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新たなタイプの不登校(4)今日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。一昨日から、全くルールやマナーが身についていない子ども達が最近、増えているのではないかということをお伝えしています。どやら、こういう子ども達は「愛着障害」のある子ども達ではないかと考えているとお伝えしました。この愛着がうまく形成されていないと、・心理的な安心感を得られない・人間を信頼できない・コミュニケーション能力が育たないようなことが起こります。こう考えると、ものすごく納得のいく部分があるように思
新たなタイプの不登校(3)今日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。一昨日から、全くルールやマナーが身についていない子ども達が最近、増えているのではないかということをお伝えしています。何となく、つかみどころがなく、距離感もマチマチ、でもキレやすく、どこか冷めたところがある子ども達なのです。発達障害があり悩む子ども達にも似ているし、「感じる自分」と同じように、周りに気をつかう、でも、一方でまるで周りを試すような言動もする、この新たなタイプの不登校の子ども達が、少しずつ増えてきて
新たなタイプの不登校(2)今日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。昨日は、全くルールやマナーが身についていない子ども達が最近、増えているのではないかということをお伝えしました。見ている限りでは、特性がある発達障害やグレーゾーンの子どもとも、どこか違う子ども達なのです。何となく、つかみどころがなく、距離感もマチマチ、でもキレやすく、どこか冷めたところがある子ども達なのです。この子ども達について、もう少し考えてみたいと思います。不登校になった子ども達の中で、ここ数年で、こう
新たなタイプの不登校今日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。昨日は、学校にちゃんと通いたいと「考える」自分と、学校に行きたくないと無意識に「感じる」自分がいて、その二人の自分を調整することができずにいます。ひどい場合には乖離しているようになり、「危険を避け」て動けなくなっている状態が不登校ではないかと説明させていただきました。不登校の子ども達が、学校に行けない理由をすぐに言語化できないことや、不登校になった時の様子や小さい頃からのことを聞いていると、いろんなことを感じている
不登校になる脳の仕組み~考える自分と感じる自分~今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。昨日まで、不登校の子どもが元気になるために、まず、大人が自分を振り返り、自分達こそ、自己存在感が持てているように学び直す必要があると思うこともお伝えしてきました。ここまで、学校に行けなくなる子どもが、「なぜ、学校に行けないのか」ということについて、考えてきました。「自己存在感の欠如」これが大きく影響していると、長年、私は考えてきました。それは、他者との比較や評価と、自分が今、ここに
大人も自己存在感が持てない今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。昨日まで、不登校の子どもが元気になる秘訣は、「自己存在感」を持てることによって「自分を信じる」ことができるようになることだと、お伝えしてきました。だからこそ、そう思わなくなった大人が反省をし、もう一度、自分達こそ、自己存在感が持てているかどうか見直し、学び直す必要があると思うこともお伝えしてきました。なぜ、こんなことになるのか、ということなのです。それは、大人の私たちが、自己存在感をしっかりと持てていないこ
不登校の子どもが元気になる秘訣今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。不登校の子どもが元気になる秘訣は、「自己存在感」を持てることによって「自分を信じる」ことができるようになることだと、昨日、お伝えしました。このことは、大人にも当てはまることだと私は考えています。もっと言えば、全ての人に当てはまるのではないかとさえ思っています。自分が存在しても良い、自分は今、ここに存在していていい、と認識できている人は、本当に少ないと私は思います。どんなに辛い状況であっても、多額の借金
