解できてくる。一番ややこしいのは、人名でも異文化解説でもなく、前任者の大使から
上巻はやや冗長。著:アーカディー・マーティーンジャンル:SF原題:AMemoryCalledEmpire■□■ヒューゴー賞受賞その他各賞ノミネートの優秀作と言う事で購入。正直なところ、これヒューゴー賞?と言う感じがした上巻。簡単な世界観は、テイクスカラアン帝国と言う銀河の4分の1を制覇した銀河帝国。なおも周辺聖域を統合中。宇宙船で2ヶ月の距離、周辺ではあるけれど未統合のルスエル星系のステーションからも大使がテイクスカラアンに常駐している。イスカンダー
1.あらすじ【テッド=チャン「あなたの人生の物語」原作のSF映画】突如として地球に現れたエイリアン。指折りの言語学者であったルイーズ女史のもとに、彼らの言語を解析する依頼が舞い込んでくる。彼らは一体何者なのか?何が目的で地球へとやってきたのか?それらの疑問を解き明かすべく、6本足の生物であるヘプタポッドへと接触し始めるのだがー。2.感想米国モンタナ州の美しい自然の中に、突如出現した飛行物体。その中にはヘプタポッドと呼ばれるエイリアンが搭乗していた。
シリーズ2作目は母娘の物語。著:N・K・ジェミシンジャンル:SF原題:THEOBELISKGATE■□■前代未聞の3年間連続ヒューゴー賞長編部門賞を獲得したSF小説…三部作の二作目。前作「第五の季節」はもう、むちゃくちゃ面白かった。おさらいを兼ねて、私はめったにやらない予告編を抜粋してみよう。『第五の季節』|愚者の惰眠(ameblo.jp)THEFIFTHSEASON「数百年ごとに<第五の季節>と呼ばれる天変地異が勃発し、その都度文明を滅ぼす歴史が繰
ここ数日、頭痛が続いていて…読書もブログも停滞中です。少しずつおさまってきたので、あと一息かな。まだ前回の中山七里さんの作品を読めていないのですが…次の2冊回ってきました。まずい〜嬉しい悲鳴です。『鳥の歌いまは絶え』以下、作品紹介より放射能汚染によって、生殖能力が極端に低くなった地球上の生物群は、緩やかな滅びへと向かっていた。その中で豊かな渓谷の一族が研究所を創り上げ、クローン繁殖の技術によって滅亡を回避しようと試みる。だが誕生したクローンたちは個々の自意識が薄く、今までの人類の
『三体』劉慈欣三体-ハヤカワ・オンラインwww.hayakawa-online.co.jp2,090円商品を見る全世界で大ヒットしてるSF小説、3部作の1作目です。予備知識ほぼゼロで読み始めたので、最初の方は戸惑ってました。いきなり文化大革命(1960年代後半)のシーンから始まるし、現代のパートも、変なVRゲーム『三体』の場面とか、科学者の相次ぐ自殺とか、とにかく謎だらけ。物理とか天文とかの話も文系人間にはよくわからず序盤は我慢しながら読んでました。中盤あたりから、どういう話なのかが
ども、OKKAです。今回紹介する本は、中国SFにしてSF界で最も名誉ある賞と言われる「ヒューゴー賞」に輝いたこの作品!「三体」(劉慈欣著早川書房)です!内容(「BOOK」データベースより)物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。数十年後。
2021HugoAwardBallotAnnouncementhttps://www.youtube.com/watch?v=ZYzMl-9T2aQ2021年ロードスター賞(LodestarAward)の最終候補作品が発表されました。ロードスター賞は、毎年世界のどこかでSFファンの集会「ワールドコン」を催し、1950年代から続くファン投票によるSF文学賞ヒューゴー賞を管理している団体TheWorldScienceFictionSociety(世界SF協会/WSFS)
私がITC研究と関わりだしたのは1997年です。私は本屋で何の気なしにある雑誌を手にしました。超常現象の謎とタブーに挑戦すると銘打った雑誌「ボーダーランド」を読んだのは、後にも先にもそのときだけです。その中の「あの世の死者がテレビに映った!」という記事が面白そうなので、それをとりあえず立ち読みしてみることにしました。そして、これが読んでみたらびっくり。たまたまテレビに霊が映るくらいなら特にすごいことではありません。ところがこの記事では、意識的に向こう側と連絡を取り、電話・テレビ・ラジオその他で交
初見の作家さんです。著者の紹介を読むとヒューゴー賞・ネビュラ賞・星雲賞・世界幻想文学大賞など多数受賞とのこと。たまたま目に入ったタイトルと装丁に魅かれて購入。15篇からなる短編集です。SFとして設定はとても科学的で硬派な部類だと思うのですが、多くの作品がとても情緒的でどこか物悲しさを感じさせるものでした。それはSFの形を取りながらこの短編集のタイトルに象徴的な望郷の思いです。私のような平凡でありふれた人生を送ってきた人間でも時に、自分
SFと言うよりファンタジーっぽいが…。著:N・K・ジェミシンジャンル:SF■□■ちょっと前から、書店に並ぶ本作が気になっていた…が。文庫本で600頁っちゃ、かなりの大作で、去年読んだ中では「物体E」に匹敵するヴォリュームだなぁと思っていた。ただ、「三年連続ヒューゴー賞」って少なくとも三部作でそれが連続するなど聞いた事もなく、気になったので買った。ズバリ!これはヒューゴー賞とるわ!…と言うのが、たった今読了した正直な感想。確かに、三部作でこれは一冊目のようだ。こ
ビリー・ビルグリム老人は、自分の意志とは関係なしに時間と空間を超越してしまうらしく、タイプを打っていた彼は二次大戦中のヨーロッパ戦線の最中に飛んでいた。しばらくすると今度は新婚の妻と戯れており、次にはまた大戦中に飛び捕虜として収容所行きの列車の中にいた。彼の時間空間旅行は、遂にとんでもない場所に辿りつく。スローターハウス5[DVD]Amazon(アマゾン)4,969〜6,426円
劉慈欣「三体II黒暗森林」中国で3部作合計で2100万部以上を発行し、アジアのSFとしては初のヒューゴー賞を受賞した話題作の第2部。昨年邦訳され発売された第1部にも度肝を抜かれたが、この2作目はさらにスケールアップした面白さ!!中国人のエリート女性科学者が宇宙に向けて秘密裏に発信した電波を、惑星〈三体〉の異星人が受信。彼らの星は滅亡の危機に瀕していた。そこで三体の異星人は地球に向けての侵攻を開始する。ここまでが第1部なのだが、中国の文化大革命から始まり、謎のVRゲーム〈