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パリ・フィルハーモニーでパリ管を聴いた、2025年11月13日。指揮:エサ-ペッカ・サロネンピアノ独奏:ユジャ・ワン曲目J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番からプレリュードサロネン:Fog(管弦楽版)プロフィエフ:ピアノ協奏曲第2番(休憩)ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』から前奏曲と愛の死スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」サロネンが指揮でユジャ・ワンがピアノ。期待しないわけがない。席は売り切れで、当日券売り場に長蛇の列があった。私の席は最上階
海賊盤シリーズ第8弾はエサ・ペッカ・サロネン指揮によるマーラーの交響曲第1番です。オケはバイエルン放送交響楽団で2001年4月の収録です。同じ月にフィルハーモニア管弦楽団との演奏会でもマラ1を取り上げていましてその公演では前半にムローヴァをソリストに迎えてショスタコーヴィチのVn協奏曲第1番という魅力的なプログラムでした。そちらも海賊盤で持っていますが今回は昨日聴いたBRSOの演奏を取り上げます。サロネンのマーラーといえばフィルハーモニア管との9番がよく知られていますし、楽壇デビューとなったの
7月の「印象に残った演奏会」ランキングです。◇交響曲,管弦楽曲1位7月24日アラン・ギルバート指揮/都響■ブラームス:交響曲第4番緊張感の強い大野和士指揮と正反対におおらかで開放的な演奏。ブラ-ムスの感傷的な情感は弱いが新古典派と呼ばれる様式感を表現していた。2位7月26日ジョナサン・ノット指揮/東響■ワーグナー(マゼール編):言葉のない『指環』(『ニーベルングの指環』管弦楽曲集)マゼ-ル指揮N響の同曲の演奏はTV放送で聴くと金管の迫力はなかったがノット
ボレロ演奏の個人的ベストは、実演なんです。まだ、地方オケだったボルドー=アキテーヌ管弦楽団(アラン・ロンバール指揮)が来日して、シンフォニーホールに来演したときのことです。まだ、クラシック専用ホールが、サントリーホールとシンフォニーホールしかなかった時で、気まぐれで有名だったこのオケも、音響の良さでやる気になったみたいでした。演奏が始まると、ほんのかすかにスネア・ドラムが聴こえてきて、それよりもかすかな音でフルート・ソロが聴こえてきました。まるで、音が浮遊するような感じで、体の周りに音
ベルリオーズの幻想交響曲はミュンシュの名盤があれば十分だと思います。幻想交響曲と言われるだけあって各楽章にテーマがついていて描写音楽のような1面もあります。ベートーベンの時代にベルリオーズは生きていたので、古い作曲家なのですが、今聴いても衝撃的で、激しい感情が渦巻いています。恋人に振られて最後は断頭台への行進など激しい場面もたくさんあり、まさに幻想交響曲というタイトルがぴったりの交響曲なのです。ミュンシュ指揮のパリ管弦楽団はミュンシュの激しい要求にこたえて熱演しています。まさに名曲の名演奏なの
今日も暑い!ランニング4.6K(ダッシュ300、500、140m。階段一段抜かしダッシュ2'00)。お弁当はサラダ、オレンジヨーグルトと紀伊國屋のメアコンブロート。サラダのすみっこに仕込んだハムとチーズをメアコンブロートにはさんで即席サンドイッチにしていただきまーす。雑穀入りでぷちぷち食感が楽しめるメアコンブロートはハムにもチーズにもクリチーにも相性がよいので、買いだめして冷凍しています。退勤後、赤坂サントリーホールへ。今日はマケラ×パリ菅のコンサート。その前にホール
6月の「印象に残った演奏会」ランキングです。◇交響曲,管弦楽曲1位6月20日クラウス・マケラ指揮パリ管■ラヴェル:マ・メール・ロワ2位6月18日クラウス・マケラ指揮パリ管■ベルリオーズ:幻想交響曲3位6月28日アンドレイ・ボレイコ指揮:新日本フィル■ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調op.103「1905年」◇協奏曲、器楽曲1位6月8日ミハイル・プレトニョフピアノ・リサイタル