不登校の子どもが「自分を信じる」今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。昨日は、不登校であってもなくても、子どもそのものの存在を喜べることが、大人はできなくなっている、というお話をさせていただきました。子どもそのものの存在ではなく、何かをした、結果を出した、そのことに対して、「ほめる」ことで「自信」をつけさせ、「自己肯定感」を上げようとすることが、実は、不登校になった子どもを苦しめている、ということをお話したのです。さて、そこで、子どもそのものの存在を認め、喜べるようになっ
不登校の子どもの自己存在感ほめて育てて、自信をつけさせ、自己肯定感を上げることが、良い子育てだと、最近、良く言われています。私は、それはそれで、悪くないと思うのですが、無理があるようにも思います。なぜなら、「ほめる」ことは、何もしなかったらほめられないですよね?「ほめる」ことをされて、その結果、「自信」がつくのですよね?「自信」がついた結果、「自己肯定感」が上がるのですよね?ということは、何かをして、結果を出さないと、ほめられない、自信をつけられない、自己肯定感も上がらない、というこ
不登校の相談会や親の会への参加を、迷っている保護者の方へ子どもが学校に行けなくなって、どうしたらいいか悩んだ時に、親の会や相談会に参加したいと思いながら、なかなか参加できないものです。親の会や相談会に参加するのは、かなり勇気がいることです。そんなお母様に向けて、パーソナルアカデミーの中内先生が、ブログで下記のようにおっしゃっています。ぜひ、お読みください。その、中内先生のパーソナルアカデミー5月の親の会と、無料相談会が実施されます。入会の勧誘等は一切ありません。それよ
不登校がチャンス子どもが不登校になると、子どももお母さんも、本当にどうしたらいいかわからない、とお悩みになります。当たり前のことかもしれません。なぜ、不登校になってしまったのか、どうしたらいいのか、この後、どうなっていくのだろうかと、不安で心が押しつぶされそうな感じになると思います。確かにそうだと思います。これほど先が見えないことはないからです。でも、本当にそうでしょうか。学校に行っていれば、それで安心ですか?以前も書いたことが有りますが、学校に行かないことで、他の子どもとの関係
高校進学は、はじめの一歩今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。昨日は、高校受験、合格、進学は子ども本人の責任だという厳しい話をしました。私の中では高校進学は、社会への適応の第一歩だと思っています。適応していくことを社会化とも言いますが、社会化を急ぐ必要はないと思いますし、社会化することが良いと言っているつもりもありません。ただ、高校に進学するということは、どうあっても社会に出る第一歩だと私は考えています。高校は中学校の延長ではないのです。最近、高校、大学が昭和の時代
なぜ、その高校を選んだのですか?今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。以前、発達障害のある中学3年生の子どもが、希望する高校に仮に受験・合格できたとして、通うことができるか、通うための配慮があるかどうかが心配になり、受験前に、その高校の説明会に子どもと一緒に参加しました。高校側の説明では、受験してもらうことはかまわないけれども、配慮できることは人員的にも限られているので、そのことはわかって、受験して欲しいとのことでした。できないことを、ちゃんとできないと説明してもらえた
子どもは元気が一番、と考える今日もブログにお越しいただきありがとうございます。令和6年能登半島地震で被災された皆様が、1日も早く、心身ともに元気で、安心した生活を送ることができますよう、心からお祈りしております。能登半島地震から4カ月が過ぎ、報道も減ってしまっていますが、まだ、被災地の皆様は、安心した日常を取り戻せていないと思います。地震だけでなく、台風、豪雨、火山活動などで大きな被害を受けられた方のことは、時間が経てば私達は忘れてしまいます。数カ月たった今でも、能登半島の方々はたいへ
