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日本からパリまでは15時間ほどで行ける。飛行機の直行便も多く飛んでいるし、治安だって悪くない。海外旅行の中でも人気の渡航先だ。決して行きにくい場所ではないし、行こうと思えば誰だって行ける。しかし10人の主人公たちはパリに行ったことがない。行きたいと思いながらも行ったことがない。エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館、ムーラン・ルージュ、シャンゼリゼ通り…。しかし彼女たちにとってパリはただの観光地ではない。憧れを抱いているのに何かと言い訳をつけて行くことができない場所だ。決心さえできれ
パリオリンピック、パラリンピックが開催されパリの映像を目にするこの頃本屋さんでこの表紙が目に飛び込み即購入しましたパリを題材にした短編集そして最後の章では各話に登場した人々が南仏旅行へこの南仏旅が本当に素敵で赤いギンガムチェックのクロスをかけ手作りの料理とワインを楽しむ観光地を忙しく回るだけでなくこんな過ごし方ができたらと思うようなシーン。パリには何度か行ったことがあるけれど何度行ってもやはり「憧れの街パリ」作者も話していましたが遠いからこそ想像が膨らむ地下鉄や道
「パリ行ったことないの」読了。様々な理由でパリに憧れや思い入れを抱く女性たちが登場する短編集。ちなみにこの本を読む前の私は、パリへの憧れは1ミリもなく、オシャレがそんなに偉いのかよ?と思っていたぐらいなのですが、そんな私でも胸を動かされる短編が詰まっていました。小説に登場する女性達は年齢も境遇もバラバラ。それぞれの理由でパリに行こう、と思ってから人生が少しずつ変化します。彼女達にとってパリは、自由や自立の象徴なのかな。短くて軽い短編が多かったけど、なぜか胸に刺さる話が多かった。あら
先日読み終わりました。こちら。『パリ行ったことあるけど』山内マリコ(著)偶然にも、こちらも短編集のようで最終編に登場人物全員がパリの一つのホテルに泊まると言う。前回の『奇譚を売る店』と同じ様な各編が最後に繋がるタイプでした。※内容は全く違う『パリ…』は本が苦手な女性にも読みやすいんじゃないかな?共感しながら読み進めて行ける軽い感じです。ちょっとびっくりしたのは、最終編に『PAGODA』の文字が出てきたこと。パリにもパゴダがあるの?!?!と、みんなが注目しなさそうなところに
本屋さんで衝動買いした「あのこは貴族」山内マリコさん女性の想いを細やかに描きエールを贈っているような作品でした。女の敵は女ではない。世の中が「女の敵は女」を作ってもそれに惑わされないでと、彼女は作品を通して伝えている。映画化された「アズミ・ハルコは行方不明」これも意外と設定もおもしろく今いちばんのお気に入りとなった山内マリコさん。「ここは退屈迎えに来て」がいちばん好き。「パリ行ったことないの」と
こんにちは☆風邪が悪化し寝込んでおりました…この時季の体調管理がぜんぜん出来ません。R-1毎日飲んでるのに。『パリ行ったことないの』.山内マリコさんのこの小説が好きで何度か読み返しています。どんなに好きなことでも“挑戦”となると最初の一歩を踏み出すのは難しいこと。でもその一歩の先には素晴らしい景色が待っているはず。雰囲気のあるゴールドトーンのイヤリングと一緒に写っているのは、お友達がフランスで買ってきてくれたカード。わたしも、パリ行ったことないの。
パリ行ったことないの(フィガロブックス)[山内マリコ]1,728円楽天「パリ行ったことないの」わたしも!!ともろ手をあげて賛同できるタイトルに惹かれて読んだ。「パリ」という2文字だけで洗練された雰囲気、こなれ感、スタイルが確立されていそう感を醸し出している。こんな言葉は他にないと思う。それと同時に、敷居の高さも感じる。日本人からするとヨーロッパはどこも遠くて敷居が高いのだが、やはりパリは別格だと思う。ファッションの聖地として世界的に有名だからか、フランス語やフ
今ひとつうまくいっていない人が10人いました。大学院院を出て予備校講師となった女性、温泉地で叔父の喫茶店を手伝う女性、退職を機に独り善がりの夫とパリ旅行に行くことになった妻京都に嫁いだものの夫やその両親に受け入れられない妻・・・・なんとか軌道修正できないものかと思ううち、悩んだ末に、あるいはふと思いついて、パリ行きに憧れます。もう一方で、パリに住んでいる日本人が10人いました。高級と猥雑の境目の地域で鍼灸指圧をしている男性、3人斬りのセネガル人の店で高級紳士用スーツ
パリ行ったことないの山内マリコ最近、とんと読書する間もなく。ちょっとづつ読み進み、2月末になって、やっとこさ、読めました(^^;;(今年に入って、これが一冊目!春からは、もっとたくさん、読んでいきたいー)第一部は10代~70代、色んな世代の女性たちが主役の11話もある短編集。パリ、行ったことないけど行った人より詳しい、パリ大好きな人や、ふとした事から、行ってみたい、行ってみようか?!て思うけど、なかなか行けないよね~(^^;)てなお話ばかりで。わちゃわ
久しぶりに読みたい!と思った本が美容院に行った時、何かの雑誌に載ってたオススメの本特集。「結婚しないといけない、そんな価値観に縛られて焦っているアラサー(フォー)女子に読んで欲しい本」ですって。ザ・今の自分向き書店で探してきました〜本買うのも久しぶり今すぐ読みたいとこですが…今週末、遠出の予定があるので、その時に読もうと思います楽しみ何にしても、結局うまくいかないのは、自分自身に余裕がなくて、自信がなくて不安だから視野を広げて、これからの事改めて考えたい。その上で彼とちゃんと向き合い
こんにちは。さゆです。(ナナちゃんの太いしっぽが好きよ……!笑)毎日とても暑いですねえ。少し外に出ただけで、汗だくになってしまいますさて。7月も気がつけばもう6日目に突入してしまったので、6月の読書まとめをしたいと思います。6月は、本(小説・エッセイ・児童書)を10冊、マンガを4冊読みました。★本(小説・エッセイ・児童書)10冊★■『四畳半神話大系』(森見登美彦/角川文庫)■『皿洗いするの、どっち?』(山内マリコ/マガジンハウ
こんばんは。珍しく連続で更新しています私です(笑)。(「珍しいね」「それよりママご飯を」(byロン))皆様今週もお疲れ様でした私は、月末で〆切に追われておりますが、あと、あとついに一記事の所まで来ました。もう少し!頑張ります。そうそう、今日はとってもとってもとっても大好きな山内マリコさんの本のレビューをまたまた書評サイト・シミルボンで書いたので、ぜひご紹介させてください。(山内さん続いてますね…!超好きです…!♡笑)さゆ@sayulog【レビューを書