2025年6月20日しばらく前、指揮者クラウスマケラのドキュメンタリー番組を見たのです。そこに登場したクラウスが、音楽に対してあまりに真摯で、情熱あふれる好青年だったので、実際にその音を、姿を、確かめたかったのです。だがしかし、芸能人格付けチェックで演奏されるストラディバリウスも、プロの演奏も、聴き分けることができないバカ耳を持つ私には、猫に小判でしょうか。さて、6:15です。入口で、お人形とオルゴールが出てきて開場をお知らせする。これ、きっと見たことあるけど、もう何年
2025年6月23日19時サントリ-ホール東京フィルハーモニー交響楽団第1019回定期演奏会指揮&ヴァイオリン:ピンカス・ズーカーマン東京フィルハーモニー交響楽団コンサ-トマスタ-:三浦章宏曲目前半■エルガー:弦楽セレナード■ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番アンコ-ル■ハイドン:ヴァイオリン協奏曲第1番より第2楽章後半■モーツァルト:交響曲第41番 「ジュピター」ヴァイオリン・アンコ-ル■ブラームス:子守歌◇指揮&ヴァイオリン:ピンカス・ズーカーマンに
ブラームスの交響曲第1番は、着想から完成まで、実に21年の歳月を費やした労作です。たぶん、ベートーヴェンの10番目の交響曲をめざして推敲を重ねた、と言われています。完成時はブラームス43歳の時、22歳からの作曲活動ですので、長い道のりでした。調性は、ベートーヴェンの「運命」と同じハ短調で、第4楽章の第1主題は、第九の歓喜の歌を連想するし、まさに「苦しみから勝利へ」という、ベートーヴェン的な交響曲だと思います。ブラームスの他の作品に見られるような、苦悩のうちに沈み込む雰囲気(この辺りが今一つ、私
2025年06月19日(木)19:00-サントリーホール赤坂□サン=サーンス:交響曲第3番 「オルガン付」□ベルリオーズ:幻想交響曲指揮:クラウス・マケラパリ管弦楽団幻想が驚きの名演であった。マケラを聴くのは3回目。3年前、都響とパリ管との演奏を聴いたが、それほど感銘は受けなかったが、今回やっと本領を発揮した演奏に出会えた。1階S席で聴きたかったが、S席確保に失敗し、2階後方のA席で聴く。最初は、サンサーンスオルガン付き。第一楽章、弱音は繊細で丁寧な指揮ぶりであったが、
台湾の音楽エージェント「BachInspiration(巴哈靈感)」のFacebookで、速リポに掲載されたマケラの記事が中国語に翻訳されて紹介されています。台湾の友人がこのエージェントを知っており、記事を送ってくれたようです。本日6月22日高雄、24日、25日台北で、マケラ&パリ管の台湾公演があり、プロモーションの一環として紹介されたのだと思います。事前の連絡があればもっと安心でしたが、「毎日新聞」のクレジットもきちんと入っていますし、速リポが台湾でも読まれるのはうれしいことなので、
おほほほほほほほほほほ🎵クラシックのコンサートに行きますと普段のがさつ、下品、野卑、野人的なマーキーからお上品なマーキーに変身して、もう、なんちゅうか、自分でも、よくも恥ずかしげもなくおめおめと、って、ぷっ、っと笑ってしまいます。特に今回は、クラウスマケラにパリ管弦楽団が、サントリーホールやで、大阪人が恥かいたらアカンわ、ってスーツワイシャツ靴に至るまで全て新調、まさに、還暦七五三、のボンボン状態のお上りさんでした。川崎ミューザのラウンジで頂いたワインも美味し
💝こんにちは💝昨日6月20日(金)クラウス・マケラ指揮、パリ管弦楽団のコンサートに行って参りました。クラウス・マケラさんは、一度生で聴かせていただきたいと思っていました席は、2階の左側の後ろでした。パリ管弦楽団はとても自然体で伸びやかで、フレンドリーな印象曲目は、ラヴェル⭐️クープランの墓⭐️マ・メール・ロワムソルグスキー⭐️展覧会の絵クラウス・マケラさんは、大変フレッシュで、やはり自然体。気取ったところもなく、とても爽やかな印象。楽しく音楽をやりたい!!という
2025年6月20日19時サントリ-ホールクラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団コンサ-トマスタ-:アンドレア・オビソ曲目前半■ラヴェル:クープランの墓■ラヴェル:マ・メール・ロワ後半■ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵アンコ-ル■ビゼ-:「カルメン」から前奏曲◇指揮者クラウス・マケラについて1996年フィンランド生まれ。2018年都響を指揮。2021年パリ管弦楽団音楽監督2027年ロイヤル・コンセルトヘボウ菅首席指揮者予定2027年シカゴ交響楽団音楽監
クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団来日公演(サントリーホール)ラヴェル:クープランの墓ラヴェル:マ・メール・ロワムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵(アンコール)ビゼー:歌劇『カルメン』より前奏曲前日の交響曲2曲のプログラムに続き、この日は今年生誕150周年を迎えたラヴェルのみで構成されるプログラムである。この日も驚くほど高水準の演奏で、オーケストラはまさに洗練の極み!こんな素晴らしい演奏を2日連続で聴けるとは、なんという幸せだろうか。前日のサン=サーンス、ベルリオーズ
クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団の速リポ英訳版が公開されました。マケラ本人はもちろん、パリ管弦楽団の関係者やメンバー、海外のマケラ・ファン、そしてパリ管のサポーターの方々にもぜひ読んでいただきたいです。MUZAKawasakiSymphonyHallSpecialOrchestraSeries2025KlausMäkeläConductingtheOrchestredeParisACompleteTriumphforMäkeläandthe
2025年6月19日19時サントリ-ホールクラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団コンサ-トマスタ-:アンドレア・オビソ曲目■サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」■ベルリオーズ:幻想交響曲アンコ-ル■ラヴェル:『クープランの墓』より「リゴードン」■ビゼ-:「カルメン」から前奏曲◇感想ミュ-ザ川崎6/18公演と同じ曲です。しかしサントリ-ホ-ルの演奏は勝負をかけたマケラとパリ管の全力投球の演奏でした。マケラの指揮はクライマックスで加速し大音量の演奏でオケ限界スレスレ少
(6月19日・サントリーホール)昨夜の余韻が残る中、同一プログラムをサントリーホールで再び聴く。演奏の骨格は下記速リポに書いた内容と基本的に同様だが、指揮者もオーケストラも日が変われば状態は変化する。加えて、ホールとオルガンの構造差、座席位置による印象の違いも随所に感じられた。ミューザ川崎シンフォニーホールスペシャル・オーケストラ・シリーズ2025クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団|CLASSICNAVIサン=サーンス「交響曲第3番《オルガン付き》」は、序奏からの精度が前夜よ
6月19日クラウス・マケラ✕パリ管弦楽団19:00サントリーホール【プログラム】サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」第1楽章(第1部)Adagio-Allegromoderato(第2部)Pocoadagio第2楽章(第1部)Allegromoderato-Presto(第2部)Maestos
クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団の来日公演(サントリーホール)サン=サーンス:交響曲第3番 「オルガン付」ベルリオーズ:幻想交響曲(アンコール)ラヴェル:『クープランの墓』より「リゴードン」ビゼー:歌劇『カルメン』より前奏曲素晴らしい!驚愕の名演である。まだ29歳のクラウス・マケラ、この年齢にして今や新時代の大スターだ。パリ管のほかオスロ・フィルのシェフを務めているが、2027年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管とシカゴ響のシェフになることが決まっている。それだけの人気指
2025年6月19日サントリーホール大ホール19時開演パンフレットのイメージカラーはマケラの髪の色(苦笑)。それにしてもクラウス・マケラ。若さとカリスマ性を備えたすごい指揮者が現れたものだと思った。と同時に前半と後半の出来の違いにもびっくりした。サン・サーンス交響曲第3番ハ短調作品78《オルガン付》休憩ベルリオーズ幻想交響曲作品14私が昨年あたりからコンサートに足を運ぶようになった主な理由は、奏者による表現の違いがわかるようになりたいと