お口チャック今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。先日から、不登校の子どもが模試の結果が悪くて、凹んでしまい、ご家族が「またか」と思うことが子どもの心に負担になるとをお伝えしています。そのとき、子どもの心の中に、何があったのかを考えています。少し、遡って考えてみます。子どもが学校に行けず、不登校になったときに、ご家族が心配して、いろいろ子どもに話しかけていくことは、良くあることだ思います。お母様が学校に行けなくなった子どもに、「学校行ってみる?」「将来どうした
5月親の会と無料相談会のお知らせフリースクール・パーソナルアカデミーの中内先生から、お知らせをいただきました。5月親の会と無料相談会のお知らせ【親の会と相談日のお知らせ】①「親の会」のご案内5月18日土曜日は、パーソナルアカデミーの『親の会』です。のんびりお話をしながら、気持ちを言葉にして、情報も交換できる。そんな、保護者の方のための会です。日時:5月18日土曜日午後13時から(1~2時間程度を予定)場所:パーソナルアカデミー2階教室参加費:無料※
子どもは認めて欲しい今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。一昨日から、不登校の子どもが模試の結果が悪くて、凹んでしまい、ご家族が「またか」と思うことが子どもの心に負担になるとをお伝えしています。そのとき、子どもの心の中に、何があったのかを考えています。テストや入試になれば、どうしても子どももご家族も「結果」を求め、その「結果」に左右されてしまいます。そのことがダメなのではありません。結果に左右されないなんてことは、あり得ないからです。それはそれでいいのです。しかし
再び凹んだ不登校の子どもの心今日も私のブログにお越しいただきありがとうございます。不登校になった子どもが、「なぜ不登校になったのか」その原因が良くわからないということは、今では良く知られるようになりました。学校になぜいけないのか、ということについては、子どもによって理由が違います。私の中では、それでも共通の理由があると思っていますが、今は、そのことよりも、子どもの心の中のことを考えてみたいと思います。昨日、テストの結果が悪くて、凹んでしまう子どものことをお伝えしました。そのときに、ご
そんな簡単には行かない不登校だった子どもが、ある程度元気になり、高校受験や大学受験をしたいと言い出すことが、良くあります。こうなってくると、もう大丈夫だとばかりに、ご家族も思われるかもしれません。ところが、そうとばかりは言い切れないことがあります。見かけは元気です。人ともコミュニケーションがとれるようになっています。自分の目標も明確になっています。表情も明るく、笑顔で、元気になったと本人も周りの大人も思っているのです。ところが、模試を受けたり、入試を受けたりして、何かしらの結果が
四月、担任の先生が怖い…?(その2)私が所属するフリースクールのパーソナルアカデミーの中内先生が、ブログを更新されました。ぜひ、お読みいただきたいと思います。さて前回の続きになります。四月に、担任の先生が「怖い…」と感じちゃうのはなぜでしょう。もう一つ思い当たるのは、先生も緊張感を抱いてしまう時期ということです。あたり前のことですが、学校の先生も緊張するし、不安になるのです。クラス替えして、新しい教室を受け持つとなったら、やっぱり先生たちも大変で、ついつい緊
通信制高校(4)高校通信制高校卒業後小中学校で学校に行けずに、辛い思いをした子ども達が、通いやすさと、今までの学校の感じではない学校を求めて、通信制高校を選ぶことは、良いことだと思います。もし、全日制高校を選んで、やっぱり高校に行けないと思ったとしても、休学や中退せずに、通信制高校に転校することができます。通信制高校から通信制高校へも転校できることも、ぜひ、知っておいていただきたいと思います。だから、どの形の高校を選ぶにしても、いくつかの通信制高校も見ておくことをおススメします。ただ、
通信制高校(3)~通信制であっても高校~通信制高校は、不登校の子ども達にとっては、通う日数の問題から、選びやすい高校であることは、間違いありません。学校に通えないことからすると、行く日数が少なく、“いかにも学校”という感じもしないところが、通いやすいと感じるところでしょう。ところが、ここで忘れてはいけないのが、やはり、高校なのです。通信制高校でも面接授業があることは、前回もお伝えをしました。スクーリングの日数は、それぞれの学校によって違いますが、最低限の日数は決まっています。それと
通信制高校(2)~その通信制を選ぶのはなぜ?~私が不登校の子ども達と一緒に学ぶようになった頃は、まだ、私のいる大阪だと、ほんの数校しか通信制高校はありませんでした。今の高卒認定試験、当時の大学入学資格検定の大阪会場で、私立の通信制高校の先生と一緒に、それぞれのチラシや案内を配っていたことを思い出します。今では、本当にたくさんの通信制高校ができました。最近では、サテライト校という、通信制高校の「キャンパス」と呼ばれるものがあります。最近は減りましたが、以前は、このキャンパスが胡散臭いと
通信制高校(1)学校に行っていない中学生にとって、高校進学は大きな問題です。「15歳の壁」があり、本人もご家族もどうしたらいいのか悩むところです。高校くらいは出て欲しいというご家族の思いがありますし、子ども本人も高校には元気に通って楽しい学校生活を送りたいと思う子どもがたくさんいます。ところが、ここで、2つ問題が出てきます。それが、内申点と学力です。内申点は、公立高校を受験するには、どうしても必要になります。多くの都道府県で、公立高校の入試の合否に、内申点が必要なため、内申点なしで
不登校の子どもの増加と大人側の対応これまで、文部科学省は、子ども達が少しでも学校に通いやすいようにと、スクールカウンセラーやスクールケースワーカーの配置、学校への相談員の巡回などを実施してきました。また、広域通信制高校も数多くでき、義務教育を卒業するけれども、まだまだ、登校することに不安がある子ども達でも、通いやすい高校がたくさんできて、子ども達の進路選択の幅が広がってきました。それに伴い、高卒認定試験も受験者数は、平成20年には29,776人だったのが、令和5年には16,813人(どちら
私立中学新1年生の不登校防止子ども達が4月に学校を休みがちになることは、文部科学省の調査結果からもわかります。『不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書不登校児童生徒の実態把握に関する調査企画分析会議令和3年10月』https://www.mext.go.jp/content/20211006-mxt_jidou02-000018318_03.pdf特に私立中学で不登校になる子ども達は、ゴールデンウィークまで耐えることが、かなり辛いことは、良くわかります。受業のスピード早さ、授業
不登校の子どもの勉強3月は年度末であり、卒業式や終業式などに学校に行けない子どもが子どもが出席するのかどうかが、子ども本人も家族も悩ましいところだと思います。行きたくない、行きたいけど行けない、行くなど、思いもそれぞれです。子どもが次の学年や次の進路から、もう一度、心機一転、頑張ろうと思ったときに、大きな壁になるのが学習の問題です。子どもが学校に行けなくなり、子ども自身も家族も不安でどうしたらいいかと思いながら、ある程度時間が経つと、心のエネルギーが溜まってきます。家で穏やかに過ご
フリースクールってどんなところ?不登校の子ども達が通うフリースクールとは、どんなところだと思われますか?アメブロでも、「フリースクール」と検索すると8000件以上ヒットすると思います。その、フリースクールって何だと思いますか?一般的には、フリースクールって、不登校の子ども達が、学校の替わりに通う場所というイメージだと思います。フリースクールの定義はありません。フリースクールとはこういうものだという決まったものはないのです。ですから、どのようなことをしているかは、運営している方の考え
私が所属する、フリースクール・パーソナルアカデミーの教室長、中内先生のブログです。お父様、お母様だって人間です。嫌だと思うことも、やりたくないと思うことも、引っ込み思案になることだってあります。そんな自分を嫌いにならないでください。親だって完璧じゃない!それでいいと思っています。中内先生のブログ、ぜひ、お読みください。
不登校の中学生の卒業後の進路15歳、18歳、20歳、25歳、30歳。これは、私が不登校・ひきこもりの若者が元気になっていくための、目標にしている年齢です。15歳までに、ある程度、元気に社会出ていけるようにしよう、18歳でさらに元気になっていられるようにしよう、と子ども達に話しかけています。もう少し辛い状況の方には、20歳までには動けるようにして、25歳までには社会との接点をしっかり持てる、例えば、進学するとか、アルバイトを始めるとかは、できるようにしようと言っています。これは、以前、ミ