只今、パリ管弦楽団🇫🇷が来日しておりますがまたまたパリ管メンバーのみなさまが公開マスタークラスをして下さりました〜https://www.geigeki.jp/performance/concert302/パリ管弦楽団メンバーによる公開マスタークラス東京芸術劇場東京芸術劇場オフィシャルウェブサイト。公演情報、チケット、施設の紹介、アクセスなど。www.geigeki.jpしかも今回は個人レッスンではなく合奏形式🪄木管+ホルンの合奏をレッスンしてくださると
クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団、ミューザ川崎での公演についてのレビューが、毎日クラシックナビ「速リポ」に掲載されました。フランスを代表する二大交響曲、サン=サーンス《オルガン付き》とベルリオーズ《幻想交響曲》を、若きマエストロと名門オーケストラが鮮烈に再創造。パリ管の個性が最大限に引き出され、マケラの緻密かつ情熱的な音楽づくりに会場が熱狂しました。終楽章のクライマックスや空間演出の妙、アンコールでの《カルメン》前奏曲まで、充実の内容をぜひご一読ください。▶掲載記事はこちら:https
2025年6月18日19時ミュ-ザ川崎クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団曲目■サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」■ベルリオーズ:幻想交響曲アンコ-ル■ビゼ-:「カルメン」から前奏曲◇感想前回2022年10月のドビュッシ-『海』ラヴェル『ボレロ』の演奏より指揮者マケラはオケと息が合って大きな音量が出せるようになり迫力が増しました。マケラの指揮は意図が明確な演奏になり曲の内容に沿った解釈の演奏ができるようになってきました。木管楽器首席奏者は演奏の自由度が高く名手の技
6/1819時ミュ-ザ川崎完売のようです『サンサ-ンス:交響曲第3番オルガン付』『幻想交響曲』6/1919時サントリ-ホール完売のようです『サンサ-ンス:交響曲第3番オルガン付』『幻想交響曲』6/2019時サントリ-ホール6/1816:40残席3枚→完売のようです6/1823:50現在『ラヴェル:クープランの墓』『ラヴェル:マ・メール・ロワ』『ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵』
まるで真夏のような川崎。ホールも激熱です。サン=サーンス、ベルリオーズともに雄大で躍動感に溢れ、素晴らしい演奏でした。でね、演奏とはあまり関係ないのだけれどコンマスも躍動感に溢れていて「もう立ちあがっちゃいなよ」と思うほどダイナミックな弾きっぷりでした。なんせベルリオーズが終わった時、ハァハァと肩で息してましたから!もうマケラより注目しちゃったよ(^◇^;)
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、クラウス・マケラ&パリ管弦楽団によるベルリオーズの「幻想交響曲」、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」です。「数十年に一度の天才指揮者」と称される29歳の若き指揮者による「幻想交響曲」と、今年生誕150年を迎えるラヴェルの「ラ・ヴァルス」が収録されています。6月18,19日にある来日プログラムの中にも「幻想交響曲」は選曲されているので、演奏会を聴く前に、当盤を聴くのも面白いかもしれません。「クラウス・マケラ指揮/パリ管弦楽団」ベルリオーズ作曲:幻想交響曲
リムスキー=コルサコフは、音楽好きの軍人貴族の家に生まれ、海軍兵学校に進み、趣味としてオペラや音楽会に通ううちに、作曲家のグリンカと出会い熱中。ほぼ独学で音楽理論や実例のスコアから最初の交響曲を18歳で作曲、28歳で音楽院教授に迎えられた(その間は海軍勤務)のだから、天才と呼ばれるにふさわしい人です。彼の作品の中では、「サトコ」や「モーツァルトとサリエリ」を始めとするオペラがありますが、あまり耳にする機会はなく、やはり多彩な音色が魅力の管弦楽曲が有名。ムソルグスキーの交響詩「禿山の一夜」やオペ
予定もなく、ひとりでいるとき、うつのようになるときはありませんか。どんな人も、ときには、そういう気分が優れないときはあると思います。そんな気分のとき、僕は明るい音楽を聴くのではなく、あえて、しっとりと優しくまたやや暗いような音楽を聴いています。そんな僕の8選をご紹介します。①村松健「夏のポケットに」②秋田慎治「SincerelyGrateful」③チャーリーヘーデン「AmericanDreams」④田中真由美「Quietude」⑤DuoObbligato「子守唄集」⑥P